2007年5月アーカイブ

◆目次
◇ペリー・ローダン近況

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◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2388 . Christian Montillon / Objekt Ultra / 物体ウルトラ
2389 . Uwe Anton / Die Opal-Station / オパール・ステーション
2390 . Arndt Ellmer / Der Raum-Zeit-Router / 時空ルータ
2391 . Wim Vandemaan / Die Schwarze Zeit / 暗黒時間
2392 . Michael Marcus Thurner / Die vergessene Stadt / 忘れられた都市

□ Perry Rhodan-Heft 2388話「物体ウルトラ」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2388.html ]

 アルタシント銀河、ロゼラ・ロザド星系、惑星ロゼラ・フマト――

「ロゼラ・ロザド星系は~」
「〈平和ドライバー〉の、本社」
「居酒屋〈ハカン小屋〉は~」
「〈平和ドライバー〉連中の、行きつけです」
「――免許取得おめでとー」
「――とー」
「盛り上がる、男女は~」
「カンティラン・ローダン――〈平和ドライバー〉」
「コスミュエル・ケインさん――若葉マークの〈平和ドライバー〉」

 3カ月後、局部銀河群、ハンガイ銀河――

「ハンガイ銀河は~」
「〈混沌の勢力〉が、〈負の球体〉に変えたい宙域」
「大軍勢〈反逆者〉は~」
「局部銀河群を、順次制圧」
「――近在の銀河は、超機動要塞カオテンダーの材料だ」
「――カオテンダー《ヴルタファー》は、〈負の球体〉を防衛するのだ」
「で」
「〈平和ドライバー〉は~」
「〈混沌の勢力〉の企てを、阻止したい」

 ハンガイ銀河近傍――球状星団などが散らばる、いわゆるハロー――

「〈平和ドライバー〉前線基地キャラ・インペックスから、距離2000光年」
「〈平和ドライバー〉のオレオン・カプセル3隻が、哨戒中」
「《探求者》は~」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアの、オレオン・カプセル」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんが、同乗です」
「モンドラ・ダイアモンドさんの、昔話――」
「――280万年前の、コトよ」
「――ドムラト銀河に、カオテンダー《ゼンタファー37》が不時着したのよ」
「――パイロットは、キントラディム・クルックス」
「――新銀河暦1304年の、コトよ」
「――〈物質の下僕〉トル・サマホが、《ゼンタファー37》に侵入したのよ」
「――〈物質の下僕〉トル・サマホは~」
「――パイロット、キントラディム・クルックスを、倒して~」
「――意識と記憶を、吸収したの」
「――当時、〈物質の下僕〉トル・サマホも、やさぐれててね~」
「――それはもう、宇宙の危機だったのよ」
「――だから」
「――わたし……トル・サマホに、徒手空拳で立ちむかったの」
「――ま、最後のおいしいトコロは~」
「――トリム・マラート坊やに、くれてやったのだけれども……」
「現在~」
「局部銀河群で建設途上の、カオテンダー《ヴルタファー》」
「任地に異動した、パイロット、キルミズ」
「今後の展開の、中で~」
「モンドラ・ダイアモンドさんの経歴は、貴重なのです」

 ハンガイ銀河ハロー、D=モダ宙域――

「突然~」
「〈反逆者〉艦隊が、再物質化」
「――50万隻以上?」
「ストレンジネスが、異なるようです」
「――異宇宙から、来た?」
「オレオン・カプセル《探求者》は、こっそり観察」
「でも」
「干渉がひどいため、正確な探知も、ままならず」

 4日後、〈平和ドライバー〉前線基地キャラ・インペックス――

「〈平和ドライバー〉前線基地キャラ・インペックスは~」
「ハンガイ銀河ハローを、放浪する月――直径3000km――の中」
「カンティラン・ローダンと、コスミュエル・ケインさんも、参加して~」
「作戦会議です」
「――気になるのよねー」
「――どうして、ハンガイ銀河の内部に再物質化しないのか?」
「――入れないのかも」
「――ボクらも?」
「――そう……どんな宇宙船も」
「と」
「――!」
「――また、何か来たみたい」

 ハンガイ銀河ハローに出現した、謎の物体――

「〈平和ドライバー〉のオレオン・カプセルが、急行すると~」
「――高次エネルギーを大量放射する、物体?」
「――なのに、質量0の、物体?」
「ありえないモノ=物体ウルトラ、と命名しました」
「――ハンガイ銀河に、入ろうとしてる」
「――あ、手前3万光年で、弾きかえされてる」
「とりあえず」
「物体ウルトラに接近して、観察してみましょう」
「が」
「接近するオレオン・カプセルは、高次放射に呑まれて、迷います」
「――ボクたち、コスモヌクレオチド〈トリークレ9〉に行きたいのデス」
「パラ現実のトカゲが、語っては、消えたり、するばかり」
「高次放射と、高次放射が生むパラ現実に、邪魔されて~」
「物体ウルトラ自体に、到達不能」
「……」
「こんな時には」
「――〈ベクトル・ヘルメット〉っ」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアが、所有する~」
「方向感覚が良くなったりする、ありえない水準の製品」
「気を、とりなおして~」
「物体ウルトラに、再度・接近」
「と」
「接近するオレオン・カプセルは、ふたたびパラ現実に呑まれます」
「――小惑星が、いっぱい?」
「――怪しい宇宙ステーションが?」
「でも」
「パラ現実に呑まれて右往左往の、同行者とは、異なり~」
「〈ベクトル・ヘルメット〉を装着した、アラスカ・シェーデレーアは~」
「物体ウルトラの正体を、把握することができたのでした」
「――物体ウルトラの正体は、メッセンジャーだっ」
「……」
「コスモヌクレオチド――この宇宙の存在形態を規定するプシオン情報庫」
「コスモヌクレオチド内部で、プシクスが連結して形成する蓋然性の未来」
「メッセンジャーは~」
「この蓋然性の未来を、運び~」
「超空間のプシオン網を、抜け~」
「通常空間に、物理法則などを、具現化するのです」
「つまり、物体ウルトラは~」
「ハンガイ銀河の〈負の球体〉化を、断固阻止しようと~」
「〈秩序の勢力〉が放った、究極兵器……のようなモノ」
「でも」
「時すでに遅し」
「〈負の球体〉化は、相当に進んでいるようです」

 ハンガイ銀河ハロー――

「〈平和ドライバー〉のオレオン・カプセルが、現実にもどると~」
「――小惑星が、消えた?」
「――怪しい宇宙ステーションは、残ってる?」
「どうやら~」
「この宇宙ステーション」
「――パラ現実のモノでは、なくて?」
「――異宇宙から転移してきた、〈反逆者〉施設?」
「――まさか、物体ウルトラの高次放射を、宇宙間ビーコンと勘違いしたの?」
「とりあえず~」
「探査してみましょう」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと

 昔話は、長いのでした。

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d-information ◆ 460 [不定期刊] 2007/05/28
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◆目次
◇ペリー・ローダン近況

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◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2387 . Hubert Haensel / Die Präkog-Kaiserin / 予知女帝
2388 . Christian Montillon / Objekt Ultra / 物体ウルトラ
2389 . Uwe Anton / Die Opal-Station / オパール駅
2390 . Arndt Ellmer / Der Raum-Zeit-Router / 時空ルータ
2391 . Wim Vandemaan / Die Schwarze Zeit / 暗黒時間

□ Perry Rhodan-Heft 2387話「予知女帝」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2387.html ]

 新銀河暦1346年1月、恒星転送機グルヴァー・デュオ――

「アルコン人、アトラン指揮下、コンビトランス艦隊――」
「発見者級戦艦《エドモンド・ハレー》」
「ネプチューン級エクスプローラー船《ベラクルス》」
「ポントン級艦隊テンダー《ポラリスXX》」
「ポントン級艦隊テンダー《ツォイト》」
「ポスビのクェーサー級〈LFT-BOX〉4隻」
「ハルト船《ハルタIII》、《アフル》、《トハリ》――各400名搭乗」
「宇宙の危機を、救うため~」
「銀河系から、ハンガイ銀河まで~」
「すなわち~」
「恒星転送機〈カラグ恒星12面体〉から~」
「恒星転送機ナギガル・トリオ――銀河系から93万光年――へ」
「恒星転送機グルヴァー・デュオ――銀河系から136万光年――へ」
「恒星転送機ジアフォ・デュオ――ハンガイ銀河まで80万光年――へ」
「恒星転送機の橋を、かけたい」
「で、現在」
「コンビトランス艦隊は、恒星転送機グルヴァー・デュオに、到達」
「……」
「恒星転送機グルヴァー・デュオ――」
「本来、銀河間の虚空に、赤色巨星がふたつ」
「が」
「現在は、漂着星団オレラナ――直径58光年――に、囲まれています」
「戦闘種族タド・デ・ラウド――星団オレラナ発祥――は~」
「――あの星系は、タド・デ・ラウドのものっ」
「――あの星系に、不審船団?」
「――不審船団に、テレポート能力者?」
「――〈予知女帝〉さまに献上するのじゃ」
「かくして~」
「タド・デ・ラウド種族の、〈予知皇女〉は~」
「スタータック・シュレーダー――テレポーターにして、〈探知者〉」
「トリム・マラート――〈宇宙感知者〉にして、危険な〈黒い双子〉を召喚」
「アルコン人、アトラン」
「以上、3名の異星人を、~」
「恒星転送機制御惑星・新レムールにて、拉致」
「タド・デ・ラウド種族の英雄、デヴィレ=カレーム元帥は~」
「3名の異人を乗せて、緊急発進」

 コンビトランス艦隊――

「ハルト人、イホ・トロトは~」
「――アトランたちが、失踪?」
「――タド・デ・ラウド種族の戦闘艦が、緊急発進?」
「――つまり……」
「――発見者級戦艦《エドモンド・ハレー》で、追跡だっ」
「ハルト人、コノル・レンツは~」
「惑星・新レムールの留守番を、頼まれます」

 デヴィレ=カレーム艦隊――

「――はっ」
「最初に、麻痺から醒めたのは~」
「アルコン人、アトラン」
「デヴィレ=カレーム元帥みずから出迎え、〈予知皇女〉のもとへ」
「――ヴロン・ラダリン・カトニャさまで、あるっ」
「ヴロン・ラダリンが、〈予知皇女〉をあらわす称号」
「カトニャさまが、個体名……らしい」
「――貴殿らは、客人じゃ」
「――おとなしく、連行されるがよい」
「と、ここで、最初の遷移」

 恒星転送機グルヴァー・デュオ制御惑星・新レムール――

「ハルト人、コノル・レンツは~」
「アトラン一行が失踪した、近辺で~」
「――いきなり、隠れ村落が、姿をあらわした?」
「――〈起動監視官〉イメントリ・ルズと同型の、アンドロイド?」
「――身長80cmの、赤毛の小人?」
「――牛のようなもの?」
「ハルト人、コノル・レンツは~」
「年齢相応に、慎重でした」
「ここは、レムール人が建設した、恒星転送機」
「ハルト人は、もともと、レムール人の仇敵の末裔」
「〈起動監視官〉は、戦争が禁忌」
「論理的な、結論」
「最初の交渉役は、テラナー――レムール人の末裔――に頼みましょう」

 デヴィレ=カレーム艦隊は、惑星エタド・ラウダへ――

「――うっ」
「――ううっ」
「スタータック・シュレーダーと、トリム・マラートは~」
「〈予知皇女〉カトニャさまの超能力に、あてられて、苦しそう」
「……」
「デヴィレ=カレーム元帥は~」
「こまめに、遷移したり」
「艦隊を、幾手にも分けたり」
「でも」
「追手――発見者級戦艦《エドモンド・ハレー》――を、ふりきれません」
「10回の遷移で、惑星エタド・ラウダに、到達」

 1月8日、発見者級戦艦《エドモンド・ハレー》――

「ハルト人、イホ・トロトは~」
「タド・デ・ラウド種族の、主星系に到着」
「――400隻の、戦闘艦?」
「――自由テラナー連盟のサターン級戦艦1隻で、充分だ」
「技術的優位には、自信があります」
「――人質は、どこかなー」
「恒星の影に隠れて、余裕で観察」

 惑星エタド・ラウダ――

「アトラン一行は~」
「スタータック・シュレーダーのテレポートで、一時、逃走」
「でも」
「翌日、発見・再捕獲」
「〈予知女帝〉のもとへ」
「……」
「〈予知女帝〉――」
「タド・デ・ラウド種族、最高位の女性」
「頭部は、それほどでもありませんが~」
「腹部は、超巨大」
「強力な超能力で、種族の成員を操り~」
「頑丈な身体で、種族を生むのです」
「――う……っ」
「――うう……っ」
「スタータック・シュレーダーと、トリム・マラートは~」
「超能力に、あてられて、もうダメなかんじ」
「アルコン人、アトランだけが、屈せず」
「――妙なオーラを、持っておるの」
「で、良いこと――恐ろしいコト――を、教えてくれました」
「――テレポーターを、食したいのじゃ」
「――遺伝子をとりこんで、テレポートする子孫を、生むのじゃ」
「このままでは~」
「スタータック・シュレーダーは、食されてしまいます」
「……」
「そこへ」
「――うおおっ」
「――がおおっ」
「ハルト人10名の精鋭部隊が、突入」
「周囲混乱・地獄絵図」
「アトラン一行は、3名とも無事脱出」

「〈予知女帝〉、死亡」
「発見者級戦艦《エドモンド・ハレー》は~」
「惑星エタド・ラウダを、緊急離脱」

 恒星転送機グルヴァー・デュオ制御惑星・新レムール――

「ハルト人、コノル・レンツは~」
「〈起動監視官〉アマ・ズルン――スフェロ種族製アンドロイド」
「赤毛の小人、アレクシム・アファテー――テロモン種族の行商人」
「と、いたって平和的に、折衝中」
「が」
「困ったことに、なってきました」
「――ハンガイ銀河への到達は、緊急課題なのだ」
「だから、コンビトランス艦隊は、恒星転送機を利用したい」
「――〈メゾポート網〉の、エネルギー欠乏も、深刻だよー」
「だから、〈起動監視官〉アマ・ズルンは、恒星転送機から充電したい」
「――〈負の球体〉誕生阻止は、宇宙的課題だっ」
「――星団オレラナは、犠牲になってもいいのかよー」
「そこへ」
「ハルト人、コノル・レンツにとっては、幸運な出来事」
「発見者級戦艦《エドモンド・ハレー》が、無事帰到」
「あとは~」
「アトランに、まかせてしまえば」
「すると」
「――恒星転送機ザクラン・トリオは、つながらない?」
「――恒星転送機ジアフォ・デュオは、つながる?」
「――問題は、ひとつもないではないか」
「――準備できしだい、転送だ」
「いいのかなー、とも思うのですが」
「――万事順調、オレ強硬派だし」
「――コンビトランス艦隊、1月18日14時に、発進だっ」

 そこへ、デヴィレ=カレーム艦隊380隻が、来襲――

「――380隻の、戦闘艦?」
「――自由テラナー連盟のサターン級戦艦1隻で、充分だ」
「技術的優位には、自信があります」
「が」
「困ったことが、あったのでした」
「――うっ」
「――ううっ」
「コンビトランス艦隊に同行する、〈起動監視官〉イメントリ・ルズ」
「テロモン種族に与する、〈起動監視官〉アマ・ズルン」
「いずれも〈起動監視官〉は、戦争が禁忌」
「両名とも、失神して、寝こんでしまいました」
「〈起動監視官〉イメントリ・ルズがいないと、恒星転送機が使えません」
「――マズイな」
「――強硬解決したら、ずーっと、眼が醒めないかも」
「――専守防衛を、旨とすべしっ」
「――やわらかーく、押しかえすのだ、不本意だけど」
「一方」
「タド・デ・ラウド種族の、側には~」
「無謀な戦闘をしかけた、事情がありました」
「〈予知皇女〉カトニャさまが、ただいま、錯乱状態」
「――仇討じゃ」
「――〈予知女帝〉さまの、仇じゃ」
「無謀な戦闘で死ぬ思いの家臣は、素直に思うわけです」
「――カトニャさまが、〈予知女帝〉の座に就かれては、如何?」
「――ほほう」
「〈予知皇女〉カトニャさまとて、愚人ではあられませぬ」

 1月15日、デヴィレ=カレーム艦隊、撤退――

「――争いは、醜い」
「――争いは、何も生まないのだ」
「アルコン人、アトランは、うそぶいてみせたり」
「――だから、早く目覚めてくれぇっ」

 1月18日、9時、〈メゾポート網〉充電完了――

「〈起動監視官〉も、目覚めました」
「――問題は、ひとつもない」
「――結果オーライ、オレ穏健派だし」
「――コンビトランス艦隊、1月30日に、発進だっ」
「〈起動監視官〉イメントリ・ルズは~」
「――ボクは、コンビトランス艦隊に、同行するよー」
「〈起動監視官〉アマ・ズルンは~」
「――ボクは、星団オレラナに、残るよー」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
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・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと

 長生きしても、老成しないヒトって、います。

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d-information ◆ 459 [不定期刊] 2007/05/21
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◆目次
◇ペリー・ローダン近況

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◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Ara-Toxin

 毎年、恒例の、Heyne 社の書き下ろしポケットブック・シリーズ。
 今年は「アラス毒」シリーズ。
 秋から刊行開始。全6冊の予定。

□ ATLAN RUDYN-Trilogie

1 . Achim Mehnert / Die Psi-Kämpferin / 超能力女戦士
2 . Rüdiger Schäfer / Das Sphärenrad / 天輪
3 . Michael H. Buchholz / Acht Tage Ewigkeit / 8日間の永遠

 Fan-Pro (Fantasy Productions) 社が、刊行開始する書籍シリーズ3冊。
 4月、刊行開始。

□ ATLAN RUDYN-Trilogie 1巻「超能力女戦士」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/buecher/rudyn/1.html ]

 トリリス・オクトの最初の記憶は、11歳――

「ヒューマノイドの、少女ですが~」
「頭のうしろ、髪に隠して、眼がもうひと組」
「頭蓋の中ほどに、帯状の隆起」
「咽喉にも、突起」
「超心理分野でも、特異な才能――壁の向こうが、〈見え〉たりします」
「魔女あつかいされたくないから、いろいろと内緒」
「ここは、ダチャヤ・ダヤ――〈選ばれた者の宿屋〉の意」
「テラナー流にいうなら、ほとんど中世欧州の港湾都市」
「トリリス・オクトは、ひとり空腹をかかえ~」
「それでも、何とか生きのびていました」
「――海賊船だっ」
「好奇心は、猫も殺してしまいます」
「海賊を見ようと、隠れていたのを~」
「海賊船長オリン・ワルクに見つかって、逃げてみたり」
「周囲を、ウロウロしていると~」
「酒場で、勧誘されたり」
「――ボウズ、海賊船で下働きするか?」
「――う、うん」
「咽喉の、突起から~」
「トリリス・オクトは、少年と勘違いされたのです」
「が」
「すぐ、バレました」
「――海賊船に、女を乗せちまうとはっ」
「――不吉だっ」
「たったひとり相手をしてくれた、コックのスムジェさんが、喧嘩で死んで~」
「阻害・迫害は、ひどくなる一方」
「トリリス・オクトは、物陰などに潜みながら~」
「それでも、生きていくのです」
「……」
「風待ち港に停泊中、ふと察知した生命の危機」
「――ききききしゃーっ」
「トリリス・オクトの咽喉は、いうなれば超音波兵器」
「絶叫したら、相手は即死」

 トリリス・オクト、数年後――

「嵐に翻弄される船」
「トリリス・オクトは、荒波の向こうに、危険が見えます」
「――進路を、変えてっ」
「――ま、魔女っ」
「――不吉だっ」
「船は、無事」
「でも、次の港で~」
「トリリス・オクトは、売られてしまう」
「売られた先は、女郎屋」
「それでも、そこでも、魔女は魔女」
「――客前に、出るんじゃないっ」
「――店のコにも、寄るんじゃないっ」

 トリリス・オクト、17歳――

「女郎屋も、追いだされました」
「競りに、かけられ~」
「競り落としたのは、どこかの屋敷」
「――ご主人さまは、いつも御簾の向こう、なのよー」
「――だれも、ご尊顔を拝したことが、ないのよー」
「変人の屋敷、ですが~」
「待遇は、悪くありません」
「トリリス・オクトは、格闘技を習得」
「トリリス・オクトは、銃の扱いを習得」
「御者と、使用人どおし、深い仲になったり」

 トリリス・オクト、数年後――

「――山賊だっ」
「屋敷は、全焼」
「トリリス・オクトは、生きのびました」
「焼け跡に、たたずみ、死体を見まわすと~」
「――ご主人さまは……昆虫?」
「――御者は……ロボット?」
「あれこれ、ショックで~」
「銃を1挺つかむと、走って逃げました」

 トリリス・オクト、25歳――

「しがない傭兵稼業、ですが~」
「剣と弩は、達人級」
「が」
「――あの脱走兵どもを、殺ってください」
「傭兵仕事で、はじめて敗北を喫することに」
「標的のひとりが、反則みたいに強い」
「攻撃しても、傷ひとつ負わせられず」
「――さっくり」
「ナイフで刺された、トリリス・オクト」
「意識が、遠くなりました」
「……」
「覚醒したのは、豪華な寝室」
「自分を刺した男が、語ります」
「――オレ、ロメウス・アブロン――有名な暗殺者だ」
「――キミには、才能がある――ここで、腕を磨かないか?」
「――超能力は教えられないから、自力で鍛えてくれたまえ」
「またも、変人の屋敷、ですが~」
「待遇は、悪くありません」
「トリリス・オクトは、光線銃・振動ナイフ・バリアの扱いを習得」
「トリリス・オクトは、医療ロボットの扱いを習得」
「ついには、ダゴル拳法も習得」

 トリリス・オクト、数年後――

「――このオレを継ぐには、このオレを超えねばならんっ」
「――さあ、オレと真剣勝負だっ」
「トリリス・オクトは、恩師ロメウス・アブロンを、見事・抹殺」
「タイ・ラクトロテ――ダゴルの高位師範――に、なりました」
「金庫からとりだす、形見の振動短剣」
「そして、始まる武者修行」
「が」
「振りかえって、みると~」
「――なんだか、人生いろいろ仕組まれている感じ」

 トリリス・オクト、29歳――

「使者――覆面で顔は見えない――が、来ました」
「――疑問の回答を得たければ、指定日時に指定場所まで、来るのじゃ」
「――コード発信機が、オマエを導くであろう」
「あいかわらず、猫さえ殺す好奇心旺盛」
「行かない理由は、ありません」
「旅の途中~」
「――ボクも、同じだ」
「――わたしも、同じよ」
「境遇が同じ、男女各1名と、出会う」
「――あ、野獣の襲撃っ」
「途上、男の方は、不慮の事故」
「トリリス・オクトと女――名はラリア・ビル――は、目的地へ」
「待っていたのは、宇宙船でした」
「使者――覆面で顔は見えない――が、出迎え」
「――乗船できるのは、最強の者だけじゃ」
「――戦って勝った方、1名だけじゃ」
「で」
「トリリス・オクトは、からくも勝利」
「宇宙船の医務室まで、たどりつく」
「――この宇宙船は、オマエのモノじゃ」
「トリリス・オクトは、使者の覆面をもぎとろうと、して~」
「――うっかり」
「殺して、しまいました」
「覆面の下は、昆虫の顔」
「で」
「トリリス・オクトは、虫の息のラリア・ビルを、船に収容」
「――発進よっ」
「衛星軌道上で、船載ポジトロニクスは語ります」
「――本当の訓練は、ここから始まるのデス」

 USO大提督アトラン、新銀河暦3102年――

「――スプリンガー氏族のもとから、レミー・デンジャーを、救出だ」
「当年868歳のシガ老人――もとUSOスペシャリスト――を奪回すべく~」
「USO大提督アトランは、変装して現場突入」
「が」
「レミー・デンジャー、昏睡状態」
「望みなし」
「……」
「そんな時~」
「USO司令部キント・センターに、星系ザンタブから急報」
「――謎の信号?」
「――とん・とん・つー・とん・とん……?」
「報告を、うけて~」
「USO大提督アトランの灰色の付帯脳は、速度全開」
「――超知性体が隠した、細胞活性装置のシグナルだっ」
「――手に入れるのだっ」
「――レミー・デンジャーのためにっ」
「……」
「そんな時~」
「――わたしは、チェカン――惑星フェロルから来た、経済顧問です」
「――ホーマー・G・アダムズさんから言われて、来たのですが……」
「USO大提督アトラン、当然ですが、そんなことは後回し」
「――発進だっ」

 USO大提督アトランは、星系ザンタブへ――

「――太陽系帝国から独立10周年?」
「全住民が、仮面をつけて、お祭り騒ぎ」
「いたるところで、お祭り騒ぎ」
「人の波をかきわけ、USO基地に到達すると~」
「基地内部は、死体がごろごろ」
「工作員2名が、やったらしい」
「――やりやがったな」
「――いまごろ、2名は、細胞活性装置を探索中ということか?」

 USO大提督アトランは、細胞活性装置の隠し場所へ――

「近づくと、戦闘服が、機能停止」
「効果範囲の、外縁部には~」
「――未知の円盤船?」
「――プロスペクター船?」
「――錘状船――中央銀河ユニオンの?」
「この連中に、加えて~」
「USO工作員2名が、細胞活性装置争奪戦の参加者です」
「――待てぃっ」
「――オレも、参加だぁぁっ」
「USO大提督アトランは、熱くなってみたり」
「……」
「――プロスペクターが、死んでる」
「――USO工作員が、ケモノのように殺しあってる」
「細胞活性装置が放射する憎悪に、やられたらしい」
「USO大提督アトランは、年齢相応に賢明な判断も、するのです」
「殺戮を遠巻きに、待つことしばらく」
「戦闘服が、機能回復」
「――終わったかな」
「が」
「あらわれた、USOスペシャリストから~」
「中央銀河ユニオンの工作員部隊が、細胞活性装置を奪取」
「USO大提督アトランも、黙ってはいられません」
「――待てぃっ」
「戦闘開始」
「その時、いきなり、黒づくめの女が、出現」
「どうしてだか、USO大提督アトランを、援護するのでした」
「ですが~」
「中央銀河ユニオンの工作員部隊も、それなりに優秀」
「細胞活性装置を抱えた2名が、宇宙船にたどりついて、緊急離陸」
「USO大提督アトランは、黒づくめの女とともに~」
「円盤船に飛びこんで、追跡開始」
「ところで」
「――わたしは、アトラン――ごらんのとおり、ナイスガイだ」
「――トリリス・オクト……」

 そして、追跡は続く。

□ Perry Rhodan-Heft

2386 . Michael Marcus Thurner / Die Diskrete Domäne / 隠れ里
2387 . Hubert Haensel / Die Präkog-Kaiserin / 予知女帝
2388 . Christian Montillon / Objekt Ultra / 物体ウルトラ
2389 . Uwe Anton / Die Opal-Station / オパール駅
2390 . Arndt Ellmer / Der Raum-Zeit-Router / 時空ルータ

□ Perry Rhodan-Heft 2386話「隠れ里」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2386.html ]

 星団オレラナ――

「スポルテフ・アルギル銀河のハローにあった、小星団」
「ハイパー嵐に、巻きこまれ~」
「銀河間の虚空――恒星転送機グルヴァー・デュオのところ――に、再実体化」
「直径58光年」
「恒星数5万5000」

 テロモン――星団オレラナの商人種族――

「アレクシム・アファテーは、行商人ですから~」
「伴侶レマハ・エリユンドさんと、〈カムハロクス〉1頭を連れて~」
「〈メゾポート網〉――星団オレラナ全域を覆う転送機網――で、旅また旅」
「旅の途中で、発見も」
「――アンドゥリー種族の惑星、デュン・アプヴェルト?」
「――アンドゥリー種族の都市、アンドロール?」
「木々生い茂る山々の、ふもと~」
「青金色の針金の芸術作品みたいな、12の塔――高さ100~150m」
「都市の門は、門番が警固」
「門番の姿形は、テロモン種族に似ていますが、風貌はよりコワイ」
「威圧されること、威圧されること」
「――入っては、いかんのだっ」
「門前払い、されますが~」
「近所の谷で、発見も」
「――アンドゥリー種族の、倉庫?」
「12のホール――高さ100m、奥行き800m――には~」
「〈メゾポート網〉スターターキット」
「〈ゼロバリア・コンボ〉――防御兵器一式」
「〈村ノ智者〉――大型汎用コンピューター」
「〈メゾポート渡し船〉――直径60m」
「これらの利用は、許してくれます」
「で」
「〈隔離星系〉=恒星転送機グルヴァー・デュオに、到達」
「〈メゾポート網〉、〈ゼロバリア・コンボ〉、〈村ノ智者〉を、設置」
「いわゆる、テロモン種族の〈隠れ里〉を、建設です」
「ご近所で、休眠状態のアンドロイドを、発見」
「惑星デュン・アプヴェルトで、検査してみましょう」
「〈メゾポート網〉を抜けた、瞬間」
「――かっ」
「アンドロイドが、いきなり覚醒したのでした」

 アマ・ズルン――スフェロ種族製アンドロイド――

「アマ・ズルンは、覚醒するや、いなや~」
「都市アンドロールの計算脳と、契約締結」
「アンドゥリー種族とテロモン種族の歴史を、紐とくのでした」

 おとめ座銀河団、10万5000年前――

「アンドゥリー種族は~」
「超知性体エスタルトゥの、補助種族」
「〈力の球形体〉エスタルトゥの、一銀河ジオン・ゾムで~」
「心血そそいで、ご奉仕」
「でも、やがて~」
「疲れてしまって、暇乞い」
「お暇を、いただき~」
「遠く、スポルテフ・アルギル銀河の小星団オレラナで、隠遁生活」
「〈メゾポート網〉を、建設し~」
「現地の商人種族テロモンだけに、利用を認めたのです」

 アマ・ズルン――

「――ふむふむ」
「――昨今の、ハイパー物理学的抵抗の、増大で?」
「――ハイテクが、みんなダメ?」
「――〈メゾポート網〉も、エネルギー欠乏で、ダメになるかも?」
「――助けてほしい?」
「――もちろん、助けるよー」
「アマ・ズルンは、スフェロ種族製アンドロイド」
「頼られると、否とはいえない、基本プログラム」
「……」
「アマ・ズルンは、〈起動監視官〉」
「〈虹色技術〉の息のかかった恒星転送機に、影響力を有しています」
「〈隔離星系〉=恒星転送機グルヴァー・デュオ」
「惑星・新レムール=恒星転送機制御惑星」
「ピラミッド3基からなる、恒星転送機制御施設」
「ふたつの赤色巨星から~」
「ピラミッドのうち2基に~」
「高次エネルギーの太いビームが、各1条・計2条」
「――ごごごーっ」
「――ごごごーっ」
「〈メゾポート網〉基盤に、エネルギー充填開始」

 タド・デ・ラウド――星団オレラナの戦闘種族――

「そうする、間にも~」
「戦闘種族タド・デ・ラウドが、星団オレラナに、版図拡大」
「――〈メゾポート網〉の秘密を、よこすのだっ」
「テロモン種族が独占する、アンドゥリー技術を、狙う」
「――昨今の、ハイパー物理学的抵抗の、増大で?」
「――〈ゼロバリア・コンボ〉も、効果低下?」
「テロモン種族の〈隠れ里〉の被害は、広がる一方」

 アマ・ズルン――〈メゾポート網〉基盤・エネルギー充填中――

「恒星転送機の制御惑星・新レムールで~」
「――ふむふむ」
「――そろそろ、充填完了だよー」
「と」
「そんな、矢先」
「――恒星転送機が、作動した?」
「――うっ」
「アマ・ズルンは、〈起動監視官〉」
「恒星転送機が発する高次エネルギーに~」
「ショックをうけて、昏倒」
「――転送された、船団に……」
「――オレの〈兄弟〉イメントリ・ルズがいる……」
「――え、けだものまで……」
「――がっくり」
「……」
「アレクシム・アファテーは、行商人ですから~」
「――とりあえず、逃げるですっ」
「意識不明のアマ・ズルンを、連れて~」
「〈メゾポート網〉へ」
「そういえば」
「――やって来た連中、戦闘種族タド・デ・ラウドと戦ってたな」
「――オレらのこと、助けてくれるかな」
「――わからないな」

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◆今回のひとこと

 宇宙は、広くて狭いのです。

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d-information ◆ 458 [不定期刊] 2007/05/14
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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◆目次
◇ペリー・ローダン近況

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◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2385 . Horst Hoffmann / Im Mesoport-Netz / メゾポート網で
2386 . Michael Marcus Thurner / Die Diskrete Domäne / 隠れ里
2387 . Hubert Haensel / Die Präkog-Kaiserin / 予知女帝
2388 . Christian Montillon / Objekt Ultra / 物体ウルトラ
2389 . Uwe Anton / Die Opal-Station / オパール駅

□ Perry Rhodan-Heft 2385話「メゾポート網で」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2385.html ]

 星団オレラナ――直径58光年、恒星数5万5000――

「アレクシム・アファテー――」
「商人種族テロモンの、普通の商人」
「――諸惑星・山海の珍味を、ご堪能あれっ」
「美食を、商います」
「……」
「テロモン種族――」
「外観は、身長80cm、赤毛の小人」
「テロモン種族は、商人ですから~」
「技術に長けては、おりません」
「持ち歩く、技術機器といえば~」
「〈マイクロ智者〉――モバイルパソコン」
「〈アンドゥリー目〉――知覚できないモノが見える、メガネ」
「〈アンドゥリー耳〉――テロモン種族・加入限定の、携帯電話」
「テロモン村には~」
「〈村ノ智者〉――大型汎用コンピューター」
「どれも~」
「アンドゥリー種族――素性は謎――が、遺したモノです」
「で」
「テロモン種族は、商人ですから~」
「宇宙船も所有して、おりません」
「〈メゾポート網〉――星団オレラナ全域を縦横に貫く、エネルギー場」
「〈メゾポート転轍機〉――〈メゾポート網〉を、がっちゃん、と切替え」
「テロモン村には~」
「高次エネルギーの〈霧ノ峰〉――〈メゾポート網〉の出入口」
「〈カムハロクス〉――超心理能力をもつ牛のようなもの――に、牽かれて~」
「ある惑星の、テロモン村から~」
「別の惑星の、テロモン村まで~」
「普通に歩いて、渡るだけ」
「テロモン村――と、テロモン種族・秘密の発祥地も、含む――のコトを~」
「〈隠れ里〉と、呼びます」
「で」
「テロモン種族は、商人ですから~」
「戦うことは、好みません」
「だから、テロモン村を守る、鉄壁の〈ゼロバリア・コンボ〉」
「〈座標遮断機〉――方向感覚を、狂わせる」
「〈蜃気楼発生機〉――村のないところに、村があるようにみせかける」
「〈探知ダンパー〉――あらゆる探知放射を、完全吸収」
「〈防衛結界〉――万一の侵入者に備え、村民退避の時間をかせぐ」
「これも~」
「アンドゥリー種族が、遺したモノです」

 新銀河暦1329年初頭から、1333年中葉にかけて――

「アレクシム・アファテーは、テロモン商人ですから~」
「〈カムハロクス〉に、牽かれて、旅また旅」
「旅の途中で、ロマンスも」
「それからは~」
「伴侶レマハ・エリユンドさんと、〈カムハロクス〉と、旅また旅」
「順風満帆」
「が」
「やがて、星団オレラナにとっても不幸な時代が、到来」
「――ハイパー物理学的抵抗の、影響で?」
「――ハイテクが、みんなダメ?」
「テロモン種族の、アンドゥリー技術は~」
「それでも、なんとか機能」
「他種族の、技術は~」
「軒並み、壊滅」
「いちはやく、立ち直ったのは~」
「戦闘種族タド・デ・ラウド」
「周辺星系を、武力制圧」
「版図を拡大、していきます」
「――〈メゾポート網〉の秘密を、よこすのだっ」
「戦闘種族タド・デ・ラウドは~」
「テロモン種族のアンドゥリー技術を、狙う」
「――待ていっ」
「アレクシム・アファテー自身も、危ういところを、逃れたり」
「さらに」
「――ハイパー嵐が?」
「――もっと、ハイパー嵐が?」
「――ハイパー嵐が重なって、超巨大なハイパー喉が?」
「〈村ノ智者〉の計算に、よると~」
「――星団オレラナは、もうダメかも」
「巨大な5次元場が~」
「星団オレラナ全域を~」
「――ぱっくり」
「……」
「ハイパー嵐は、去りました」
「星団オレラナは、なんとか無事みたい」
「〈村ノ智者〉の観測――最近では、5光年が感知限界――に、よると~」
「――星団オレラナの、中心部に?」
「――赤色巨星ふたつからなる連星系が、実体化?」
「テロモン種族は、興味をいだきますが~」
「〈メゾポート網〉がないので、到達不能」
「戦闘種族タド・デ・ラウドも、興味をいだき~」
「――新星系を、われらが領地にっ」
「領有を宣言、したものの~」
「怪異な効果に、してやられ~」
「〈隔離星系〉とかいって、敬遠の構え」
「のちに~」
「〈村ノ智者〉の計算に、よると~」
「――〈隔離星系〉は、もともと銀河間の虚空にあって?」
「――転送されたのは、星団オレラナのほう?」
「ということ、らしい」

 その後――

「アレクシム・アファテーは、テロモン商人ですから~」
「伴侶レマハ・エリユンドさんと、〈カムハロクス〉と、旅また旅」
「旅の途中で、発見も」
「――アンドゥリー種族の、発祥惑星?」
「――アンドゥリー種族の、宇宙船?」
「〈メゾポート渡し船〉――直径60m――で、〈隔離星系〉へ」
「一惑星の、目立つ遺跡――ピラミッド3基――の、近辺に~」
「〈隠れ里〉、着工」
「数ヶ月後には、〈村ノ智者〉も、設置」
「と」
「――ご近所に?」
「――エネルギー反応?」
「捜索すると~」
「――ガラスの棺に、ヒューマノイド?」
「――キレイな、造作ねー」
「とりあえず、〈隠れ里〉に、運搬」
「とりあえず、アンドゥリー種族の発祥惑星で、検査してみましょう」
「〈メゾポート網〉を抜けようとした、瞬間」
「――かっ」
「ヒューマノイド、いきなり開眼」
「でも、転送は途中で止まらない」
「のでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと

 Die Diskrete Doma"ne――「隔絶した集落」「分散した集落」
 両方の意味を、掛けている……のかな。

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d-information ◆ 457 [不定期刊] 2007/05/07
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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