2007年6月アーカイブ
◆目次
◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2392 . Michael Marcus Thurner / Die vergessene Stadt / 忘れられた都市
2393 . Horst Hoffmann / Androiden-Sinfonie / アンドロイド交響曲
2394 . Arndt Ellmer / Hyperraum-Nomaden / 超空間流民
2395 . Arndt Ellmer / Die Gen-Sammler / 遺伝子収集者
2396 . Hubert Haensel / Traitanks zwischen 20 Sonnen / 二十恒星系内の反逆タンク
「Perry Rhodan-Heft 3版の刊行が~」
「7月13日、1798/1799話をもって、中止になるとか」
「ま、Perry Rhodan-Heft 6版――ただし e-book――の刊行も~」
「すでに162話まで、いってることだし」
「Atlan-Heft 500話からの Die Abenteuer der SOL サイクルが~」
「e-book に、なるとも、いうし」
「悲しくもあり、嬉しくもあり」
□ Perry Rhodan-Heft 2392話「忘れられた都市」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2392.html ]
新銀河暦1346年2月、コンビトランス艦隊――
「アルコン人、アトラン指揮下、コンビトランス艦隊――」
「発見者級戦艦《エドモンド・ハレー》」
「ネプチューン級エクスプローラー船《ベラクルス》」
「ポントン級艦隊テンダー《ポラリスXX》」
「ポントン級艦隊テンダー《ツォイト》」
「ポスビのクェーサー級〈LFT-BOX〉4隻」
「ハルト船《ハルタIII》、《アフル》、《トハリ》」
「宇宙の危機を、救うため~」
「銀河系から、ハンガイ銀河まで~」
「すなわち~」
「恒星転送機〈カラグ恒星12面体〉から~」
「恒星転送機ナギガル・トリオ――銀河系から93万光年――へ」
「恒星転送機グルヴァー・デュオ――銀河系から136万光年――へ」
「恒星転送機ジアフォ・デュオ――ハンガイ銀河まで80万光年――へ」
「恒星転送機の橋を、かけたい」
「……」
「さて、現在」
「コンビトランス艦隊は~」
「恒星転送機グルヴァー・デュオから~」
「恒星転送機ジアフォ・デュオへ~」
「転送、された、はずでした」
コンビトランス艦隊、ハルト船《アフル》――
「ハルト人、ドモ・ソクラト指揮下、ハルト船《アフル》――」
「ハルト人ばかり、400名搭乗」
「銀河間の虚空に、一隻、ぽつねんと」
「――探知装置は?」
「――正常です」
「それなのに~」
「恒星転送機の姿も、見えず」
「僚艦も、見つからず」
「と」
「――漂流物?」
「――椅子?」
「――座っている、宇宙服姿は?」
「――レムール人末裔の、死体?」
「――それが、いくつも?」
「――あっちの方、から?」
「漂流してくる椅子と死体を、たどってみると~」
「――巨大構造物?」
「――太古レムール人の球形船を、いくつも連結したの?」
「――宇宙都市?」
宇宙都市インカル=ドゥルン――
「インカル=ドゥルン人――レムール人の末裔――85万人が、居住」
「出自も、忘れ~」
「――宇宙船て、見たことないよ?」
「――だって、ここ、宇宙都市だもん」
「という、状態」
「さらに~」
「ここ、数日間は~」
「年に1度の、祭の日」
「――子孫繁栄、だー」
「ペトロギシュ薬――理性のタガをはずすクスリ――に、酔って~」
「本能だか、欲望の、おもむくままに~」
「性的なコト、あれもこれもと、無礼講」
「さらに~」
「本能だか、欲望が、違うところに、おもむく人々も」
「――伝説の〈レムール〉を、探索、だー」
「英雄の勇気=馬鹿者の蛮行、毎年数件」
「宇宙服に、身を包み~」
「椅子に、座ると~」
「虚空に、射出……帰らぬヒトに」
〈流盗〉フリクト・カルトミスト――
「〈流盗〉――」
「インカル=ドゥルン人の、特殊能力者」
「超空間の、ハイパー・エネルギーの流れを、よんで~」
「宇宙都市インカル=ドゥルンの燃料タンクに、貯めるのが、仕事」
「……」
「〈流盗〉フリクト・カルトミスト――」
「本日は~」
「同僚3名と~」
「祭の喧噪を、横目に~」
「素面のまま、当直でした」
「そこへ」
「――警報、だ?」
「――虚空から、異船が接近?」
ハルト船《アフル》――
「ドモ・ソクラト、宇宙都市に、無線で呼びかけます」
「――はろー?」
「回答なし」
その宇宙都市インカル=ドゥルンの、探知記録、曰く――
「少し前――」
「距離2光月のあたりに、輝くエネルギー凝集体が、発生」
「小船団が、実体化しました」
「が」
「直後、別の輝くエネルギー凝集体が、発生」
「小船団を、呑みこみました」
「宇宙船1隻だけが~」
「とりのこされたのです」
その宇宙船=ハルト船《アフル》――
「ドモ・ソクラト、気がつきました」
「――《アフル》から、ハイパー・エネルギーが、流出してる?」
「パラトロン・バリアを展開しても、流出量が増えただけ」
「すぐ、スイッチを、切りました」
「原因が宇宙都市インカル=ドゥルンにあるのは、明白です」
「ドモ・ソクラト、決断」
「――突入だ」
「――うおーっ」
「大勢のハルト人が、宇宙都市インカル=ドゥルンに、なだれこむ」
「もちろん、ドモ・ソクラトも、なだれこむ」
宇宙都市インカル=ドゥルン――
「〈流盗〉フリクト・カルトミスト、気がつきました」
「――異船から、ハイパー・エネルギーが、流出してる?」
「ペトロギシュ薬に酔った〈流盗〉が、幾人か」
「本能だか、欲望が、違うところに、おもむいていたのです」
「異船の、ハイパー・エネルギーの流れを、よんで~」
「宇宙都市インカル=ドゥルンの燃料タンクに、流しこんでいます」
「流しこんでいます」
「――都市の内部で、ハイパー・エネルギーの凝集体が?」
「――汲みすぎ、だー」
「――どうし、よー」
「危機的状況」
「背に腹は、かえられず」
「――うおーっ」
「突入してきた、いかにも屈強なハルト人一行に~」
「支援を、求めたのでした」
「……」
「ハルト人一行は~」
「難なく、酔った〈流盗〉数名を、制圧」
「ハイパー・エネルギー凝集体を、見て」
「ドモ・ソクラト、曰く」
「――びっくり……プシ物質が、できてるよ」
「さて」
「〈流盗〉フリクト・カルトミストと、素面の同僚3名は~」
「ハイパー・エネルギー凝集体を、抑えに、かかりますが~」
「――長くは、もたない、よー」
「――どうし、よー」
「危機的状況、かわらず」
「ハルト人ドモ・ソクラトの提案を、受け入れるのでした」
ハルト人は、搭載艇1隻を用意――
「搭載艇は~」
「ドモ・ソクラトと、素面の〈流盗〉4名」
「ハイパー・エネルギー凝集体」
「これらを乗せて、リニア駆動で、半光年」
「――捨てろっ」
「――とりゃっ」
「即座に転進、リニア空間へ」
「直後」
「ハイパー・エネルギー凝集体は~」
「――ばーん」
ハルト船《アフル》――
「観測して、いると~」
「ハイパー・エネルギー凝集体の、爆発で~」
「一瞬、時空が裂けました」
「――高次空間に、〈ハイパー繭〉みたいな構造が?」
「――7.5光年×4.8光年×3.1光年」
「高次観測装置〈ウルトラ・キリン〉で、観測してみましょう」
「――時空の裂け目は、閉じたみたい?」
「――でも、ハイパートンネルみたいな構造が、安定しているような……」
「そこで」
「ドモ・ソクラト、決断です」
「――突入だ」
「――うおーっ」
「ハルト船《アフル》は、ハイパートンネルに、飛びこむ」
「たぶん、僚艦は、そこにいるのです」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと
前回のドイツ・ファンタジー賞・海外長篇ノミネート作品 Twilight ……
ドイツ版表題 Bis(s) zum Morgengrauen だと、明け方みたいですが。
読んでみたら、夕暮れ……「逢魔が刻」が、正解でした。
----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 464 [不定期刊] 2007/06/25
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2392 . Michael Marcus Thurner / Die vergessene Stadt / 忘れられた都市
2393 . Horst Hoffmann / Androiden-Sinfonie / アンドロイド交響曲
2394 . Arndt Ellmer / Hyperraum-Nomaden / 超空間流民
2395 . Arndt Ellmer / Die Gen-Sammler / 遺伝子収集者
2396 . Hubert Haensel / Traitanks zwischen 20 Sonnen / 二十恒星系内の反逆タンク
「Perry Rhodan-Heft 3版の刊行が~」
「7月13日、1798/1799話をもって、中止になるとか」
「ま、Perry Rhodan-Heft 6版――ただし e-book――の刊行も~」
「すでに162話まで、いってることだし」
「Atlan-Heft 500話からの Die Abenteuer der SOL サイクルが~」
「e-book に、なるとも、いうし」
「悲しくもあり、嬉しくもあり」
□ Perry Rhodan-Heft 2392話「忘れられた都市」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2392.html ]
新銀河暦1346年2月、コンビトランス艦隊――
「アルコン人、アトラン指揮下、コンビトランス艦隊――」
「発見者級戦艦《エドモンド・ハレー》」
「ネプチューン級エクスプローラー船《ベラクルス》」
「ポントン級艦隊テンダー《ポラリスXX》」
「ポントン級艦隊テンダー《ツォイト》」
「ポスビのクェーサー級〈LFT-BOX〉4隻」
「ハルト船《ハルタIII》、《アフル》、《トハリ》」
「宇宙の危機を、救うため~」
「銀河系から、ハンガイ銀河まで~」
「すなわち~」
「恒星転送機〈カラグ恒星12面体〉から~」
「恒星転送機ナギガル・トリオ――銀河系から93万光年――へ」
「恒星転送機グルヴァー・デュオ――銀河系から136万光年――へ」
「恒星転送機ジアフォ・デュオ――ハンガイ銀河まで80万光年――へ」
「恒星転送機の橋を、かけたい」
「……」
「さて、現在」
「コンビトランス艦隊は~」
「恒星転送機グルヴァー・デュオから~」
「恒星転送機ジアフォ・デュオへ~」
「転送、された、はずでした」
コンビトランス艦隊、ハルト船《アフル》――
「ハルト人、ドモ・ソクラト指揮下、ハルト船《アフル》――」
「ハルト人ばかり、400名搭乗」
「銀河間の虚空に、一隻、ぽつねんと」
「――探知装置は?」
「――正常です」
「それなのに~」
「恒星転送機の姿も、見えず」
「僚艦も、見つからず」
「と」
「――漂流物?」
「――椅子?」
「――座っている、宇宙服姿は?」
「――レムール人末裔の、死体?」
「――それが、いくつも?」
「――あっちの方、から?」
「漂流してくる椅子と死体を、たどってみると~」
「――巨大構造物?」
「――太古レムール人の球形船を、いくつも連結したの?」
「――宇宙都市?」
宇宙都市インカル=ドゥルン――
「インカル=ドゥルン人――レムール人の末裔――85万人が、居住」
「出自も、忘れ~」
「――宇宙船て、見たことないよ?」
「――だって、ここ、宇宙都市だもん」
「という、状態」
「さらに~」
「ここ、数日間は~」
「年に1度の、祭の日」
「――子孫繁栄、だー」
「ペトロギシュ薬――理性のタガをはずすクスリ――に、酔って~」
「本能だか、欲望の、おもむくままに~」
「性的なコト、あれもこれもと、無礼講」
「さらに~」
「本能だか、欲望が、違うところに、おもむく人々も」
「――伝説の〈レムール〉を、探索、だー」
「英雄の勇気=馬鹿者の蛮行、毎年数件」
「宇宙服に、身を包み~」
「椅子に、座ると~」
「虚空に、射出……帰らぬヒトに」
〈流盗〉フリクト・カルトミスト――
「〈流盗〉――」
「インカル=ドゥルン人の、特殊能力者」
「超空間の、ハイパー・エネルギーの流れを、よんで~」
「宇宙都市インカル=ドゥルンの燃料タンクに、貯めるのが、仕事」
「……」
「〈流盗〉フリクト・カルトミスト――」
「本日は~」
「同僚3名と~」
「祭の喧噪を、横目に~」
「素面のまま、当直でした」
「そこへ」
「――警報、だ?」
「――虚空から、異船が接近?」
ハルト船《アフル》――
「ドモ・ソクラト、宇宙都市に、無線で呼びかけます」
「――はろー?」
「回答なし」
その宇宙都市インカル=ドゥルンの、探知記録、曰く――
「少し前――」
「距離2光月のあたりに、輝くエネルギー凝集体が、発生」
「小船団が、実体化しました」
「が」
「直後、別の輝くエネルギー凝集体が、発生」
「小船団を、呑みこみました」
「宇宙船1隻だけが~」
「とりのこされたのです」
その宇宙船=ハルト船《アフル》――
「ドモ・ソクラト、気がつきました」
「――《アフル》から、ハイパー・エネルギーが、流出してる?」
「パラトロン・バリアを展開しても、流出量が増えただけ」
「すぐ、スイッチを、切りました」
「原因が宇宙都市インカル=ドゥルンにあるのは、明白です」
「ドモ・ソクラト、決断」
「――突入だ」
「――うおーっ」
「大勢のハルト人が、宇宙都市インカル=ドゥルンに、なだれこむ」
「もちろん、ドモ・ソクラトも、なだれこむ」
宇宙都市インカル=ドゥルン――
「〈流盗〉フリクト・カルトミスト、気がつきました」
「――異船から、ハイパー・エネルギーが、流出してる?」
「ペトロギシュ薬に酔った〈流盗〉が、幾人か」
「本能だか、欲望が、違うところに、おもむいていたのです」
「異船の、ハイパー・エネルギーの流れを、よんで~」
「宇宙都市インカル=ドゥルンの燃料タンクに、流しこんでいます」
「流しこんでいます」
「――都市の内部で、ハイパー・エネルギーの凝集体が?」
「――汲みすぎ、だー」
「――どうし、よー」
「危機的状況」
「背に腹は、かえられず」
「――うおーっ」
「突入してきた、いかにも屈強なハルト人一行に~」
「支援を、求めたのでした」
「……」
「ハルト人一行は~」
「難なく、酔った〈流盗〉数名を、制圧」
「ハイパー・エネルギー凝集体を、見て」
「ドモ・ソクラト、曰く」
「――びっくり……プシ物質が、できてるよ」
「さて」
「〈流盗〉フリクト・カルトミストと、素面の同僚3名は~」
「ハイパー・エネルギー凝集体を、抑えに、かかりますが~」
「――長くは、もたない、よー」
「――どうし、よー」
「危機的状況、かわらず」
「ハルト人ドモ・ソクラトの提案を、受け入れるのでした」
ハルト人は、搭載艇1隻を用意――
「搭載艇は~」
「ドモ・ソクラトと、素面の〈流盗〉4名」
「ハイパー・エネルギー凝集体」
「これらを乗せて、リニア駆動で、半光年」
「――捨てろっ」
「――とりゃっ」
「即座に転進、リニア空間へ」
「直後」
「ハイパー・エネルギー凝集体は~」
「――ばーん」
ハルト船《アフル》――
「観測して、いると~」
「ハイパー・エネルギー凝集体の、爆発で~」
「一瞬、時空が裂けました」
「――高次空間に、〈ハイパー繭〉みたいな構造が?」
「――7.5光年×4.8光年×3.1光年」
「高次観測装置〈ウルトラ・キリン〉で、観測してみましょう」
「――時空の裂け目は、閉じたみたい?」
「――でも、ハイパートンネルみたいな構造が、安定しているような……」
「そこで」
「ドモ・ソクラト、決断です」
「――突入だ」
「――うおーっ」
「ハルト船《アフル》は、ハイパートンネルに、飛びこむ」
「たぶん、僚艦は、そこにいるのです」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと
前回のドイツ・ファンタジー賞・海外長篇ノミネート作品 Twilight ……
ドイツ版表題 Bis(s) zum Morgengrauen だと、明け方みたいですが。
読んでみたら、夕暮れ……「逢魔が刻」が、正解でした。
----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 464 [不定期刊] 2007/06/25
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]

あら。すか
アラスカ・シェーデレーアの真実な冒険
「この本の描写はフィクションですが~」
「登場する人物・団体および描かれた出来事は~」
「ペリー・ローダン世界に実在する人物・団体がしでかした出来事と~」
「無縁といえるほど違っているわけではありません」

「――不思議少女キトマ」
「――サイノスのシュミット」
「――殲滅スーツ」
「――人形使いカリブソ」
「かわいそうな真実が暴かれてしまいました」
あら。すか は rlmdi. が発行してしまった、本文8ページ・薄っぺらな4コマ本です。
ご希望の方は、下記発行人までお問合せください。折り返し、申込・配送・送金等について連絡を差し上げます。
email: yw@rlmdi.org
◆目次
◇ドイツ・ファンタジー賞 2007
◇ペリー・ローダン近況
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◆ドイツ・ファンタジー賞 2007
5月31日に決定した本年のノミネート作品は、以下のとおり。
最終選考は6月末の予定。
□ Bester Roman Deutschsprachig 国内長篇部門
・Markus Heitz / Die Mächte des Feuers / 炎の力
――Piper 社
「別の歴史の、1920年代、ヨーロッパ――」
「ドラゴンが、絶滅を免れ、生き残っています」
「宙を舞い、炎を吐き、そこそこ知能もあるのです」
「ドラゴン・ハンターが、います」
「聖ゲオルギウスを開祖とする、伝統ある組織です」
「シレナは、女ドラゴン・ハンター」
「ふたりの兄を、ドラゴンに、殺されました」
「――仇討よっ」
「一方」
「ドラゴンも、絶滅寸前・崖っぷちです」
「太古のドラゴンを、中核に~」
「――集結だ」
「――逆襲だ」
「――きしゃーっ」
・Bernhard Hennen / Elfenlicht / 妖精の光
――1966年生まれの著者の、妖精テーマの作品群、最新作。
Heyne 社
「妖精世界が、あるのです」
「妖精女王エメレレは~」
「統治者としては、純粋すぎるのでしょうか」
「陰では、権謀術策・丁々発止の、妖精侯爵たち」
「――デーモンの仕業で、女王陛下が異世界にっ」
「――光の祭りに、暗殺者がっ」
「英雄オルブリムや~」
「巫女スカンガさんや~」
「周囲の者共が、いろいろ助けてくれるのでした」
・André Linke / Angriff der Flukes / フルケの攻撃
――Machtwort 社
「人類が宇宙に広がった、未来世界」
「――パパ、そろそろ人類に証拠を見せてやった方が、良いんではなかろうか」
「――うーん」
「なんて~」
「神もジーザスも、いろいろ、やりにくい時代」
「宇宙の、どこか」
「秘密工作員訓練キャンプ〈クリスタル・ヨークシャー〉では~」
「こんな、事件が」
「その、アルファの巻」
「……」
「ライトノベル、のようで、ありながら~」
「神学的・社会的・政治的含蓄が、あるとか・ないとか」
「著者 Andre' Linke」
「大叔母様 Lilo Linke は、戦中も英国で自由な活動を続けた、作家」
「弟の Chris は、新人ロックバンド NEVADA TAN のメンバー」
「著者自身は、22歳の女流作家」
「いろいろ話題の作品、なのでした」
・Christoph Marzi / Lumen / ルーメン
――本作は、エミリー・レインが登場する連作の、3作目。
Heyne 社
「評判は~」
「ヴィクトリア朝風味・チャールズ・ディケンズ+ハリー・ポッター÷2」
「……」
「1作目、Lycidas――リュシダス」
「エミリー・レインは~」
「ロンドンで、孤児院暮らし」
「――わたしの出自を、知りたいの」
「ある日、あらわれた1匹の、しゃべるネズミ」
「――こっちだ」
「誘われて~」
「なりゆきで、到達した、ロンドン地下、太古のメトロポリス」
「なりゆきで、お友達になるのが~」
「妖精モーリス・ミッケルホワイト」
「錬金術師ヴィトゲンシュタイン」
「2作目、Lilith――リリス」
「エミリー・レインは~」
「砂漠で、リリスの灰を探すのです」
「Lumen――ルーメン」
「エミリー・レインは~」
「プラハで、堕天使リュシダスの示唆のもと~」
「――死者が生きている?」
「道なき道を、歩むのです」
「……」
「ルーメンは「光」の意、ですが~」
「どうやら、何者かの名前であるような」
・André Wiesler / Böses Erwachen / 悪の目覚め
――Shadowrun もの。
FanPro 社
□ Bestes Roman-Debüt 国内長篇新人部門
・Christoph Hardebusch / Die Trolle / トロール
――Heyne 社
「若いステンは~」
「暴君ゾルパドに、たてついて~」
「簀巻きに、されて~」
「森に、放りだされる」
「あとは、ケモノに喰われるばかり」
「と」
「トロールの一党に、ばったり」
「――宿敵ドワーフに、滅亡寸前まで、追いこまれたのだー」
「――宿敵ドワーフの、魔法の秘密を、探るのだー」
「――喰わないでやるから、地上を案内しろよー」
「道中、共に乗り越える、困難」
「芽生える友情、のようなもの」
「やがて、ドワーフと若者は~」
「共通の敵に、対峙するのでした」
・André Linke / Angriff der Flukes / フルケの攻撃
――こちらでも、候補作。
Machtwort 社
・Jenny-Mai Nuyen / Nijura - Das Geheimnis der Elfenkrone / ニジュラ――妖精冠の秘密
――cbj 社
「スカパは、人間の少年」
「カヴェーは、妖精の王子」
「ニルは、ニジュラ――妖精ハーフ」
「――妖精王の王冠が、人間に騙しとられた?」
「――かぶると王様として遇されるように、呪術が掛けてある?」
「――ニルにしか、奪還できないの?」
「――王子として、余も同行するぞ」
「かくして~」
「スカパ、カヴェー、ニル――3名の旅が、はじまるのでした」
・Ulrich C. Schreiber / Die Flucht der Ameisen / 蟻たちの逃走
――Shayol 社
・Richard Schwartz / Das erste Horn - Das Geheimnis von Askir 1 / 第一の角――アスキルの秘密1
――そして、Die Zweite Legion「第2の軍団」へと続く、らしい。
Piper 社
□ Bester Roman International 海外長篇部門
・Trudi Canavan / The Magicians' Guild / Die Rebellin - Gilde der schwarzen Magier 1 / 裏切った女――黒魔術ギルド1
――3部作の1作目。
Blanvalet/cbt 社
・Brian Keene / The Rising, City of the Dead / Reich der Siqqusim /
シクシムの帝国
――Otherworld 社
・Stephen King / Lisey's Story / Love / 愛
――Heyne 社
・Sergej Lukianenko /Wächter des Tages / 昼の監視者
――ロシア人作家の4部作の2作目。Wladimir Wassiljew と共著。
Heyne 社
1 . Ночной Дозор / Wächter der Nacht / 夜の監視者 (邦訳は『ナイト・ウォッチ』)
2 . Дневной Дозор / Wächter des Tages / 昼の監視者 (邦訳予定は『デイ・ウォッチ』)
3 . Сумеречный Дозор / Wächter des Zwielichts / 薄明の監視者 (邦訳予定は『トワイライト・ウォッチ』)
4 . Последний Дозор / Wächter der Ewigkeit / 永遠の監視者
・Stephenie Meyer / Twilight / Bis(s) zum Morgengrauen / 夜が明けるまで(噛んでいて)
――邦訳は『トワイライト――愛した人はヴァンパイア』。続編あり。
Carlsen 社
□ Beste Kurzgeschichte 短篇部門
・Volker Groß / Audio! / オーディオ!
――Die Jenseitsapotheke『彼岸薬局』収録
EDFC e.V. 社
・Andreas Gruber / Wie ein Lichtschein unter der Tür / 戸の下から漏れくる光のように
――Der dünne Mann『痩せぎすの男』収録
Blitz 社
・Markus K. Korb / Insel des Todes / 死の島
――Insel des Todes『死の島』収録
Eloy 社
・Helmut Marischka / Zwischen den Welten / 世界のはざま
――Seelenblut『魂血』収録
Intrag 社
・Martin Schemm / Das Lazarus-Projekt / ラザロ計画
――ファンタジー誌 Exodus 20号に掲載。
□ Beste Anthologie / Kurzgeschichtensammlung 短篇集部門
・Alisha Bionda 編 / Der dünne Mann - Edgar Allan Poes Phantastische Bibliothek 8 / 痩せぎすの男――ポー幻想文学叢書8
――Blitz 社
・Patrick Grieser 編 / Arkham - ein Reiseführer / アーカムガイドブック
――Basilisk 社
・Sven Kössler & Werner Placho / Liberate Me / わたしを自由に
――Eloy 社
・Armin Rößler & Heidrun Jänchen 編 / Tabula Rasa / タブラ・ラサ
――Wurdack 社
・Fabian Vogt / Die erste ölung / 初油の秘蹟
――Brendow 社
□ Beste Serie
・Bis(s) zum Morgengrauen / 夜が明けるまで(噛んでいて)
――Carlsen 社
・Maddrax / マッドラックス
――Bastei 社
・Perry Rhodan / ペリー・ローダン
――VPM 社
・Saramee / サラミー
――架空都市サラミーを舞台とした、ファンタジー。
Atlantis 社
・Ulldart - Zeit des Neuen / ウルダート新時代
――Ulldart は、Markus Heitz のファンタジー・シリーズ。
今回のノミネートは、その新作部分が対象。
Piper 社
Ulldart - Die Dunkle Zeit / ウルダート暗黒時代
1 . Schatten über Ulldart / ウルダートを覆う影
2 . Der Orden der Schwerter / 剣士団
3 . Das Zeichen des Dunklen Gottes / 暗黒神の徴
4 . Unter den Augen Tzulans / ツランの眼のもとで
5 . Die Magie des Herrschers / 支配者の魔法
6 . Die Quellen des Bösen / 悪の源
Ulldart - Zeit des Neuen / ウルダート新時代
1 . Trügerischer Friede / 偽りの平和
2 . Brennende Kontinente / 燃える大陸
3 . Fatales Vermächtnis / 運命の遺産
「ウルダート暗黒時代――それは、別の歴史の、17、18世紀――」
「世界の中心は、ウルダート大陸」
「タルポル王国の王子ロドリクは、不幸でした」
「――王子……危険……誰かが殺す……暗黒時代が来るぞ」
「とかいう、困った予言」
「――王子が殺されると、暗黒時代?」
「――王子を殺さないと、暗黒時代?」
「――!」
「王宮・分裂」
「ぽよんとした王子は、王宮を出され~」
「――ボクが、強くならないと」
「鍛えてスリムになって、返り咲いて、王位をとって~」
「――大陸全土に、民主主義を!」
「大陸を、統一しようとします」
「でも」
「志なかばで、王妃や腹心の陰謀に、はまって~」
「息子のひとりに、殺されたり」
「息子同士が、戦ったり」
「――大陸全土に、農奴制を?」
「死んだロドリク……とても、死んだままでは、いられない」
「蘇って、盛りかえしてみたり」
「……」
「新時代篇――こうした暗黒時代の次世代の物語、だそうで」
□ Bestes Sekundärwerk 二次創作部門
・Thomas Höhl & Mike Hillenbrand / Dies sind die Abenteuer - 40 Jahre Star Trek / これが冒険だ――スタートレック40年
――Heel 社
・Michael Scheuch, Hermann Ritter 編 / Das Magira Jahrbuch 2006 / マギラ年鑑2006年版
――Fantasy Club から
・Sascha Mamczak & Wolfgang Jeschke 編 / Das Science Fiction Jahr 2006 / SF年鑑2006年版
――Heyne 社
・Klaus Bollhöfener 編 / PHANTASTISCH! / ファンタスティック
――Achim Havemann が発行する、SF誌
・Chris Weidler 編 / Phase X / X段階
――Atlantis 社が発行する、ファンタジー誌
□ Bestes Hörbuch / Hörspiel ドラマCD/ラジオドラマ部門
・Caine / ケイン
――Lausch 社
・Der Freischütz / 水門
――Titania 社
・Eragon - Der Auftrag des ältesten / エラゴン――エルデスト
――シリーズ2作目から、ドラマCD化。
邦訳でいう『ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼』。
Random House 社
・Gabriel Burns / ガブリエル・バーンズ
――オリジナル・ドラマCDシリーズ。現在24話。続行中。
Universal 社
「バンクーバ在住の、スティーブン・バーンズは~」
「自称・作家――タクシー運転手をして、生計をたてています」
「――兄さんが、行方不明なんです」
「夜空を駆ける、影」
「攫われる、人々」
「――!」
「スティーブン・バーンズは~」
「なりゆきで死にかけて、臨死体験~」
「――ガブリエルっ」
「声が、聞こえました」
「以来~」
「――オレに、悪を探知する能力が?」
「――意識的に制御できないけど、念動力が?」
「身についた、ようです」
「以来~」
「――ラリー・ニューマンっ」
「――ジョイス・クレーマーっ」
「――スティーブン・バーンズっ」
「謎のベーカーマン氏の、指令で~」
「ご町内の怪異と戦う、自称・作家の日々」
「なのです」
・Perry Rhodan Sternenozean / ローダン〈星海〉
――Perry Rhodan-Heft 2200話台を、ドラマCD化。
Lübbe Audio 社
□ Bester Grafiker / アート部門
・Arndt Drechsler
・Mark Freier
・Timo Kümmel
・Mia Steingräber
・Ernst Wurdack
□ Beste Internetseite / ウェブサイト部門
・Elbenwald.de http://www.elbenwald.de/
・Fantasyguide.de http://fantasyguide.de/
・Horror-Forum.com http://www.horror-forum.com/
・Mahet.de http://www.mahet.de/
・Stephen-King.de http://stephen-king.de/
【関連サイト】
・ドイツ・ファンタジー賞については
[ http://www.phantastik-news.de/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2391 . Wim Vandemaan / Die Schwarze Zeit / 黒時間
2392 . Michael Marcus Thurner / Die vergessene Stadt / 忘れられた都市
2393 . Horst Hoffmann / Androiden-Sinfonie / アンドロイド交響曲
2394 . Arndt Ellmer / Hyperraum-Nomaden / 超空間流民
2395 . Arndt Ellmer / Die Gen-Sammler / 遺伝子収集者
□ Perry Rhodan-Heft 2391話「黒時間」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2391.html ]
新銀河暦1346年2月、銀河系中心部、カロン星団――
「カロン星団は、〈構造吹雪〉に閉ざされています」
「居住するカロニー種族の〈構造パイロット〉だけが、安全航行可能」
「銀河系への侵略者〈反逆者〉も、侵入困難」
「と、なれば」
「自由テラナー連盟にとっては、好都合」
「で」
「カロン星団の、星系ジョナサン」
「恒星ジョナをめぐる、惑星ジョナサンは、嵐の惑星」
「カロニー種族も、居住困難」
「――自由テラナー連盟の研究施設を、設営したいのです」
「カロニー種族に、ことわる理由はないのでした」
「で」
「完成! 自由テラナー連盟、ジョナサン研究所」
「施設の中枢、フォトン市は~」
「そのまま、ポスビのクェーサー級〈LFT-BOX〉」
「嵐がおだやかな、4つの谷の、谷底に~」
「銀河系各地から集結した人材、数十万人」
「戦艦200隻」
「弩級戦艦50隻」
「〈LFT-BOX〉40隻」
「テンダー、輸送艦も、そこそこに」
「所長は、ウレンゴル家のアクタクル――アルコン帝国の知将・最高頭脳」
「現在の世話役は、ジュリアン・ティフラー――自由テラナー連盟政庁大臣」
自由テラナー連盟、ジョナサン研究所――
「昨年8月にやってきた、新顔」
「クルカリェン・ヴァランティル――太古の記憶をもつ、アルゴリアン」
「レ・アニャンテ――同じく、太古の記憶をもつ、アルゴリアン」
「マルコム・S・デーリアン――生命維持装置なしに生きられない中枢神経系」
「3名は~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉から~」
「極秘兵器〈文脈改竄機〉開発を、託され~」
「ウルトラ技術な集積――〈技術農場〉と呼ばれる――を、まかされています」
「どのくらい、極秘で~」
「どれくらい、ウルトラ技術、かと、いうと~」
「――わたし、働いている科学者ですが、コレはなに?」
「――わたし、働いている技術者ですが、コレはなに?」
「――なんでこんなに、サルクリットを使うの?」
「ウレンゴル家のアクタクルも、知らず」
「ジュリアン・ティフラーも、知らず」
「両トップは、いろいろ探りを入れますが~」
「失敗つづき」
エルトルス人、ヴィルター・ミラ――
「ヴィルター・ミラは~」
「ギンゴル・トレヴァラ症候群の、典型的症例」
「惑星トレヴァラに入植したエルトルス人、10万人に1人が、発症」
「恒星〈トリュンヴォルの星〉のスペクトルのせい、とかいう、のですが」
「身体の発達は、平均的エルトルス人を、軽く追いこし~」
「知性の発達は、幼児くらいで、足踏み」
「気は優しくて、力持ちの大男」
「いまは~」
「〈技術農場〉で~」
「アルゴリアンの下から2番目、ハルグ・ドルの、お世話をしています」
「――オセロ、しよーよー」
「――え"ー、ヴィルター弱いから、相手にならないよー」
「普通に、遊んでいます」
「が」
「2月に、入ってから、気になることが、ひとつ」
「――変な光ー、なーにー」
「――え"ー、たぶんパパたちの研究だから、安心だよー」
「普通に、遊んでいたのです」
2月20日――
「――は、は、ハルグ・ドルー」
「――ぐっすん」
「アルゴリアンの下から2番目、ハルグ・ドルが、亡くなりました」
「発見された、とき~」
「遺体は、数千歳の老人のよう、でした」
2月25日11時――
「じつは、これまでも試運転中だった、〈文脈改竄機〉」
「いきなり、制御できなくなりました」
「〈技術農場〉を包む、青い光のドーム」
「――暴走?」
「――大惨事?」
「ウレンゴル家のアクタクルも、蒼白」
「ジュリアン・ティフラーも、蒼白」
「両トップは、事態打開を、はかりますが~」
「青い光のドーム、突破ならず」
「そのうち~」
「フォトン市の、全域で~」
「――記憶が、見えるよー」
「――人生の各シーンが、走馬灯のように」
「ぐるぐる」
「職員、死亡」
「何名も、死亡」
「アルゴリアン、レ・アニャンテも、死にそうです」
「ぐるぐる」
「ジュリアン・ティフラーは~」
「――むん」
「ウパニシャド精神修養の賜物で、なんとか正気を、維持しますが~」
「事態打開の策は、浮かばず」
エルトルス人、ヴィルター・ミラ――
「ヴィルター・ミラは~」
「ギンゴル・トレヴァラ症候群の、典型的症例」
「それが、幸いしたのでしょうか」
「〈文脈改竄機〉の影響も~」
「――変な光ー、なーにー」
「平気でした」
「――変な光ー、とめれば、苦しくないのー?」
「考えました」
「――ごきっ」
「制御盤・粉砕」
「異常発生から、47分後」
「〈文脈改竄機〉は停止、したのでした」
自由テラナー連盟、ジョナサン研究所――
「ウレンゴル家のアクタクルと~」
「ジュリアン・ティフラーは~」
「――〈文脈改竄機〉って、タイムマシンみたいなもの?」
「――〈反逆者〉の侵攻前に、時間を戻すとか?」
「アルゴリアンの家長、クルカリェン・ヴァランティルから、報告です」
「――手ごたえはあったから、一層精進・奮励努力するよー」
「そうですか」
「……」
「ウレンゴル家のアクタクルと~」
「ジュリアン・ティフラーは~」
「近頃、すっかり運命共同体」
「一部の、技術者連中は~」
「――双頭司令アクタラー」
「――双頭司令ティフクル」
「そう呼んで、憚らないのでした」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
Kontext-Wandler ――〈文脈改竄機〉と、訳してみました。
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d-information ◆ 463 [不定期刊] 2007/06/18
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◇ドイツ・ファンタジー賞 2007
◇ペリー・ローダン近況
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◆ドイツ・ファンタジー賞 2007
5月31日に決定した本年のノミネート作品は、以下のとおり。
最終選考は6月末の予定。
□ Bester Roman Deutschsprachig 国内長篇部門
・Markus Heitz / Die Mächte des Feuers / 炎の力
――Piper 社
「別の歴史の、1920年代、ヨーロッパ――」
「ドラゴンが、絶滅を免れ、生き残っています」
「宙を舞い、炎を吐き、そこそこ知能もあるのです」
「ドラゴン・ハンターが、います」
「聖ゲオルギウスを開祖とする、伝統ある組織です」
「シレナは、女ドラゴン・ハンター」
「ふたりの兄を、ドラゴンに、殺されました」
「――仇討よっ」
「一方」
「ドラゴンも、絶滅寸前・崖っぷちです」
「太古のドラゴンを、中核に~」
「――集結だ」
「――逆襲だ」
「――きしゃーっ」
・Bernhard Hennen / Elfenlicht / 妖精の光
――1966年生まれの著者の、妖精テーマの作品群、最新作。
Heyne 社
「妖精世界が、あるのです」
「妖精女王エメレレは~」
「統治者としては、純粋すぎるのでしょうか」
「陰では、権謀術策・丁々発止の、妖精侯爵たち」
「――デーモンの仕業で、女王陛下が異世界にっ」
「――光の祭りに、暗殺者がっ」
「英雄オルブリムや~」
「巫女スカンガさんや~」
「周囲の者共が、いろいろ助けてくれるのでした」
・André Linke / Angriff der Flukes / フルケの攻撃
――Machtwort 社
「人類が宇宙に広がった、未来世界」
「――パパ、そろそろ人類に証拠を見せてやった方が、良いんではなかろうか」
「――うーん」
「なんて~」
「神もジーザスも、いろいろ、やりにくい時代」
「宇宙の、どこか」
「秘密工作員訓練キャンプ〈クリスタル・ヨークシャー〉では~」
「こんな、事件が」
「その、アルファの巻」
「……」
「ライトノベル、のようで、ありながら~」
「神学的・社会的・政治的含蓄が、あるとか・ないとか」
「著者 Andre' Linke」
「大叔母様 Lilo Linke は、戦中も英国で自由な活動を続けた、作家」
「弟の Chris は、新人ロックバンド NEVADA TAN のメンバー」
「著者自身は、22歳の女流作家」
「いろいろ話題の作品、なのでした」
・Christoph Marzi / Lumen / ルーメン
――本作は、エミリー・レインが登場する連作の、3作目。
Heyne 社
「評判は~」
「ヴィクトリア朝風味・チャールズ・ディケンズ+ハリー・ポッター÷2」
「……」
「1作目、Lycidas――リュシダス」
「エミリー・レインは~」
「ロンドンで、孤児院暮らし」
「――わたしの出自を、知りたいの」
「ある日、あらわれた1匹の、しゃべるネズミ」
「――こっちだ」
「誘われて~」
「なりゆきで、到達した、ロンドン地下、太古のメトロポリス」
「なりゆきで、お友達になるのが~」
「妖精モーリス・ミッケルホワイト」
「錬金術師ヴィトゲンシュタイン」
「2作目、Lilith――リリス」
「エミリー・レインは~」
「砂漠で、リリスの灰を探すのです」
「Lumen――ルーメン」
「エミリー・レインは~」
「プラハで、堕天使リュシダスの示唆のもと~」
「――死者が生きている?」
「道なき道を、歩むのです」
「……」
「ルーメンは「光」の意、ですが~」
「どうやら、何者かの名前であるような」
・André Wiesler / Böses Erwachen / 悪の目覚め
――Shadowrun もの。
FanPro 社
□ Bestes Roman-Debüt 国内長篇新人部門
・Christoph Hardebusch / Die Trolle / トロール
――Heyne 社
「若いステンは~」
「暴君ゾルパドに、たてついて~」
「簀巻きに、されて~」
「森に、放りだされる」
「あとは、ケモノに喰われるばかり」
「と」
「トロールの一党に、ばったり」
「――宿敵ドワーフに、滅亡寸前まで、追いこまれたのだー」
「――宿敵ドワーフの、魔法の秘密を、探るのだー」
「――喰わないでやるから、地上を案内しろよー」
「道中、共に乗り越える、困難」
「芽生える友情、のようなもの」
「やがて、ドワーフと若者は~」
「共通の敵に、対峙するのでした」
・André Linke / Angriff der Flukes / フルケの攻撃
――こちらでも、候補作。
Machtwort 社
・Jenny-Mai Nuyen / Nijura - Das Geheimnis der Elfenkrone / ニジュラ――妖精冠の秘密
――cbj 社
「スカパは、人間の少年」
「カヴェーは、妖精の王子」
「ニルは、ニジュラ――妖精ハーフ」
「――妖精王の王冠が、人間に騙しとられた?」
「――かぶると王様として遇されるように、呪術が掛けてある?」
「――ニルにしか、奪還できないの?」
「――王子として、余も同行するぞ」
「かくして~」
「スカパ、カヴェー、ニル――3名の旅が、はじまるのでした」
・Ulrich C. Schreiber / Die Flucht der Ameisen / 蟻たちの逃走
――Shayol 社
・Richard Schwartz / Das erste Horn - Das Geheimnis von Askir 1 / 第一の角――アスキルの秘密1
――そして、Die Zweite Legion「第2の軍団」へと続く、らしい。
Piper 社
□ Bester Roman International 海外長篇部門
・Trudi Canavan / The Magicians' Guild / Die Rebellin - Gilde der schwarzen Magier 1 / 裏切った女――黒魔術ギルド1
――3部作の1作目。
Blanvalet/cbt 社
・Brian Keene / The Rising, City of the Dead / Reich der Siqqusim /
シクシムの帝国
――Otherworld 社
・Stephen King / Lisey's Story / Love / 愛
――Heyne 社
・Sergej Lukianenko /Wächter des Tages / 昼の監視者
――ロシア人作家の4部作の2作目。Wladimir Wassiljew と共著。
Heyne 社
1 . Ночной Дозор / Wächter der Nacht / 夜の監視者 (邦訳は『ナイト・ウォッチ』)
2 . Дневной Дозор / Wächter des Tages / 昼の監視者 (邦訳予定は『デイ・ウォッチ』)
3 . Сумеречный Дозор / Wächter des Zwielichts / 薄明の監視者 (邦訳予定は『トワイライト・ウォッチ』)
4 . Последний Дозор / Wächter der Ewigkeit / 永遠の監視者
・Stephenie Meyer / Twilight / Bis(s) zum Morgengrauen / 夜が明けるまで(噛んでいて)
――邦訳は『トワイライト――愛した人はヴァンパイア』。続編あり。
Carlsen 社
□ Beste Kurzgeschichte 短篇部門
・Volker Groß / Audio! / オーディオ!
――Die Jenseitsapotheke『彼岸薬局』収録
EDFC e.V. 社
・Andreas Gruber / Wie ein Lichtschein unter der Tür / 戸の下から漏れくる光のように
――Der dünne Mann『痩せぎすの男』収録
Blitz 社
・Markus K. Korb / Insel des Todes / 死の島
――Insel des Todes『死の島』収録
Eloy 社
・Helmut Marischka / Zwischen den Welten / 世界のはざま
――Seelenblut『魂血』収録
Intrag 社
・Martin Schemm / Das Lazarus-Projekt / ラザロ計画
――ファンタジー誌 Exodus 20号に掲載。
□ Beste Anthologie / Kurzgeschichtensammlung 短篇集部門
・Alisha Bionda 編 / Der dünne Mann - Edgar Allan Poes Phantastische Bibliothek 8 / 痩せぎすの男――ポー幻想文学叢書8
――Blitz 社
・Patrick Grieser 編 / Arkham - ein Reiseführer / アーカムガイドブック
――Basilisk 社
・Sven Kössler & Werner Placho / Liberate Me / わたしを自由に
――Eloy 社
・Armin Rößler & Heidrun Jänchen 編 / Tabula Rasa / タブラ・ラサ
――Wurdack 社
・Fabian Vogt / Die erste ölung / 初油の秘蹟
――Brendow 社
□ Beste Serie
・Bis(s) zum Morgengrauen / 夜が明けるまで(噛んでいて)
――Carlsen 社
・Maddrax / マッドラックス
――Bastei 社
・Perry Rhodan / ペリー・ローダン
――VPM 社
・Saramee / サラミー
――架空都市サラミーを舞台とした、ファンタジー。
Atlantis 社
・Ulldart - Zeit des Neuen / ウルダート新時代
――Ulldart は、Markus Heitz のファンタジー・シリーズ。
今回のノミネートは、その新作部分が対象。
Piper 社
Ulldart - Die Dunkle Zeit / ウルダート暗黒時代
1 . Schatten über Ulldart / ウルダートを覆う影
2 . Der Orden der Schwerter / 剣士団
3 . Das Zeichen des Dunklen Gottes / 暗黒神の徴
4 . Unter den Augen Tzulans / ツランの眼のもとで
5 . Die Magie des Herrschers / 支配者の魔法
6 . Die Quellen des Bösen / 悪の源
Ulldart - Zeit des Neuen / ウルダート新時代
1 . Trügerischer Friede / 偽りの平和
2 . Brennende Kontinente / 燃える大陸
3 . Fatales Vermächtnis / 運命の遺産
「ウルダート暗黒時代――それは、別の歴史の、17、18世紀――」
「世界の中心は、ウルダート大陸」
「タルポル王国の王子ロドリクは、不幸でした」
「――王子……危険……誰かが殺す……暗黒時代が来るぞ」
「とかいう、困った予言」
「――王子が殺されると、暗黒時代?」
「――王子を殺さないと、暗黒時代?」
「――!」
「王宮・分裂」
「ぽよんとした王子は、王宮を出され~」
「――ボクが、強くならないと」
「鍛えてスリムになって、返り咲いて、王位をとって~」
「――大陸全土に、民主主義を!」
「大陸を、統一しようとします」
「でも」
「志なかばで、王妃や腹心の陰謀に、はまって~」
「息子のひとりに、殺されたり」
「息子同士が、戦ったり」
「――大陸全土に、農奴制を?」
「死んだロドリク……とても、死んだままでは、いられない」
「蘇って、盛りかえしてみたり」
「……」
「新時代篇――こうした暗黒時代の次世代の物語、だそうで」
□ Bestes Sekundärwerk 二次創作部門
・Thomas Höhl & Mike Hillenbrand / Dies sind die Abenteuer - 40 Jahre Star Trek / これが冒険だ――スタートレック40年
――Heel 社
・Michael Scheuch, Hermann Ritter 編 / Das Magira Jahrbuch 2006 / マギラ年鑑2006年版
――Fantasy Club から
・Sascha Mamczak & Wolfgang Jeschke 編 / Das Science Fiction Jahr 2006 / SF年鑑2006年版
――Heyne 社
・Klaus Bollhöfener 編 / PHANTASTISCH! / ファンタスティック
――Achim Havemann が発行する、SF誌
・Chris Weidler 編 / Phase X / X段階
――Atlantis 社が発行する、ファンタジー誌
□ Bestes Hörbuch / Hörspiel ドラマCD/ラジオドラマ部門
・Caine / ケイン
――Lausch 社
・Der Freischütz / 水門
――Titania 社
・Eragon - Der Auftrag des ältesten / エラゴン――エルデスト
――シリーズ2作目から、ドラマCD化。
邦訳でいう『ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼』。
Random House 社
・Gabriel Burns / ガブリエル・バーンズ
――オリジナル・ドラマCDシリーズ。現在24話。続行中。
Universal 社
「バンクーバ在住の、スティーブン・バーンズは~」
「自称・作家――タクシー運転手をして、生計をたてています」
「――兄さんが、行方不明なんです」
「夜空を駆ける、影」
「攫われる、人々」
「――!」
「スティーブン・バーンズは~」
「なりゆきで死にかけて、臨死体験~」
「――ガブリエルっ」
「声が、聞こえました」
「以来~」
「――オレに、悪を探知する能力が?」
「――意識的に制御できないけど、念動力が?」
「身についた、ようです」
「以来~」
「――ラリー・ニューマンっ」
「――ジョイス・クレーマーっ」
「――スティーブン・バーンズっ」
「謎のベーカーマン氏の、指令で~」
「ご町内の怪異と戦う、自称・作家の日々」
「なのです」
・Perry Rhodan Sternenozean / ローダン〈星海〉
――Perry Rhodan-Heft 2200話台を、ドラマCD化。
Lübbe Audio 社
□ Bester Grafiker / アート部門
・Arndt Drechsler
・Mark Freier
・Timo Kümmel
・Mia Steingräber
・Ernst Wurdack
□ Beste Internetseite / ウェブサイト部門
・Elbenwald.de http://www.elbenwald.de/
・Fantasyguide.de http://fantasyguide.de/
・Horror-Forum.com http://www.horror-forum.com/
・Mahet.de http://www.mahet.de/
・Stephen-King.de http://stephen-king.de/
【関連サイト】
・ドイツ・ファンタジー賞については
[ http://www.phantastik-news.de/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2391 . Wim Vandemaan / Die Schwarze Zeit / 黒時間
2392 . Michael Marcus Thurner / Die vergessene Stadt / 忘れられた都市
2393 . Horst Hoffmann / Androiden-Sinfonie / アンドロイド交響曲
2394 . Arndt Ellmer / Hyperraum-Nomaden / 超空間流民
2395 . Arndt Ellmer / Die Gen-Sammler / 遺伝子収集者
□ Perry Rhodan-Heft 2391話「黒時間」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2391.html ]
新銀河暦1346年2月、銀河系中心部、カロン星団――
「カロン星団は、〈構造吹雪〉に閉ざされています」
「居住するカロニー種族の〈構造パイロット〉だけが、安全航行可能」
「銀河系への侵略者〈反逆者〉も、侵入困難」
「と、なれば」
「自由テラナー連盟にとっては、好都合」
「で」
「カロン星団の、星系ジョナサン」
「恒星ジョナをめぐる、惑星ジョナサンは、嵐の惑星」
「カロニー種族も、居住困難」
「――自由テラナー連盟の研究施設を、設営したいのです」
「カロニー種族に、ことわる理由はないのでした」
「で」
「完成! 自由テラナー連盟、ジョナサン研究所」
「施設の中枢、フォトン市は~」
「そのまま、ポスビのクェーサー級〈LFT-BOX〉」
「嵐がおだやかな、4つの谷の、谷底に~」
「銀河系各地から集結した人材、数十万人」
「戦艦200隻」
「弩級戦艦50隻」
「〈LFT-BOX〉40隻」
「テンダー、輸送艦も、そこそこに」
「所長は、ウレンゴル家のアクタクル――アルコン帝国の知将・最高頭脳」
「現在の世話役は、ジュリアン・ティフラー――自由テラナー連盟政庁大臣」
自由テラナー連盟、ジョナサン研究所――
「昨年8月にやってきた、新顔」
「クルカリェン・ヴァランティル――太古の記憶をもつ、アルゴリアン」
「レ・アニャンテ――同じく、太古の記憶をもつ、アルゴリアン」
「マルコム・S・デーリアン――生命維持装置なしに生きられない中枢神経系」
「3名は~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉から~」
「極秘兵器〈文脈改竄機〉開発を、託され~」
「ウルトラ技術な集積――〈技術農場〉と呼ばれる――を、まかされています」
「どのくらい、極秘で~」
「どれくらい、ウルトラ技術、かと、いうと~」
「――わたし、働いている科学者ですが、コレはなに?」
「――わたし、働いている技術者ですが、コレはなに?」
「――なんでこんなに、サルクリットを使うの?」
「ウレンゴル家のアクタクルも、知らず」
「ジュリアン・ティフラーも、知らず」
「両トップは、いろいろ探りを入れますが~」
「失敗つづき」
エルトルス人、ヴィルター・ミラ――
「ヴィルター・ミラは~」
「ギンゴル・トレヴァラ症候群の、典型的症例」
「惑星トレヴァラに入植したエルトルス人、10万人に1人が、発症」
「恒星〈トリュンヴォルの星〉のスペクトルのせい、とかいう、のですが」
「身体の発達は、平均的エルトルス人を、軽く追いこし~」
「知性の発達は、幼児くらいで、足踏み」
「気は優しくて、力持ちの大男」
「いまは~」
「〈技術農場〉で~」
「アルゴリアンの下から2番目、ハルグ・ドルの、お世話をしています」
「――オセロ、しよーよー」
「――え"ー、ヴィルター弱いから、相手にならないよー」
「普通に、遊んでいます」
「が」
「2月に、入ってから、気になることが、ひとつ」
「――変な光ー、なーにー」
「――え"ー、たぶんパパたちの研究だから、安心だよー」
「普通に、遊んでいたのです」
2月20日――
「――は、は、ハルグ・ドルー」
「――ぐっすん」
「アルゴリアンの下から2番目、ハルグ・ドルが、亡くなりました」
「発見された、とき~」
「遺体は、数千歳の老人のよう、でした」
2月25日11時――
「じつは、これまでも試運転中だった、〈文脈改竄機〉」
「いきなり、制御できなくなりました」
「〈技術農場〉を包む、青い光のドーム」
「――暴走?」
「――大惨事?」
「ウレンゴル家のアクタクルも、蒼白」
「ジュリアン・ティフラーも、蒼白」
「両トップは、事態打開を、はかりますが~」
「青い光のドーム、突破ならず」
「そのうち~」
「フォトン市の、全域で~」
「――記憶が、見えるよー」
「――人生の各シーンが、走馬灯のように」
「ぐるぐる」
「職員、死亡」
「何名も、死亡」
「アルゴリアン、レ・アニャンテも、死にそうです」
「ぐるぐる」
「ジュリアン・ティフラーは~」
「――むん」
「ウパニシャド精神修養の賜物で、なんとか正気を、維持しますが~」
「事態打開の策は、浮かばず」
エルトルス人、ヴィルター・ミラ――
「ヴィルター・ミラは~」
「ギンゴル・トレヴァラ症候群の、典型的症例」
「それが、幸いしたのでしょうか」
「〈文脈改竄機〉の影響も~」
「――変な光ー、なーにー」
「平気でした」
「――変な光ー、とめれば、苦しくないのー?」
「考えました」
「――ごきっ」
「制御盤・粉砕」
「異常発生から、47分後」
「〈文脈改竄機〉は停止、したのでした」
自由テラナー連盟、ジョナサン研究所――
「ウレンゴル家のアクタクルと~」
「ジュリアン・ティフラーは~」
「――〈文脈改竄機〉って、タイムマシンみたいなもの?」
「――〈反逆者〉の侵攻前に、時間を戻すとか?」
「アルゴリアンの家長、クルカリェン・ヴァランティルから、報告です」
「――手ごたえはあったから、一層精進・奮励努力するよー」
「そうですか」
「……」
「ウレンゴル家のアクタクルと~」
「ジュリアン・ティフラーは~」
「近頃、すっかり運命共同体」
「一部の、技術者連中は~」
「――双頭司令アクタラー」
「――双頭司令ティフクル」
「そう呼んで、憚らないのでした」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと
Kontext-Wandler ――〈文脈改竄機〉と、訳してみました。
----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 463 [不定期刊] 2007/06/18
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◆目次
◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2390 . Arndt Ellmer / Der Raum-Zeit-Router / 時空ルータ
2391 . Wim Vandemaan / Die Schwarze Zeit / 暗黒時間
2392 . Michael Marcus Thurner / Die vergessene Stadt / 忘れられた都市
2393 . Horst Hoffmann / Androiden-Sinfonie / アンドロイド交響曲
2394 . Arndt Ellmer / Hyperraum-Nomaden / 超空間流民
□ Perry Rhodan-Heft 2390話「時空ルータ」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2390.html ]
新銀河暦1346年2月、ハンガイ銀河ハロー――
「時空ルータ――」
「〈混沌の勢力〉の宇宙ステーション」
「鈎爪つきの手の形」
「在来機関を装備する宇宙船を、誘導し~」
「〈負の球体〉近辺の出入りを可能にする、超施設」
「そんな、時空ルータが~」
「異宇宙から、ハンガイ銀河ハローに、到来」
「……」
「〈平和ドライバー〉は~」
「〈混沌の勢力〉の大軍勢〈反逆者〉の、侵攻を~」
「ハンガイ銀河を〈負の球体〉に変ずる、企てを~」
「阻止したい」
「〈平和ドライバー〉の一団は~」
「乗員壊滅の時空ルータに、遭遇」
「これさいわいと、潜入」
「中枢部へと、突入したのでした」
〈平和ドライバー〉前線基地キャラ・インペックス――
「〈平和ドライバー〉チュンドルは、急ぐ」
「――応援部隊を、率いていくのだ」
時空ルータ――
「〈平和ドライバー〉監査員ポルム・オムバルは~」
「攻撃を、うけます」
「――乗員壊滅……と、思っていたけれど」
「――このモルダエル人は、いったいどこから?」
「モルダエル人――〈反逆者〉所属、トカゲのような戦士種族」
「じつは」
「時空ルータ内部の、深層睡眠槽」
「生きのびた乗員が、けっこう、いるのでした」
「――むっくり」
時空ルータ――
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさん」
「――キントラディム・クルックスの、意識の一部が~」
「――わたしの中に、まだいるのねー」
「キントラディムは~」
「〈混沌の勢力〉の超要塞、カオテンダー《ゼンタファー37》のパイロット」
「おかげで、当施設の制御盤に近づけた、モンドラ・ダイアモンドさん」
「でも」
「おかげで、意識を乗っとられるところでした」
「自由テラナー連盟の優秀な宇宙服のおかげで、自我をとりもどしたものの~」
「――ふらふら~」
「制御盤の隠し扉から、時空ルータの奥の区域へ」
「――ふらふら~」
「さまよって~」
「――ここは、〈通行監理官〉以外・立入禁止の区域?」
「蘊蓄の出典は、キントラディム・クルックスの記憶です」
「迷って、疲れて、10時間ほど意識喪失」
時空ルータの手前の区域――
「〈平和ドライバー〉一行は~」
「わいてくる乗員、モルダエル人と、交戦中」
「――攻撃だ」
「――防戦よ」
「捕獲したモルダエル人を、尋問してみましょう」
「――ココは、時空ルータ〈aRUX-7076〉」
「――われらは、〈通行監理官〉さまと共に、深層睡眠槽で休養中だったのだ」
時空ルータ〈aRUX-7076〉の奥の区域――
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「――アレは、〈通行監理官〉?」
「こんな異人に、接近遭遇」
「身長1.5m」
「ゼリーのような半透明」
「制服は、緑色」
「――モルダエル人500名と、いっしょに?」
「――〈通行監理官〉ひとりが、深層睡眠槽で寝ていた?」
「――それで、生き残ったのね」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「逃げるつもりが~」
「――ふらふら~」
「モルダエル人に、捕獲されてしまう」
「その時」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアが~」
「駆けつけて~」
「――かっ」
「顔面カピン片・全開」
「――退却だ」
「――退却よ」
「〈平和ドライバー〉一行の陣地に、逃げかえる」
「……」
「〈平和ドライバー〉フィルタブリードさんは~」
「モンドラ・ダイアモンドさんを、〈魂視鏡〉能力で診察して、曰く」
「――キントラディム・クルックスの意識が、きれいさっぱり消えてるわ」
「怪我の功名、または、荒療治成果あり、ということ」
時空ルータ〈aRUX-7076〉の手前の区域――
「〈平和ドライバー〉一行は~」
「――チュンドルさんの、応援部隊だ」
「――駆動系の制御を、掌握したぞ」
「加速して~」
「時空ルータ〈aRUX-7076〉の本格奪取を、試みます」
「が」
「モルダエル人は~」
「――駆動系に、破壊工作だ」
「――ハイパー無線で、助けも呼んだぞ」
「時空ルータ〈aRUX-7076〉は、漂流の憂き目」
「〈反逆タンク〉も、接近してきます」
「……」
「〈平和ドライバー〉一行は~」
「決断・特別快速」
「――撤退だ」
「――撤退よ」
「時空ルータ〈aRUX-7076〉から、緊急脱出」
「仕掛けておいた、爆弾で~」
「――ばーん」
「時空ルータは、大爆発」
アラスカ・シェーデレーア指揮下、オレオン・カプセル《探求者》――
「ところで」
「モンドラ・ダイアモンドさん」
「――ソレは、何でしょう?」
「ターコイズブルーの、USBメモリーのようなもの」
「――時空ルータ〈aRUX-7076〉の、制御盤から?」
「――そう。本能的に、パクってきたのよ」
「船載脳〈ミルケト〉が、分析すると~」
「〈負の球体〉ハンガイを6次元・7次元展開した、宙図らしい」
「――データは、キャラ・インペックス基地に、転送しましょう」
「――銀河系にも、転送しましょう」
「……」
「〈平和ドライバー〉一行は~」
「今回の作戦を、反省してみたり」
「――成果は、コレだけですねー」
「――でも、時空ルータは破壊したから、連中も使えないし」
「――引き分け、ですよねー」
「――わはは」
「――わははは」
ハンガイ銀河ハロー、D=モダ宙域――
「またもや、時空ルータが、異宇宙から到来」
「なんと」
「――1000基?」
「敵を舐めては、いけませんね」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
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・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
あと10冊で2400話。
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d-information ◆ 462 [不定期刊] 2007/06/11
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◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2390 . Arndt Ellmer / Der Raum-Zeit-Router / 時空ルータ
2391 . Wim Vandemaan / Die Schwarze Zeit / 暗黒時間
2392 . Michael Marcus Thurner / Die vergessene Stadt / 忘れられた都市
2393 . Horst Hoffmann / Androiden-Sinfonie / アンドロイド交響曲
2394 . Arndt Ellmer / Hyperraum-Nomaden / 超空間流民
□ Perry Rhodan-Heft 2390話「時空ルータ」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2390.html ]
新銀河暦1346年2月、ハンガイ銀河ハロー――
「時空ルータ――」
「〈混沌の勢力〉の宇宙ステーション」
「鈎爪つきの手の形」
「在来機関を装備する宇宙船を、誘導し~」
「〈負の球体〉近辺の出入りを可能にする、超施設」
「そんな、時空ルータが~」
「異宇宙から、ハンガイ銀河ハローに、到来」
「……」
「〈平和ドライバー〉は~」
「〈混沌の勢力〉の大軍勢〈反逆者〉の、侵攻を~」
「ハンガイ銀河を〈負の球体〉に変ずる、企てを~」
「阻止したい」
「〈平和ドライバー〉の一団は~」
「乗員壊滅の時空ルータに、遭遇」
「これさいわいと、潜入」
「中枢部へと、突入したのでした」
〈平和ドライバー〉前線基地キャラ・インペックス――
「〈平和ドライバー〉チュンドルは、急ぐ」
「――応援部隊を、率いていくのだ」
時空ルータ――
「〈平和ドライバー〉監査員ポルム・オムバルは~」
「攻撃を、うけます」
「――乗員壊滅……と、思っていたけれど」
「――このモルダエル人は、いったいどこから?」
「モルダエル人――〈反逆者〉所属、トカゲのような戦士種族」
「じつは」
「時空ルータ内部の、深層睡眠槽」
「生きのびた乗員が、けっこう、いるのでした」
「――むっくり」
時空ルータ――
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさん」
「――キントラディム・クルックスの、意識の一部が~」
「――わたしの中に、まだいるのねー」
「キントラディムは~」
「〈混沌の勢力〉の超要塞、カオテンダー《ゼンタファー37》のパイロット」
「おかげで、当施設の制御盤に近づけた、モンドラ・ダイアモンドさん」
「でも」
「おかげで、意識を乗っとられるところでした」
「自由テラナー連盟の優秀な宇宙服のおかげで、自我をとりもどしたものの~」
「――ふらふら~」
「制御盤の隠し扉から、時空ルータの奥の区域へ」
「――ふらふら~」
「さまよって~」
「――ここは、〈通行監理官〉以外・立入禁止の区域?」
「蘊蓄の出典は、キントラディム・クルックスの記憶です」
「迷って、疲れて、10時間ほど意識喪失」
時空ルータの手前の区域――
「〈平和ドライバー〉一行は~」
「わいてくる乗員、モルダエル人と、交戦中」
「――攻撃だ」
「――防戦よ」
「捕獲したモルダエル人を、尋問してみましょう」
「――ココは、時空ルータ〈aRUX-7076〉」
「――われらは、〈通行監理官〉さまと共に、深層睡眠槽で休養中だったのだ」
時空ルータ〈aRUX-7076〉の奥の区域――
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「――アレは、〈通行監理官〉?」
「こんな異人に、接近遭遇」
「身長1.5m」
「ゼリーのような半透明」
「制服は、緑色」
「――モルダエル人500名と、いっしょに?」
「――〈通行監理官〉ひとりが、深層睡眠槽で寝ていた?」
「――それで、生き残ったのね」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「逃げるつもりが~」
「――ふらふら~」
「モルダエル人に、捕獲されてしまう」
「その時」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアが~」
「駆けつけて~」
「――かっ」
「顔面カピン片・全開」
「――退却だ」
「――退却よ」
「〈平和ドライバー〉一行の陣地に、逃げかえる」
「……」
「〈平和ドライバー〉フィルタブリードさんは~」
「モンドラ・ダイアモンドさんを、〈魂視鏡〉能力で診察して、曰く」
「――キントラディム・クルックスの意識が、きれいさっぱり消えてるわ」
「怪我の功名、または、荒療治成果あり、ということ」
時空ルータ〈aRUX-7076〉の手前の区域――
「〈平和ドライバー〉一行は~」
「――チュンドルさんの、応援部隊だ」
「――駆動系の制御を、掌握したぞ」
「加速して~」
「時空ルータ〈aRUX-7076〉の本格奪取を、試みます」
「が」
「モルダエル人は~」
「――駆動系に、破壊工作だ」
「――ハイパー無線で、助けも呼んだぞ」
「時空ルータ〈aRUX-7076〉は、漂流の憂き目」
「〈反逆タンク〉も、接近してきます」
「……」
「〈平和ドライバー〉一行は~」
「決断・特別快速」
「――撤退だ」
「――撤退よ」
「時空ルータ〈aRUX-7076〉から、緊急脱出」
「仕掛けておいた、爆弾で~」
「――ばーん」
「時空ルータは、大爆発」
アラスカ・シェーデレーア指揮下、オレオン・カプセル《探求者》――
「ところで」
「モンドラ・ダイアモンドさん」
「――ソレは、何でしょう?」
「ターコイズブルーの、USBメモリーのようなもの」
「――時空ルータ〈aRUX-7076〉の、制御盤から?」
「――そう。本能的に、パクってきたのよ」
「船載脳〈ミルケト〉が、分析すると~」
「〈負の球体〉ハンガイを6次元・7次元展開した、宙図らしい」
「――データは、キャラ・インペックス基地に、転送しましょう」
「――銀河系にも、転送しましょう」
「……」
「〈平和ドライバー〉一行は~」
「今回の作戦を、反省してみたり」
「――成果は、コレだけですねー」
「――でも、時空ルータは破壊したから、連中も使えないし」
「――引き分け、ですよねー」
「――わはは」
「――わははは」
ハンガイ銀河ハロー、D=モダ宙域――
「またもや、時空ルータが、異宇宙から到来」
「なんと」
「――1000基?」
「敵を舐めては、いけませんね」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
あと10冊で2400話。
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d-information ◆ 462 [不定期刊] 2007/06/11
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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◆目次
◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2389 . Uwe Anton / Die Opal-Station / オパール・ステーション
2390 . Arndt Ellmer / Der Raum-Zeit-Router / 時空ルータ
2391 . Wim Vandemaan / Die Schwarze Zeit / 暗黒時間
2392 . Michael Marcus Thurner / Die vergessene Stadt / 忘れられた都市
2393 . Horst Hoffmann / Androiden-Sinfonie / アンドロイド交響曲
□ Perry Rhodan-Heft 2389話「オパール・ステーション」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2389.html ]
新銀河暦1346年2月、ハンガイ銀河ハロー――
「〈平和ドライバー〉の、〈オレオン・カプセル〉8隻は~」
「強力無比の対探知機能付バリア〈オレオン隠れ頭巾〉に、隠れ~」
「謎の宇宙ステーションに、接近」
「鈎爪つきの手の形――さしわたし20km」
「長い指3本と、短い親指1本」
「色から連想して、〈オパール・ステーション〉と、命名」
「――親指部分に、エアロック発見」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアと~」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんが~」
「――突入だ」
「――突入よ」
「と」
「遭遇するのは~」
「――死体だ」
「――死体よ」
「〈混沌の勢力〉に与する種族たちの、亡骸ばかり」
「仲間を呼んでも、問題なさそうです」
「〈平和ドライバー〉カンティラン・ローダンも~」
「〈平和ドライバー〉コスミュエル・ケインさんも~」
「〈平和ドライバー〉全員が、〈オパール・ステーション〉に上陸」
〈オパール・ステーション〉内部――
「――この通路、行き止まり?」
「――この通路も、行き止まり?」
「見えない壁のようなもので、塞がっています」
「〈平和ドライバー〉カンティラン・ローダン、思いつきにて、曰く」
「――こ……これは、次元回廊では」
「――〈オパール・ステーション〉の大部分は、超空間にあるのかも」
「中枢部に、たどりつくには~」
「随所に伸びる通路を、手分けして、探索です」
「なかなか、成果なし」
「……」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアと~」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんが~」
「探索中に~」
「――担架の上に、40cmくらいのヒューマノイドの死体?」
「――プラエゴル!」
「――大丈夫ですか? ……モンドラさん」
「――プラエゴールっ!」
「……」
「つまり、どういう経緯かと、いうと――」
「――新銀河暦1304年の、コトよ」
「――〈物質の下僕〉トル・サマホが~」
「――カオテンダー《ゼンタファー37》に、侵入」
「――《ゼンタファー37》の〈クルックス〉、キントラディムを~」
「――倒して、意識と記憶を、吸収したの」
「――直後~」
「――わたし……〈物質の下僕〉トル・サマホと、対決したの」
「――そのとき~」
「――キントラディム・クルックスの、意識の一部が~」
「――わたしの中に、入っていたのね」
遡行する、キントラディム・クルックスの記憶――
「惑星ツフラグの、〈ハルコイ=マラネシュ・アカデミー〉」
「〈混沌の勢力〉の、教育機関」
「入学生は、1万人」
「卒業試験まで生きのびたのは、1000人」
「卒業生〈クルックス〉は、ただひとり――名を、キントラディム」
「で」
「――以後は、カオターク・クズポミュルさまに、師事するのだ」
「――カオターク・クズポミュルさまは、〈負の球体〉で、お待ちかねだ」
「キントラディム・クルックスは~」
「中継点・宇宙ステーション《ツォイディル》へ」
「……」
「宇宙ステーション《ツォイディル》」
「司令官は、プラエゴル種族――名を、アルマルシュ」
「――《ゼンタファー》のパイロットになれば、永遠の生命がもらえるのに」
「――ああ、オレも、〈クルックス〉になりたかったな」
「――殺ってやる」
「極端な、論理展開」
「――〈秩序の勢力〉に、匿名通報だ」
「――〈クルックス〉と宇宙ステーション《ツォイディル》は、ばーん」
「――オレは、その前に逐電だ」
「作戦は、単純至極」
「が」
「キントラディムは、伊達に〈クルックス〉では、ありません」
「挙動不審なアルマルシュの船を、快速艇で追跡」
「結果的・奇跡的に、脱出成功」
「――超空間突入寸前に、機関に被弾っ」
「それでも、生きのびました」
「通常空間に、復帰したのは~」
「大昔、コスモヌクレオチド〈トリークレ9〉があった宙域の、ご近所」
「当時、〈負の球体〉からは、超至近距離」
「物理法則、まともに機能せず」
「快速艇の在来機関では、宙域離脱は不可能」
「が」
「キントラディムは、伊達に〈クルックス〉では、ありません」
「悪運に、恵まれています」
「発見したのは、〈混沌の勢力〉の宇宙ステーション」
「鈎爪つきの手の形」
「名を、時空ルータ〈eMOX-3370〉」
「在来機関を装備する宇宙船を、誘導し~」
「〈負の球体〉近辺の出入りを可能にする、超施設」
「上陸して、みると~」
「――アルマルシュっ」
「――〈クルックス〉っ」
「もと、宇宙ステーション《ツォイディル》司令官アルマルシュは~」
「すぐに、死体に変じた、ということです」
現在、〈オパール・ステーション〉内部――
「――こ……この通路、当りかも?」
「〈平和ドライバー〉カンティラン・ローダンと~」
「〈平和ドライバー〉コスミュエル・ケインさんが~」
「中枢部を、発見」
「〈平和ドライバー〉全員集合」
「でも」
「制御盤に、触れようとすると~」
「――ダメだ」
「――ダメだわっ」
「反撥場に阻まれ、接近不能」
「が」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「――!」
「あっさり、通過です」
「――キントラディム!」
「――大丈夫ですか? ……モンドラさん」
「――キントラディムっ!」
「……」
「どういう経緯かと、いうと――」
「――自覚症状は、なかったのだけれど~」
「――いつの間にか~」
「――キントラディム・クルックスの、意識の一部が~」
「――わたしの中で、主導権を握っていたのね」
「……」
「いまや~」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「〈混沌の勢力〉の一員の、ようなもの」
「〈混沌の勢力〉の施設に、あって~」
「〈平和ドライバー〉連中、手出しもできず」
「けっこう、危機的状態です」
「が」
「自由テラナー連盟の宇宙服は、伊達に高機能では、ありません」
「――ぷしゅっ」
「――うっ」
「挙動不審な着用者に、薬物緊急投与」
「モンドラ・ダイアモンドさん、即死……直後に蘇生」
「――はっ」
「キントラディム・クルックスの意識は~」
「どうやら、消滅したようです」
「……」
「それから~」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「制御盤の隠し扉に、姿を消してみたり」
「〈平和ドライバー〉連中は、じっと、報告を待つのでした」
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◆今回のひとこと
とりあえず、橋頭保を確保した、わけですね。
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◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2389 . Uwe Anton / Die Opal-Station / オパール・ステーション
2390 . Arndt Ellmer / Der Raum-Zeit-Router / 時空ルータ
2391 . Wim Vandemaan / Die Schwarze Zeit / 暗黒時間
2392 . Michael Marcus Thurner / Die vergessene Stadt / 忘れられた都市
2393 . Horst Hoffmann / Androiden-Sinfonie / アンドロイド交響曲
□ Perry Rhodan-Heft 2389話「オパール・ステーション」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2389.html ]
新銀河暦1346年2月、ハンガイ銀河ハロー――
「〈平和ドライバー〉の、〈オレオン・カプセル〉8隻は~」
「強力無比の対探知機能付バリア〈オレオン隠れ頭巾〉に、隠れ~」
「謎の宇宙ステーションに、接近」
「鈎爪つきの手の形――さしわたし20km」
「長い指3本と、短い親指1本」
「色から連想して、〈オパール・ステーション〉と、命名」
「――親指部分に、エアロック発見」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアと~」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんが~」
「――突入だ」
「――突入よ」
「と」
「遭遇するのは~」
「――死体だ」
「――死体よ」
「〈混沌の勢力〉に与する種族たちの、亡骸ばかり」
「仲間を呼んでも、問題なさそうです」
「〈平和ドライバー〉カンティラン・ローダンも~」
「〈平和ドライバー〉コスミュエル・ケインさんも~」
「〈平和ドライバー〉全員が、〈オパール・ステーション〉に上陸」
〈オパール・ステーション〉内部――
「――この通路、行き止まり?」
「――この通路も、行き止まり?」
「見えない壁のようなもので、塞がっています」
「〈平和ドライバー〉カンティラン・ローダン、思いつきにて、曰く」
「――こ……これは、次元回廊では」
「――〈オパール・ステーション〉の大部分は、超空間にあるのかも」
「中枢部に、たどりつくには~」
「随所に伸びる通路を、手分けして、探索です」
「なかなか、成果なし」
「……」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアと~」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんが~」
「探索中に~」
「――担架の上に、40cmくらいのヒューマノイドの死体?」
「――プラエゴル!」
「――大丈夫ですか? ……モンドラさん」
「――プラエゴールっ!」
「……」
「つまり、どういう経緯かと、いうと――」
「――新銀河暦1304年の、コトよ」
「――〈物質の下僕〉トル・サマホが~」
「――カオテンダー《ゼンタファー37》に、侵入」
「――《ゼンタファー37》の〈クルックス〉、キントラディムを~」
「――倒して、意識と記憶を、吸収したの」
「――直後~」
「――わたし……〈物質の下僕〉トル・サマホと、対決したの」
「――そのとき~」
「――キントラディム・クルックスの、意識の一部が~」
「――わたしの中に、入っていたのね」
遡行する、キントラディム・クルックスの記憶――
「惑星ツフラグの、〈ハルコイ=マラネシュ・アカデミー〉」
「〈混沌の勢力〉の、教育機関」
「入学生は、1万人」
「卒業試験まで生きのびたのは、1000人」
「卒業生〈クルックス〉は、ただひとり――名を、キントラディム」
「で」
「――以後は、カオターク・クズポミュルさまに、師事するのだ」
「――カオターク・クズポミュルさまは、〈負の球体〉で、お待ちかねだ」
「キントラディム・クルックスは~」
「中継点・宇宙ステーション《ツォイディル》へ」
「……」
「宇宙ステーション《ツォイディル》」
「司令官は、プラエゴル種族――名を、アルマルシュ」
「――《ゼンタファー》のパイロットになれば、永遠の生命がもらえるのに」
「――ああ、オレも、〈クルックス〉になりたかったな」
「――殺ってやる」
「極端な、論理展開」
「――〈秩序の勢力〉に、匿名通報だ」
「――〈クルックス〉と宇宙ステーション《ツォイディル》は、ばーん」
「――オレは、その前に逐電だ」
「作戦は、単純至極」
「が」
「キントラディムは、伊達に〈クルックス〉では、ありません」
「挙動不審なアルマルシュの船を、快速艇で追跡」
「結果的・奇跡的に、脱出成功」
「――超空間突入寸前に、機関に被弾っ」
「それでも、生きのびました」
「通常空間に、復帰したのは~」
「大昔、コスモヌクレオチド〈トリークレ9〉があった宙域の、ご近所」
「当時、〈負の球体〉からは、超至近距離」
「物理法則、まともに機能せず」
「快速艇の在来機関では、宙域離脱は不可能」
「が」
「キントラディムは、伊達に〈クルックス〉では、ありません」
「悪運に、恵まれています」
「発見したのは、〈混沌の勢力〉の宇宙ステーション」
「鈎爪つきの手の形」
「名を、時空ルータ〈eMOX-3370〉」
「在来機関を装備する宇宙船を、誘導し~」
「〈負の球体〉近辺の出入りを可能にする、超施設」
「上陸して、みると~」
「――アルマルシュっ」
「――〈クルックス〉っ」
「もと、宇宙ステーション《ツォイディル》司令官アルマルシュは~」
「すぐに、死体に変じた、ということです」
現在、〈オパール・ステーション〉内部――
「――こ……この通路、当りかも?」
「〈平和ドライバー〉カンティラン・ローダンと~」
「〈平和ドライバー〉コスミュエル・ケインさんが~」
「中枢部を、発見」
「〈平和ドライバー〉全員集合」
「でも」
「制御盤に、触れようとすると~」
「――ダメだ」
「――ダメだわっ」
「反撥場に阻まれ、接近不能」
「が」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「――!」
「あっさり、通過です」
「――キントラディム!」
「――大丈夫ですか? ……モンドラさん」
「――キントラディムっ!」
「……」
「どういう経緯かと、いうと――」
「――自覚症状は、なかったのだけれど~」
「――いつの間にか~」
「――キントラディム・クルックスの、意識の一部が~」
「――わたしの中で、主導権を握っていたのね」
「……」
「いまや~」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「〈混沌の勢力〉の一員の、ようなもの」
「〈混沌の勢力〉の施設に、あって~」
「〈平和ドライバー〉連中、手出しもできず」
「けっこう、危機的状態です」
「が」
「自由テラナー連盟の宇宙服は、伊達に高機能では、ありません」
「――ぷしゅっ」
「――うっ」
「挙動不審な着用者に、薬物緊急投与」
「モンドラ・ダイアモンドさん、即死……直後に蘇生」
「――はっ」
「キントラディム・クルックスの意識は~」
「どうやら、消滅したようです」
「……」
「それから~」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「制御盤の隠し扉に、姿を消してみたり」
「〈平和ドライバー〉連中は、じっと、報告を待つのでした」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
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◆今回のひとこと
とりあえず、橋頭保を確保した、わけですね。
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d-information ◆ 461 [不定期刊] 2007/06/04
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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