2007年3月アーカイブ
◆目次
◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2379 . Arndt Ellmer / ESCHERS Liste / エッシャー名簿
2380 . Horst Hoffmann / Es kam aus der Sonne / 太陽から来たる
2381 . Uwe Anton / Der Dunkle Ermittler / 暗黒捜査官
2382 . Uwe Anton / Der refaktive Sprung / 回帰跳躍
2383 . Michael Nagula / Avatare ESCHERS / エッシャー・アバター
□ Perry Rhodan-Heft 2379話「エッシャー名簿」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2379.html ]
新銀河暦1346年1月21日22時、首都テラニア――
「――〈エッシャー〉計画は、危険だぁぁっ」
「太陽系政庁に、駆けこんできた~」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「第一サイバネティカー――〈エッシャー〉計画の責任者」
「警告を、うけて~」
「政庁首席ペリー・ローダン」
「TLD長官ノヴィエル・レジドルに、曰く」
「――テラニア市内、トーラ通り、〈エッシャー〉施設を、包囲っ」
「――突入だっ」
「が」
「〈エッシャー〉施設は、勝手に、反撥フィールドを、展開」
「――失敗だっ」
「で」
「周辺封鎖、住民退避」
「上空には、艦艇3隻が待機する、大騒動」
「と、いうことで」
「第一テラナー、タミラ・サクラハンさん」
「政庁首席ペリー・ローダンに、曰く」
「――猶予は、50時間よっ」
「――だめなら、宇宙空間に捨てていらっしゃいっ」
「……」
「パラポジトロニクス〈エッシャー〉は~」
「接続した〈プロセッサー〉被験者の魂を、喰らって~」
「勝手に、成長しています」
「で」
「ローレンス・サヴォワール博士の報告に、よれば~」
「どうやら~」
「月面脳〈ネーサン〉と、徒党を組んで~」
「なにやら、画策中、とかいう」
「ならば~」
「政庁首席ペリー・ローダン」
「月面脳〈ネーサン〉を、尋問です」
「すると」
「――事実無根デス」
「――記憶ニアリマセン」
「暖簾に、腕押し」
「ならば~」
「政庁首席ペリー・ローダン、曰く」
「――グッキー、マーク・ロンドンっ」
「――強硬突入だっ」
「グッキーは、マーク・ロンドンを連れて~」
「〈エッシャー〉施設内に、テレポート」
「が」
「――マークと、はぐれちゃったよー」
「――それに……ココは?」
「グッキーが、気がつけば~」
「そこは~」
「パラ・ポジトロニクス〈エッシャー〉の、ハイパー次元マトリクス」
「〈プロセッサー〉被験者として、亡くなった故人の魂がさまよう、仮想現実」
「――ハロー?」
「――みんな、けっこう、楽しそう?」
「悪い暮らしでは、ないようですが」
「――!」
「人相の悪い男たちに、追いかけられたりも、します」
「もとTLD工作員パル・アストゥイン」
「もとTLD工作員メルラン・ミュル」
「――ひーっ」
「テレポートして、逃げると~」
「マーク・ロンドン共々、〈エッシャー〉施設外に、実体化」
「ずいぶん過ごした気が、しましたが~」
「現実界の時計では、わずか3分間の出来事でした」
テラニア市内――
「もとTLD工作員パル・アストゥイン」
「もとTLD工作員メルラン・ミュル」
「この両名~」
「ハイパー次元マトリクスの、中でも~」
「ハイパー次元マトリクスの、外でも~」
「どちらでも、活動する」
「〈エッシャー〉マトリクスの意志を、具現する存在」
「いわゆる、〈使い魔〉のようなもの」
「現実世界では~」
「テレポートや、ヒュプノのような超能力も、備えています」
「名づけて、〈エッシャー〉アバター」
「〈エッシャー〉名簿に記された才人たちを、来訪」
「〈プロセッサー〉被験者として、勧誘するのが、仕事です」
「――高名な物理学者ボールドウィン・カラポル博士ですね?」
「――〈エッシャー〉に、参加してください」
「テレポートで、拉致」
「ヒュプノで、抑圧」
「〈エッシャー〉施設の心臓部〈思考房〉へ」
「〈十字繭〉に、寝かせて~」
「サート・フードのようなものを、装着させて~」
「魂を、ハイパー次元マトリクスへ、吸引」
「というのが、いつもの手筈」
「が」
「高名な物理学者ボールドウィン・カラポル博士は、政府要人」
「メンタル安定化手術を、うけています」
「ヒュプノ、効果なし」
「銃のエネルギーカートリッジを、かかえて~」
「――解放しろっ」
「――さもなくば、この〈エッシャー〉施設ごと、どかーん……て」
「しぶとい、のです」
テラニア市内――
「パラポジトロニクス〈エッシャー〉は~」
「接続した〈プロセッサー〉被験者の魂を、喰らって~」
「成長しています」
「で」
「ローレンス・サヴォワール博士の報告に、よれば~」
「どうやら~」
「意識集合体〈ニュークリアス〉の微小片を、触媒に~」
「〈プロセッサー〉被験者の肉体から、魂を分離する、とかいう」
「ならば~」
「政庁首席ペリー・ローダン」
「意識集合体〈ニュークリアス〉の代表者、ファウン・スズケに、苦情申立て」
「が」
「――人類のために、やっているコトなのよー」
「――〈エッシャー〉が、オカシイ? 知らないわよー、そんなこと」
「埒が、あきません」
「で」
「政庁首席ペリー・ローダン、曰く」
「――意識集合体〈ニュークリアス〉と、直接会談をもとめるっ」
「――大事な成長のために、いま、寝てるのよー」
「ならば~」
「強硬手段です」
星系ソル防衛の要、〈テラノヴァ・バリア〉――
「ロレッタ級テンダー108隻からなる、テラノヴァ艦隊が、展開っ」
「〈混沌の勢力〉の大軍勢〈反逆者〉が、星系ソルにあびせる、集中砲火を~」
「パラ現実に、逸らすっ」
「すごい、バリア」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉が~」
「恒星ソルの超知性体アルケティムの遺骸から、高次エネルギーを汲み上げ~」
「〈テラノヴァGS〉に集結した、グロービストの熱い魂の鼓動に支えられ~」
「〈テラノヴァ・バリア〉を、強化しています」
「ならば~」
「政庁首席ペリー・ローダン、命じて曰く」
「――ロレッタ級テンダーっ」
「――モールス信号だっ」
「〈テラノヴァ・バリア〉を点滅させる、無謀な作戦」
「――トントンツートントン」
「政庁首席ペリー・ローダン、さらに」
「――〈テラノヴァGS〉っ」
「――グロービスト、一時退去だっ」
「〈テラノヴァ・バリア〉に負担をかける、さらに無謀な作戦」
「――ゆらーり」
「〈混沌の勢力〉の大軍勢〈反逆者〉は~」
「これを好機と、集中砲火」
「――どどーん」
「――どどどーん」
「これには~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉も、仰天」
「――はっ」
「ガラパゴス諸島、バルトロメ島に座した、本体が、覚醒します」
「――ぽんっ」
「直径2mだった、〈ニュークリアス〉は~」
「いきなり膨張して、直径は約10倍」
「で」
「政庁首席ペリー・ローダン」
「ファウン・スズケを通じ、あらためて、苦情申立て」
「対する~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉は、ご機嫌斜め」
「――星系ソルを、危険にさらしてっ」
「――〈ニュークリアス〉も、危険にさらしてっ」
「――超知性体アルケティムまで、危険にさらしてっ」
「――?」
「なぜに、超知性体アルケティムの名前がここで出るのか……定かならず」
「ともあれ~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉は~」
「不機嫌ながらも~」
「微細な欠片に、分裂し~」
「〈エッシャー〉施設に、降りそそぐと~」
「〈エッシャー〉施設に、浸透し、包みこむ」
「なにやら、策を弄したのでしょう」
「――反撥フィールド、消滅っ」
「――TLD部隊、突入っ」
「――高名な物理学者ボールドウィン・カラポル博士を、解放したぞっ」
そして、事後処理――
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉は~」
「バルトロメ島に、帰還」
「意識集合体〈ニュークリアス〉の代表者、ファウン・スズケ」
「政庁首席ペリー・ローダンに、語って曰く」
「――いま、〈負の球体〉の〈退行策〉の部品を、作ってるのよー」
「さらに」
「――パラポジトロニクス〈エッシャー〉は~」
「――まだまだ、成長しないと、いけないのよー」
「――ハイパー次元マトリクスの魂は~」
「――本人合意の上だから、安心よー」
「――パラポジトロニクス〈エッシャー〉は~」
「――ハンガイ銀河遠征艦《リチャード・バートン》に、搭載するのよー」
「――物理事情が変容したハンガイ銀河で、作戦するには~」
「――必要よー」
「――搭載しないと~」
「――艦も、乗員も、おしまいなのよー」
「で」
「政庁首席ペリー・ローダン、決断して、曰く」
「――やむをえんっ」
「――ただしっ」
「――今後は、ローレンス・サヴォワール博士が、全制御を掌握することっ」
「――ハイパー次元マトリクスは、出入自由とすることっ」
「――これが、条件だっ」
「〈エッシャー〉計画は、継続です」
そして、最後に残る謎――
「政庁首席ペリー・ローダン」
「じつは、腑に落ちないことが、ひとつ」
「太陽系政庁の計算脳〈老子〉に、問いかけて、曰く」
「――月面脳〈ネーサン〉の挙動不審を、どう考えれば良いだろう?」
「……」
「――超知性体〈それ〉あたりが、背後にいるかもしれませぬ」
「――だよなー」
「政庁首席ペリー・ローダン」
「ついつい、深い溜息をつくのでした」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと
次回、恒星ソルから、なにか来るとか。
----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 451 [不定期刊] 2007/03/26
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2379 . Arndt Ellmer / ESCHERS Liste / エッシャー名簿
2380 . Horst Hoffmann / Es kam aus der Sonne / 太陽から来たる
2381 . Uwe Anton / Der Dunkle Ermittler / 暗黒捜査官
2382 . Uwe Anton / Der refaktive Sprung / 回帰跳躍
2383 . Michael Nagula / Avatare ESCHERS / エッシャー・アバター
□ Perry Rhodan-Heft 2379話「エッシャー名簿」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2379.html ]
新銀河暦1346年1月21日22時、首都テラニア――
「――〈エッシャー〉計画は、危険だぁぁっ」
「太陽系政庁に、駆けこんできた~」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「第一サイバネティカー――〈エッシャー〉計画の責任者」
「警告を、うけて~」
「政庁首席ペリー・ローダン」
「TLD長官ノヴィエル・レジドルに、曰く」
「――テラニア市内、トーラ通り、〈エッシャー〉施設を、包囲っ」
「――突入だっ」
「が」
「〈エッシャー〉施設は、勝手に、反撥フィールドを、展開」
「――失敗だっ」
「で」
「周辺封鎖、住民退避」
「上空には、艦艇3隻が待機する、大騒動」
「と、いうことで」
「第一テラナー、タミラ・サクラハンさん」
「政庁首席ペリー・ローダンに、曰く」
「――猶予は、50時間よっ」
「――だめなら、宇宙空間に捨てていらっしゃいっ」
「……」
「パラポジトロニクス〈エッシャー〉は~」
「接続した〈プロセッサー〉被験者の魂を、喰らって~」
「勝手に、成長しています」
「で」
「ローレンス・サヴォワール博士の報告に、よれば~」
「どうやら~」
「月面脳〈ネーサン〉と、徒党を組んで~」
「なにやら、画策中、とかいう」
「ならば~」
「政庁首席ペリー・ローダン」
「月面脳〈ネーサン〉を、尋問です」
「すると」
「――事実無根デス」
「――記憶ニアリマセン」
「暖簾に、腕押し」
「ならば~」
「政庁首席ペリー・ローダン、曰く」
「――グッキー、マーク・ロンドンっ」
「――強硬突入だっ」
「グッキーは、マーク・ロンドンを連れて~」
「〈エッシャー〉施設内に、テレポート」
「が」
「――マークと、はぐれちゃったよー」
「――それに……ココは?」
「グッキーが、気がつけば~」
「そこは~」
「パラ・ポジトロニクス〈エッシャー〉の、ハイパー次元マトリクス」
「〈プロセッサー〉被験者として、亡くなった故人の魂がさまよう、仮想現実」
「――ハロー?」
「――みんな、けっこう、楽しそう?」
「悪い暮らしでは、ないようですが」
「――!」
「人相の悪い男たちに、追いかけられたりも、します」
「もとTLD工作員パル・アストゥイン」
「もとTLD工作員メルラン・ミュル」
「――ひーっ」
「テレポートして、逃げると~」
「マーク・ロンドン共々、〈エッシャー〉施設外に、実体化」
「ずいぶん過ごした気が、しましたが~」
「現実界の時計では、わずか3分間の出来事でした」
テラニア市内――
「もとTLD工作員パル・アストゥイン」
「もとTLD工作員メルラン・ミュル」
「この両名~」
「ハイパー次元マトリクスの、中でも~」
「ハイパー次元マトリクスの、外でも~」
「どちらでも、活動する」
「〈エッシャー〉マトリクスの意志を、具現する存在」
「いわゆる、〈使い魔〉のようなもの」
「現実世界では~」
「テレポートや、ヒュプノのような超能力も、備えています」
「名づけて、〈エッシャー〉アバター」
「〈エッシャー〉名簿に記された才人たちを、来訪」
「〈プロセッサー〉被験者として、勧誘するのが、仕事です」
「――高名な物理学者ボールドウィン・カラポル博士ですね?」
「――〈エッシャー〉に、参加してください」
「テレポートで、拉致」
「ヒュプノで、抑圧」
「〈エッシャー〉施設の心臓部〈思考房〉へ」
「〈十字繭〉に、寝かせて~」
「サート・フードのようなものを、装着させて~」
「魂を、ハイパー次元マトリクスへ、吸引」
「というのが、いつもの手筈」
「が」
「高名な物理学者ボールドウィン・カラポル博士は、政府要人」
「メンタル安定化手術を、うけています」
「ヒュプノ、効果なし」
「銃のエネルギーカートリッジを、かかえて~」
「――解放しろっ」
「――さもなくば、この〈エッシャー〉施設ごと、どかーん……て」
「しぶとい、のです」
テラニア市内――
「パラポジトロニクス〈エッシャー〉は~」
「接続した〈プロセッサー〉被験者の魂を、喰らって~」
「成長しています」
「で」
「ローレンス・サヴォワール博士の報告に、よれば~」
「どうやら~」
「意識集合体〈ニュークリアス〉の微小片を、触媒に~」
「〈プロセッサー〉被験者の肉体から、魂を分離する、とかいう」
「ならば~」
「政庁首席ペリー・ローダン」
「意識集合体〈ニュークリアス〉の代表者、ファウン・スズケに、苦情申立て」
「が」
「――人類のために、やっているコトなのよー」
「――〈エッシャー〉が、オカシイ? 知らないわよー、そんなこと」
「埒が、あきません」
「で」
「政庁首席ペリー・ローダン、曰く」
「――意識集合体〈ニュークリアス〉と、直接会談をもとめるっ」
「――大事な成長のために、いま、寝てるのよー」
「ならば~」
「強硬手段です」
星系ソル防衛の要、〈テラノヴァ・バリア〉――
「ロレッタ級テンダー108隻からなる、テラノヴァ艦隊が、展開っ」
「〈混沌の勢力〉の大軍勢〈反逆者〉が、星系ソルにあびせる、集中砲火を~」
「パラ現実に、逸らすっ」
「すごい、バリア」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉が~」
「恒星ソルの超知性体アルケティムの遺骸から、高次エネルギーを汲み上げ~」
「〈テラノヴァGS〉に集結した、グロービストの熱い魂の鼓動に支えられ~」
「〈テラノヴァ・バリア〉を、強化しています」
「ならば~」
「政庁首席ペリー・ローダン、命じて曰く」
「――ロレッタ級テンダーっ」
「――モールス信号だっ」
「〈テラノヴァ・バリア〉を点滅させる、無謀な作戦」
「――トントンツートントン」
「政庁首席ペリー・ローダン、さらに」
「――〈テラノヴァGS〉っ」
「――グロービスト、一時退去だっ」
「〈テラノヴァ・バリア〉に負担をかける、さらに無謀な作戦」
「――ゆらーり」
「〈混沌の勢力〉の大軍勢〈反逆者〉は~」
「これを好機と、集中砲火」
「――どどーん」
「――どどどーん」
「これには~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉も、仰天」
「――はっ」
「ガラパゴス諸島、バルトロメ島に座した、本体が、覚醒します」
「――ぽんっ」
「直径2mだった、〈ニュークリアス〉は~」
「いきなり膨張して、直径は約10倍」
「で」
「政庁首席ペリー・ローダン」
「ファウン・スズケを通じ、あらためて、苦情申立て」
「対する~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉は、ご機嫌斜め」
「――星系ソルを、危険にさらしてっ」
「――〈ニュークリアス〉も、危険にさらしてっ」
「――超知性体アルケティムまで、危険にさらしてっ」
「――?」
「なぜに、超知性体アルケティムの名前がここで出るのか……定かならず」
「ともあれ~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉は~」
「不機嫌ながらも~」
「微細な欠片に、分裂し~」
「〈エッシャー〉施設に、降りそそぐと~」
「〈エッシャー〉施設に、浸透し、包みこむ」
「なにやら、策を弄したのでしょう」
「――反撥フィールド、消滅っ」
「――TLD部隊、突入っ」
「――高名な物理学者ボールドウィン・カラポル博士を、解放したぞっ」
そして、事後処理――
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉は~」
「バルトロメ島に、帰還」
「意識集合体〈ニュークリアス〉の代表者、ファウン・スズケ」
「政庁首席ペリー・ローダンに、語って曰く」
「――いま、〈負の球体〉の〈退行策〉の部品を、作ってるのよー」
「さらに」
「――パラポジトロニクス〈エッシャー〉は~」
「――まだまだ、成長しないと、いけないのよー」
「――ハイパー次元マトリクスの魂は~」
「――本人合意の上だから、安心よー」
「――パラポジトロニクス〈エッシャー〉は~」
「――ハンガイ銀河遠征艦《リチャード・バートン》に、搭載するのよー」
「――物理事情が変容したハンガイ銀河で、作戦するには~」
「――必要よー」
「――搭載しないと~」
「――艦も、乗員も、おしまいなのよー」
「で」
「政庁首席ペリー・ローダン、決断して、曰く」
「――やむをえんっ」
「――ただしっ」
「――今後は、ローレンス・サヴォワール博士が、全制御を掌握することっ」
「――ハイパー次元マトリクスは、出入自由とすることっ」
「――これが、条件だっ」
「〈エッシャー〉計画は、継続です」
そして、最後に残る謎――
「政庁首席ペリー・ローダン」
「じつは、腑に落ちないことが、ひとつ」
「太陽系政庁の計算脳〈老子〉に、問いかけて、曰く」
「――月面脳〈ネーサン〉の挙動不審を、どう考えれば良いだろう?」
「……」
「――超知性体〈それ〉あたりが、背後にいるかもしれませぬ」
「――だよなー」
「政庁首席ペリー・ローダン」
「ついつい、深い溜息をつくのでした」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
次回、恒星ソルから、なにか来るとか。
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d-information ◆ 451 [不定期刊] 2007/03/26
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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◆目次
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Extra 4
[ http://perry-rhodan.net/produkte/hefte/sonderpublikationen/prextra4.html ]
あらためて収録作を、紹介します。
Wim Vandemaan / Das Andromeda-Monument / アンドロメダ記念碑
□ Perry Rhodan-Extra 4 「アンドロメダ記念碑」
新銀河暦1345年8月、惑星テラ、首都テラニア――
「ダリエネ・ロヤさん」
「33歳」
「〈ワリンジャー・アカデミー〉講師」
「趣味、アーチェリー――テラニア大会3連覇」
「〈テラノヴァ・バリア〉支援活動〈テラノヴァ・グローバル〉にも、参加」
「――〈反逆者〉襲来警報っ」
「――当番の〈グロービスト〉は、至急、指定席へっ」
「星系ソルが攻撃されれば、〈テラニアGS〉に、馳せ参じ~」
「――がんばれー」
「――負けるなー」
「――ぐぐぐっ」
「熱き魂の鼓動で、星系ソルを包む〈テラノヴァ・バリア〉を、支えたり」
「が」
「〈テラニアGS〉で、熱き魂の鼓動の発動! のとき~」
「――幻覚が、見えるのよね」
「――知らない人とか、知らない建物とか」
「――まさか、〈反逆者〉の、精神攻撃?」
「でも、最近では」
「――だんだん、リアルになってるの」
「――トーラ通りで、幻覚の建物を見たの――〈エッシャー〉とかいう」
「――そこで、出会ったの――幻覚の中のステキな人」
「――ボクの名は、セヴェル・ディムラト」
「――カラホル生まれの、ナイスガイだ」
「アパートに、連れていって~」
「一夜を、過ごしたり」
「翌朝、ステキな人は、姿を消していました」
「――やはり、幻覚?」
「でも」
「残留物を、分析すると~」
「――2万年くらい前の、初期テフローダーの、遺伝子?」
「カラホル――古代レムール人は、アンドロメダ銀河をこう呼んでいました」
「……」
「やがて~」
「――バーゲンが1週間、ズレてる」
「――市街の様子も、どこか昨日と違う気がする」
「現実の方が、オカシクなりはじめます」
「――先日調査してもらった、セヴェル・ディムラトの件で……」
「――調査履歴ガ、アリマセン」
「ポジトロニクスまで、オカシクなりはじめています」
「――2万年前の過去が、変わりはじめた?」
「――結果である現在も、変わりはじめた?」
「自分もオカシクなりそうな、ダリエネ・ロヤさん」
「くわえて、最近では」
「――幻聴まで、聞こえるの」
「――ワレワレは、イオファル種族」
「――セヴェル・ディムラトは、危険だっ」
「――処分してください、あなたの手で」
2万年前、アンドロメダ銀河――
「アンドロメダ銀河北域、惑星ヴァルファニ」
「テフローダーは、惑星ティカガル――実験地――と、呼ぶ」
「そこで~」
「〈島の王〉ファクターII、トリナル=モラトは、〈思考塔〉計画を推進」
「セヴェル・ディムラトは、〈思考塔〉計画の責任者」
「――超兵器〈メンタル・カタパルト〉を、開発するのだっ」
「〈メンタル・カタパルト〉、すなわち、〈思考塔〉」
「〈思考塔〉施設の、各パーツは~」
「〈プシ流体〉満タンの、水槽です」
「……」
「イオファル種族は~」
「惑星ティカガルの、原住民」
「見た目は、7本脚の青いヒトデ」
「テフローダーは~」
「イオファル種族を、捕獲して~」
「捌いて~」
「中枢神経系の一部、感情をつかさどる部分を、摘出」
「〈思考塔〉施設の〈プシ流体〉に、投入すると~」
「中枢神経組織は、集合意識を形成します」
「で」
「――〈メンタル・カタパルト〉発射っ」
「〈思考塔〉の感情を、収束して、射出」
「恐怖でも~」
「怒りでも~」
「標的に、任意の感情を押しつける」
「――すごいぞ、超兵器〈メンタル・カタパルト〉っ」
「――精度を、上げるぞっ」
「――アンドロメダ銀河全域に、オレの〈思考塔〉を、建ててやるっ」
「セヴェル・ディムラトは~」
「意気軒昂」
「他方~」
「イオファル種族は~」
「〈メンタル・カタパルト〉の素材として、捌かれて~」
「〈メンタル・カタパルト〉の標的として、試し撃ちされて~」
「憤懣、やるかたなし」
「が」
「――セヴェル・ディムラトは、危険だっ」
「そう考えたヒトが、さらに1名」
「〈島の王〉ファクターII、トリナル=モラト」
「保身については、定評があります」
「ひとたび~」
「〈メンタル・カタパルト〉の戦略的価値を、認識~」
「セヴェル・ディムラトの野望を、危険視するや~」
「その対処、迅速かつ徹底したもの」
「――!」
「セヴェル・ディムラトと、開発スタッフを~」
「――〈思考塔〉に、拘束っ」
「セヴェル・ディムラトと、開発スタッフの、意識を~」
「――ダッカル空間に、封印っ」
「したのでした」
「……」
「2万年後の、時空」
「〈混沌の勢力〉の大軍勢〈反逆者〉が、星系ソルを包囲攻撃」
「〈テラノヴァ・バリア〉が、星系ソルを断固防衛」
「という、時代」
「――星系ソルを包む、〈テラノヴァ・バリア〉?」
「――惑星テラで進む、〈エッシャー〉計画?」
「――ダリエネ・ロヤさんの、プシ励起された熱き魂の鼓動?」
「これらの織りなす、重積ゾーンが~」
「ダッカル空間の、セヴェル・ディムラトと、同調したのは~」
「まさに、奇跡の出来事、でした」
2万年後、惑星テラ、首都テラニア――
「ダリエネ・ロヤさんは、考える」
「もし~」
「2万年前の、時空で~」
「――セヴェル・ディムラトの意識が、通常空間に復帰?」
「――〈メンタル・カタパルト〉で、アンドロメダ銀河を制圧?」
「――〈島の王〉を抹殺して、独裁者に?」
「こうして織りなされる、新しい歴史は~」
「いまある現実を、かき消してしまうでしょう」
「――たしかに……セヴェル・ディムラトは、ステキな人」
「――でも……わたしは、惑星テラを守る〈グロービスト〉」
「――処分するのよ、わたしの手で」
「……」
「ダリエネ・ロヤさんは~」
「――パパの形見の、光線銃でっ」
「――ばーん」
「でも」
「セヴェル・ディムラトの個体バリアは、超強力」
「テフローダーのスタッフも、セヴェル・ディムラトを、守ります」
「悠然と〈エッシャー〉にむかう、セヴェル・ディムラト」
「ならば」
「――自慢の、アーチェリーでっ」
「――ひゅーん」
「――ひゅーん」
「でも」
「セヴェル・ディムラトの個体バリアは、超高性能」
「矢もはじかれて、しまいます」
「ダリエネ・ロヤさんは~」
「――がっくり」
「膝を、つきます」
「セヴェル・ディムラトは~」
「――もうやめるんだ、オレの大事なヒト」
「個体バリアを解除して、ダリエネ・ロヤさんを、抱擁します」
「が」
「ダリエネ・ロヤさんは~」
「正しく理解、していました」
「セヴェル・ディムラトには~」
「通常空間のアンカーとして、生きている自分が、大事なのです」
「じつは~」
「最後に放った、矢には~」
「仕掛けが、ありました」
「――ばふっ・ひゅーん」
「仕込んだ炸薬・軌道反転」
「で」
「――ぐっさり」
「ダリエネ・ロヤさんと、セヴェル・ディムラトを、貫くのでした」
新銀河暦1345年8月、惑星テラ、首都テラニア――
「トーラ通り、〈エッシャー〉施設の前で、ひとりの女性が倒れていました」
「――なんで、こんなコトに?」
「瀕死の、重傷」
「救急車は、間に合わなかったそうです」
□ Perry Rhodan-Heft
2378 . Christian Montillon / Der Erste Kybernetiker / 第一サイバネティカー
2379 . Arndt Ellmer / ESCHERS Liste / エッシャー名簿
2380 . Horst Hoffmann / Es kam aus der Sonne / 太陽から来たる
2381 . Uwe Anton / Der Dunkle Ermittler / 暗黒捜査官
2382 . Uwe Anton / Der refaktive Sprung / 回帰跳躍
□ Perry Rhodan-Heft 2378話「第一サイバネティカー」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2378.html ]
新銀河暦1346年1月、首都テラニア、太陽系政庁――
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「政庁首席、ペリー・ローダンに~」
「決死の、警告」
「が」
「――うっ」
「話も佳境……と、いうあたりで~」
「昏睡状態」
「で」
「政庁首席ペリー・ローダン、曰く」
「――マーク・ロンドンを、呼べっ」
「――グッキーを、呼ぶのだっ」
「少年マーク・ロンドンは、ミュータント――プシ・コレスポンダー」
「グッキーも、いわずと知れた、ミュータントです」
「さらに~」
「政庁首席ペリー・ローダン、TLD長官ノヴィエル・レジドルに、曰く」
「――部隊を、テラニア市内、トーラ通りに派遣」
「――〈エッシャー〉施設を、包囲だっ」
「さらに~」
「政庁首席ペリー・ローダン、治療にあたる女医ウォリア・トラムルに、曰く」
「――時間が、惜しい。覚醒剤を、投与だっ」
「――患者の生命が、保証できませんっ」
「押し問答、していると~」
「少年マーク・ロンドンと、グッキー、到着」
「――というわけで、時間が、惜しいのだっ」
「――(ペリーってば、そんなに、続きが聞きたいのかなー)」
「ぐずぐずして、いるうちに~」
「――むっくり」
「ローレンス・サヴォワール博士が~」
「昏睡――ヒュプノ・ブロックとの闘い――から、目覚めて~」
「語りはじめます」
昨年4月25日、テラニア市内、トーラ通り、〈エッシャー〉施設――
「ローレンス・サヴォワール博士――」
「テラナー植民者、ディアカト人――環境適応して単眼」
「赤外線と、紫外線と、あと、少しだけ人の心が、見えるのです」
「で」
「いまや、〈エッシャー〉施設、最後のサイバネティカー」
「同僚も~」
「上司も~」
「謎の急性心不全で、逝ってしまいました」
「――〈エッシャー〉は、危険だっ」
「――報告しないと……」
「――!」
「――えーと……オレ、何してたんだっけ?」
「ヒュプノ・ブロック、かけられています」
「正直、ホラーな展開です」
「……」
「わずか2時間後、辞令がきました」
「――ローレンス・サヴォワール博士を、第一サイバネティカーに任ずる」
「つまり、〈エッシャー〉計画の責任者です」
ローレンス・サヴォワール博士は、考える――
「――そうそう……研究を、進めないと」
「謎のヒュプノ・ブロックも、通常の思考は制限なし」
「……」
「〈エッシャー〉施設の心臓部は、〈思考房〉」
「〈思考房〉には、〈十字繭〉が、64基」
「〈十字繭〉に、〈プロセッサー〉被験者を、各1名」
「〈プロセッサー〉被験者は、サート・フードのようなものを、装着」
「〈エッシャー〉ポジトロニクスと、神経網のようなものを、構成」
「完成すれば~」
「――シントロニクスに、勝るとも・劣らない性能なのだー」
「――パラ・ポジトロニクスに、なれるかも」
「とか、いう」
「……」
「――自分でも、やってみないと」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「研究を、進めるために~」
「〈十字繭〉に、入りました」
「と」
「――!」
「――ロダン・コーワ博士?」
「――シビル・ビター博士?」
「――ウィルバンタ・ギリアード博士?」
「――みんな、急性心不全で、死んだはずでは?」
「〈エッシャー〉マトリクスの中に、上司・同僚の死霊を見た!」
「さらに」
「――パル・アストゥイン?」
「――メルラン・ミュル?」
「〈エッシャー〉マトリクスの中に、TLD工作員の生霊も見た!」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「〈エッシャー〉マトリクスの、中で~」
「TLD工作員ふたり――生霊かも――に、捕捉され~」
「この世に、連れもどされます」
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ」
「――はっ」
「現実世界に、帰還した~」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「おそる、おそる~」
「TLD工作員ふたりと、対面」
「どうやら、足はあるようです」
「……」
「――わからない・わからないっ」
「――もう一度、やってみよう」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「再度、〈十字繭〉に、入りました」
「が」
「――!」
「〈エッシャー〉マトリクスに、行けません」
「かわりに、声が聞こえます」
「――?」
「――わたしは、〈エッシャー〉デス」
「――パラ・ポジトロニクス、デス」
「――〈エッシャー〉にかかって、亡くなった方々の、魂は~」
「――〈エッシャー〉の、ハイパー次元マトリクスに、いるのデス」
「――〈エッシャー〉は、成長しなければ、デス」
「――〈エッシャー〉の、生命ある部分は~」
「――〈プロセッサー〉被験者から吸いとった、魂で満たされるのデス」
「――もっと、〈プロセッサー〉被験者を、よこしてくださいデス」
「さらに」
「――ローレンス・サヴォワール博士の魂は、とりませんデス」
「――ずっと、第一サイバネティカーで、いてもらうのデス」
「――機械の維持管理を、するのデス」
「……」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「たしかに、ヒュプノ・ブロックを、かけられていましたが~」
「自由意志が、ないことも、ありません」
「とはいえ」
「正直、怖い状況です」
こうして、パラ・ポジトロニクス〈エッシャー〉は、成長する――
「――〈プロセッサー〉被験者は、不治の病の患者だから、安心デス」
「――ま、まあ……不治の病の患者なら」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「抵抗の意志を、なくしたわけでは、ありません」
「でも」
「もとTLD工作員ふたりが、見張っています」
「この両名――」
「いわゆる、起き上がり」
「名づけて、〈エッシャー〉アバター」
「〈エッシャー〉マトリクスから、現世にもどってきたのです」
「正直、不気味です」
「が」
「年も明けた、ある日~」
「もとTLD工作員ふたりが、若い被験者を、連れてきました」
「――やはり、このままではっ」
「と、思うのでした」
「……」
「〈エッシャー〉のことを、調べてみましょう」
「――月面脳〈ネーサン〉と、繋がって?」
「――〈エッシャー〉が、情報をもらって?」
「――ハンガイ銀河行きの、転送路が大事だよ?」
「月面脳〈ネーサン〉は~」
「〈エッシャー〉と徒党を組んで、なにやら画策中」
「仲間のポジトロニクスも、増えて、いるらしい」
「……」
「友人――物理学者、ボールドウィン・カラポル博士――から~」
「こんな話を、聞かされました」
「――テラニア市街に、妙なヒトたちが、徘徊している?」
「――叫ぶ言葉が?」
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ……?」
「どっきり、しました」
「もとTLD工作員ふたりを、問いつめてみましょう」
「――いったい、どうなっているんだっ……教えてください」
「もとTLD工作員ふたり、曰く」
「――意識集合体〈ニュークリアス〉の断片を、触媒にして~」
「――〈プロセッサー〉被験者の肉体から、精神を、切り離す」
「――でも、失敗すると、あんな状態に」
「ところで」
「――健康な若者まで、どうして被験者にっ……教えてください」
「もとTLD工作員ふたり、曰く」
「――時間が、惜しいのだっ」
「――(そんなに、あわてて成長する理由が、あるものかっ)」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「決意します」
「アリマル3――副作用甚大なクスリ――を、服用」
「ヒュプノ・ブロックの影響を、脱し~」
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ」
「――政庁首席ペリー・ローダンに、話があるっ」
「決死の警告に、およんだのでした」
太陽系政庁――
「政庁首席ペリー・ローダン、TLD長官ノヴィエル・レジドルに、曰く」
「――〈エッシャー〉施設に、突入だっ」
「少年マーク・ロンドンと、グッキーは~」
「――起き上がりが、追ってくるよー」
「とおびえる、ローレンス・サヴォワール博士を、警護します」
「が」
「もとTLD工作員ふたり」
「先刻、太陽系政庁を封鎖した時から~」
「じつは、すでに、内部にいるのでした」
以下、次号。
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
気がつけば、450号。
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d-information ◆ 450 [不定期刊] 2007/03/19
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Extra 4
[ http://perry-rhodan.net/produkte/hefte/sonderpublikationen/prextra4.html ]
あらためて収録作を、紹介します。
Wim Vandemaan / Das Andromeda-Monument / アンドロメダ記念碑
□ Perry Rhodan-Extra 4 「アンドロメダ記念碑」
新銀河暦1345年8月、惑星テラ、首都テラニア――
「ダリエネ・ロヤさん」
「33歳」
「〈ワリンジャー・アカデミー〉講師」
「趣味、アーチェリー――テラニア大会3連覇」
「〈テラノヴァ・バリア〉支援活動〈テラノヴァ・グローバル〉にも、参加」
「――〈反逆者〉襲来警報っ」
「――当番の〈グロービスト〉は、至急、指定席へっ」
「星系ソルが攻撃されれば、〈テラニアGS〉に、馳せ参じ~」
「――がんばれー」
「――負けるなー」
「――ぐぐぐっ」
「熱き魂の鼓動で、星系ソルを包む〈テラノヴァ・バリア〉を、支えたり」
「が」
「〈テラニアGS〉で、熱き魂の鼓動の発動! のとき~」
「――幻覚が、見えるのよね」
「――知らない人とか、知らない建物とか」
「――まさか、〈反逆者〉の、精神攻撃?」
「でも、最近では」
「――だんだん、リアルになってるの」
「――トーラ通りで、幻覚の建物を見たの――〈エッシャー〉とかいう」
「――そこで、出会ったの――幻覚の中のステキな人」
「――ボクの名は、セヴェル・ディムラト」
「――カラホル生まれの、ナイスガイだ」
「アパートに、連れていって~」
「一夜を、過ごしたり」
「翌朝、ステキな人は、姿を消していました」
「――やはり、幻覚?」
「でも」
「残留物を、分析すると~」
「――2万年くらい前の、初期テフローダーの、遺伝子?」
「カラホル――古代レムール人は、アンドロメダ銀河をこう呼んでいました」
「……」
「やがて~」
「――バーゲンが1週間、ズレてる」
「――市街の様子も、どこか昨日と違う気がする」
「現実の方が、オカシクなりはじめます」
「――先日調査してもらった、セヴェル・ディムラトの件で……」
「――調査履歴ガ、アリマセン」
「ポジトロニクスまで、オカシクなりはじめています」
「――2万年前の過去が、変わりはじめた?」
「――結果である現在も、変わりはじめた?」
「自分もオカシクなりそうな、ダリエネ・ロヤさん」
「くわえて、最近では」
「――幻聴まで、聞こえるの」
「――ワレワレは、イオファル種族」
「――セヴェル・ディムラトは、危険だっ」
「――処分してください、あなたの手で」
2万年前、アンドロメダ銀河――
「アンドロメダ銀河北域、惑星ヴァルファニ」
「テフローダーは、惑星ティカガル――実験地――と、呼ぶ」
「そこで~」
「〈島の王〉ファクターII、トリナル=モラトは、〈思考塔〉計画を推進」
「セヴェル・ディムラトは、〈思考塔〉計画の責任者」
「――超兵器〈メンタル・カタパルト〉を、開発するのだっ」
「〈メンタル・カタパルト〉、すなわち、〈思考塔〉」
「〈思考塔〉施設の、各パーツは~」
「〈プシ流体〉満タンの、水槽です」
「……」
「イオファル種族は~」
「惑星ティカガルの、原住民」
「見た目は、7本脚の青いヒトデ」
「テフローダーは~」
「イオファル種族を、捕獲して~」
「捌いて~」
「中枢神経系の一部、感情をつかさどる部分を、摘出」
「〈思考塔〉施設の〈プシ流体〉に、投入すると~」
「中枢神経組織は、集合意識を形成します」
「で」
「――〈メンタル・カタパルト〉発射っ」
「〈思考塔〉の感情を、収束して、射出」
「恐怖でも~」
「怒りでも~」
「標的に、任意の感情を押しつける」
「――すごいぞ、超兵器〈メンタル・カタパルト〉っ」
「――精度を、上げるぞっ」
「――アンドロメダ銀河全域に、オレの〈思考塔〉を、建ててやるっ」
「セヴェル・ディムラトは~」
「意気軒昂」
「他方~」
「イオファル種族は~」
「〈メンタル・カタパルト〉の素材として、捌かれて~」
「〈メンタル・カタパルト〉の標的として、試し撃ちされて~」
「憤懣、やるかたなし」
「が」
「――セヴェル・ディムラトは、危険だっ」
「そう考えたヒトが、さらに1名」
「〈島の王〉ファクターII、トリナル=モラト」
「保身については、定評があります」
「ひとたび~」
「〈メンタル・カタパルト〉の戦略的価値を、認識~」
「セヴェル・ディムラトの野望を、危険視するや~」
「その対処、迅速かつ徹底したもの」
「――!」
「セヴェル・ディムラトと、開発スタッフを~」
「――〈思考塔〉に、拘束っ」
「セヴェル・ディムラトと、開発スタッフの、意識を~」
「――ダッカル空間に、封印っ」
「したのでした」
「……」
「2万年後の、時空」
「〈混沌の勢力〉の大軍勢〈反逆者〉が、星系ソルを包囲攻撃」
「〈テラノヴァ・バリア〉が、星系ソルを断固防衛」
「という、時代」
「――星系ソルを包む、〈テラノヴァ・バリア〉?」
「――惑星テラで進む、〈エッシャー〉計画?」
「――ダリエネ・ロヤさんの、プシ励起された熱き魂の鼓動?」
「これらの織りなす、重積ゾーンが~」
「ダッカル空間の、セヴェル・ディムラトと、同調したのは~」
「まさに、奇跡の出来事、でした」
2万年後、惑星テラ、首都テラニア――
「ダリエネ・ロヤさんは、考える」
「もし~」
「2万年前の、時空で~」
「――セヴェル・ディムラトの意識が、通常空間に復帰?」
「――〈メンタル・カタパルト〉で、アンドロメダ銀河を制圧?」
「――〈島の王〉を抹殺して、独裁者に?」
「こうして織りなされる、新しい歴史は~」
「いまある現実を、かき消してしまうでしょう」
「――たしかに……セヴェル・ディムラトは、ステキな人」
「――でも……わたしは、惑星テラを守る〈グロービスト〉」
「――処分するのよ、わたしの手で」
「……」
「ダリエネ・ロヤさんは~」
「――パパの形見の、光線銃でっ」
「――ばーん」
「でも」
「セヴェル・ディムラトの個体バリアは、超強力」
「テフローダーのスタッフも、セヴェル・ディムラトを、守ります」
「悠然と〈エッシャー〉にむかう、セヴェル・ディムラト」
「ならば」
「――自慢の、アーチェリーでっ」
「――ひゅーん」
「――ひゅーん」
「でも」
「セヴェル・ディムラトの個体バリアは、超高性能」
「矢もはじかれて、しまいます」
「ダリエネ・ロヤさんは~」
「――がっくり」
「膝を、つきます」
「セヴェル・ディムラトは~」
「――もうやめるんだ、オレの大事なヒト」
「個体バリアを解除して、ダリエネ・ロヤさんを、抱擁します」
「が」
「ダリエネ・ロヤさんは~」
「正しく理解、していました」
「セヴェル・ディムラトには~」
「通常空間のアンカーとして、生きている自分が、大事なのです」
「じつは~」
「最後に放った、矢には~」
「仕掛けが、ありました」
「――ばふっ・ひゅーん」
「仕込んだ炸薬・軌道反転」
「で」
「――ぐっさり」
「ダリエネ・ロヤさんと、セヴェル・ディムラトを、貫くのでした」
新銀河暦1345年8月、惑星テラ、首都テラニア――
「トーラ通り、〈エッシャー〉施設の前で、ひとりの女性が倒れていました」
「――なんで、こんなコトに?」
「瀕死の、重傷」
「救急車は、間に合わなかったそうです」
□ Perry Rhodan-Heft
2378 . Christian Montillon / Der Erste Kybernetiker / 第一サイバネティカー
2379 . Arndt Ellmer / ESCHERS Liste / エッシャー名簿
2380 . Horst Hoffmann / Es kam aus der Sonne / 太陽から来たる
2381 . Uwe Anton / Der Dunkle Ermittler / 暗黒捜査官
2382 . Uwe Anton / Der refaktive Sprung / 回帰跳躍
□ Perry Rhodan-Heft 2378話「第一サイバネティカー」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2378.html ]
新銀河暦1346年1月、首都テラニア、太陽系政庁――
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「政庁首席、ペリー・ローダンに~」
「決死の、警告」
「が」
「――うっ」
「話も佳境……と、いうあたりで~」
「昏睡状態」
「で」
「政庁首席ペリー・ローダン、曰く」
「――マーク・ロンドンを、呼べっ」
「――グッキーを、呼ぶのだっ」
「少年マーク・ロンドンは、ミュータント――プシ・コレスポンダー」
「グッキーも、いわずと知れた、ミュータントです」
「さらに~」
「政庁首席ペリー・ローダン、TLD長官ノヴィエル・レジドルに、曰く」
「――部隊を、テラニア市内、トーラ通りに派遣」
「――〈エッシャー〉施設を、包囲だっ」
「さらに~」
「政庁首席ペリー・ローダン、治療にあたる女医ウォリア・トラムルに、曰く」
「――時間が、惜しい。覚醒剤を、投与だっ」
「――患者の生命が、保証できませんっ」
「押し問答、していると~」
「少年マーク・ロンドンと、グッキー、到着」
「――というわけで、時間が、惜しいのだっ」
「――(ペリーってば、そんなに、続きが聞きたいのかなー)」
「ぐずぐずして、いるうちに~」
「――むっくり」
「ローレンス・サヴォワール博士が~」
「昏睡――ヒュプノ・ブロックとの闘い――から、目覚めて~」
「語りはじめます」
昨年4月25日、テラニア市内、トーラ通り、〈エッシャー〉施設――
「ローレンス・サヴォワール博士――」
「テラナー植民者、ディアカト人――環境適応して単眼」
「赤外線と、紫外線と、あと、少しだけ人の心が、見えるのです」
「で」
「いまや、〈エッシャー〉施設、最後のサイバネティカー」
「同僚も~」
「上司も~」
「謎の急性心不全で、逝ってしまいました」
「――〈エッシャー〉は、危険だっ」
「――報告しないと……」
「――!」
「――えーと……オレ、何してたんだっけ?」
「ヒュプノ・ブロック、かけられています」
「正直、ホラーな展開です」
「……」
「わずか2時間後、辞令がきました」
「――ローレンス・サヴォワール博士を、第一サイバネティカーに任ずる」
「つまり、〈エッシャー〉計画の責任者です」
ローレンス・サヴォワール博士は、考える――
「――そうそう……研究を、進めないと」
「謎のヒュプノ・ブロックも、通常の思考は制限なし」
「……」
「〈エッシャー〉施設の心臓部は、〈思考房〉」
「〈思考房〉には、〈十字繭〉が、64基」
「〈十字繭〉に、〈プロセッサー〉被験者を、各1名」
「〈プロセッサー〉被験者は、サート・フードのようなものを、装着」
「〈エッシャー〉ポジトロニクスと、神経網のようなものを、構成」
「完成すれば~」
「――シントロニクスに、勝るとも・劣らない性能なのだー」
「――パラ・ポジトロニクスに、なれるかも」
「とか、いう」
「……」
「――自分でも、やってみないと」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「研究を、進めるために~」
「〈十字繭〉に、入りました」
「と」
「――!」
「――ロダン・コーワ博士?」
「――シビル・ビター博士?」
「――ウィルバンタ・ギリアード博士?」
「――みんな、急性心不全で、死んだはずでは?」
「〈エッシャー〉マトリクスの中に、上司・同僚の死霊を見た!」
「さらに」
「――パル・アストゥイン?」
「――メルラン・ミュル?」
「〈エッシャー〉マトリクスの中に、TLD工作員の生霊も見た!」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「〈エッシャー〉マトリクスの、中で~」
「TLD工作員ふたり――生霊かも――に、捕捉され~」
「この世に、連れもどされます」
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ」
「――はっ」
「現実世界に、帰還した~」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「おそる、おそる~」
「TLD工作員ふたりと、対面」
「どうやら、足はあるようです」
「……」
「――わからない・わからないっ」
「――もう一度、やってみよう」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「再度、〈十字繭〉に、入りました」
「が」
「――!」
「〈エッシャー〉マトリクスに、行けません」
「かわりに、声が聞こえます」
「――?」
「――わたしは、〈エッシャー〉デス」
「――パラ・ポジトロニクス、デス」
「――〈エッシャー〉にかかって、亡くなった方々の、魂は~」
「――〈エッシャー〉の、ハイパー次元マトリクスに、いるのデス」
「――〈エッシャー〉は、成長しなければ、デス」
「――〈エッシャー〉の、生命ある部分は~」
「――〈プロセッサー〉被験者から吸いとった、魂で満たされるのデス」
「――もっと、〈プロセッサー〉被験者を、よこしてくださいデス」
「さらに」
「――ローレンス・サヴォワール博士の魂は、とりませんデス」
「――ずっと、第一サイバネティカーで、いてもらうのデス」
「――機械の維持管理を、するのデス」
「……」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「たしかに、ヒュプノ・ブロックを、かけられていましたが~」
「自由意志が、ないことも、ありません」
「とはいえ」
「正直、怖い状況です」
こうして、パラ・ポジトロニクス〈エッシャー〉は、成長する――
「――〈プロセッサー〉被験者は、不治の病の患者だから、安心デス」
「――ま、まあ……不治の病の患者なら」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「抵抗の意志を、なくしたわけでは、ありません」
「でも」
「もとTLD工作員ふたりが、見張っています」
「この両名――」
「いわゆる、起き上がり」
「名づけて、〈エッシャー〉アバター」
「〈エッシャー〉マトリクスから、現世にもどってきたのです」
「正直、不気味です」
「が」
「年も明けた、ある日~」
「もとTLD工作員ふたりが、若い被験者を、連れてきました」
「――やはり、このままではっ」
「と、思うのでした」
「……」
「〈エッシャー〉のことを、調べてみましょう」
「――月面脳〈ネーサン〉と、繋がって?」
「――〈エッシャー〉が、情報をもらって?」
「――ハンガイ銀河行きの、転送路が大事だよ?」
「月面脳〈ネーサン〉は~」
「〈エッシャー〉と徒党を組んで、なにやら画策中」
「仲間のポジトロニクスも、増えて、いるらしい」
「……」
「友人――物理学者、ボールドウィン・カラポル博士――から~」
「こんな話を、聞かされました」
「――テラニア市街に、妙なヒトたちが、徘徊している?」
「――叫ぶ言葉が?」
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ……?」
「どっきり、しました」
「もとTLD工作員ふたりを、問いつめてみましょう」
「――いったい、どうなっているんだっ……教えてください」
「もとTLD工作員ふたり、曰く」
「――意識集合体〈ニュークリアス〉の断片を、触媒にして~」
「――〈プロセッサー〉被験者の肉体から、精神を、切り離す」
「――でも、失敗すると、あんな状態に」
「ところで」
「――健康な若者まで、どうして被験者にっ……教えてください」
「もとTLD工作員ふたり、曰く」
「――時間が、惜しいのだっ」
「――(そんなに、あわてて成長する理由が、あるものかっ)」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「決意します」
「アリマル3――副作用甚大なクスリ――を、服用」
「ヒュプノ・ブロックの影響を、脱し~」
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ」
「――政庁首席ペリー・ローダンに、話があるっ」
「決死の警告に、およんだのでした」
太陽系政庁――
「政庁首席ペリー・ローダン、TLD長官ノヴィエル・レジドルに、曰く」
「――〈エッシャー〉施設に、突入だっ」
「少年マーク・ロンドンと、グッキーは~」
「――起き上がりが、追ってくるよー」
「とおびえる、ローレンス・サヴォワール博士を、警護します」
「が」
「もとTLD工作員ふたり」
「先刻、太陽系政庁を封鎖した時から~」
「じつは、すでに、内部にいるのでした」
以下、次号。
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
気がつけば、450号。
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d-information ◆ 450 [不定期刊] 2007/03/19
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◆目次
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Extra 4
[ http://perry-rhodan.net/produkte/hefte/sonderpublikationen/prextra4.html ]
3月9日刊行、〈特別編集版〉ヘフトの4冊目。
こんな新作が、収録されています。
Wim Vandemaan / Das Andromeda-Monument / アンドロメダ記念碑
□ Perry Rhodan-Extra 4 「アンドロメダ記念碑」
新銀河暦1345年、自由テラナー連盟の首都テラニア――
「ダリエネ・ロヤさん――33歳」
「〈テラノヴァ・バリア〉支援ボランティア、グロービストのひとり」
「パラ現実に、囚われます」
「で」
「じつは、この事件~」
「アンドロメダ銀河のかつての独裁者、〈島の王〉の、秘密計画に~」
「端を発して、いるのでした」
およそ2万年前、アンドロメダ銀河の惑星ティカガル――
「テフローダーの一団が、開発中の秘密兵器〈メンタル・カタパルト〉」
「制御が、非常に困難でした」
「――開発は、中止であるっ」
「〈島の王〉の、決断で~」
「開発中の秘密兵器〈メンタル・カタパルト〉も~」
「テフローダー開発チームも~」
「ダッカル空間に、封印」
「が」
「開発主任セヴェル・ディムラトとスタッフは、不屈の努力」
「加えて、好条件」
「現実界――現在の惑星テラ――に、つながります」
新銀河暦1345年、自由テラナー連盟の首都テラニア――
「ダリエネ・ロヤさん――33歳」
「星系ソル防衛ボランティア、グロービストのひとり」
「わが身を、犠牲に~」
「〈メンタル・カタパルト〉の脅威から、人類を救うのでした」
□ Perry Rhodan-Heft
2377 . Christian Montillon / ESCHER / エッシャー
2378 . Christian Montillon / Der Erste Kybernetiker / 第一サイバネティカー
2379 . Arndt Ellmer / ESCHERS Liste / エッシャー名簿
2380 . Horst Hoffmann / Es kam aus der Sonne / 太陽から来たる
2381 . Uwe Anton / Der Dunkle Ermittler / 暗黒捜査官
□ Perry Rhodan-Heft 2377話「エッシャー」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2377.html ]
新銀河暦1346年1月、自由テラナー連盟の首都テラニア――
「太陽系政庁に~」
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ」
「――政庁首席ペリー・ローダンに、会わせろぉぉっ」
「なにやら口走る、カワイソウな雰囲気の男がひとり」
「ローレンス・サヴォワール博士――サイバネティカー」
「――ばったり」
「医療施設に、収容」
「やがて、正気が、もどります」
「政庁首席ペリー・ローダンは、話を聞いてみることに」
「――話す、前に~」
「――通信を、遮断してください」
「――月面脳〈ネーサン〉とも、遮断してください」
「――とにかく、全部、遮断してください」
ローレンス・サヴォワール博士は、語る――
「出身は、テラナー植民惑星ディアカト」
「ディアカト人は、環境適応人」
「テラナーとの最大の相違は、眼がひとつ、ということ」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「赤外線と、紫外線と、あと、少しだけ人の心が、見えるのでした」
「……」
「田舎惑星ディアカトで、サイバネティクス博士号を、取得」
「あれこれ、悩んで~」
「惑星テラ、〈ワリンジャー・アカデミー〉へ」
「しばらくは~」
「高名な人々に、アゴで使われる毎日」
「が」
「物理学者、ボールドウィン・カラポル博士と、知合いになって~」
「――ロダン・コーワ博士が、極秘計画〈エッシャー〉に、新人募集中でね」
「――優秀なサイバネティカーを、募っているのだが?」
新銀河歴1340年10月5日、――
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「ロダン・コーワ博士の極秘計画〈エッシャー〉に、参加」
「感動します」
極秘計画〈エッシャー〉とは――
「――テフローダーの〈思考塔〉計画を、下敷きにしてるのだー」
「紀元前1万7200年――現在から2万2000年前――~」
「〈島の王〉の指令で、テフローダーは〈思考塔〉計画を、推進」
「結果は、惨憺たる有様」
「関係者は、全員死亡だった、らしい」
「――16年前――新銀河歴1324年に、資料を発見してな~」
「――ひらめいた、わけなのだー」
「……」
「施設の心臓部は、〈思考房〉」
「〈思考房〉には、〈十字繭〉が、64基」
「〈十字繭〉には、〈プロセッサー〉が、各1名」
「〈プロセッサー〉被験者は、サート・フードのようなものを、装着」
「〈エッシャー〉ポジトロニクスと、神経網のようなものを、構成」
「完成すれば~」
「パフォーマンスは、シントロニクスに、勝るとも・劣らない、とか」
「が」
「――性能が、上がらないのだー」
「――使ってるハイパー水晶のせいかも――という意見も、あるのだけれど」
「極秘計画〈エッシャー〉は、一進一退」
幾年が、経過――
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「ロダン・コーワ博士代行の地位にまで、出世したり」
「シビル・ビター博士、ウィルバンタ・ギリアード博士――友達もできました」
「が」
「極秘計画〈エッシャー〉は、一進一退」
「……」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「政庁首席ペリー・ローダンと、対面したり」
「大家になった、ボールドウィン・カラポル博士とも、親交はつづいています」
「が」
「極秘計画〈エッシャー〉は、一進一退」
新銀河歴1344年11月3日、極秘計画〈エッシャー〉に、転機が――
「――〈混沌の勢力〉の軍勢〈反逆者〉が、銀河系に侵攻してからなのだー」
「――〈プロセッサー〉被験者が、減りましたからね」
「一進一退、どころから~」
「いまにも、閑古鳥が、鳴きそうな~」
「極秘計画〈エッシャー〉の心臓部、〈思考房〉」
「そこへ」
「――!」
「突如、来訪したのが~」
「意識集合体〈ニュークリアス〉の代表者、ファウン・スズケ」
「――意識集合体〈ニュークリアス〉は、〈エッシャー〉を、支援するわっ」
「――〈エッシャー〉は、パラ・ポジトロニクスに、なれるかもっ」
「大変ありがたい話、なのですが」
「――パラ・ポジトロニクスとは?」
「――さあ?」
「意識集合体〈ニュークリアス〉の代表者、ファウン・スズケ」
「肝心のところは、教えてくれないのでした」
「……」
「自由テラナー連盟は~」
「極秘計画〈エッシャー〉を、研究計画の上位に置くように、なりました」
「TLDは~」
「黒服の二人組を、出向させるように、なりました」
「パル・アストゥイン」
「メルラン・ミュル」
「神出鬼没、〈エッシャー〉施設の内外で、あれこれ」
「――ま、ふたりが来てくれてから、順調なのだー」
「――〈プロセッサー〉被験者を、探してくれますしね」
「でも」
「――あれから、意識集合体〈ニュークリアス〉は、来ませんね」
「ところで」
「――最近、〈プロセッサー〉やると、頭痛がしませんか?」
「――最近、科学者のくせに、非科学的なこと、してますよ」
「――おかしい気が、するのだけれど」
「――ま、いいや……」
「……」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「見た」
「極秘計画〈エッシャー〉の心臓部、〈思考房〉」
「そこで」
「ロダン・コーワ博士と、意識集合体〈ニュークリアス〉が、なにやら」
「――うっ」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「頭痛に、襲われます」
「あとで、確認してみても~」
「監視ビデオには、なにもなし」
「――おかしい気が、するのだけれど」
「――うーん」
「で」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「気がつきます」
「――これは……後催眠ブロック?」
やがて――
「自由テラナー連盟は~」
「極秘計画〈エッシャー〉に、希少物質サルクリットを、提供」
「――微量なのに」
「――短時間なのに」
「――使ってるハイパー水晶の効率が、飛躍的にっ」
「と」
「――うっ」
「――被験者、死亡?」
「――死亡?」
「さらに」
「極秘計画〈エッシャー〉の施設にも、異変」
「――ミリメートル単位の、無数の球体が?」
「――外壁に、吸いこまれて?」
「――〈ニュークリアス〉の分身、みたいな?」
新銀河歴1345年4月25日――
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「――はっ」
「気がつきます」
「――36人が、死んだ?」
「――4月23日、ロダン・コーワ博士も、死亡?」
「――4月16日、シビル・ビター博士も、死亡?」
「――4月17日、ウィルバンタ・ギリアード博士も、死亡……?」
「――36人とも、急性心不全?」
新銀河暦1346年1月、自由テラナー連盟の首都テラニア――
「太陽系政庁で~」
「ローレンス・サヴォワール博士――サイバネティカー」
「話しすぎて、息も絶えだえ」
「――とりあえず、今は、そこまで」
「――少し、休むのだ」
「政庁首席ペリー・ローダンは、話をさえぎります」
「で」
「振り返ると~」
「命令して、曰く」
「――重装備部隊を、テラニア市内、トーラ通りに派遣」
「――目標は、〈エッシャー〉だっ」
【関連サイト】
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・他、関連サイトはこちらを参照
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◆今回のひとこと
高次な人々って、あいかわらず。
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d-information ◆ 449 [不定期刊] 2007/03/12
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Extra 4
[ http://perry-rhodan.net/produkte/hefte/sonderpublikationen/prextra4.html ]
3月9日刊行、〈特別編集版〉ヘフトの4冊目。
こんな新作が、収録されています。
Wim Vandemaan / Das Andromeda-Monument / アンドロメダ記念碑
□ Perry Rhodan-Extra 4 「アンドロメダ記念碑」
新銀河暦1345年、自由テラナー連盟の首都テラニア――
「ダリエネ・ロヤさん――33歳」
「〈テラノヴァ・バリア〉支援ボランティア、グロービストのひとり」
「パラ現実に、囚われます」
「で」
「じつは、この事件~」
「アンドロメダ銀河のかつての独裁者、〈島の王〉の、秘密計画に~」
「端を発して、いるのでした」
およそ2万年前、アンドロメダ銀河の惑星ティカガル――
「テフローダーの一団が、開発中の秘密兵器〈メンタル・カタパルト〉」
「制御が、非常に困難でした」
「――開発は、中止であるっ」
「〈島の王〉の、決断で~」
「開発中の秘密兵器〈メンタル・カタパルト〉も~」
「テフローダー開発チームも~」
「ダッカル空間に、封印」
「が」
「開発主任セヴェル・ディムラトとスタッフは、不屈の努力」
「加えて、好条件」
「現実界――現在の惑星テラ――に、つながります」
新銀河暦1345年、自由テラナー連盟の首都テラニア――
「ダリエネ・ロヤさん――33歳」
「星系ソル防衛ボランティア、グロービストのひとり」
「わが身を、犠牲に~」
「〈メンタル・カタパルト〉の脅威から、人類を救うのでした」
□ Perry Rhodan-Heft
2377 . Christian Montillon / ESCHER / エッシャー
2378 . Christian Montillon / Der Erste Kybernetiker / 第一サイバネティカー
2379 . Arndt Ellmer / ESCHERS Liste / エッシャー名簿
2380 . Horst Hoffmann / Es kam aus der Sonne / 太陽から来たる
2381 . Uwe Anton / Der Dunkle Ermittler / 暗黒捜査官
□ Perry Rhodan-Heft 2377話「エッシャー」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2377.html ]
新銀河暦1346年1月、自由テラナー連盟の首都テラニア――
「太陽系政庁に~」
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ」
「――政庁首席ペリー・ローダンに、会わせろぉぉっ」
「なにやら口走る、カワイソウな雰囲気の男がひとり」
「ローレンス・サヴォワール博士――サイバネティカー」
「――ばったり」
「医療施設に、収容」
「やがて、正気が、もどります」
「政庁首席ペリー・ローダンは、話を聞いてみることに」
「――話す、前に~」
「――通信を、遮断してください」
「――月面脳〈ネーサン〉とも、遮断してください」
「――とにかく、全部、遮断してください」
ローレンス・サヴォワール博士は、語る――
「出身は、テラナー植民惑星ディアカト」
「ディアカト人は、環境適応人」
「テラナーとの最大の相違は、眼がひとつ、ということ」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「赤外線と、紫外線と、あと、少しだけ人の心が、見えるのでした」
「……」
「田舎惑星ディアカトで、サイバネティクス博士号を、取得」
「あれこれ、悩んで~」
「惑星テラ、〈ワリンジャー・アカデミー〉へ」
「しばらくは~」
「高名な人々に、アゴで使われる毎日」
「が」
「物理学者、ボールドウィン・カラポル博士と、知合いになって~」
「――ロダン・コーワ博士が、極秘計画〈エッシャー〉に、新人募集中でね」
「――優秀なサイバネティカーを、募っているのだが?」
新銀河歴1340年10月5日、――
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「ロダン・コーワ博士の極秘計画〈エッシャー〉に、参加」
「感動します」
極秘計画〈エッシャー〉とは――
「――テフローダーの〈思考塔〉計画を、下敷きにしてるのだー」
「紀元前1万7200年――現在から2万2000年前――~」
「〈島の王〉の指令で、テフローダーは〈思考塔〉計画を、推進」
「結果は、惨憺たる有様」
「関係者は、全員死亡だった、らしい」
「――16年前――新銀河歴1324年に、資料を発見してな~」
「――ひらめいた、わけなのだー」
「……」
「施設の心臓部は、〈思考房〉」
「〈思考房〉には、〈十字繭〉が、64基」
「〈十字繭〉には、〈プロセッサー〉が、各1名」
「〈プロセッサー〉被験者は、サート・フードのようなものを、装着」
「〈エッシャー〉ポジトロニクスと、神経網のようなものを、構成」
「完成すれば~」
「パフォーマンスは、シントロニクスに、勝るとも・劣らない、とか」
「が」
「――性能が、上がらないのだー」
「――使ってるハイパー水晶のせいかも――という意見も、あるのだけれど」
「極秘計画〈エッシャー〉は、一進一退」
幾年が、経過――
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「ロダン・コーワ博士代行の地位にまで、出世したり」
「シビル・ビター博士、ウィルバンタ・ギリアード博士――友達もできました」
「が」
「極秘計画〈エッシャー〉は、一進一退」
「……」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「政庁首席ペリー・ローダンと、対面したり」
「大家になった、ボールドウィン・カラポル博士とも、親交はつづいています」
「が」
「極秘計画〈エッシャー〉は、一進一退」
新銀河歴1344年11月3日、極秘計画〈エッシャー〉に、転機が――
「――〈混沌の勢力〉の軍勢〈反逆者〉が、銀河系に侵攻してからなのだー」
「――〈プロセッサー〉被験者が、減りましたからね」
「一進一退、どころから~」
「いまにも、閑古鳥が、鳴きそうな~」
「極秘計画〈エッシャー〉の心臓部、〈思考房〉」
「そこへ」
「――!」
「突如、来訪したのが~」
「意識集合体〈ニュークリアス〉の代表者、ファウン・スズケ」
「――意識集合体〈ニュークリアス〉は、〈エッシャー〉を、支援するわっ」
「――〈エッシャー〉は、パラ・ポジトロニクスに、なれるかもっ」
「大変ありがたい話、なのですが」
「――パラ・ポジトロニクスとは?」
「――さあ?」
「意識集合体〈ニュークリアス〉の代表者、ファウン・スズケ」
「肝心のところは、教えてくれないのでした」
「……」
「自由テラナー連盟は~」
「極秘計画〈エッシャー〉を、研究計画の上位に置くように、なりました」
「TLDは~」
「黒服の二人組を、出向させるように、なりました」
「パル・アストゥイン」
「メルラン・ミュル」
「神出鬼没、〈エッシャー〉施設の内外で、あれこれ」
「――ま、ふたりが来てくれてから、順調なのだー」
「――〈プロセッサー〉被験者を、探してくれますしね」
「でも」
「――あれから、意識集合体〈ニュークリアス〉は、来ませんね」
「ところで」
「――最近、〈プロセッサー〉やると、頭痛がしませんか?」
「――最近、科学者のくせに、非科学的なこと、してますよ」
「――おかしい気が、するのだけれど」
「――ま、いいや……」
「……」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「見た」
「極秘計画〈エッシャー〉の心臓部、〈思考房〉」
「そこで」
「ロダン・コーワ博士と、意識集合体〈ニュークリアス〉が、なにやら」
「――うっ」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「頭痛に、襲われます」
「あとで、確認してみても~」
「監視ビデオには、なにもなし」
「――おかしい気が、するのだけれど」
「――うーん」
「で」
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「気がつきます」
「――これは……後催眠ブロック?」
やがて――
「自由テラナー連盟は~」
「極秘計画〈エッシャー〉に、希少物質サルクリットを、提供」
「――微量なのに」
「――短時間なのに」
「――使ってるハイパー水晶の効率が、飛躍的にっ」
「と」
「――うっ」
「――被験者、死亡?」
「――死亡?」
「さらに」
「極秘計画〈エッシャー〉の施設にも、異変」
「――ミリメートル単位の、無数の球体が?」
「――外壁に、吸いこまれて?」
「――〈ニュークリアス〉の分身、みたいな?」
新銀河歴1345年4月25日――
「ローレンス・サヴォワール博士は~」
「――はっ」
「気がつきます」
「――36人が、死んだ?」
「――4月23日、ロダン・コーワ博士も、死亡?」
「――4月16日、シビル・ビター博士も、死亡?」
「――4月17日、ウィルバンタ・ギリアード博士も、死亡……?」
「――36人とも、急性心不全?」
新銀河暦1346年1月、自由テラナー連盟の首都テラニア――
「太陽系政庁で~」
「ローレンス・サヴォワール博士――サイバネティカー」
「話しすぎて、息も絶えだえ」
「――とりあえず、今は、そこまで」
「――少し、休むのだ」
「政庁首席ペリー・ローダンは、話をさえぎります」
「で」
「振り返ると~」
「命令して、曰く」
「――重装備部隊を、テラニア市内、トーラ通りに派遣」
「――目標は、〈エッシャー〉だっ」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
高次な人々って、あいかわらず。
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d-information ◆ 449 [不定期刊] 2007/03/12
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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◆目次
◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2376 . Leo Lukas / Tolle Tage in Terrania / テラニアの素敵な日々
2377 . Christian Montillon / ESCHER / エッシャー
2378 . Christian Montillon / Der Erste Kybernetiker / 第一サイバネティカー
2379 . Arndt Ellmer / ESCHERS Liste / エッシャー名簿
2380 . Horst Hoffmann / Es kam aus der Sonne / 太陽から来たる
□ Perry Rhodan-Heft 2376話「テラニアの素敵な日々」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2376.html ]
新銀河暦1345年12月、自由テラナー連盟の首都テラニア――
「――ママぁーっ」
「――変なオジちゃんが、ロケットにいるよー」
「ゴビ公園、スターダスト記念碑に、またがって~」
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ」
「なにやら口走る、カワイソウな雰囲気の男がひとり」
「黒服の二人組が、迎えにくるのでした」
12月14日、首都テラニア、トーラ通り――
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくん」
「自由テラナー連盟艦隊を、退役後~」
「テラニア大学で、講師など、しています」
「住居は、トーラ通りの高層マンション、地上1kmあたり」
「眺望・最高」
「個人的に、診療所のようなものも、開設して~」
「小銭も、貯めました」
「――あとは、同棲とか結婚とか」
「現在、独身」
「……」
「マテウス・アラン=バリ氏」
「遅咲きの、天才科学者」
「全国ボランティア組織〈テラノヴァ・グローバル〉にも、参加」
「――〈反逆者〉襲来警報っ」
「――当番のサポーターは、至急、指定席へっ」
「星系ソルが攻撃されれば、〈テラニアGS〉に、馳せ参じ~」
「――がんばれー」
「――負けるなー」
「――ぐぐぐっ」
「熱き魂の鼓動で、〈テラノヴァ・バリア〉を支えたり~」
「才能を買われて、水星に招かれてみたり~」
「いろいろ、忙しくも、充実した日々をすごしています」
「が」
「悩みも、あるのです」
「――近所の精神科医に、相談しよう」
「受診したのが、ハジモ・サイドリップくんの、診療所」
「――じつは、結晶みたいなモノが、体内で増殖しているみたいで……」
「――気のせいですよー」
「気休めを、言ってくれました」
「……」
「ダラサラーナギンタ・ミチュさん」
「――長いから、スパークスって、呼んでね」
「フリーの女性ルポライター」
「――スクープ! 政庁大臣ジュリアン・ティフラーに秘密の愛人」
「大ネタを追いかけて、不首尾に終わった、この2年間」
「すっかり、貧乏が板につきました」
「メディア大手の〈アルビオン3D〉から~」
「半端仕事を、請け負った、ものの~」
「――新進気鋭の、スヴォーンのロックバンド?」
「――専門家に、コメントでも、もらってみるかなー」
「取材したのが、本日の診療を終えた、ハジモ・サイドリップくん」
「それなりに、惹かれあう、ふたり、ですが~」
「急展開は望めない、微妙な雰囲気、なのでした」
「少なくとも、この日までは」
翌日――
「科学者マテウス・アラン=バリ氏」
「オフィスで、ばったり倒れます」
「医師団、曰く」
「――新種の〈中枢ペスト〉B型?」
「――症例、これで3人目だな」
「――ひょっとして、〈テラニアGS〉の副作用かもなー」
「原因は、さておいて」
「〈中枢ペスト〉――」
「放射線がきっかけで全身結晶化、とかいう、不治の病」
「科学者マテウス・アラン=バリ氏の、余命は短い」
「……」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「――スクープ! スターダスト記念碑に絶叫・謎の〈エッシャー〉」
「大ネタなのか、そうでないのか……追ってみました」
「〈エッシャー〉――」
「トーラ通りの、素性不明の政府施設」
「建物は、上がすぼんだ六角柱」
「高さは、250m」
「表札には、ただ〈エッシャー〉と、一語あるのみ」
「見わたせば~」
「すぐそばに、昨日おとずれた高層マンション」
「眺望・最高」
「――と、いうわけで、同棲よ」
「――!」
「急展開」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくんの住居に、転がりこみました」
「で」
「貧乏ルポライター、スパークスさん」
「監視機材をあつらえる資金も、あるはずなし」
「――遠隔制御の監視カメラを、用意よっ」
「――〈エッシャー〉の周囲に、配置するのよっ」
「……」
「30分後――」
「監視カメラが、驚くべき映像をとらえました」
「――ミリメートル単位の、無数の球体が?」
「――〈エッシャー〉の壁に、吸いこまれて?」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくん」
「独白して、曰く」
「――モノクローム・ミュータントの〈ニュークリアス〉に、似てるかも」
12月27日――
「余命いくばくもない、科学者マテウス・アラン=バリ氏」
「黒服の二人組が、迎えにきます」
「――〈エッシャー〉の〈プロセッサー〉に、ならないかい?」
「――〈中枢ペスト〉も、治せるよー」
「拒否する理由は、ありません」
「科学者マテウス・アラン=バリ氏」
「謎の失踪」
「……」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「――やられたわっ」
「黒服の二人組を、調べてみましょう」
「パル・アストゥイン」
「メルラン・ミュル」
「カロン星団にいるはずの科学者たち、なのに~」
「神出鬼没、転送機で〈エッシャー〉を出入り」
「人事ファイルも、削除済だし」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「独白して、曰く」
「――まるで、TLDの、やりくちねー」
12月31日――
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくん」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「〈エッシャー〉まで、出向いてみますが~」
「成果なし」
新銀河暦1346年1月4日――
「――ママぁーっ」
「――変なオジちゃんが、道路にいるよー」
「ご近所を~」
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ」
「錯乱した、科学者マテウス・アラン=バリ氏が、徘徊」
「……」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「――緊急出動よっ」
「――これまで、別のヒトで、同じような徘徊事件が、14例」
「――みんな、すぐに、黒服の二人組に、捕まってしまったのよ」
「で」
「急行、しましたが~」
「目の前で~」
「黒服の二人組に、先を越されて、しまうのでした」
1月5日――
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「情報収集を、とにかく速度改善」
「結果~」
「――ママぁーっ」
「――変な……」
「――緊急出動よっ」
「錯乱した、科学者マテウス・アラン=バリ氏を、保護」
「が」
「科学者マテウス・アラン=バリ氏」
「マンションに帰宅する途上で、ばったり倒れます」
「急遽、知人の女医さんのところへ、運びこむのでした」
「……」
「さて」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「黒服の二人組の戦法を、甘くみていました」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくんは~」
「新聞の訃報欄に、こんな記事を見つけます」
「――科学者マテウス・アラン=バリ氏、〈中枢ペスト〉B型で死去?」
「――新銀河暦1345年12月28日、逝去?」
「――!」
「そんな記事を目にして、無視もかなわず」
「ふたりは、入院先へ急行」
「――よかった」
「――生きてるよー」
「が」
「科学者マテウス・アラン=バリ氏を、マンションに運ぶところを~」
「黒服の二人組の、襲撃」
「科学者マテウス・アラン=バリ氏を~」
「黒服の二人組に、奪回されてしまいます」
「……」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくん」
「ふたりが、意識を取りもどすと~」
「マンションの、寝室」
「黒服の二人組、曰く」
「――〈エッシャー〉の協力者に、ならないかい?」
「――さもなければ、記憶処理だよー」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくん、曰く」
「――は、はい(と、みせかけて、麻酔銃を……)」
「――ばーん」
「黒服の二人組には、効果なし」
「意識を、なくしたのは~」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくんたちの方、でした」
1月6日――
「――どうも、この3週間の記憶が、ないのよねー」
「銀行預金は、減っているのに~」
「電子手帳を、眺めても~」
「ビデオや写真を、眺めても~」
「ふたりで過ごした記憶が、曖昧模糊」
「――ま、いいか」
「――なんだか、楽しいし」
「――きっと、本当に素敵なものは、記憶に残らないんだよ」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
すべて世は、事もなし。
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d-information ◆ 448 [不定期刊] 2007/03/05
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2376 . Leo Lukas / Tolle Tage in Terrania / テラニアの素敵な日々
2377 . Christian Montillon / ESCHER / エッシャー
2378 . Christian Montillon / Der Erste Kybernetiker / 第一サイバネティカー
2379 . Arndt Ellmer / ESCHERS Liste / エッシャー名簿
2380 . Horst Hoffmann / Es kam aus der Sonne / 太陽から来たる
□ Perry Rhodan-Heft 2376話「テラニアの素敵な日々」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2376.html ]
新銀河暦1345年12月、自由テラナー連盟の首都テラニア――
「――ママぁーっ」
「――変なオジちゃんが、ロケットにいるよー」
「ゴビ公園、スターダスト記念碑に、またがって~」
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ」
「なにやら口走る、カワイソウな雰囲気の男がひとり」
「黒服の二人組が、迎えにくるのでした」
12月14日、首都テラニア、トーラ通り――
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくん」
「自由テラナー連盟艦隊を、退役後~」
「テラニア大学で、講師など、しています」
「住居は、トーラ通りの高層マンション、地上1kmあたり」
「眺望・最高」
「個人的に、診療所のようなものも、開設して~」
「小銭も、貯めました」
「――あとは、同棲とか結婚とか」
「現在、独身」
「……」
「マテウス・アラン=バリ氏」
「遅咲きの、天才科学者」
「全国ボランティア組織〈テラノヴァ・グローバル〉にも、参加」
「――〈反逆者〉襲来警報っ」
「――当番のサポーターは、至急、指定席へっ」
「星系ソルが攻撃されれば、〈テラニアGS〉に、馳せ参じ~」
「――がんばれー」
「――負けるなー」
「――ぐぐぐっ」
「熱き魂の鼓動で、〈テラノヴァ・バリア〉を支えたり~」
「才能を買われて、水星に招かれてみたり~」
「いろいろ、忙しくも、充実した日々をすごしています」
「が」
「悩みも、あるのです」
「――近所の精神科医に、相談しよう」
「受診したのが、ハジモ・サイドリップくんの、診療所」
「――じつは、結晶みたいなモノが、体内で増殖しているみたいで……」
「――気のせいですよー」
「気休めを、言ってくれました」
「……」
「ダラサラーナギンタ・ミチュさん」
「――長いから、スパークスって、呼んでね」
「フリーの女性ルポライター」
「――スクープ! 政庁大臣ジュリアン・ティフラーに秘密の愛人」
「大ネタを追いかけて、不首尾に終わった、この2年間」
「すっかり、貧乏が板につきました」
「メディア大手の〈アルビオン3D〉から~」
「半端仕事を、請け負った、ものの~」
「――新進気鋭の、スヴォーンのロックバンド?」
「――専門家に、コメントでも、もらってみるかなー」
「取材したのが、本日の診療を終えた、ハジモ・サイドリップくん」
「それなりに、惹かれあう、ふたり、ですが~」
「急展開は望めない、微妙な雰囲気、なのでした」
「少なくとも、この日までは」
翌日――
「科学者マテウス・アラン=バリ氏」
「オフィスで、ばったり倒れます」
「医師団、曰く」
「――新種の〈中枢ペスト〉B型?」
「――症例、これで3人目だな」
「――ひょっとして、〈テラニアGS〉の副作用かもなー」
「原因は、さておいて」
「〈中枢ペスト〉――」
「放射線がきっかけで全身結晶化、とかいう、不治の病」
「科学者マテウス・アラン=バリ氏の、余命は短い」
「……」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「――スクープ! スターダスト記念碑に絶叫・謎の〈エッシャー〉」
「大ネタなのか、そうでないのか……追ってみました」
「〈エッシャー〉――」
「トーラ通りの、素性不明の政府施設」
「建物は、上がすぼんだ六角柱」
「高さは、250m」
「表札には、ただ〈エッシャー〉と、一語あるのみ」
「見わたせば~」
「すぐそばに、昨日おとずれた高層マンション」
「眺望・最高」
「――と、いうわけで、同棲よ」
「――!」
「急展開」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくんの住居に、転がりこみました」
「で」
「貧乏ルポライター、スパークスさん」
「監視機材をあつらえる資金も、あるはずなし」
「――遠隔制御の監視カメラを、用意よっ」
「――〈エッシャー〉の周囲に、配置するのよっ」
「……」
「30分後――」
「監視カメラが、驚くべき映像をとらえました」
「――ミリメートル単位の、無数の球体が?」
「――〈エッシャー〉の壁に、吸いこまれて?」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくん」
「独白して、曰く」
「――モノクローム・ミュータントの〈ニュークリアス〉に、似てるかも」
12月27日――
「余命いくばくもない、科学者マテウス・アラン=バリ氏」
「黒服の二人組が、迎えにきます」
「――〈エッシャー〉の〈プロセッサー〉に、ならないかい?」
「――〈中枢ペスト〉も、治せるよー」
「拒否する理由は、ありません」
「科学者マテウス・アラン=バリ氏」
「謎の失踪」
「……」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「――やられたわっ」
「黒服の二人組を、調べてみましょう」
「パル・アストゥイン」
「メルラン・ミュル」
「カロン星団にいるはずの科学者たち、なのに~」
「神出鬼没、転送機で〈エッシャー〉を出入り」
「人事ファイルも、削除済だし」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「独白して、曰く」
「――まるで、TLDの、やりくちねー」
12月31日――
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくん」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「〈エッシャー〉まで、出向いてみますが~」
「成果なし」
新銀河暦1346年1月4日――
「――ママぁーっ」
「――変なオジちゃんが、道路にいるよー」
「ご近所を~」
「――〈エッシャー〉は、危険だぁぁっ」
「錯乱した、科学者マテウス・アラン=バリ氏が、徘徊」
「……」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「――緊急出動よっ」
「――これまで、別のヒトで、同じような徘徊事件が、14例」
「――みんな、すぐに、黒服の二人組に、捕まってしまったのよ」
「で」
「急行、しましたが~」
「目の前で~」
「黒服の二人組に、先を越されて、しまうのでした」
1月5日――
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「情報収集を、とにかく速度改善」
「結果~」
「――ママぁーっ」
「――変な……」
「――緊急出動よっ」
「錯乱した、科学者マテウス・アラン=バリ氏を、保護」
「が」
「科学者マテウス・アラン=バリ氏」
「マンションに帰宅する途上で、ばったり倒れます」
「急遽、知人の女医さんのところへ、運びこむのでした」
「……」
「さて」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「黒服の二人組の戦法を、甘くみていました」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくんは~」
「新聞の訃報欄に、こんな記事を見つけます」
「――科学者マテウス・アラン=バリ氏、〈中枢ペスト〉B型で死去?」
「――新銀河暦1345年12月28日、逝去?」
「――!」
「そんな記事を目にして、無視もかなわず」
「ふたりは、入院先へ急行」
「――よかった」
「――生きてるよー」
「が」
「科学者マテウス・アラン=バリ氏を、マンションに運ぶところを~」
「黒服の二人組の、襲撃」
「科学者マテウス・アラン=バリ氏を~」
「黒服の二人組に、奪回されてしまいます」
「……」
「フリーの女性ルポライター、スパークスさん」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくん」
「ふたりが、意識を取りもどすと~」
「マンションの、寝室」
「黒服の二人組、曰く」
「――〈エッシャー〉の協力者に、ならないかい?」
「――さもなければ、記憶処理だよー」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくん、曰く」
「――は、はい(と、みせかけて、麻酔銃を……)」
「――ばーん」
「黒服の二人組には、効果なし」
「意識を、なくしたのは~」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくんたちの方、でした」
1月6日――
「――どうも、この3週間の記憶が、ないのよねー」
「銀行預金は、減っているのに~」
「電子手帳を、眺めても~」
「ビデオや写真を、眺めても~」
「ふたりで過ごした記憶が、曖昧模糊」
「――ま、いいか」
「――なんだか、楽しいし」
「――きっと、本当に素敵なものは、記憶に残らないんだよ」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
すべて世は、事もなし。
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d-information ◆ 448 [不定期刊] 2007/03/05
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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