2007年2月アーカイブ
◆目次
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Der Posbi-Krieg ポスビ戦争
5 . Frank Böhmert / Die Psi-Fabrik / プシ工場
6 . Uwe Anton / Die Schöpfungsmaschine / 創造機械
書き下ろしポケットブック・シリーズ。全6冊の、5巻目。
□ Perry Rhodan-Der Posbi-Krieg 第5巻「プシ工場」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/buecher/heyne/posbi/5.html ]
新銀河暦1343年、局部銀河群の小銀河アムブリアドル――
「局部銀河群でハイパー嵐に遭遇し、〈トリョルタン喉〉に呑まれると~」
「小銀河アムブリアドルに、再実体化するらしい」
「が」
「小銀河アムブリアドルは、高次の力に閉ざされた小銀河」
「脱出も、救助も、望めない」
「漂着したテラナーの子孫は、アルテラ帝国を建設」
「ラール人の子孫は、トロヴェント帝国を建設」
「マークスの子孫も、いる」
「カルタン人の子孫も、いる」
「漂着したポスビ船は、〈八十の太陽の星〉を建設」
「――こうして、暮らしてきたのですが~」
「――ここ最近、いきなり、ポスビが他種族を襲いはじめたのです」
「――テラナーの子孫のアルテラ帝国も、ご覧のとおり、存亡の危機」
「そこに」
「来訪した~」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさん」
「テレポーターにして〈探知者〉スタータック・シュレーダー」
「など、計6名」
「まきこまれて、いくのでした」
アルテラナー、タムラ・カントゥ――
「タムラ・カントゥさんは~」
「4歳のとき、ラール人に拉致されて~」
「チップを埋められ、半生、下女働き」
「幸薄い女」
「スタータック・シュレーダーは~」
「銀河系から来た、テレポーターにして〈探知者〉」
「タムラさんに、一目惚れ」
「――幸せという言葉を、教えてあげたい」
「が」
「ふたりを乗せた、脱出船は~」
「ハイパー嵐環礁帯〈エレトン/A〉で、遭難」
「惑星テラ・インコグニタ――謎の高次効果で離脱不能の惑星――に、不時着」
「ふたりは、宇宙船墓場の裏山の洞窟を、探検していました」
「――ふたりきりで、愛を語るのだ」
「あれこれ画策する、スタータックでしたが~」
「じつは、この洞窟、いわゆるひとつの〈次元トンネル〉」
「惑星パクリ――小銀河アムブリアドル中心部――まで、片道通行」
「抜けるには、抜けたのですが~」
「ストレンジネス効果にあてられ、無事ではすみませんでした」
「――ばったり」
5月6日、小銀河アムブリアドル中心部、惑星パクリ――
「地元の人が~」
「〈次元トンネル〉出口で、昏倒したふたりを発見」
「介抱します」
「まず、タムラ・カントゥさんが、意識回復」
「数週間して、スタータックも、意識回復」
「……」
「惑星パクリ――」
「見上げれば、謎の巨大構造物〈ベール星〉が、天空にかかり~」
「地表には、独特の動植物」
「住民は、3種族」
「まず、原住民ウエーバ人」
「次に、ポスビ――当地では、いたって平和的」
「そして、〈公会議〉数学者種族ケロスカー」
惑星パクリの原住民、ウエーバ人の生活――
「ウエーバ人女性は、体長1mの大ムカデ」
「日中は、〈お城〉で休息」
「日が暮れると~」
「〈ラルヴ〉――超能力で生成したプシ物質の光球――を~」
「じゃらりじゃらりと、身にまとい~」
「パーティのため、恋のため~」
「〈お城〉の外へと、くりだすのです」
「ウエーバ人女性の暮らしは、ポスビが支えます」
「……」
「数少ないウエーバ人男性は、体長2mの大ムカデ」
「プシ工場――木造の町工場――で、共同生活」
「たまには、女性陣と合コンなど、するらしい」
「ケロスカーの依頼を、うけて~」
「超能力で生成したプシ物質から〈工芸品〉を制作するのが、仕事」
「なかなか、才能と熟達を、要するらしい」
「――仕様どおりに37種類……という依頼、だけれど~」
「――完成させた、男はいない」
「――36種類までが、最高記録」
「不可能に挑む匠たち――〈偶像求道者〉」
「ウエーバ人男性の暮らしも、ポスビが支えます」
「……」
「そんな、ウエーバ人たちですから~」
「子供たちの成長も、当然、ポスビが支えます」
惑星パクリのポスビ――
「――すべて皆様のために」
「パクリ・ポスビの大半は~」
「サイズも、形状も~」
「ウエーバ人のお世話をするために、設計されています」
惑星パクリのケロスカー――
「当地のケロスカーは、現在69名」
「長は、〈計算マイスター〉クリコン氏」
「住居は、粗末な庵の集落――〈七頭〉村」
「職場は、あやしげな機械都市」
「都市中心は、霧に覆われた〈次元谷〉」
「谷は、底なし」
「――〈渡し船〉を、建造するのじゃ」
「――〈次元谷〉を抜け、《トラグトドロン》まで行ける、〈渡し船〉じゃ」
「――材料は~」
「――ラール人技術の、高エネルギーな装置」
「――ウエーバ人の、〈工芸品〉」
「――ケロスカーの優秀な計算能力も、高次元航行に不可欠じゃ」
「《トラグトドロン》――」
「これ、すなわち、惑星を巡る〈ベール星〉のこと」
「――ところで、最近、ポスビが他種族を襲撃しているのを、ご存知ですか?」
「――巷のことは、よくわからんのじゃ」
「ケロスカーの暮らしも、とうぜん、ポスビが支えます」
ウエーバ人の恋――
「ウエーバ人男性、タウェ・トラ・モウーアク」
「ふたりの行き倒れ――タムラさんとスタータック――を介抱した、大ムカデ」
「――オレが、まだ可愛い娘だったころ~」
「――アディライ・トラ・ダディーという可愛い娘と、恋仲だったの」
「?」
「とりあえず、話を聞いてみましょう」
「……」
「2年前――」
「タウェさんは、素質を見こまれて〈プシ工場〉へ」
「男性に、なりました」
「徒弟仲間が、幾人も~」
「師匠ラムリーに、金を積んで~」
「――アディライさんを、アディライさんをっ」
「工場に連れこんで、欲望を満たしているのを、知って~」
「――アディライは、オレのモノよっ」
「割って入ろうと、しますが~」
「逆に、捕らえられて、危機一髪」
「高師ポコウが、騒ぎに駆けつけます」
「あとは、師匠ラムリーと高師ポコウが、プシ物質で殴り合い」
「タウェは、とっさに、プシ物質の〈工芸品〉を生成」
「師匠ラムリーを、殴り倒してしまいました」
「それが、きっかけでした」
「――タウェの才能は、秀逸であるっ」
「若輩ながら〈師匠〉たちの一員になり~」
「ケロスカー〈計算マイスター〉クリコン氏とも、対面」
「――では、仕様どおりに〈工芸品〉37種類」
「制作に、没頭しながら~」
「若者には、悩みもいろいろ」
「――アディライとオレは、こんな苦悩を、なぜ背負っているの?」
「――ウエーバ種族は、かくたる業を、なにゆえ背負わねばならぬのか?」
「ウエーバ種族の説話を、ひもとけば~」
「いろいろ不思議な、コトばかり」
「さらに、苦悶の大波が」
「――アディライ?」
「――だって、あなたは〈工芸品〉で忙しいし」
「――他のヒトとの間に、愛はないから、安心してね」
「――アディライっ」
「……」
「至る、現在――」
「――オレは、まだ〈工芸品〉36種類までの男」
「――でも、37種類完成したら、晴れてアディライを迎えにいくの」
惑星パクリに、ポスビ船団13隻が到着――
「高エネルギーな装置を、運んできたのです」
「13隻の1隻は、《BOX-1122-UM》」
「ペリー・ローダンの、偽装フラグメント船でした」
「――スタータック?」
「――ペリー?」
「再会、あり」
「――ケロスカー?」
「――〈深淵の騎士〉?」
「運命の出会い、あり」
「ケロスカー〈計算マイスター〉クリコン氏は~」
「もと〈深淵の騎士〉ペリー・ローダンに、語るのでした」
紀元前6000年前――
「ケロスカーは、知った」
「――《トラグトドロン》は、小銀河アムブリアドルに、座礁していたのじゃ」
「――《トラグトドロン》は、本来、コスモクラートの施設らしいが……」
「――じつは、たいしたことは、知らんのじゃ」
「ケロスカー船団は、《トラグトドロン》捜索途上、往生した」
「――小銀河アムブリアドルから、出られんかったのじゃ」
「――船の1隻なんぞは、惑星テラ・インコグニタに、捕まってな」
「――仲間は、次元トンネルを歩いて、惑星パクリで合流したのじゃ」
「《トラグトドロン》とは、たとえれば、磁石のようなもの」
「――およそ紀元前1万5000年前から、惑星パクリ周回軌道におるのじゃ」
「――さまざまなモノを、小銀河アムブリアドルに、縛りつけるのじゃ」
「――近所の〈トリョルタン喉〉に呑まれたモノも、引き寄せるのじゃ」
「《トラグトドロン》は、さらに、各所にも影響をおよぼす」
「――ハイパー嵐環礁帯〈エレトン/A〉も、そうじゃ」
「――惑星テラ・インコグニタを発進できない現象も、そうじゃ」
「――次元トンネルも、そうじゃ」
「《トラグトドロン》は、さらにさらに」
「――惑星パクリの動植物層にも、深い影響をあたえておるのじゃ」
「惑星パクリのケロスカーは、行動した」
「――ポスビの〈八十の太陽の星〉に~」
「――〈憎悪回路〉を抑える〈七頭回路〉を、追加して、協力を求めたのじゃ」
「――当地のプシ能力・大ムカデを、知性化したのじゃ」
「――〈工芸品〉を、作らせるためにじゃ」
そして、現在――
「ケロスカーの計画は、最終段階」
「――〈深淵の騎士〉のオーラを刻印すれば~」
「――37個目の〈工芸品〉の制作は、簡単なのじゃ」
「――いざ、《トラグトドロン》へ」
「アルテラ帝国を脅かすポスビの脅威は、どうなるのでしょう」
「――ケロスカーは、〈七頭回路〉再建に、もちろん協力するのじゃ」
「――ただし、〈八十の太陽の星〉まで、6週間じゃ」
「――《トラグトドロン》経由なら、もっと早いかもしれん」
ウエーバ人の決断――
「アルテラ人、タムラさんは~」
「4歳のとき、ラール人に拉致されて~」
「チップを埋められ、半生、下女働き」
「幸薄い女」
「ウエーバ人は~」
「ケロスカーに、知性化されて~」
「〈工芸品〉制作のため、利用されてきた種族」
「――わたしと、同じだわっ」
「アルテラ人、タムラさんは~」
「ウエーバ人、タウェ・トラ・モウーアクに、真実を告げます」
「〈工芸品〉37種類が、完成し~」
「ケロスカーが、去り~」
「《トラグトドロン》が、失われたら~」
「――惑星パクリとウエーバ人は、どうすれば?」
「反乱するのも~」
「和解するのも~」
「すべては、ウエーバ人が決めること、なのでした」
「……」
「そして~」
「ウエーバ人男性、タウェ・トラ・モウーアクは、自分の意志で~」
「37個目の〈工芸品〉を、完成させました」
「〈渡し船〉、完成です」
6月4日、〈渡し船〉発進――
「ケロスカーは全員、行ってしまいました」
「ペリー・ローダン一行も、行ってしまいました」
「使命を終えた、プシ工場で~」
「ウエーバ人、タウェ・トラ・モウーアクは~」
「少女時代を共にすごした、アディライ・トラ・ダディーと~」
「末永く平和に、暮らしたという」
□ Perry Rhodan-Heft
2375 . Hubert Haensel / Dantyrens Jagd / ダンティレンの狩り
2376 . Leo Lukas / Tolle Tage in Terrania / テラニアの素敵な日々
2377 . Christian Montillon / ESCHER / エッシャー
2378 . Christian Montillon / Der Erste Kybernetiker / 第一サイバネティカー
2379 . Arndt Ellmer / ESCHERS Liste / エッシャー名簿
□ Perry Rhodan-Heft 2375話「ダンティレンの狩り」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2375.html ]
新銀河暦1345年11月、銀河系――
「銀河系は、目下、〈混沌の勢力〉の終末戦隊〈反逆者〉の占領下」
「資源採掘銀河と、されています」
「主要な惑星は、遠からずして~」
「アコン人の主星ドロラー」
「太古遺産の惑星ハヨク」
「の、ように、解体されて~」
「〈混沌の勢力〉の超要塞〈カオテンダー〉の部品となる、運命」
M-13球状星団、星系アルコン――
「終末戦隊〈反逆者〉幹部、双頭大佐ダンティレン」
「頭が、ふたつあります」
「向かって左側は~」
「モルダエル人――〈反逆者〉所属、トカゲのような戦士種族」
「もとの名を、イレンディル」
「向かって右側は~」
「テラナー――銀河系在住の、ヒューマノイド種族」
「もとの名を、ロワ・ダントン、といいます」
「……」
「さて、今回」
「双頭大佐ダンティレンの、任務は~」
「――アルコン帝国主星系の、主要惑星をキャビネット化するのだ」
「という作戦の、目付役」
「惑星アルコンIに設置した、〈闇のオベリスク〉から~」
「小型の〈闇のオベリスク〉=〈闇のマーカー〉数千基、発進」
「〈闇のマーカー〉と〈闇のマーカー〉を、結ぶラインに~」
「〈ハイパー次元霧柵〉、発生」
「地表を、〈分譲区画〉に、仕切っていく」
「あとは、〈分譲区画〉ごとに、一気にマイクロ化するばかり」
「惑星アルコンIは、消滅し~」
「〈キャビネット〉――カオテンダーの部品――に、変わるのです」
「が」
「――〈ハイパー次元霧柵〉、消滅?」
「右側の頭――モルダエル人イレンディル――は、思います」
「――なんと、事故発生?」
「左側の頭――ロワ・ダントン――には、わかっていました」
「調査すると~」
「――事件直前、異宇宙発、無人の〈反逆〉補給艦を、収容?」
「――事件時、無人のはずの〈反逆〉補給艦で、転送機稼動?」
「――第6惑星イプラサへ向かった何者かが、いる?」
「――古典的な、〈トロイの木馬〉作戦……」
「――レジナルド・ブル?」
「――ペリー・ローダン?」
「――とにかく、テラナーの仕業だっ」
星系アルコン、〈トロイの木馬〉部隊――
「テラナー11名と、アルコン人1名」
「逃走中」
「地理に明るい、アルコン帝国皇帝親衛隊隊員シャロワインが、先陣です」
「――双頭大佐が、追ってくるぞ」
「――ロワ・ダントンだ」
「――手強いぞ」
「危ういところを、逃げて逃げる、一行」
「――いっそ返り討ち、というのは?」
「無理でした」
M-13球状星団、星系プレボン――
「星系アルコンから、794光年」
「自由テラナー連盟、発見者級艦5隻と~」
「ポントン級艦隊テンダー《ナールホエール》が~」
「待機中」
「そこへ~」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルの、指揮下~」
「発見者級艦《レイフ・エーリクソンII》が~」
「星系アルコン方面から、帰到」
「と」
「アルコン皇帝ボスティク1世と~」
「かきあつめた、アルコン帝国艦隊2万隻が~」
「待ちうけて、いました」
「――余とて、手をこまねいて見ているわけには、いかんのだっ」
「――〈影バリア〉技術を、供与せよっ」
「――〈カラポル構造バーナー〉技術を、供与せよっ」
「――必殺兵器を、よこすのだ」
「対して、レジナルド・ブル」
「――敵艦は、1隻も減ってませんし」
「――〈キャビネット〉化を阻止したのも、たんなる時間稼ぎです」
「――今回の成功だって、部下の犠牲の上に、なりたってるんですぜ」
「〈カラポル構造バーナー〉にしても、試作品」
「《ナールホエール》が積載してきた12基しか、ないのです」
星系アルコン、双頭大佐ダンティレン――
「――第5惑星ナート用の〈闇のマーカー〉を、惑星アルコンIに回せっ」
「――第6惑星イプラサ用の〈闇のマーカー〉も、惑星アルコンIにっ」
「――第11惑星ベダン用の〈闇のマーカー〉も、惑星アルコンIにっ」
「惑星アルコンIの〈闇のオベリスク〉は、消耗顕著」
「2回目も〈キャビネット〉化に失敗すれば、しばらく次はできません」
星系アルコン、〈トロイの木馬〉部隊――
「テラナー11名と、アルコン人1名」
「逃走中」
「惑星アルコンIまで転送機、というところで」
「アルコン帝国皇帝親衛隊隊員シャロワインは、考えます」
「――テラナーどもは、お荷物だ」
「――オレひとりなら、逃げ切れるかも」
「テラナーたちを、置き去りに~」
「反応炉を、暴走させてみました」
「――ばーん」
「残念ながら、テラナーたちは、生きのびて~」
「シャロワインを、追って~」
「惑星アルコンI最大の宙港都市シュルカイへ」
「……」
「惑星アルコンIに、ふたたび、〈闇のマーカー〉が、撒かれました」
「〈ハイパー次元霧柵〉が、ふたたび、地表を〈分譲区画〉に分割」
「〈キャビネット〉化、再開です」
星系アルコン――
「皇帝ボスティク1世の、指揮下~」
「アルコン艦隊2万隻が、襲来」
「もちろん、これは陽動作戦」
「同時に~」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルの、指揮下~」
「発見者級艦6隻が、〈影バリア〉に隠れて、星系に侵入」
「発見者級艦は、〈カラポル構造バーナー〉各1基を装備しています」
「――〈カラポル構造バーナー〉、点火っ」
「〈ハイパー強奪コード〉の解析と調整に、2分」
「――ばーん」
「惑星アルコンI、各地で~」
「〈ハイパー次元霧柵〉、崩壊」
「惑星アルコンI〈キャビネット〉化、阻止成功」
「惑星アルコンIの〈闇のオベリスク〉は、もはや余力なし」
「しばらく、3回目はないでしょう」
その頃、惑星アルコンI、双頭大佐ダンティレン――
「双頭大佐ダンティレンは~」
「〈戦隊測量士〉の〈次元間マルチダルター〉で~」
「〈トロイの木馬〉部隊を、追いつめる寸前でした」
「が」
「――惑星アルコンI〈キャビネット〉化、またも失敗?」
「――テラナーめっ」
「追跡中止」
「とりいそぎ、上司に報告しなければ」
「――銀河系住人は、ご覧のとおり、しぶといのです」
「――資源採掘銀河として、他銀河を選ぶのも得策かと」
「上司、〈進歩維持者〉ビトヴェルトのアンタクルさま、曰く」
「――却下であるっ」
「――惑星アルコンIであろうと、惑星オリンプであろうと~」
「――10年かかろうと、20年、50年かかろうと~」
「――大差は、ないのであるっ」
「――したがって、今回の貴行の責も咎めぬが、道理であるっ」
「さすが、〈混沌の勢力〉の作戦は、宇宙的スケールです」
「――ならば、当面は、目先の問題を処理しておくか」
「と、双頭大佐ダンティレンは、考えます」
「――追跡継続のため、コーダ・アリエル2家族を貸してください」
「――よかろう」
惑星アルコンI、〈トロイの木馬〉部隊――
「テラナー11名と、アルコン人1名」
「合流した、一行は~」
「惑星アルコンIの地下深く、潜伏するのでした」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
ムカデもいろいろ……ですね。
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d-information ◆ 447 [不定期刊] 2007/02/26
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Der Posbi-Krieg ポスビ戦争
5 . Frank Böhmert / Die Psi-Fabrik / プシ工場
6 . Uwe Anton / Die Schöpfungsmaschine / 創造機械
書き下ろしポケットブック・シリーズ。全6冊の、5巻目。
□ Perry Rhodan-Der Posbi-Krieg 第5巻「プシ工場」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/buecher/heyne/posbi/5.html ]
新銀河暦1343年、局部銀河群の小銀河アムブリアドル――
「局部銀河群でハイパー嵐に遭遇し、〈トリョルタン喉〉に呑まれると~」
「小銀河アムブリアドルに、再実体化するらしい」
「が」
「小銀河アムブリアドルは、高次の力に閉ざされた小銀河」
「脱出も、救助も、望めない」
「漂着したテラナーの子孫は、アルテラ帝国を建設」
「ラール人の子孫は、トロヴェント帝国を建設」
「マークスの子孫も、いる」
「カルタン人の子孫も、いる」
「漂着したポスビ船は、〈八十の太陽の星〉を建設」
「――こうして、暮らしてきたのですが~」
「――ここ最近、いきなり、ポスビが他種族を襲いはじめたのです」
「――テラナーの子孫のアルテラ帝国も、ご覧のとおり、存亡の危機」
「そこに」
「来訪した~」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさん」
「テレポーターにして〈探知者〉スタータック・シュレーダー」
「など、計6名」
「まきこまれて、いくのでした」
アルテラナー、タムラ・カントゥ――
「タムラ・カントゥさんは~」
「4歳のとき、ラール人に拉致されて~」
「チップを埋められ、半生、下女働き」
「幸薄い女」
「スタータック・シュレーダーは~」
「銀河系から来た、テレポーターにして〈探知者〉」
「タムラさんに、一目惚れ」
「――幸せという言葉を、教えてあげたい」
「が」
「ふたりを乗せた、脱出船は~」
「ハイパー嵐環礁帯〈エレトン/A〉で、遭難」
「惑星テラ・インコグニタ――謎の高次効果で離脱不能の惑星――に、不時着」
「ふたりは、宇宙船墓場の裏山の洞窟を、探検していました」
「――ふたりきりで、愛を語るのだ」
「あれこれ画策する、スタータックでしたが~」
「じつは、この洞窟、いわゆるひとつの〈次元トンネル〉」
「惑星パクリ――小銀河アムブリアドル中心部――まで、片道通行」
「抜けるには、抜けたのですが~」
「ストレンジネス効果にあてられ、無事ではすみませんでした」
「――ばったり」
5月6日、小銀河アムブリアドル中心部、惑星パクリ――
「地元の人が~」
「〈次元トンネル〉出口で、昏倒したふたりを発見」
「介抱します」
「まず、タムラ・カントゥさんが、意識回復」
「数週間して、スタータックも、意識回復」
「……」
「惑星パクリ――」
「見上げれば、謎の巨大構造物〈ベール星〉が、天空にかかり~」
「地表には、独特の動植物」
「住民は、3種族」
「まず、原住民ウエーバ人」
「次に、ポスビ――当地では、いたって平和的」
「そして、〈公会議〉数学者種族ケロスカー」
惑星パクリの原住民、ウエーバ人の生活――
「ウエーバ人女性は、体長1mの大ムカデ」
「日中は、〈お城〉で休息」
「日が暮れると~」
「〈ラルヴ〉――超能力で生成したプシ物質の光球――を~」
「じゃらりじゃらりと、身にまとい~」
「パーティのため、恋のため~」
「〈お城〉の外へと、くりだすのです」
「ウエーバ人女性の暮らしは、ポスビが支えます」
「……」
「数少ないウエーバ人男性は、体長2mの大ムカデ」
「プシ工場――木造の町工場――で、共同生活」
「たまには、女性陣と合コンなど、するらしい」
「ケロスカーの依頼を、うけて~」
「超能力で生成したプシ物質から〈工芸品〉を制作するのが、仕事」
「なかなか、才能と熟達を、要するらしい」
「――仕様どおりに37種類……という依頼、だけれど~」
「――完成させた、男はいない」
「――36種類までが、最高記録」
「不可能に挑む匠たち――〈偶像求道者〉」
「ウエーバ人男性の暮らしも、ポスビが支えます」
「……」
「そんな、ウエーバ人たちですから~」
「子供たちの成長も、当然、ポスビが支えます」
惑星パクリのポスビ――
「――すべて皆様のために」
「パクリ・ポスビの大半は~」
「サイズも、形状も~」
「ウエーバ人のお世話をするために、設計されています」
惑星パクリのケロスカー――
「当地のケロスカーは、現在69名」
「長は、〈計算マイスター〉クリコン氏」
「住居は、粗末な庵の集落――〈七頭〉村」
「職場は、あやしげな機械都市」
「都市中心は、霧に覆われた〈次元谷〉」
「谷は、底なし」
「――〈渡し船〉を、建造するのじゃ」
「――〈次元谷〉を抜け、《トラグトドロン》まで行ける、〈渡し船〉じゃ」
「――材料は~」
「――ラール人技術の、高エネルギーな装置」
「――ウエーバ人の、〈工芸品〉」
「――ケロスカーの優秀な計算能力も、高次元航行に不可欠じゃ」
「《トラグトドロン》――」
「これ、すなわち、惑星を巡る〈ベール星〉のこと」
「――ところで、最近、ポスビが他種族を襲撃しているのを、ご存知ですか?」
「――巷のことは、よくわからんのじゃ」
「ケロスカーの暮らしも、とうぜん、ポスビが支えます」
ウエーバ人の恋――
「ウエーバ人男性、タウェ・トラ・モウーアク」
「ふたりの行き倒れ――タムラさんとスタータック――を介抱した、大ムカデ」
「――オレが、まだ可愛い娘だったころ~」
「――アディライ・トラ・ダディーという可愛い娘と、恋仲だったの」
「?」
「とりあえず、話を聞いてみましょう」
「……」
「2年前――」
「タウェさんは、素質を見こまれて〈プシ工場〉へ」
「男性に、なりました」
「徒弟仲間が、幾人も~」
「師匠ラムリーに、金を積んで~」
「――アディライさんを、アディライさんをっ」
「工場に連れこんで、欲望を満たしているのを、知って~」
「――アディライは、オレのモノよっ」
「割って入ろうと、しますが~」
「逆に、捕らえられて、危機一髪」
「高師ポコウが、騒ぎに駆けつけます」
「あとは、師匠ラムリーと高師ポコウが、プシ物質で殴り合い」
「タウェは、とっさに、プシ物質の〈工芸品〉を生成」
「師匠ラムリーを、殴り倒してしまいました」
「それが、きっかけでした」
「――タウェの才能は、秀逸であるっ」
「若輩ながら〈師匠〉たちの一員になり~」
「ケロスカー〈計算マイスター〉クリコン氏とも、対面」
「――では、仕様どおりに〈工芸品〉37種類」
「制作に、没頭しながら~」
「若者には、悩みもいろいろ」
「――アディライとオレは、こんな苦悩を、なぜ背負っているの?」
「――ウエーバ種族は、かくたる業を、なにゆえ背負わねばならぬのか?」
「ウエーバ種族の説話を、ひもとけば~」
「いろいろ不思議な、コトばかり」
「さらに、苦悶の大波が」
「――アディライ?」
「――だって、あなたは〈工芸品〉で忙しいし」
「――他のヒトとの間に、愛はないから、安心してね」
「――アディライっ」
「……」
「至る、現在――」
「――オレは、まだ〈工芸品〉36種類までの男」
「――でも、37種類完成したら、晴れてアディライを迎えにいくの」
惑星パクリに、ポスビ船団13隻が到着――
「高エネルギーな装置を、運んできたのです」
「13隻の1隻は、《BOX-1122-UM》」
「ペリー・ローダンの、偽装フラグメント船でした」
「――スタータック?」
「――ペリー?」
「再会、あり」
「――ケロスカー?」
「――〈深淵の騎士〉?」
「運命の出会い、あり」
「ケロスカー〈計算マイスター〉クリコン氏は~」
「もと〈深淵の騎士〉ペリー・ローダンに、語るのでした」
紀元前6000年前――
「ケロスカーは、知った」
「――《トラグトドロン》は、小銀河アムブリアドルに、座礁していたのじゃ」
「――《トラグトドロン》は、本来、コスモクラートの施設らしいが……」
「――じつは、たいしたことは、知らんのじゃ」
「ケロスカー船団は、《トラグトドロン》捜索途上、往生した」
「――小銀河アムブリアドルから、出られんかったのじゃ」
「――船の1隻なんぞは、惑星テラ・インコグニタに、捕まってな」
「――仲間は、次元トンネルを歩いて、惑星パクリで合流したのじゃ」
「《トラグトドロン》とは、たとえれば、磁石のようなもの」
「――およそ紀元前1万5000年前から、惑星パクリ周回軌道におるのじゃ」
「――さまざまなモノを、小銀河アムブリアドルに、縛りつけるのじゃ」
「――近所の〈トリョルタン喉〉に呑まれたモノも、引き寄せるのじゃ」
「《トラグトドロン》は、さらに、各所にも影響をおよぼす」
「――ハイパー嵐環礁帯〈エレトン/A〉も、そうじゃ」
「――惑星テラ・インコグニタを発進できない現象も、そうじゃ」
「――次元トンネルも、そうじゃ」
「《トラグトドロン》は、さらにさらに」
「――惑星パクリの動植物層にも、深い影響をあたえておるのじゃ」
「惑星パクリのケロスカーは、行動した」
「――ポスビの〈八十の太陽の星〉に~」
「――〈憎悪回路〉を抑える〈七頭回路〉を、追加して、協力を求めたのじゃ」
「――当地のプシ能力・大ムカデを、知性化したのじゃ」
「――〈工芸品〉を、作らせるためにじゃ」
そして、現在――
「ケロスカーの計画は、最終段階」
「――〈深淵の騎士〉のオーラを刻印すれば~」
「――37個目の〈工芸品〉の制作は、簡単なのじゃ」
「――いざ、《トラグトドロン》へ」
「アルテラ帝国を脅かすポスビの脅威は、どうなるのでしょう」
「――ケロスカーは、〈七頭回路〉再建に、もちろん協力するのじゃ」
「――ただし、〈八十の太陽の星〉まで、6週間じゃ」
「――《トラグトドロン》経由なら、もっと早いかもしれん」
ウエーバ人の決断――
「アルテラ人、タムラさんは~」
「4歳のとき、ラール人に拉致されて~」
「チップを埋められ、半生、下女働き」
「幸薄い女」
「ウエーバ人は~」
「ケロスカーに、知性化されて~」
「〈工芸品〉制作のため、利用されてきた種族」
「――わたしと、同じだわっ」
「アルテラ人、タムラさんは~」
「ウエーバ人、タウェ・トラ・モウーアクに、真実を告げます」
「〈工芸品〉37種類が、完成し~」
「ケロスカーが、去り~」
「《トラグトドロン》が、失われたら~」
「――惑星パクリとウエーバ人は、どうすれば?」
「反乱するのも~」
「和解するのも~」
「すべては、ウエーバ人が決めること、なのでした」
「……」
「そして~」
「ウエーバ人男性、タウェ・トラ・モウーアクは、自分の意志で~」
「37個目の〈工芸品〉を、完成させました」
「〈渡し船〉、完成です」
6月4日、〈渡し船〉発進――
「ケロスカーは全員、行ってしまいました」
「ペリー・ローダン一行も、行ってしまいました」
「使命を終えた、プシ工場で~」
「ウエーバ人、タウェ・トラ・モウーアクは~」
「少女時代を共にすごした、アディライ・トラ・ダディーと~」
「末永く平和に、暮らしたという」
□ Perry Rhodan-Heft
2375 . Hubert Haensel / Dantyrens Jagd / ダンティレンの狩り
2376 . Leo Lukas / Tolle Tage in Terrania / テラニアの素敵な日々
2377 . Christian Montillon / ESCHER / エッシャー
2378 . Christian Montillon / Der Erste Kybernetiker / 第一サイバネティカー
2379 . Arndt Ellmer / ESCHERS Liste / エッシャー名簿
□ Perry Rhodan-Heft 2375話「ダンティレンの狩り」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2375.html ]
新銀河暦1345年11月、銀河系――
「銀河系は、目下、〈混沌の勢力〉の終末戦隊〈反逆者〉の占領下」
「資源採掘銀河と、されています」
「主要な惑星は、遠からずして~」
「アコン人の主星ドロラー」
「太古遺産の惑星ハヨク」
「の、ように、解体されて~」
「〈混沌の勢力〉の超要塞〈カオテンダー〉の部品となる、運命」
M-13球状星団、星系アルコン――
「終末戦隊〈反逆者〉幹部、双頭大佐ダンティレン」
「頭が、ふたつあります」
「向かって左側は~」
「モルダエル人――〈反逆者〉所属、トカゲのような戦士種族」
「もとの名を、イレンディル」
「向かって右側は~」
「テラナー――銀河系在住の、ヒューマノイド種族」
「もとの名を、ロワ・ダントン、といいます」
「……」
「さて、今回」
「双頭大佐ダンティレンの、任務は~」
「――アルコン帝国主星系の、主要惑星をキャビネット化するのだ」
「という作戦の、目付役」
「惑星アルコンIに設置した、〈闇のオベリスク〉から~」
「小型の〈闇のオベリスク〉=〈闇のマーカー〉数千基、発進」
「〈闇のマーカー〉と〈闇のマーカー〉を、結ぶラインに~」
「〈ハイパー次元霧柵〉、発生」
「地表を、〈分譲区画〉に、仕切っていく」
「あとは、〈分譲区画〉ごとに、一気にマイクロ化するばかり」
「惑星アルコンIは、消滅し~」
「〈キャビネット〉――カオテンダーの部品――に、変わるのです」
「が」
「――〈ハイパー次元霧柵〉、消滅?」
「右側の頭――モルダエル人イレンディル――は、思います」
「――なんと、事故発生?」
「左側の頭――ロワ・ダントン――には、わかっていました」
「調査すると~」
「――事件直前、異宇宙発、無人の〈反逆〉補給艦を、収容?」
「――事件時、無人のはずの〈反逆〉補給艦で、転送機稼動?」
「――第6惑星イプラサへ向かった何者かが、いる?」
「――古典的な、〈トロイの木馬〉作戦……」
「――レジナルド・ブル?」
「――ペリー・ローダン?」
「――とにかく、テラナーの仕業だっ」
星系アルコン、〈トロイの木馬〉部隊――
「テラナー11名と、アルコン人1名」
「逃走中」
「地理に明るい、アルコン帝国皇帝親衛隊隊員シャロワインが、先陣です」
「――双頭大佐が、追ってくるぞ」
「――ロワ・ダントンだ」
「――手強いぞ」
「危ういところを、逃げて逃げる、一行」
「――いっそ返り討ち、というのは?」
「無理でした」
M-13球状星団、星系プレボン――
「星系アルコンから、794光年」
「自由テラナー連盟、発見者級艦5隻と~」
「ポントン級艦隊テンダー《ナールホエール》が~」
「待機中」
「そこへ~」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルの、指揮下~」
「発見者級艦《レイフ・エーリクソンII》が~」
「星系アルコン方面から、帰到」
「と」
「アルコン皇帝ボスティク1世と~」
「かきあつめた、アルコン帝国艦隊2万隻が~」
「待ちうけて、いました」
「――余とて、手をこまねいて見ているわけには、いかんのだっ」
「――〈影バリア〉技術を、供与せよっ」
「――〈カラポル構造バーナー〉技術を、供与せよっ」
「――必殺兵器を、よこすのだ」
「対して、レジナルド・ブル」
「――敵艦は、1隻も減ってませんし」
「――〈キャビネット〉化を阻止したのも、たんなる時間稼ぎです」
「――今回の成功だって、部下の犠牲の上に、なりたってるんですぜ」
「〈カラポル構造バーナー〉にしても、試作品」
「《ナールホエール》が積載してきた12基しか、ないのです」
星系アルコン、双頭大佐ダンティレン――
「――第5惑星ナート用の〈闇のマーカー〉を、惑星アルコンIに回せっ」
「――第6惑星イプラサ用の〈闇のマーカー〉も、惑星アルコンIにっ」
「――第11惑星ベダン用の〈闇のマーカー〉も、惑星アルコンIにっ」
「惑星アルコンIの〈闇のオベリスク〉は、消耗顕著」
「2回目も〈キャビネット〉化に失敗すれば、しばらく次はできません」
星系アルコン、〈トロイの木馬〉部隊――
「テラナー11名と、アルコン人1名」
「逃走中」
「惑星アルコンIまで転送機、というところで」
「アルコン帝国皇帝親衛隊隊員シャロワインは、考えます」
「――テラナーどもは、お荷物だ」
「――オレひとりなら、逃げ切れるかも」
「テラナーたちを、置き去りに~」
「反応炉を、暴走させてみました」
「――ばーん」
「残念ながら、テラナーたちは、生きのびて~」
「シャロワインを、追って~」
「惑星アルコンI最大の宙港都市シュルカイへ」
「……」
「惑星アルコンIに、ふたたび、〈闇のマーカー〉が、撒かれました」
「〈ハイパー次元霧柵〉が、ふたたび、地表を〈分譲区画〉に分割」
「〈キャビネット〉化、再開です」
星系アルコン――
「皇帝ボスティク1世の、指揮下~」
「アルコン艦隊2万隻が、襲来」
「もちろん、これは陽動作戦」
「同時に~」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルの、指揮下~」
「発見者級艦6隻が、〈影バリア〉に隠れて、星系に侵入」
「発見者級艦は、〈カラポル構造バーナー〉各1基を装備しています」
「――〈カラポル構造バーナー〉、点火っ」
「〈ハイパー強奪コード〉の解析と調整に、2分」
「――ばーん」
「惑星アルコンI、各地で~」
「〈ハイパー次元霧柵〉、崩壊」
「惑星アルコンI〈キャビネット〉化、阻止成功」
「惑星アルコンIの〈闇のオベリスク〉は、もはや余力なし」
「しばらく、3回目はないでしょう」
その頃、惑星アルコンI、双頭大佐ダンティレン――
「双頭大佐ダンティレンは~」
「〈戦隊測量士〉の〈次元間マルチダルター〉で~」
「〈トロイの木馬〉部隊を、追いつめる寸前でした」
「が」
「――惑星アルコンI〈キャビネット〉化、またも失敗?」
「――テラナーめっ」
「追跡中止」
「とりいそぎ、上司に報告しなければ」
「――銀河系住人は、ご覧のとおり、しぶといのです」
「――資源採掘銀河として、他銀河を選ぶのも得策かと」
「上司、〈進歩維持者〉ビトヴェルトのアンタクルさま、曰く」
「――却下であるっ」
「――惑星アルコンIであろうと、惑星オリンプであろうと~」
「――10年かかろうと、20年、50年かかろうと~」
「――大差は、ないのであるっ」
「――したがって、今回の貴行の責も咎めぬが、道理であるっ」
「さすが、〈混沌の勢力〉の作戦は、宇宙的スケールです」
「――ならば、当面は、目先の問題を処理しておくか」
「と、双頭大佐ダンティレンは、考えます」
「――追跡継続のため、コーダ・アリエル2家族を貸してください」
「――よかろう」
惑星アルコンI、〈トロイの木馬〉部隊――
「テラナー11名と、アルコン人1名」
「合流した、一行は~」
「惑星アルコンIの地下深く、潜伏するのでした」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと
ムカデもいろいろ……ですね。
----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 447 [不定期刊] 2007/02/26
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◆目次
◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2374 . Hubert Haensel / Der Trojaner / トロイの木馬
2375 . Hubert Haensel / Dantyrens Jagd / ダンティレンの狩り
2376 . Leo Lukas / Tolle Tage in Terrania / テラニアの素敵な日々
2377 . Christian Montillon / ESCHER / エッシャー
2378 . Christian Montillon / Der Erste Kybernetiker / 第一サイバネティカー
□ Perry Rhodan-Heft 2374話「トロイの木馬」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2374.html ]
新銀河暦1345年11月、銀河系、M-13球状星団――
「アルコン帝国の中枢、惑星アルコンI――別名、水晶界」
「アルコン人、アシュタイは~」
「職業、探知技師」
「勤務先、宙港都市シュルカイ」
「惑星最大の宙港都市、シュルカイは~」
「シュルク――直径120kmの着陸床を有する、宙港本体――と~」
「高さ2kmの防壁の外に、環状に広がる都市部から、なります」
「本当なら、大変な賑わい」
「が」
「アルコン帝国は、目下、〈混沌の勢力〉の終末戦隊〈反逆者〉の占領下」
「資源の移動・浪費は、ご法度です」
「今日も、最低限の宙港職員が、施設の維持管理」
「宙港は、さびしいかぎり」
「……」
「星系アルコンには~」
「〈反逆タンク〉が、35部隊――1万6940隻」
「戦隊工場〈反逆ゴト〉と〈反逆カー〉が、計2112基」
「などが、うようよ」
「惑星アルコンI、〈賢者の丘〉テク・ラクトランには~」
「〈闇のオベリスク〉」
「遠からずして~」
「惑星アルコンIも~」
「アコン人の主星ドロラー」
「太古遺産の惑星ハヨク」
「の、ように、〈碁盤の目〉状に解体されて~」
「〈キャビネット〉――カオテンダーの部品――にされてしまう、運命」
「さびしいかぎり、なのでした」
11月26日、M-13球状星団、星系プレボン――
「星系アルコンから、794光年」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルの、指揮下~」
「発見者級艦6隻からなる、〈シシュポス艦隊〉は~」
「恒星プレボンを、対探知遮蔽に、利用して~」
「補給艦と、待ち合わせる、予定」
「惑星プレボンの政府首長に、挨拶しておきましょう」
「――そんな次第で、恒星プレボンの影で、待たせてもらいます」
「惑星プレボンの政府首長は、アルコン帝国の忠臣でした」
「――皇帝陛下に、テラナーの動きを、報告しなければっ」
「……」
「そうこう、するうちに~」
「惑星テラから~」
「自由テラナー連盟ポントン級艦隊テンダー《ナールホエール》が~」
「〈カラポル構造バーナー〉を、運んできました」
「……」
「新兵器〈カラポル構造バーナー〉――」
「開発者は、物理学の大家、ボールドウィン・カラポル博士」
「惑星ハヨク〈キャビネット〉化の際、収集したデータを、もとに~」
「高次観測装置〈セクスタント〉と、サルクリット共振器を~」
「組合せ・応用してみた、試作品」
「惑星アルコンIの〈キャビネット〉化を、阻止したい」
アルコン皇帝ボスティク1世が、星系プレボンに到着――
「――余も、手をこまねいて見ているわけには、いかんのだっ」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルと、緊急会談」
「――〈影バリア〉技術を、供与せよっ」
「――ダメです」
「――〈カラポル構造バーナー〉技術を、供与せよっ」
「――ダメです」
「皇帝ボスティク1世」
「祖国は、敵の占領下」
「現在、艦隊を率いて、浪々の身の上」
「立場は、弱い」
「対して~」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブル」
「皇帝陛下には、個人的な恨みも、あり」
「わざとらしく、横柄です」
「――ところで、皇帝陛下」
「――?」
「――星系アルコンに突撃部隊を送るので、案内のヒトを貸してください」
「――(きーっ)」
「皇帝ボスティク1世」
「無礼なテラナーに、歯噛みしますが、詮ないこと」
「高貴な心で、割切って~」
「親衛隊員シャロワインを、派遣するのでした」
自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルの作戦――
「先日、拿捕した〈反逆〉補給艦に~」
「――隠し部屋を、準備だ」
「――隠れるのだ、突撃部隊11名と、シャロワインっ」
「作戦が~」
「惑星テラに古代から存する、あの高名な戦法」
「〈トロイの木馬〉作戦」
「であるのは、お約束」
惑星アルコンI、〈賢者の丘〉テク・ラクトラン――
「皇帝宮殿〈水晶宮〉の目と鼻の先に、そびえたつ〈闇のオベリスク〉」
「周囲を覆う、直径3kmの黒い地域」
「その黒いドームの中、から~」
「――!」
「小型の〈闇のオベリスク〉数千が、発進」
「惑星アルコンIの〈キャビネット〉化、開始です」
「……」
「惑星アルコンI、各地で~」
「設置された小型〈闇のオベリスク〉――〈闇のマーカー〉――が~」
「活動開始」
「〈闇のマーカー〉と〈闇のマーカー〉を、結ぶラインで~」
「灰色の霧状力場〈次元霧〉が、発生」
「――すっぱり」
「――ぴったり」
「地表を、〈碁盤の目〉状に、仕切っていくのです」
自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルの作戦遂行――
「〈トロイの木馬〉――〈反逆〉補給艦――は~」
「発見者級艦《レイフ・エーリクソンII》に、曳航されて~」
「星系アルコンまで、わずか数光年の、宙域へ」
「――救難信号っ」
「戦隊工場〈反逆カー〉に、収容されて~」
「アルコン三惑星系のどれかの、大ホールへ、転送」
「――〈カラポル構造バーナー〉、作動だ」
「――転送機で、撤退だっ」
「――ばーん」
「〈トロイの木馬〉――〈反逆〉補給艦――は~」
「分子破壊爆弾で自爆して、あとは塵しか残さない」
「……」
「惑星アルコンI、各地で~」
「灰色の霧状力場〈次元霧〉が~」
「――ふつふつ」
「――さっぱり」
「地表に、ふたたび、陽射しがふりそそぐのでした」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
Der Strukturbrenner 構造バーナー――当初は〈構造燃やし〉としてました。
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d-information ◆ 446 [不定期刊] 2007/02/19
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◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2374 . Hubert Haensel / Der Trojaner / トロイの木馬
2375 . Hubert Haensel / Dantyrens Jagd / ダンティレンの狩り
2376 . Leo Lukas / Tolle Tage in Terrania / テラニアの素敵な日々
2377 . Christian Montillon / ESCHER / エッシャー
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□ Perry Rhodan-Heft 2374話「トロイの木馬」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2374.html ]
新銀河暦1345年11月、銀河系、M-13球状星団――
「アルコン帝国の中枢、惑星アルコンI――別名、水晶界」
「アルコン人、アシュタイは~」
「職業、探知技師」
「勤務先、宙港都市シュルカイ」
「惑星最大の宙港都市、シュルカイは~」
「シュルク――直径120kmの着陸床を有する、宙港本体――と~」
「高さ2kmの防壁の外に、環状に広がる都市部から、なります」
「本当なら、大変な賑わい」
「が」
「アルコン帝国は、目下、〈混沌の勢力〉の終末戦隊〈反逆者〉の占領下」
「資源の移動・浪費は、ご法度です」
「今日も、最低限の宙港職員が、施設の維持管理」
「宙港は、さびしいかぎり」
「……」
「星系アルコンには~」
「〈反逆タンク〉が、35部隊――1万6940隻」
「戦隊工場〈反逆ゴト〉と〈反逆カー〉が、計2112基」
「などが、うようよ」
「惑星アルコンI、〈賢者の丘〉テク・ラクトランには~」
「〈闇のオベリスク〉」
「遠からずして~」
「惑星アルコンIも~」
「アコン人の主星ドロラー」
「太古遺産の惑星ハヨク」
「の、ように、〈碁盤の目〉状に解体されて~」
「〈キャビネット〉――カオテンダーの部品――にされてしまう、運命」
「さびしいかぎり、なのでした」
11月26日、M-13球状星団、星系プレボン――
「星系アルコンから、794光年」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルの、指揮下~」
「発見者級艦6隻からなる、〈シシュポス艦隊〉は~」
「恒星プレボンを、対探知遮蔽に、利用して~」
「補給艦と、待ち合わせる、予定」
「惑星プレボンの政府首長に、挨拶しておきましょう」
「――そんな次第で、恒星プレボンの影で、待たせてもらいます」
「惑星プレボンの政府首長は、アルコン帝国の忠臣でした」
「――皇帝陛下に、テラナーの動きを、報告しなければっ」
「……」
「そうこう、するうちに~」
「惑星テラから~」
「自由テラナー連盟ポントン級艦隊テンダー《ナールホエール》が~」
「〈カラポル構造バーナー〉を、運んできました」
「……」
「新兵器〈カラポル構造バーナー〉――」
「開発者は、物理学の大家、ボールドウィン・カラポル博士」
「惑星ハヨク〈キャビネット〉化の際、収集したデータを、もとに~」
「高次観測装置〈セクスタント〉と、サルクリット共振器を~」
「組合せ・応用してみた、試作品」
「惑星アルコンIの〈キャビネット〉化を、阻止したい」
アルコン皇帝ボスティク1世が、星系プレボンに到着――
「――余も、手をこまねいて見ているわけには、いかんのだっ」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルと、緊急会談」
「――〈影バリア〉技術を、供与せよっ」
「――ダメです」
「――〈カラポル構造バーナー〉技術を、供与せよっ」
「――ダメです」
「皇帝ボスティク1世」
「祖国は、敵の占領下」
「現在、艦隊を率いて、浪々の身の上」
「立場は、弱い」
「対して~」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブル」
「皇帝陛下には、個人的な恨みも、あり」
「わざとらしく、横柄です」
「――ところで、皇帝陛下」
「――?」
「――星系アルコンに突撃部隊を送るので、案内のヒトを貸してください」
「――(きーっ)」
「皇帝ボスティク1世」
「無礼なテラナーに、歯噛みしますが、詮ないこと」
「高貴な心で、割切って~」
「親衛隊員シャロワインを、派遣するのでした」
自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルの作戦――
「先日、拿捕した〈反逆〉補給艦に~」
「――隠し部屋を、準備だ」
「――隠れるのだ、突撃部隊11名と、シャロワインっ」
「作戦が~」
「惑星テラに古代から存する、あの高名な戦法」
「〈トロイの木馬〉作戦」
「であるのは、お約束」
惑星アルコンI、〈賢者の丘〉テク・ラクトラン――
「皇帝宮殿〈水晶宮〉の目と鼻の先に、そびえたつ〈闇のオベリスク〉」
「周囲を覆う、直径3kmの黒い地域」
「その黒いドームの中、から~」
「――!」
「小型の〈闇のオベリスク〉数千が、発進」
「惑星アルコンIの〈キャビネット〉化、開始です」
「……」
「惑星アルコンI、各地で~」
「設置された小型〈闇のオベリスク〉――〈闇のマーカー〉――が~」
「活動開始」
「〈闇のマーカー〉と〈闇のマーカー〉を、結ぶラインで~」
「灰色の霧状力場〈次元霧〉が、発生」
「――すっぱり」
「――ぴったり」
「地表を、〈碁盤の目〉状に、仕切っていくのです」
自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルの作戦遂行――
「〈トロイの木馬〉――〈反逆〉補給艦――は~」
「発見者級艦《レイフ・エーリクソンII》に、曳航されて~」
「星系アルコンまで、わずか数光年の、宙域へ」
「――救難信号っ」
「戦隊工場〈反逆カー〉に、収容されて~」
「アルコン三惑星系のどれかの、大ホールへ、転送」
「――〈カラポル構造バーナー〉、作動だ」
「――転送機で、撤退だっ」
「――ばーん」
「〈トロイの木馬〉――〈反逆〉補給艦――は~」
「分子破壊爆弾で自爆して、あとは塵しか残さない」
「……」
「惑星アルコンI、各地で~」
「灰色の霧状力場〈次元霧〉が~」
「――ふつふつ」
「――さっぱり」
「地表に、ふたたび、陽射しがふりそそぐのでした」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
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[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
Der Strukturbrenner 構造バーナー――当初は〈構造燃やし〉としてました。
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d-information ◆ 446 [不定期刊] 2007/02/19
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◆目次
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2373 . Arndt Ellmer / Paros-Attacken / パロス攻撃
2374 . Hubert Haensel / Der Trojaner / トロヤ人
2375 . Hubert Haensel / Dantyrens Jagd / ダンティレンの狩り
2376 . Leo Lukas / Tolle Tage in Terrania / テラニアの素敵な日々
2377 . Christian Montillon / ESCHER / エッシャー
□ Perry Rhodan-Heft 2373話「パロス攻撃」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2373.html ]
新銀河暦1345年11月、銀河系――
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルの、指揮下~」
「《レイフ・エーリクソンII》」
「《ゲルハルト・ロールフス》」
「《ジャック・カルティエ》」
「《ヴィトゥス・ベーリング》」
「《ヘンリー・ハドソン》」
「《ウィリアム・バフィンII》」
「発見者級艦6隻からなる、〈シシュポス艦隊〉は~」
「ジャモンディ星団方面へ、向かっていました」
「シシュポス艦隊の、発見者級艦6隻は~」
「――影バリアっ」
「――性能向上20%の、改良ヴリトラ砲っ」
「を、装備」
「〈シシュポス計画〉の、もと~」
「〈混沌の勢力〉の終末戦隊〈反逆者〉の、難破船などを、拿捕したい」
シシュポス艦隊は、救難信号を受信――
「――〈反逆タンク〉2隻が?」
「――自由テラナー連盟の艦隊を、襲撃中?」
「シシュポス艦隊は、現地へ急行」
「――影バリアっ」
「〈反逆タンク〉2隻は、シシュポス艦隊を、正確に探知できず」
「〈反逆タンク〉2隻の、超兵器ポテンシャル・ランチャーも、効果なし」
「――どどーん」
「〈反逆タンク〉1隻、撃沈」
「残る1隻は、超空間に逃走」
〈影バリア〉――
「温故知新」
「――影バリアは~」
「西暦3580年、《ソル・セル2》のドン・パロス博士が、開発」
「暫時、使用され~」
「以後、忘れ去られた、技術です」
「原理は、単純」
「パラトロン・バリア×デフレクタースクリーン」
「とはいえ、現在は、ハイパー物理学的抵抗増大の時代」
「それなりに、努力と工夫は、必要です」
「USOのキント技術者の意地×アルゴリアン種族の誇り」
「――ハイパー物理学的抵抗の影響は、安定化ホワルゴニウムで、克服するぞ」
「で」
「復刻した影バリアは、すばらしい効果」
「〈反逆タンク〉の超兵器ポテンシャル・ランチャーの、直撃も~」
「内側のHU"バリアを、揺さぶるところまで」
シシュポス艦隊は、惑星ハグ・エリコに向かう〈反逆者〉を探知――
「――〈反逆タンク〉1隻と、〈反逆〉補給艦6隻が?」
「――ファラドゥル工業船団を、収奪しようと?」
「シシュポス艦隊は、現地へ急行」
「――影バリアっ」
「――どどーん」
「〈反逆タンク〉、撃沈」
「〈反逆〉補給艦6隻は、超空間に逃走」
その時――
「シシュポス艦隊は~」
「特徴的な信号を、探知します」
「――新手の〈反逆者〉艦隊が?」
「――異宇宙から、到来した?」
「シシュポス艦隊は、現地へ急行」
「と」
「――ヨレヨレの〈反逆タンク〉や、戦隊輸送艦や、〈反逆〉補給艦?」
「――ストレンジネス・スカウト、突入っ」
「――目標は、隅の方にいる〈反逆〉補給艦だ」
「ジョン大尉が指揮する、ストレンジネス・スカウトは~」
「ストレンジネス耐性をもつ、選抜者部隊」
「異宇宙から、この宇宙へ~」
「転移したばかりの敵艦内でも、作戦可能」
「〈反逆〉補給艦を、拿捕したい」
「が」
「〈反逆〉補給艦の、乗員は~」
「ストレンジネス耐性も、そこそこにある、戦闘種族モルデール」
「異宇宙から、この宇宙へ~」
「転移したばかりでも、それなりに行動可能」
「ジョン大尉が指揮する、ストレンジネス・スカウト」
「楽な戦闘では、ありません」
「……」
「一方~」
「シシュポス艦隊は~」
「――影バリアっ」
「――どどーん」
「戦隊輸送艦《コルゴンデ》に、陽動攻撃」
「〈反逆タンク〉は、シシュポス艦隊を、正確に探知できず」
「〈反逆タンク〉の、超兵器ポテンシャル・ランチャーも、効果なし」
「でも、今回は~」
「――時間を、かせぐのだっ」
「一撃離脱・煙に巻く作戦とは、いかないのです」
「やがて」
「超兵器ポテンシャル・ランチャーは効果なし、と悟ると~」
「〈反逆者〉艦隊は、戦術変更」
「通常兵器・多機能エネルギー砲で、集中砲火」
「シシュポス艦隊の、内側のHÜバリアは、限界ばりばり」
「楽な戦闘では、ありません」
「が」
「ようやく」
「――発見者級艦《ウィリアム・バフィンII》が、〈反逆〉補給艦を、連結っ」
「――曳航して、撤退だっ」
シシュポス艦隊は、ジャモンディ星団を遠く離れて、再集結――
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルは~」
「拿捕した〈反逆〉補給艦を、調査したい」
「が」
「敵艦内は、まだ、ストレンジネスばりばり」
「ジョン大尉が指揮する、ストレンジネス・スカウトが、回復するまで~」
「調査は、お預けです」
シシュポス艦隊に、凶報が届く――
「――戦隊マシーン6基が、アルコンへ?」
「――アルコンが……次なるキャビネットに、される?」
「――アルコン帝国皇帝ボスティク1世が?」
「――危機対応計画エコディム発動を、指令した?」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルの、指揮下~」
「発見者級艦6隻からなる、〈シシュポス艦隊〉は~」
「M-13球状星団へ、緊急発進」
「星系プレボンへ、向かうのでした」
追記:今回初登場の発見者級の面々
《ヴィトゥス・ベーリング》――
「ロシア帝国の探検家――生まれは、デンマーク」
「第1回探検隊は~」
「1728年~」
「カムチャツカ半島から、海峡を抜けて、チュクチ海へ」
「――アジア大陸とアメリカ大陸は、陸続きと違うぞー」
「で」
「この海峡が、ベーリング海峡」
「……」
「第2回探検隊は~」
「ヴィトゥス・ベーリング指揮下、《聖ピョートル》」
「アレクセイ・チリコフ指揮下、《聖パーヴェル》」
「アメリカ大陸へ」
「1741年~」
「2隻は、はぐれて、別々にアラスカに到達」
「その後~」
「ベーリングの、《聖ピョートル》は~」
「アリューシャン列島の一部など、発見しながら、西へ」
「――嵐だっ」
「遭難して、コマンドル諸島の無人島へ」
「――越冬だっ」
「が」
「寒さ厳しく、ベーリングは、死んでしまいます」
「で」
「この島が、ベーリング島」
《ヘンリー・ハドソン》――
「イギリスの探検家」
「カナダ北東部を、探検」
「1610年~」
「カナダ北部の海峡や湾を、探検中~」
「――海面凍結だっ」
「立ち往生」
「――越冬だっ」
「が」
「食料不足から、乗員反乱」
「息子と忠実な部下ともども、船を追い出されて、消息不明」
「で」
「その海峡や湾が、ハドソン海峡やハドソン湾」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと
薄幸・悲惨な発見者級の面々……主力艦に名づけては、いけないような。
----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 445 [不定期刊] 2007/02/12
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2373 . Arndt Ellmer / Paros-Attacken / パロス攻撃
2374 . Hubert Haensel / Der Trojaner / トロヤ人
2375 . Hubert Haensel / Dantyrens Jagd / ダンティレンの狩り
2376 . Leo Lukas / Tolle Tage in Terrania / テラニアの素敵な日々
2377 . Christian Montillon / ESCHER / エッシャー
□ Perry Rhodan-Heft 2373話「パロス攻撃」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2373.html ]
新銀河暦1345年11月、銀河系――
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルの、指揮下~」
「《レイフ・エーリクソンII》」
「《ゲルハルト・ロールフス》」
「《ジャック・カルティエ》」
「《ヴィトゥス・ベーリング》」
「《ヘンリー・ハドソン》」
「《ウィリアム・バフィンII》」
「発見者級艦6隻からなる、〈シシュポス艦隊〉は~」
「ジャモンディ星団方面へ、向かっていました」
「シシュポス艦隊の、発見者級艦6隻は~」
「――影バリアっ」
「――性能向上20%の、改良ヴリトラ砲っ」
「を、装備」
「〈シシュポス計画〉の、もと~」
「〈混沌の勢力〉の終末戦隊〈反逆者〉の、難破船などを、拿捕したい」
シシュポス艦隊は、救難信号を受信――
「――〈反逆タンク〉2隻が?」
「――自由テラナー連盟の艦隊を、襲撃中?」
「シシュポス艦隊は、現地へ急行」
「――影バリアっ」
「〈反逆タンク〉2隻は、シシュポス艦隊を、正確に探知できず」
「〈反逆タンク〉2隻の、超兵器ポテンシャル・ランチャーも、効果なし」
「――どどーん」
「〈反逆タンク〉1隻、撃沈」
「残る1隻は、超空間に逃走」
〈影バリア〉――
「温故知新」
「――影バリアは~」
「西暦3580年、《ソル・セル2》のドン・パロス博士が、開発」
「暫時、使用され~」
「以後、忘れ去られた、技術です」
「原理は、単純」
「パラトロン・バリア×デフレクタースクリーン」
「とはいえ、現在は、ハイパー物理学的抵抗増大の時代」
「それなりに、努力と工夫は、必要です」
「USOのキント技術者の意地×アルゴリアン種族の誇り」
「――ハイパー物理学的抵抗の影響は、安定化ホワルゴニウムで、克服するぞ」
「で」
「復刻した影バリアは、すばらしい効果」
「〈反逆タンク〉の超兵器ポテンシャル・ランチャーの、直撃も~」
「内側のHU"バリアを、揺さぶるところまで」
シシュポス艦隊は、惑星ハグ・エリコに向かう〈反逆者〉を探知――
「――〈反逆タンク〉1隻と、〈反逆〉補給艦6隻が?」
「――ファラドゥル工業船団を、収奪しようと?」
「シシュポス艦隊は、現地へ急行」
「――影バリアっ」
「――どどーん」
「〈反逆タンク〉、撃沈」
「〈反逆〉補給艦6隻は、超空間に逃走」
その時――
「シシュポス艦隊は~」
「特徴的な信号を、探知します」
「――新手の〈反逆者〉艦隊が?」
「――異宇宙から、到来した?」
「シシュポス艦隊は、現地へ急行」
「と」
「――ヨレヨレの〈反逆タンク〉や、戦隊輸送艦や、〈反逆〉補給艦?」
「――ストレンジネス・スカウト、突入っ」
「――目標は、隅の方にいる〈反逆〉補給艦だ」
「ジョン大尉が指揮する、ストレンジネス・スカウトは~」
「ストレンジネス耐性をもつ、選抜者部隊」
「異宇宙から、この宇宙へ~」
「転移したばかりの敵艦内でも、作戦可能」
「〈反逆〉補給艦を、拿捕したい」
「が」
「〈反逆〉補給艦の、乗員は~」
「ストレンジネス耐性も、そこそこにある、戦闘種族モルデール」
「異宇宙から、この宇宙へ~」
「転移したばかりでも、それなりに行動可能」
「ジョン大尉が指揮する、ストレンジネス・スカウト」
「楽な戦闘では、ありません」
「……」
「一方~」
「シシュポス艦隊は~」
「――影バリアっ」
「――どどーん」
「戦隊輸送艦《コルゴンデ》に、陽動攻撃」
「〈反逆タンク〉は、シシュポス艦隊を、正確に探知できず」
「〈反逆タンク〉の、超兵器ポテンシャル・ランチャーも、効果なし」
「でも、今回は~」
「――時間を、かせぐのだっ」
「一撃離脱・煙に巻く作戦とは、いかないのです」
「やがて」
「超兵器ポテンシャル・ランチャーは効果なし、と悟ると~」
「〈反逆者〉艦隊は、戦術変更」
「通常兵器・多機能エネルギー砲で、集中砲火」
「シシュポス艦隊の、内側のHÜバリアは、限界ばりばり」
「楽な戦闘では、ありません」
「が」
「ようやく」
「――発見者級艦《ウィリアム・バフィンII》が、〈反逆〉補給艦を、連結っ」
「――曳航して、撤退だっ」
シシュポス艦隊は、ジャモンディ星団を遠く離れて、再集結――
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルは~」
「拿捕した〈反逆〉補給艦を、調査したい」
「が」
「敵艦内は、まだ、ストレンジネスばりばり」
「ジョン大尉が指揮する、ストレンジネス・スカウトが、回復するまで~」
「調査は、お預けです」
シシュポス艦隊に、凶報が届く――
「――戦隊マシーン6基が、アルコンへ?」
「――アルコンが……次なるキャビネットに、される?」
「――アルコン帝国皇帝ボスティク1世が?」
「――危機対応計画エコディム発動を、指令した?」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルの、指揮下~」
「発見者級艦6隻からなる、〈シシュポス艦隊〉は~」
「M-13球状星団へ、緊急発進」
「星系プレボンへ、向かうのでした」
追記:今回初登場の発見者級の面々
《ヴィトゥス・ベーリング》――
「ロシア帝国の探検家――生まれは、デンマーク」
「第1回探検隊は~」
「1728年~」
「カムチャツカ半島から、海峡を抜けて、チュクチ海へ」
「――アジア大陸とアメリカ大陸は、陸続きと違うぞー」
「で」
「この海峡が、ベーリング海峡」
「……」
「第2回探検隊は~」
「ヴィトゥス・ベーリング指揮下、《聖ピョートル》」
「アレクセイ・チリコフ指揮下、《聖パーヴェル》」
「アメリカ大陸へ」
「1741年~」
「2隻は、はぐれて、別々にアラスカに到達」
「その後~」
「ベーリングの、《聖ピョートル》は~」
「アリューシャン列島の一部など、発見しながら、西へ」
「――嵐だっ」
「遭難して、コマンドル諸島の無人島へ」
「――越冬だっ」
「が」
「寒さ厳しく、ベーリングは、死んでしまいます」
「で」
「この島が、ベーリング島」
《ヘンリー・ハドソン》――
「イギリスの探検家」
「カナダ北東部を、探検」
「1610年~」
「カナダ北部の海峡や湾を、探検中~」
「――海面凍結だっ」
「立ち往生」
「――越冬だっ」
「が」
「食料不足から、乗員反乱」
「息子と忠実な部下ともども、船を追い出されて、消息不明」
「で」
「その海峡や湾が、ハドソン海峡やハドソン湾」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
薄幸・悲惨な発見者級の面々……主力艦に名づけては、いけないような。
----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 445 [不定期刊] 2007/02/12
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◆目次
◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ ATLAN 新シリーズ RUDYN-Trilogie
1 . Achim Mehnert / Die Psi-Kämpferin / 超能力女戦士
2 . (未詳)
3 . (未詳)
「現在刊行中の、アトラン・ポケットブック――月刊・惑星レプソ3部作」
「その閉幕後~」
「さらに、3冊、ポケットブックがでるらしい」
「惑星ルディン3部作」
「西暦32世紀」
「アトランが、伝説のUSOの大提督だったころ」
「中央銀河ユニオンの主星ルディンに、まつわる話」
「――あやしい、インパルスが?」
「――未発見の、細胞活性装置から?」
「のこのこと、探索にでかけた、アトランは~」
「いきなり、冒頭~」
「不死に目がくらんだ、USOスペシャリスト2名によって~」
「拘束されて、しまうとか」
Fan-Pro (Fantasy Productions) 社から。
4月、刊行開始予定。
□ Perry Rhodan-Heft
2372 . Christian Montillon / Plan der Phantome / 幽霊たちの計画
2373 . Arndt Ellmer / Paros-Attacken / パロス攻撃
2374 . Hubert Haensel / Der Trojaner / トロヤ人
2375 . Hubert Haensel / Dantyrens Jagd / ダンティレンの狩り
2376 . Leo Lukas / Tolle Tage in Terrania / テラニアの素敵な日々
□ Perry Rhodan-Heft 2372話「幽霊たちの計画」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2372.html ]
新銀河暦1345年11月2日、銀河系、惑星ハグ・エリコ周回軌道――
「この日~」
「スヴォーン種族、コプティ・ペキンは~」
「ファラドゥル工業船団の要職〈次席工場長〉を、拝命」
「――粉骨砕身・奮励努力、いたす所存で、ございます」
「でも」
「家に帰れば、単なるオヤジ」
「10年前~」
「女房を亡くして、男やもめ」
「男手ひとつで、息子ふたり――シルとウィルガル――を、育ててきました」
「――オレの育て方が、悪かったのかなー」
「不肖の息子、シルとウィルガルは~」
「いつしか、真っ当なスヴォーンの道を、はずれ~」
「いまや、立派なコソ泥コンビ」
「頭を抱える、日々なのでした」
ファラドゥル工業船団――
「惑星ハグ・エリコを周回する、スプリンガー転子状船4隻」
「《ファラドゥルI》から、《ファラドゥルIV》」
「船内、では~」
「手先の器用さでは定評ある、スヴォーン種族が、生産活動」
「外に、向けては~」
「口先の器用さでは定評ある、スプリンガー一族が、営業活動」
「――良い技術を、良いサービスで」
「――ファラドゥル工業船団」
「長いこと~」
「両種族は、うまくやってきました」
「でも」
「――ハイパー物理学的抵抗の、増大で~」
「――ハイテクが、いろいろダメね~」
「――宇宙船の燃費も、悪いのよね~」
「そんな時代の、到来」
「スヴォーン種族は、ハイパー物理学的抵抗にも、負けず~」
「あいかわらず、いい仕事、してるのですが~」
「田舎星系に、構えた店では~」
「お客様の足は、遠のくばかり」
「――こうなれば、行商だ」
「――そうだ、行商だ」
「保守派も、重い腰を、あげました」
「と」
「そんな、矢先」
「銀河系を制圧した、〈混沌の勢力〉」
「その軍勢、〈反逆者〉」
「その巡洋艦のようなもの、〈反逆タンク〉1隻が~」
「飛来、したのです」
「――この星系は~」
「――本日から、〈混沌の勢力〉の資源採掘星系だっ」
「――〈反逆者〉規定7カ条っ」
「――(中略)」
「――ようするに~」
「――ファラドゥル工業船団の生産物を、上納するのだっ」
「勝てる相手では、ありません」
ファラドゥル工業船団〈次席工場長〉、コプティ・ペキン――
「この日~」
「スヴォーン種族、コプティ・ペキンは~」
「厄日でした」
「不肖の息子――自称・天下の大泥棒――シルとウィルガルが~」
「――〈混沌の勢力〉めっ」
「――〈反逆者〉の連中めっ」
「――オレたちの縄張を、勝手に荒らすなっ」
「――逆に何か盗んでやろうぜ、にいちゃんっ」
「無謀な息子、シルとウィルガルは~」
「〈反逆タンク〉行きの上納品コンテナに、隠れる」
「不遇の父、コプティ・ペキンは~」
「――あの、ばか息子どもっ」
「〈反逆タンク〉行きの上納品コンテナまで、追いかける」
「と」
「――あ……」
「上納品コンテナは~」
「スヴォーン親子3名を積んだまま、〈反逆タンク〉へ」
ファラドゥル工業船団――
「――ハイパー通信?」
「――自由テラナー連盟国防大臣、レジナルド・ブルから?」
「――〈反逆タンク〉接近中……移転されたし?」
「――何を、いまさら?」
ファラドゥル工業船団〈次席工場長〉、コプティ・ペキン――
「上納品コンテナは、〈反逆タンク〉へ、無事到着」
「不肖の息子、シルとウィルガルも、さすがに青い顔」
「不遇の父、コプティ・ペキンは、上納品コンテナの外を、うかがいます」
「――!」
「――なんで、テラナーが、いっぱい?」
「――この〈反逆タンク〉は、ハリボテだっ」
「つまりは~」
「銀河の火事場泥棒」
「〈混沌の勢力〉の名を騙る、詐欺」
「〈反逆タンク〉に擬装した、宙賊船なのでした」
「そうと、わかれば」
「親子3名、決死の脱出」
「ファラドゥル工業船団は、策を練り~」
「宙賊団を、無血制圧です」
ファラドゥル工業船団――
「――ハイパー通信?」
「――また、自由テラナー連盟国防大臣、レジナルド・ブルから?」
「――〈反逆タンク〉接近中……即刻、移転されたし?」
「――だから、何を、いまさら?」
「でも」
「ファラドゥル工業船団〈次席工場長〉、コプティ・ペキンは~」
「警告を、真剣にうけとめようと、言いました」
「――よくわからないけれど、移転だ」
「――そうだ、功労者コプティ・ペキンさんが言うなら、移転だ」
「保守派も、そんな気に、なりました」
11月4日早朝――
「ファラドゥル工業船団、発進」
「でも」
「ファラドゥル工業船団は、星系外縁まで、たどりつけませんでした」
「――!」
「星系に接近する、艦影7」
「〈反逆タンク〉1隻」
「補給艦6隻」
「今度は、ホンモノです」
「勝てる相手では、ありません」
「と」
「――?」
「――〈反逆タンク〉が、転進?」
「――超兵器ポテンシャル・ランチャー、全開?」
「――どどーん」
「でも」
「ファラドゥル工業船団の、機器は~」
「〈反逆タンク〉が攻撃した相手を、正確に探知できません」
「幽霊みたいな影が6つ、どうにか識別できるだけ」
「と」
「――!」
「――〈幽霊〉6つが、一瞬、消えた?」
「――〈反逆タンク〉を、包囲して?」
「――十字砲火?」
「――ばーん」
「〈反逆タンク〉、撃沈」
「補給艦6隻、逃走」
「〈幽霊〉6つも、完全に姿を消します」
ファラドゥル工業船団――
「――ハイパー通信?」
「――またまた、自由テラナー連盟国防大臣、レジナルド・ブルから?」
「――移転先は……カロン星団と、されたし?」
同じ頃、ハヨク星団近傍――
「遊弋する~」
「アルコン帝国皇帝旗艦《ゴス・テュサン》」
「〈反逆者〉司令部、執務城《クルルト》の暗号通信が、解読できました」
「――戦隊マシーン6基が、アルコンへ?」
「報告を、うけた~」
「アルコン帝国皇帝ボスティク1世は、蒼白です」
「――アルコンが……次なるキャビネットに、される?」
「――危機対応計画エコディム、発動だっ」
続きます。
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと
エコディムは、アルコン人が祈りのあとにつける言葉――アーメン。
----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 444 [不定期刊] 2007/02/05
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ ATLAN 新シリーズ RUDYN-Trilogie
1 . Achim Mehnert / Die Psi-Kämpferin / 超能力女戦士
2 . (未詳)
3 . (未詳)
「現在刊行中の、アトラン・ポケットブック――月刊・惑星レプソ3部作」
「その閉幕後~」
「さらに、3冊、ポケットブックがでるらしい」
「惑星ルディン3部作」
「西暦32世紀」
「アトランが、伝説のUSOの大提督だったころ」
「中央銀河ユニオンの主星ルディンに、まつわる話」
「――あやしい、インパルスが?」
「――未発見の、細胞活性装置から?」
「のこのこと、探索にでかけた、アトランは~」
「いきなり、冒頭~」
「不死に目がくらんだ、USOスペシャリスト2名によって~」
「拘束されて、しまうとか」
Fan-Pro (Fantasy Productions) 社から。
4月、刊行開始予定。
□ Perry Rhodan-Heft
2372 . Christian Montillon / Plan der Phantome / 幽霊たちの計画
2373 . Arndt Ellmer / Paros-Attacken / パロス攻撃
2374 . Hubert Haensel / Der Trojaner / トロヤ人
2375 . Hubert Haensel / Dantyrens Jagd / ダンティレンの狩り
2376 . Leo Lukas / Tolle Tage in Terrania / テラニアの素敵な日々
□ Perry Rhodan-Heft 2372話「幽霊たちの計画」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2372.html ]
新銀河暦1345年11月2日、銀河系、惑星ハグ・エリコ周回軌道――
「この日~」
「スヴォーン種族、コプティ・ペキンは~」
「ファラドゥル工業船団の要職〈次席工場長〉を、拝命」
「――粉骨砕身・奮励努力、いたす所存で、ございます」
「でも」
「家に帰れば、単なるオヤジ」
「10年前~」
「女房を亡くして、男やもめ」
「男手ひとつで、息子ふたり――シルとウィルガル――を、育ててきました」
「――オレの育て方が、悪かったのかなー」
「不肖の息子、シルとウィルガルは~」
「いつしか、真っ当なスヴォーンの道を、はずれ~」
「いまや、立派なコソ泥コンビ」
「頭を抱える、日々なのでした」
ファラドゥル工業船団――
「惑星ハグ・エリコを周回する、スプリンガー転子状船4隻」
「《ファラドゥルI》から、《ファラドゥルIV》」
「船内、では~」
「手先の器用さでは定評ある、スヴォーン種族が、生産活動」
「外に、向けては~」
「口先の器用さでは定評ある、スプリンガー一族が、営業活動」
「――良い技術を、良いサービスで」
「――ファラドゥル工業船団」
「長いこと~」
「両種族は、うまくやってきました」
「でも」
「――ハイパー物理学的抵抗の、増大で~」
「――ハイテクが、いろいろダメね~」
「――宇宙船の燃費も、悪いのよね~」
「そんな時代の、到来」
「スヴォーン種族は、ハイパー物理学的抵抗にも、負けず~」
「あいかわらず、いい仕事、してるのですが~」
「田舎星系に、構えた店では~」
「お客様の足は、遠のくばかり」
「――こうなれば、行商だ」
「――そうだ、行商だ」
「保守派も、重い腰を、あげました」
「と」
「そんな、矢先」
「銀河系を制圧した、〈混沌の勢力〉」
「その軍勢、〈反逆者〉」
「その巡洋艦のようなもの、〈反逆タンク〉1隻が~」
「飛来、したのです」
「――この星系は~」
「――本日から、〈混沌の勢力〉の資源採掘星系だっ」
「――〈反逆者〉規定7カ条っ」
「――(中略)」
「――ようするに~」
「――ファラドゥル工業船団の生産物を、上納するのだっ」
「勝てる相手では、ありません」
ファラドゥル工業船団〈次席工場長〉、コプティ・ペキン――
「この日~」
「スヴォーン種族、コプティ・ペキンは~」
「厄日でした」
「不肖の息子――自称・天下の大泥棒――シルとウィルガルが~」
「――〈混沌の勢力〉めっ」
「――〈反逆者〉の連中めっ」
「――オレたちの縄張を、勝手に荒らすなっ」
「――逆に何か盗んでやろうぜ、にいちゃんっ」
「無謀な息子、シルとウィルガルは~」
「〈反逆タンク〉行きの上納品コンテナに、隠れる」
「不遇の父、コプティ・ペキンは~」
「――あの、ばか息子どもっ」
「〈反逆タンク〉行きの上納品コンテナまで、追いかける」
「と」
「――あ……」
「上納品コンテナは~」
「スヴォーン親子3名を積んだまま、〈反逆タンク〉へ」
ファラドゥル工業船団――
「――ハイパー通信?」
「――自由テラナー連盟国防大臣、レジナルド・ブルから?」
「――〈反逆タンク〉接近中……移転されたし?」
「――何を、いまさら?」
ファラドゥル工業船団〈次席工場長〉、コプティ・ペキン――
「上納品コンテナは、〈反逆タンク〉へ、無事到着」
「不肖の息子、シルとウィルガルも、さすがに青い顔」
「不遇の父、コプティ・ペキンは、上納品コンテナの外を、うかがいます」
「――!」
「――なんで、テラナーが、いっぱい?」
「――この〈反逆タンク〉は、ハリボテだっ」
「つまりは~」
「銀河の火事場泥棒」
「〈混沌の勢力〉の名を騙る、詐欺」
「〈反逆タンク〉に擬装した、宙賊船なのでした」
「そうと、わかれば」
「親子3名、決死の脱出」
「ファラドゥル工業船団は、策を練り~」
「宙賊団を、無血制圧です」
ファラドゥル工業船団――
「――ハイパー通信?」
「――また、自由テラナー連盟国防大臣、レジナルド・ブルから?」
「――〈反逆タンク〉接近中……即刻、移転されたし?」
「――だから、何を、いまさら?」
「でも」
「ファラドゥル工業船団〈次席工場長〉、コプティ・ペキンは~」
「警告を、真剣にうけとめようと、言いました」
「――よくわからないけれど、移転だ」
「――そうだ、功労者コプティ・ペキンさんが言うなら、移転だ」
「保守派も、そんな気に、なりました」
11月4日早朝――
「ファラドゥル工業船団、発進」
「でも」
「ファラドゥル工業船団は、星系外縁まで、たどりつけませんでした」
「――!」
「星系に接近する、艦影7」
「〈反逆タンク〉1隻」
「補給艦6隻」
「今度は、ホンモノです」
「勝てる相手では、ありません」
「と」
「――?」
「――〈反逆タンク〉が、転進?」
「――超兵器ポテンシャル・ランチャー、全開?」
「――どどーん」
「でも」
「ファラドゥル工業船団の、機器は~」
「〈反逆タンク〉が攻撃した相手を、正確に探知できません」
「幽霊みたいな影が6つ、どうにか識別できるだけ」
「と」
「――!」
「――〈幽霊〉6つが、一瞬、消えた?」
「――〈反逆タンク〉を、包囲して?」
「――十字砲火?」
「――ばーん」
「〈反逆タンク〉、撃沈」
「補給艦6隻、逃走」
「〈幽霊〉6つも、完全に姿を消します」
ファラドゥル工業船団――
「――ハイパー通信?」
「――またまた、自由テラナー連盟国防大臣、レジナルド・ブルから?」
「――移転先は……カロン星団と、されたし?」
同じ頃、ハヨク星団近傍――
「遊弋する~」
「アルコン帝国皇帝旗艦《ゴス・テュサン》」
「〈反逆者〉司令部、執務城《クルルト》の暗号通信が、解読できました」
「――戦隊マシーン6基が、アルコンへ?」
「報告を、うけた~」
「アルコン帝国皇帝ボスティク1世は、蒼白です」
「――アルコンが……次なるキャビネットに、される?」
「――危機対応計画エコディム、発動だっ」
続きます。
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
エコディムは、アルコン人が祈りのあとにつける言葉――アーメン。
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d-information ◆ 444 [不定期刊] 2007/02/05
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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