2008年2月アーカイブ
◆目次
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ ATLAN Illochim-Trilogie
2 . Achim Mehnert / Im Bann der Gatusain / ガトゥサインの呪縛
3 . Rüdiger Schäfer / Der Traum des Navigators / ナビゲーターの夢
Fan-Pro 社の書き下ろしポケットブック・シリーズ〈イロヒム三部作〉。
□ ATLAN Illochim-Trilogie 2巻「ガトゥサインの呪縛」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/buecher/illochim/2.html ]
西暦3103年、惑星テラ――
「扇動される、民衆」
「――暗示能力を駆使する首謀者一党の、力の源?」
「――貝殻のようなもの?」
「――このアトランも、身につけてみよう」
「――むんっ」
「暗示能力対決の、すえ~」
「首謀者一党、敗北」
「女首領グレタ・ゲイルさんは~」
「宇宙船1隻を暗示能力で奪取して、逃走」
「アトランが、追う」
両宇宙船、逃走=追跡中――
「グレタ・ゲイルさんのガトゥサイン――貝殻のようなもの――が~」
「語りかけます」
「――わたしは、イロヒムのひとり」
「――ナビゲーターに、追われているのだ」
「グレタ・ゲイルさん、曰く」
「――それは、いいからっ」
「――この状況を、なんとかしてよっ」
「グレタ・ゲイルさんのガトゥサインが、なにやらすると~」
「アトランの宇宙船は、エネルギー枯渇」
「航行不能・惑星墜落」
「……」
「一方」
「アトランのガトゥサインも~」
「語りかけます」
「――わたしは、イロヒムのひとり」
「――わたしは、ナビゲーター」
「アトラン、曰く」
「――それは、いいからっ」
「――この状況を、なんとかしろっ」
「アトランのガトゥサインが、なにやらすると~」
「アトランの宇宙船は、一時的にエネルギー回復」
「不時着、成功」
惑星上――
「グレタ・ゲイルさんは~」
「――この惑星を、わたしのモノにするのよっ」
「ガトゥサインの利用は、中毒症状を惹起します」
「いまさらもうやめられないわ、とばかり」
「暗示能力、全開」
「……」
「一方」
「アトランは~」
「――この惑星を、救うのだっ」
「グレタ・ゲイルさんを、阻止しようとしますが~」
「その前に~」
「グレタ・ゲイルさん、暗示能力、全開しすぎ」
「中毒死」
「グレタ・ゲイルさんのガトゥサインを、無事回収した、アトランですが~」
「――オレも、マズイかも?」
「そこへ」
稀代の暗殺者トリリス・オクト、来訪――
「――ガトゥサインを、ふたつとも、渡しなさい」
「――それは、イロヒムが造ったモノ」
「――わたしも、イロヒムに造られたモノ」
「――渡しなさい」
「アトランとして、尋ねてみたいのは」
「――オレの中毒症状は?」
「――そのくらい、なんとでもなるわよっ」
「アトランは、暗殺者トリリス・オクトに、同行」
「謎のイロヒムのもとへ、向うのでした」
□ Perry Rhodan-Ara-Toxin
5 . Hubert Haensel / Die Trümmerbrücke / 瓦礫橋
6 . Michael Marcus Thurner / Der Unlichtplanet / 無光惑星
Heyne 社の書き下ろしポケットブック・シリーズ〈アラス毒〉。
全6巻の5巻目。
□ Perry Rhodan-Ara-Toxin 5巻「瓦礫橋」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/buecher/heyne/aratoxin/5.html ]
新銀河暦1340年7月、銀河系、星系サリダ――
「G2恒星サリダには~」
「惑星が、12……あった、のですが」
「第3惑星レミオンは、〈アラス毒〉に襲われ~」
「生命は融けて、惑星はつぶれて~」
「惑星大の半生命体というか、何というか」
「――では、もう、モビーってことで」
「モビーになって、しまいました」
第4惑星オイロズ、トレルコウ大陸・コンコルス地域の宇宙港――
「アラス検疫船《アッペン》が、停泊中」
「船内には、こんな人たちが、いました」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン」
「自由テラナー連盟政庁大臣ジュリアン・ティフラー」
「――黒幕の追跡を、優先すべきだ」
「――そんなことより、惑星テラにもどって、疎開を急がせましょう」
「立場と性格の違いがきわだつ、上司と部下の会話」
「ペリー・ローダン、曰く」
「――おそらく、ギュス=フォールベーラー種族の一派であろう」
「――となれば、動機は復讐のようなもの、かも」
「つい、先日まで~」
「アラス検疫船《アッペン》に、潜入し~」
「アラス医師プロブ・アルノインに、なりかわり~」
「挙動不審……なにやらしていた、事件の黒幕」
「――アラス医師プロブ・アルノインの遺体の検死報告に、よれば~」
「――両眼のインプラント・カメラに、殺人者の映像が残っていてな」
「――たしかに、変形能力者、だったのだ」
「――まだ、他にも潜入しているかもしれん」
「挙動不審、といえば、もっとも挙動が怪しい人物が、ひとり」
「――まさか?」
「――ペリーは、ザナウタさんを、疑えと?」
「――そんなばかなそんなばかなっ」
「紆余曲折は、ありましたが~」
「目下、ティフラーとザナウタ・フィルグリスさんは~」
「真面目な大人のおつきあい、進行形」
「――そんなばかなぁぁっ」
「上司の冷酷な一言を、きっかけに~」
「ティフラーとザナウタさんの、熱い関係は~」
「みるみる、冷たくなるわけで」
「真面目な部下は、苦悩のあげく」
「――ペリー、黒幕の追跡を、優先しましょう」
「で」
「――黒幕の逃走船が、惑星オイロズから発進したのは?」
「――あの、一帯のどこかだ」
「――その、一帯なら~」
「と、情報提供するのは、ザナウタさん」
「――アラスの無人科学観測ステーションが、あるみたい」
惑星オイロズ地表、無人科学観測ステーション――
「――揚陸部隊、突入っ」
「たしかに、無人」
「でも」
「――ばばばっ」
「完全武装の戦闘ロボット一個部隊が、待ちうけていたり」
「黒幕の基地だったのは、たしかです」
「――だだだっ」
「揚陸部隊は、軽微な損失だけで、ロボット部隊を制圧」
「調査、してみると~」
「――タウ商会?」
「――あの、宇宙商人スプリンガー的に由緒正しい?」
「――ハイパー水晶から、ハイパー魚雷まで、なんでもそろう?」
「――タウ商会の本店は?」
「――もちろん……タウ商会は、〈瓦礫橋〉♪」
7月6日、医療船《コンノイト》、星系サリダを発進――
「目的地は、〈瓦礫橋〉――タウ商会の、本店所在地」
「到着まで~」
「定番の〈変装して潜入〉作戦を、練りましょう」
「ティフラーは、アルコン人アドリゲル」
「――で、あろう?」
「ペリー・ローダンは、従者」
「――で、ございます」
「ザナウタさんは、アラスの外科医」
「――メス、メスメスっ」
「役作りに、余念なし」
星系クジュイス、〈瓦礫橋〉――
「旧暦の最後の年――」
「――宇宙震に見舞われた、銀河系を、救援だっ」
「〈力強き者〉の胞子船――直径1126km――6隻が、派遣されました」
「新銀河歴――」
「ペリー・ローダンは、汎宇宙通商組織〈宇宙ハンザ同盟〉を創設」
「――胞子船は、〈宇宙ハンザ同盟〉の宇宙バザールになるのだっ」
「かくして~」
「〈力強き者〉アリオルクの胞子船《ボルテル=タン》は~」
「宇宙バザール《ノヴゴロド》に」
「でも」
「新銀河歴497年――」
「銀河系に、ブリッツァー出現」
「宇宙バザール2基が、撃沈されて~」
「――敵に渡すくらいなら、自沈だっ」
「かくして~」
「宇宙バザール《ノヴゴロド》は~」
「爆散して、無数の瓦礫に」
「とはいえ」
「直径1126kmの巨船の瓦礫」
「最大の瓦礫は、さしわたし15km」
「新銀河暦1222年――」
「この最大の瓦礫に~」
「宇宙商人スプリンガーが、目をつけました」
「星系クジュイスまで、曳航すると~」
「――スプリンガー通商基地――もちろん治外法権――に、するのだっ」
「ついた名前が、〈瓦礫橋〉」
「……」
「〈瓦礫橋〉――」
「さしわたし15km」
「ギザギザ・ザクザクの破片、ですが~」
「おおまかには、平らにつぶれた、鉄亜鈴型」
「または、フライパン2つを柄で連結、の形」
「内部には~」
「タウ商会の、タウ商人」
「タウ商会の、お客様」
「流れ流れてきた、山師」
「流れ流れてきた、その他の人々」
「――表通りより、9割安いよー」
「――超新台、入ったよー」
「貧乏桟橋には~」
「喰いつめた、テフローダー」
「安い賃金で、もっぱら肉体労働」
「その日暮しの、毎日です」
〈瓦礫橋〉商業地区――
「スプリンガー、ラモス・オズワクは、タウ商人」
「――アンダジモルが、豊作?」
「――惑星ジャイムボルが、どうにかなっちまってるのに?」
「――あー、オレって、なんだか不運」
「惑星ジャイムボルは、別名・動物園惑星〈新トリモン〉」
「黒幕たちが、〈アラス毒〉を試験していた惑星」
「アンダジモルとは~」
「どうやら、〈アラス毒〉の原料」
「ラモス・オズワクは、その仲買業を、営んでいたのですが~」
「このところ、買い手の惑星から、注文がこない」
「さらに」
「――〈ゲラウ〉が、直々、乗りこんで来る?」
「――業務改革とか、人員整理とか?」
「――あー、オレって、なんだか不運」
「〈ゲラウ〉――商会の株主を言うときの、タウ商人の隠語です」
「で」
「〈ゲラウ〉が、実際、どんなヒトだったかと、いうと~」
「――タウ商会を所有する、スプリンガー族長サグフルであるっ」
「――社員事務所は、〈瓦礫橋〉中央部から即刻移転っ」
「――〈瓦礫橋〉中央部は、この族長サグフルが、占有するっ」
「早速、什器備品が搬入されて~」
「なにやら、変革の予感」
7月11日、医療船《コンノイト》、〈瓦礫橋〉に到着――
「ティフラーは、アルコン人アドリゲル」
「ペリー・ローダンは、従者」
「ザナウタさんは、アラスの外科医」
「――で、あろう?」
「――で、ございます」
「――メス、メスメスっ」
「アルコン人主従とアラス女医は~」
「TLDがよく利用する、テフローダーの情報提供者と、接触」
「本業は、瓦礫案内人とか、いう」
「――イズナツ・ゴルギデス?」
「――(ぼー)はーいー」
「なにやら、反応がおかしいのは~」
「――エイェマリン麻薬の、中毒患者?」
「とにかく、情報を聞き出しましょう」
「――昨日、〈ゲラウ〉がやってきた?」
「――他に、このところ、怪しい来訪者は、いない?」
「――ならば、タウ商会の株主が、〈アラス毒〉の黒幕かも」
「他にも、情報を聞き出しましょう」
「――〈瓦礫橋〉が?」
「――こっそり、加速してる、かも?」
〈瓦礫橋〉商業地区――
「タウ商人、ラモス・オズワクは、疑心暗鬼」
「――〈ゲラウ〉の情報を探っていた、スパイが?」
「――始末された?」
「――あー、オレって、いよいよ不運」
「かくなる上は~」
「〈ゲラウ〉暗殺しか、ありません(短絡的)」
「で」
「――ばばばっ」
「族長サグフル、即死」
「でも」
「族長サグフルの秘書コズテルカは~」
「――びびび」
「ひとりだけ、強力なバリアを、展開」
「生きのびます」
「そういえば~」
「今回、ペリー・ローダンも、従者役」
「偉いヒトは、従者役」
「と、いうのは~」
「敵陣においても、トレンドなのかもしれません」
「……」
「族長サグフルの秘書コズテルカ=変形能力者シヌイト」
「――なんの、これしきっ」
「長年準備していた計画を、実行せず~」
「退くわけにも、いきません」
「スイッチを、入れます」
「――ごごごっ」
「〈瓦礫橋〉は、さしわたし15km」
「フライパン2つを柄で連結、の形」
「――ぽき」
「――ぽき」
「フライパンの、柄がとれました」
「フライパンの柄=〈瓦礫橋〉中央部は~」
「――ごごごっ」
「独立した宇宙船――武装も万全――《モー》として、航行開始」
「タウ商会の、タウ商人」
「タウ商会の、お客様」
「流れ流れてきた、山師」
「流れ流れてきた、その他の人々」
「全員、〈瓦礫橋〉円盤部に、置き去り」
「唯一、テフローダーの貧乏桟橋だけが~」
「テフローダーを、満載したまま~」
「宇宙船《モー》から、ぴょっこり突き出ています」
「……」
「貧乏桟橋では~」
「――ぴぴぴ」
「テフローダーが、あわてず騒がず、整然と~」
「変形能力者シヌイトの指示に、従います」
「憶えて、いるでしょうか?」
「テフローダーは~」
「頭の中に、他の人類種族にはない〈パラ腺〉が、あって~」
「高次元のモノに、敏感なのです」
「――ぴぴぴ」
「じつは~」
「宇宙船《モー》のテフローダー」
「みんな、こっそり、手術されていました」
「〈パラ腺〉に、金属片――受信チップ」
「ハイパー放射を、受信して~」
「変形能力者シヌイトの指示に、従うのです」
「が」
「よく見れば、挙動不審なテフローダーが3名」
「1名は、イズナツ・ゴルギデス」
「――(ぼー)ぴぴぴー?」
「エイェマリン麻薬の、おかげで~」
「ハイパー放射の効きが、弱いらしい」
「あとの2名は、いわずとしれた」
「――この宇宙船の中心部は?」
「――よし、こちらだな?」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン」
「自由テラナー連盟政庁大臣ジュリアン・ティフラー」
「ザナウタさんの手配で、テフローダーぽく変身」
「変形能力者シヌイトも、ふたりの正体に、気づかず」
「で」
「変形能力者シヌイト、変形」
「あらわした姿は、アラス医師ショプスナ」
「当初〈アラス毒〉首謀者と目されていた医師トランティポンの~」
「同僚にして、補佐役だった男」
「やはり~」
「変形能力者シヌイトが、〈アラス毒〉の黒幕なのでした」
宇宙船《モー》、航行中――
「変形能力者シヌイトが、シグナルを発信すると~」
「――!」
「モビー1体が、出現」
「宇宙船《モー》の護衛に、つきます」
「さらに、2体目のモビー」
「つづいて、3体目のモビー」
「――モビーが、3体も?」
「すなわち、現時点で~」
「惑星レミオンの他に、最低2つ」
「どこかの惑星が、〈アラス毒〉によって、滅んでいるのでした」
□ Perry Rhodan-Heft
2427 . Uwe Anton / Hilfe für Ambriador / アムブリアドル救援
2428 . Horst Hoffmann / Hobogey der Rächer / 復讐者ホボゲイ
2429 . Arndt Ellmer / Das Terminale Beben / 終末震
2430 . Arndt Ellmer / Der Genprox-Explorer / ゲンプロクス探査
2431 . Horst Hoffmann / Attacke der Cypron / サイプロンの攻撃
□ Perry Rhodan-Heft 2427話「アムブリアドル救援」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2427.html ]
新銀河暦1346年7月、アンドロメダ銀河――
「〈平和ドライバー〉ポルム・オムバルとモドゥルは~」
「オレオン・カプセルで~」
「アンドロメダ銀河へ」
「〈反逆タンク〉に、発見されますが~」
「――超技術〈光ジェネレーター〉投入っ」
「敵兵を、一時的に無気力にしておいて、悠々・離脱」
「……」
「先だって~」
「恒星転送機ジアフォ・デュオ経由で~」
「アンドロメダ銀河まで、到達しているはずの~」
「ハルト人艦隊5万3000隻と、ポントン級テンダー数隻」
「――どこかに、基地を、設営しているはず」
「――あ、みつけた」
「ハルト人発言者、ラブン・エルヴェイン、曰く」
「――〈混沌の勢力〉の大軍勢=終末戦隊〈反逆者〉は~」
「――既知の惑星、のみならず~」
「――住民不在・無名の惑星3つを、キャビネット化しようとしておる」
「――推測するに、ハトル人の遺産があるのかも、じゃ」
「――ずっと以前から、両銀河を調査して、おったのだのう」
「……」
「終末戦隊〈反逆者〉は~」
「資源銀河の、有用と目した惑星に、〈闇のオベリスク〉を設置」
「〈闇のオベリスク〉は~」
「惑星を切り刻んで、〈キャビネット〉化」
「〈キャビネット〉は~」
「〈混沌の勢力〉機動要塞カオテンダー《ヴルタファー》の部品となる運命」
7月14日、IC5152=アムブリアドル銀河――
「〈平和ドライバー〉カンティランとコスミュエル・ケインさんは~」
「オレオン・カプセル《テレメ》で~」
「一路、アムブリアドル銀河へ」
「でも」
「――40メグのハイパー嵐?」
「――いや……110メグも?」
「――ざっぱーん」
「流されて、丸2日のロス」
7月17日、星系アルテラ――
「アルテラ帝国の主星は~」
「アムブリアドル銀河に漂着したテラナーの、植民惑星アルテラ」
「もとより、帝国とは、名ばかりで~」
「先般の、アムブリアドル銀河内・ポスビ戦争の傷跡も、生々しい」
「碌な戦力、残っていません」
「その、星系アルテラに~」
「――戦隊マシーン6基?」
「――戦隊工場2112基?」
「――戦隊要塞1基?」
「――戦隊輸送艦30隻?」
「――〈反逆タンク〉32部隊?」
「完全に、制圧されて~」
「そろそろ、〈キャビネット〉化されそうな気配」
「――そんなことは、させないぞっ」
「――させないわっ」
「オレオン・カプセル《テレメ》は~」
「強力無比の対探知機能付バリア〈オレオン隠れ頭巾〉に、隠れ~」
「惑星アルテラに、こっそり着陸」
「――アルテラ帝国防衛大臣=国家元帥クロング・ウォコングを、解放だ」
「――地下抵抗運動と、わたりをつけてね」
アルテラ帝国、地下抵抗運動――
「潜伏した、アルテラ帝国国家首席アントン・イスマエルは~」
「――ラール人のトロヴェント帝国と、共同戦線をはるのだ」
「――最後の一兵になるまで、戦いぬく所存」
「と、勇ましい」
「しかし」
「トロヴェント帝国の第一ヘトラン、カト・グレールは、渋い顔」
「――〈反逆者〉と、交渉とか、できないものか」
「と、いうのも~」
「先日、トロヴェント帝国、首星カリゴにて――」
「密命をおびた、第二ヘトラン、ブラン=ドルは~」
「心理戦種族ヒュプトン人の力で~」
「――双頭大佐ロムカンを、影響下にっ」
「が」
「効果なし」
「だけ、では済まずに~」
「双頭大佐ロムカンは、ヒュプトンスを、皆殺し」
「で」
「トロヴェント帝国の第一ヘトラン、カト・グレール」
「すっかり、弱腰なのです」
7月19日、〈平和ドライバー〉、アルテラ帝国・地下抵抗運動と接触――
「〈平和ドライバー〉カンティランとコスミュエル・ケインさんは~」
「アルテラ帝国国家首席アントン・イスマエルに~」
「衝撃的な、事実を告げました」
「――惑星を切り刻んで、〈キャビネット〉化?」
「――そんなコトされては、抵抗運動も何もないではないかっ(がーん)」
「でも」
「〈平和ドライバー〉カンティランとコスミュエル・ケインさんは~」
「効果的な対抗手段も、運んできたのです」
「――〈カラポル構造バーナー〉魚雷を、授けましょう」
「――これ1発で、〈闇のオベリスク〉は、パーです」
「……」
「ところが」
「――アルテラ帝国の艦艇だと、規格が、合わない?」
「――〈カラポル構造バーナー〉魚雷・発射に、技術的問題?」
「〈平和ドライバー〉に、救いを求めますが~」
「――われわれは、単なる宅配業者ですから」
「――現場には、介入できないのよ、ごめんなさい」
「ポスビは、助けてくれるでしょうか?」
「――〈80の太陽の星〉にも?」
「――無数の〈反逆タンク〉が?」
「失意と不安を、かかえて~」
「アルテラ帝国国家首席アントン・イスマエルは~」
「《トロナル・ウールヴァ》に、〈カラポル構造バーナー〉魚雷を積載」
「わずかな残存戦力とともに、惑星アルテラに接近を試みます」
「あまりに絶望的な、作戦ですが~」
「ここで、神風が」
「――ごーっ」
「超装置《トラグトドロン》出現」
「ものすごい、時空の歪み」
「〈反逆タンク〉部隊は、破壊・翻弄されて~」
「――いまだっ」
「この隙に~」
「《トロナル・ウールヴァ》、惑星アルテラ近傍に到達」
「――〈カラポル構造バーナー〉っ」
「――ばーん」
「惑星アルテラのキャビネット化、阻止成功」
「――ごーっ」
「ところで」
「撤退する《トラグトドロン》に~」
「ポスビの通信コードで、連絡がとれました」
星系アルテラから距離をおいた、会合宙域――
「〈平和ドライバー〉カンティランとコスミュエル・ケインさんは~」
「アルテラ帝国国家首席アントン・イスマエルを連れて~」
「オレオン・カプセル《テレメ》で~」
「超装置《トラグトドロン》と、合流」
「通信が、つながりました」
「モニターの相手の顔は~」
「〈ナノ・アルミニウム園芸家〉――もと、探知・分析用ポスビ」
「……」
「太古、超装置《トラグトドロン》の操舵手は~」
「コスモクラートの従者、ヴァトム・クァラビンドンでした」
「〈ナノ・アルミニウム園芸家〉は~」
「ヴァトム・クァラビンドンの保存細胞を、受容して~」
「一体化」
「現在、超装置《トラグトドロン》の操舵手は~」
「〈ナノ・アルミニウム園芸家〉+ヴァトム・クァラビンドンです」
「曰く」
「――超知性体テルミオクは、学習したのです」
「――つい、先だっても~」
「――ケルジル人の〈聖杯母〉スリネレさんを、使者として~」
「――超兵器〈バルディオク零〉を送って~」
「――支援しようと、したところ~」
「――スリネレさんが、〈反逆者〉の術策にはまり~」
「――あやうく、惑星テラを破壊してしまう、ところでした」
「――なので、もう、銀河系を支援するのは、あきらめます」
「つづけて、曰く」
「――現在まで、《トラグトドロン》は~」
「――三角座銀河の〈反逆者〉を、なんとかして~」
「――アムブリアドル銀河の〈反逆者〉も、なんとかして~」
「――仲間意識で、支援してきました」
「――でも」
「――《トラグトドロン》は、遠地の戦線に配転が決まりました」
「――援助は、ここまでです」
「――さらば、です」
一方、アンドロメダ銀河――
「〈平和ドライバー〉ポルム・オムバルとモドゥルは~」
「惑星ラクサで~」
「アンドロメダ銀河種族の抵抗組織と、接触」
「――〈混沌の勢力〉機動要塞カオテンダー《ヴルタファー》の建造現場?」
「――ハイパー物理学的に好適地とかが、あるはずで?」
「――双頭大佐ロムカンが、情報をもっている、かも?」
「……」
「双頭大佐ロムカンには、頭がふたつあります」
「向かって左側は、ガンシュカル人――鳥のような技術種族」
「向かって右側は、けだもの」
「キャビネット化・実務部隊=戦隊測量士の、作業調整役として~」
「局部銀河群の一帯を、西へ東へ」
「――それだっ」
「……」
「〈平和ドライバー〉ポルム・オムバルとモドゥルは~」
「双頭大佐ロムカンの、手がかりを探しながら~」
「8月17日――」
「惑星テフロッドのキャビネット化、阻止」
「9月5日――」
「惑星ケペリンIIのキャビネット化、阻止」
「9月中旬――」
「――双頭大佐ロムカンの、日程がつかめた?」
「――来月10日、星系スルヴィ、惑星テトゥス?」
10月10日、惑星テトゥス――
「〈平和ドライバー〉ポルム・オムバルは~」
「文化史跡〈ミロナ塔〉で、双頭大佐ロムカンを、待ち伏せ」
「〈平和ドライバー〉ポルム・オムバルには~」
「特殊能力が、あります」
「――びびび」
「いわば、生体電磁石」
「わずか5分――それ以上は、身体がもたない――では、ありますが~」
「強力磁化すれば、金属の壁面を昇るのも、簡単」
「双頭大佐ロムカンを~」
「――びびび」
「――うっ」
「指先から放電して、失神させるのも、簡単」
「拉致監禁・尋問開始」
「――《ヴルタファー》建造現場は、どこだ?」
「が」
「〈平和ドライバー〉ポルム・オムバルは、忘れていました」
「その時」
「体内に埋めこまれた〈ラボラトの爪〉が~」
「双頭大佐の生命を、絶ったのです」
「――うっ、100倍……」
「――100倍?」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
うっ、3倍……。
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d-information ◆ 499 [不定期刊] 2008/02/25
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ ATLAN Illochim-Trilogie
2 . Achim Mehnert / Im Bann der Gatusain / ガトゥサインの呪縛
3 . Rüdiger Schäfer / Der Traum des Navigators / ナビゲーターの夢
Fan-Pro 社の書き下ろしポケットブック・シリーズ〈イロヒム三部作〉。
□ ATLAN Illochim-Trilogie 2巻「ガトゥサインの呪縛」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/buecher/illochim/2.html ]
西暦3103年、惑星テラ――
「扇動される、民衆」
「――暗示能力を駆使する首謀者一党の、力の源?」
「――貝殻のようなもの?」
「――このアトランも、身につけてみよう」
「――むんっ」
「暗示能力対決の、すえ~」
「首謀者一党、敗北」
「女首領グレタ・ゲイルさんは~」
「宇宙船1隻を暗示能力で奪取して、逃走」
「アトランが、追う」
両宇宙船、逃走=追跡中――
「グレタ・ゲイルさんのガトゥサイン――貝殻のようなもの――が~」
「語りかけます」
「――わたしは、イロヒムのひとり」
「――ナビゲーターに、追われているのだ」
「グレタ・ゲイルさん、曰く」
「――それは、いいからっ」
「――この状況を、なんとかしてよっ」
「グレタ・ゲイルさんのガトゥサインが、なにやらすると~」
「アトランの宇宙船は、エネルギー枯渇」
「航行不能・惑星墜落」
「……」
「一方」
「アトランのガトゥサインも~」
「語りかけます」
「――わたしは、イロヒムのひとり」
「――わたしは、ナビゲーター」
「アトラン、曰く」
「――それは、いいからっ」
「――この状況を、なんとかしろっ」
「アトランのガトゥサインが、なにやらすると~」
「アトランの宇宙船は、一時的にエネルギー回復」
「不時着、成功」
惑星上――
「グレタ・ゲイルさんは~」
「――この惑星を、わたしのモノにするのよっ」
「ガトゥサインの利用は、中毒症状を惹起します」
「いまさらもうやめられないわ、とばかり」
「暗示能力、全開」
「……」
「一方」
「アトランは~」
「――この惑星を、救うのだっ」
「グレタ・ゲイルさんを、阻止しようとしますが~」
「その前に~」
「グレタ・ゲイルさん、暗示能力、全開しすぎ」
「中毒死」
「グレタ・ゲイルさんのガトゥサインを、無事回収した、アトランですが~」
「――オレも、マズイかも?」
「そこへ」
稀代の暗殺者トリリス・オクト、来訪――
「――ガトゥサインを、ふたつとも、渡しなさい」
「――それは、イロヒムが造ったモノ」
「――わたしも、イロヒムに造られたモノ」
「――渡しなさい」
「アトランとして、尋ねてみたいのは」
「――オレの中毒症状は?」
「――そのくらい、なんとでもなるわよっ」
「アトランは、暗殺者トリリス・オクトに、同行」
「謎のイロヒムのもとへ、向うのでした」
□ Perry Rhodan-Ara-Toxin
5 . Hubert Haensel / Die Trümmerbrücke / 瓦礫橋
6 . Michael Marcus Thurner / Der Unlichtplanet / 無光惑星
Heyne 社の書き下ろしポケットブック・シリーズ〈アラス毒〉。
全6巻の5巻目。
□ Perry Rhodan-Ara-Toxin 5巻「瓦礫橋」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/buecher/heyne/aratoxin/5.html ]
新銀河暦1340年7月、銀河系、星系サリダ――
「G2恒星サリダには~」
「惑星が、12……あった、のですが」
「第3惑星レミオンは、〈アラス毒〉に襲われ~」
「生命は融けて、惑星はつぶれて~」
「惑星大の半生命体というか、何というか」
「――では、もう、モビーってことで」
「モビーになって、しまいました」
第4惑星オイロズ、トレルコウ大陸・コンコルス地域の宇宙港――
「アラス検疫船《アッペン》が、停泊中」
「船内には、こんな人たちが、いました」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン」
「自由テラナー連盟政庁大臣ジュリアン・ティフラー」
「――黒幕の追跡を、優先すべきだ」
「――そんなことより、惑星テラにもどって、疎開を急がせましょう」
「立場と性格の違いがきわだつ、上司と部下の会話」
「ペリー・ローダン、曰く」
「――おそらく、ギュス=フォールベーラー種族の一派であろう」
「――となれば、動機は復讐のようなもの、かも」
「つい、先日まで~」
「アラス検疫船《アッペン》に、潜入し~」
「アラス医師プロブ・アルノインに、なりかわり~」
「挙動不審……なにやらしていた、事件の黒幕」
「――アラス医師プロブ・アルノインの遺体の検死報告に、よれば~」
「――両眼のインプラント・カメラに、殺人者の映像が残っていてな」
「――たしかに、変形能力者、だったのだ」
「――まだ、他にも潜入しているかもしれん」
「挙動不審、といえば、もっとも挙動が怪しい人物が、ひとり」
「――まさか?」
「――ペリーは、ザナウタさんを、疑えと?」
「――そんなばかなそんなばかなっ」
「紆余曲折は、ありましたが~」
「目下、ティフラーとザナウタ・フィルグリスさんは~」
「真面目な大人のおつきあい、進行形」
「――そんなばかなぁぁっ」
「上司の冷酷な一言を、きっかけに~」
「ティフラーとザナウタさんの、熱い関係は~」
「みるみる、冷たくなるわけで」
「真面目な部下は、苦悩のあげく」
「――ペリー、黒幕の追跡を、優先しましょう」
「で」
「――黒幕の逃走船が、惑星オイロズから発進したのは?」
「――あの、一帯のどこかだ」
「――その、一帯なら~」
「と、情報提供するのは、ザナウタさん」
「――アラスの無人科学観測ステーションが、あるみたい」
惑星オイロズ地表、無人科学観測ステーション――
「――揚陸部隊、突入っ」
「たしかに、無人」
「でも」
「――ばばばっ」
「完全武装の戦闘ロボット一個部隊が、待ちうけていたり」
「黒幕の基地だったのは、たしかです」
「――だだだっ」
「揚陸部隊は、軽微な損失だけで、ロボット部隊を制圧」
「調査、してみると~」
「――タウ商会?」
「――あの、宇宙商人スプリンガー的に由緒正しい?」
「――ハイパー水晶から、ハイパー魚雷まで、なんでもそろう?」
「――タウ商会の本店は?」
「――もちろん……タウ商会は、〈瓦礫橋〉♪」
7月6日、医療船《コンノイト》、星系サリダを発進――
「目的地は、〈瓦礫橋〉――タウ商会の、本店所在地」
「到着まで~」
「定番の〈変装して潜入〉作戦を、練りましょう」
「ティフラーは、アルコン人アドリゲル」
「――で、あろう?」
「ペリー・ローダンは、従者」
「――で、ございます」
「ザナウタさんは、アラスの外科医」
「――メス、メスメスっ」
「役作りに、余念なし」
星系クジュイス、〈瓦礫橋〉――
「旧暦の最後の年――」
「――宇宙震に見舞われた、銀河系を、救援だっ」
「〈力強き者〉の胞子船――直径1126km――6隻が、派遣されました」
「新銀河歴――」
「ペリー・ローダンは、汎宇宙通商組織〈宇宙ハンザ同盟〉を創設」
「――胞子船は、〈宇宙ハンザ同盟〉の宇宙バザールになるのだっ」
「かくして~」
「〈力強き者〉アリオルクの胞子船《ボルテル=タン》は~」
「宇宙バザール《ノヴゴロド》に」
「でも」
「新銀河歴497年――」
「銀河系に、ブリッツァー出現」
「宇宙バザール2基が、撃沈されて~」
「――敵に渡すくらいなら、自沈だっ」
「かくして~」
「宇宙バザール《ノヴゴロド》は~」
「爆散して、無数の瓦礫に」
「とはいえ」
「直径1126kmの巨船の瓦礫」
「最大の瓦礫は、さしわたし15km」
「新銀河暦1222年――」
「この最大の瓦礫に~」
「宇宙商人スプリンガーが、目をつけました」
「星系クジュイスまで、曳航すると~」
「――スプリンガー通商基地――もちろん治外法権――に、するのだっ」
「ついた名前が、〈瓦礫橋〉」
「……」
「〈瓦礫橋〉――」
「さしわたし15km」
「ギザギザ・ザクザクの破片、ですが~」
「おおまかには、平らにつぶれた、鉄亜鈴型」
「または、フライパン2つを柄で連結、の形」
「内部には~」
「タウ商会の、タウ商人」
「タウ商会の、お客様」
「流れ流れてきた、山師」
「流れ流れてきた、その他の人々」
「――表通りより、9割安いよー」
「――超新台、入ったよー」
「貧乏桟橋には~」
「喰いつめた、テフローダー」
「安い賃金で、もっぱら肉体労働」
「その日暮しの、毎日です」
〈瓦礫橋〉商業地区――
「スプリンガー、ラモス・オズワクは、タウ商人」
「――アンダジモルが、豊作?」
「――惑星ジャイムボルが、どうにかなっちまってるのに?」
「――あー、オレって、なんだか不運」
「惑星ジャイムボルは、別名・動物園惑星〈新トリモン〉」
「黒幕たちが、〈アラス毒〉を試験していた惑星」
「アンダジモルとは~」
「どうやら、〈アラス毒〉の原料」
「ラモス・オズワクは、その仲買業を、営んでいたのですが~」
「このところ、買い手の惑星から、注文がこない」
「さらに」
「――〈ゲラウ〉が、直々、乗りこんで来る?」
「――業務改革とか、人員整理とか?」
「――あー、オレって、なんだか不運」
「〈ゲラウ〉――商会の株主を言うときの、タウ商人の隠語です」
「で」
「〈ゲラウ〉が、実際、どんなヒトだったかと、いうと~」
「――タウ商会を所有する、スプリンガー族長サグフルであるっ」
「――社員事務所は、〈瓦礫橋〉中央部から即刻移転っ」
「――〈瓦礫橋〉中央部は、この族長サグフルが、占有するっ」
「早速、什器備品が搬入されて~」
「なにやら、変革の予感」
7月11日、医療船《コンノイト》、〈瓦礫橋〉に到着――
「ティフラーは、アルコン人アドリゲル」
「ペリー・ローダンは、従者」
「ザナウタさんは、アラスの外科医」
「――で、あろう?」
「――で、ございます」
「――メス、メスメスっ」
「アルコン人主従とアラス女医は~」
「TLDがよく利用する、テフローダーの情報提供者と、接触」
「本業は、瓦礫案内人とか、いう」
「――イズナツ・ゴルギデス?」
「――(ぼー)はーいー」
「なにやら、反応がおかしいのは~」
「――エイェマリン麻薬の、中毒患者?」
「とにかく、情報を聞き出しましょう」
「――昨日、〈ゲラウ〉がやってきた?」
「――他に、このところ、怪しい来訪者は、いない?」
「――ならば、タウ商会の株主が、〈アラス毒〉の黒幕かも」
「他にも、情報を聞き出しましょう」
「――〈瓦礫橋〉が?」
「――こっそり、加速してる、かも?」
〈瓦礫橋〉商業地区――
「タウ商人、ラモス・オズワクは、疑心暗鬼」
「――〈ゲラウ〉の情報を探っていた、スパイが?」
「――始末された?」
「――あー、オレって、いよいよ不運」
「かくなる上は~」
「〈ゲラウ〉暗殺しか、ありません(短絡的)」
「で」
「――ばばばっ」
「族長サグフル、即死」
「でも」
「族長サグフルの秘書コズテルカは~」
「――びびび」
「ひとりだけ、強力なバリアを、展開」
「生きのびます」
「そういえば~」
「今回、ペリー・ローダンも、従者役」
「偉いヒトは、従者役」
「と、いうのは~」
「敵陣においても、トレンドなのかもしれません」
「……」
「族長サグフルの秘書コズテルカ=変形能力者シヌイト」
「――なんの、これしきっ」
「長年準備していた計画を、実行せず~」
「退くわけにも、いきません」
「スイッチを、入れます」
「――ごごごっ」
「〈瓦礫橋〉は、さしわたし15km」
「フライパン2つを柄で連結、の形」
「――ぽき」
「――ぽき」
「フライパンの、柄がとれました」
「フライパンの柄=〈瓦礫橋〉中央部は~」
「――ごごごっ」
「独立した宇宙船――武装も万全――《モー》として、航行開始」
「タウ商会の、タウ商人」
「タウ商会の、お客様」
「流れ流れてきた、山師」
「流れ流れてきた、その他の人々」
「全員、〈瓦礫橋〉円盤部に、置き去り」
「唯一、テフローダーの貧乏桟橋だけが~」
「テフローダーを、満載したまま~」
「宇宙船《モー》から、ぴょっこり突き出ています」
「……」
「貧乏桟橋では~」
「――ぴぴぴ」
「テフローダーが、あわてず騒がず、整然と~」
「変形能力者シヌイトの指示に、従います」
「憶えて、いるでしょうか?」
「テフローダーは~」
「頭の中に、他の人類種族にはない〈パラ腺〉が、あって~」
「高次元のモノに、敏感なのです」
「――ぴぴぴ」
「じつは~」
「宇宙船《モー》のテフローダー」
「みんな、こっそり、手術されていました」
「〈パラ腺〉に、金属片――受信チップ」
「ハイパー放射を、受信して~」
「変形能力者シヌイトの指示に、従うのです」
「が」
「よく見れば、挙動不審なテフローダーが3名」
「1名は、イズナツ・ゴルギデス」
「――(ぼー)ぴぴぴー?」
「エイェマリン麻薬の、おかげで~」
「ハイパー放射の効きが、弱いらしい」
「あとの2名は、いわずとしれた」
「――この宇宙船の中心部は?」
「――よし、こちらだな?」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン」
「自由テラナー連盟政庁大臣ジュリアン・ティフラー」
「ザナウタさんの手配で、テフローダーぽく変身」
「変形能力者シヌイトも、ふたりの正体に、気づかず」
「で」
「変形能力者シヌイト、変形」
「あらわした姿は、アラス医師ショプスナ」
「当初〈アラス毒〉首謀者と目されていた医師トランティポンの~」
「同僚にして、補佐役だった男」
「やはり~」
「変形能力者シヌイトが、〈アラス毒〉の黒幕なのでした」
宇宙船《モー》、航行中――
「変形能力者シヌイトが、シグナルを発信すると~」
「――!」
「モビー1体が、出現」
「宇宙船《モー》の護衛に、つきます」
「さらに、2体目のモビー」
「つづいて、3体目のモビー」
「――モビーが、3体も?」
「すなわち、現時点で~」
「惑星レミオンの他に、最低2つ」
「どこかの惑星が、〈アラス毒〉によって、滅んでいるのでした」
□ Perry Rhodan-Heft
2427 . Uwe Anton / Hilfe für Ambriador / アムブリアドル救援
2428 . Horst Hoffmann / Hobogey der Rächer / 復讐者ホボゲイ
2429 . Arndt Ellmer / Das Terminale Beben / 終末震
2430 . Arndt Ellmer / Der Genprox-Explorer / ゲンプロクス探査
2431 . Horst Hoffmann / Attacke der Cypron / サイプロンの攻撃
□ Perry Rhodan-Heft 2427話「アムブリアドル救援」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2427.html ]
新銀河暦1346年7月、アンドロメダ銀河――
「〈平和ドライバー〉ポルム・オムバルとモドゥルは~」
「オレオン・カプセルで~」
「アンドロメダ銀河へ」
「〈反逆タンク〉に、発見されますが~」
「――超技術〈光ジェネレーター〉投入っ」
「敵兵を、一時的に無気力にしておいて、悠々・離脱」
「……」
「先だって~」
「恒星転送機ジアフォ・デュオ経由で~」
「アンドロメダ銀河まで、到達しているはずの~」
「ハルト人艦隊5万3000隻と、ポントン級テンダー数隻」
「――どこかに、基地を、設営しているはず」
「――あ、みつけた」
「ハルト人発言者、ラブン・エルヴェイン、曰く」
「――〈混沌の勢力〉の大軍勢=終末戦隊〈反逆者〉は~」
「――既知の惑星、のみならず~」
「――住民不在・無名の惑星3つを、キャビネット化しようとしておる」
「――推測するに、ハトル人の遺産があるのかも、じゃ」
「――ずっと以前から、両銀河を調査して、おったのだのう」
「……」
「終末戦隊〈反逆者〉は~」
「資源銀河の、有用と目した惑星に、〈闇のオベリスク〉を設置」
「〈闇のオベリスク〉は~」
「惑星を切り刻んで、〈キャビネット〉化」
「〈キャビネット〉は~」
「〈混沌の勢力〉機動要塞カオテンダー《ヴルタファー》の部品となる運命」
7月14日、IC5152=アムブリアドル銀河――
「〈平和ドライバー〉カンティランとコスミュエル・ケインさんは~」
「オレオン・カプセル《テレメ》で~」
「一路、アムブリアドル銀河へ」
「でも」
「――40メグのハイパー嵐?」
「――いや……110メグも?」
「――ざっぱーん」
「流されて、丸2日のロス」
7月17日、星系アルテラ――
「アルテラ帝国の主星は~」
「アムブリアドル銀河に漂着したテラナーの、植民惑星アルテラ」
「もとより、帝国とは、名ばかりで~」
「先般の、アムブリアドル銀河内・ポスビ戦争の傷跡も、生々しい」
「碌な戦力、残っていません」
「その、星系アルテラに~」
「――戦隊マシーン6基?」
「――戦隊工場2112基?」
「――戦隊要塞1基?」
「――戦隊輸送艦30隻?」
「――〈反逆タンク〉32部隊?」
「完全に、制圧されて~」
「そろそろ、〈キャビネット〉化されそうな気配」
「――そんなことは、させないぞっ」
「――させないわっ」
「オレオン・カプセル《テレメ》は~」
「強力無比の対探知機能付バリア〈オレオン隠れ頭巾〉に、隠れ~」
「惑星アルテラに、こっそり着陸」
「――アルテラ帝国防衛大臣=国家元帥クロング・ウォコングを、解放だ」
「――地下抵抗運動と、わたりをつけてね」
アルテラ帝国、地下抵抗運動――
「潜伏した、アルテラ帝国国家首席アントン・イスマエルは~」
「――ラール人のトロヴェント帝国と、共同戦線をはるのだ」
「――最後の一兵になるまで、戦いぬく所存」
「と、勇ましい」
「しかし」
「トロヴェント帝国の第一ヘトラン、カト・グレールは、渋い顔」
「――〈反逆者〉と、交渉とか、できないものか」
「と、いうのも~」
「先日、トロヴェント帝国、首星カリゴにて――」
「密命をおびた、第二ヘトラン、ブラン=ドルは~」
「心理戦種族ヒュプトン人の力で~」
「――双頭大佐ロムカンを、影響下にっ」
「が」
「効果なし」
「だけ、では済まずに~」
「双頭大佐ロムカンは、ヒュプトンスを、皆殺し」
「で」
「トロヴェント帝国の第一ヘトラン、カト・グレール」
「すっかり、弱腰なのです」
7月19日、〈平和ドライバー〉、アルテラ帝国・地下抵抗運動と接触――
「〈平和ドライバー〉カンティランとコスミュエル・ケインさんは~」
「アルテラ帝国国家首席アントン・イスマエルに~」
「衝撃的な、事実を告げました」
「――惑星を切り刻んで、〈キャビネット〉化?」
「――そんなコトされては、抵抗運動も何もないではないかっ(がーん)」
「でも」
「〈平和ドライバー〉カンティランとコスミュエル・ケインさんは~」
「効果的な対抗手段も、運んできたのです」
「――〈カラポル構造バーナー〉魚雷を、授けましょう」
「――これ1発で、〈闇のオベリスク〉は、パーです」
「……」
「ところが」
「――アルテラ帝国の艦艇だと、規格が、合わない?」
「――〈カラポル構造バーナー〉魚雷・発射に、技術的問題?」
「〈平和ドライバー〉に、救いを求めますが~」
「――われわれは、単なる宅配業者ですから」
「――現場には、介入できないのよ、ごめんなさい」
「ポスビは、助けてくれるでしょうか?」
「――〈80の太陽の星〉にも?」
「――無数の〈反逆タンク〉が?」
「失意と不安を、かかえて~」
「アルテラ帝国国家首席アントン・イスマエルは~」
「《トロナル・ウールヴァ》に、〈カラポル構造バーナー〉魚雷を積載」
「わずかな残存戦力とともに、惑星アルテラに接近を試みます」
「あまりに絶望的な、作戦ですが~」
「ここで、神風が」
「――ごーっ」
「超装置《トラグトドロン》出現」
「ものすごい、時空の歪み」
「〈反逆タンク〉部隊は、破壊・翻弄されて~」
「――いまだっ」
「この隙に~」
「《トロナル・ウールヴァ》、惑星アルテラ近傍に到達」
「――〈カラポル構造バーナー〉っ」
「――ばーん」
「惑星アルテラのキャビネット化、阻止成功」
「――ごーっ」
「ところで」
「撤退する《トラグトドロン》に~」
「ポスビの通信コードで、連絡がとれました」
星系アルテラから距離をおいた、会合宙域――
「〈平和ドライバー〉カンティランとコスミュエル・ケインさんは~」
「アルテラ帝国国家首席アントン・イスマエルを連れて~」
「オレオン・カプセル《テレメ》で~」
「超装置《トラグトドロン》と、合流」
「通信が、つながりました」
「モニターの相手の顔は~」
「〈ナノ・アルミニウム園芸家〉――もと、探知・分析用ポスビ」
「……」
「太古、超装置《トラグトドロン》の操舵手は~」
「コスモクラートの従者、ヴァトム・クァラビンドンでした」
「〈ナノ・アルミニウム園芸家〉は~」
「ヴァトム・クァラビンドンの保存細胞を、受容して~」
「一体化」
「現在、超装置《トラグトドロン》の操舵手は~」
「〈ナノ・アルミニウム園芸家〉+ヴァトム・クァラビンドンです」
「曰く」
「――超知性体テルミオクは、学習したのです」
「――つい、先だっても~」
「――ケルジル人の〈聖杯母〉スリネレさんを、使者として~」
「――超兵器〈バルディオク零〉を送って~」
「――支援しようと、したところ~」
「――スリネレさんが、〈反逆者〉の術策にはまり~」
「――あやうく、惑星テラを破壊してしまう、ところでした」
「――なので、もう、銀河系を支援するのは、あきらめます」
「つづけて、曰く」
「――現在まで、《トラグトドロン》は~」
「――三角座銀河の〈反逆者〉を、なんとかして~」
「――アムブリアドル銀河の〈反逆者〉も、なんとかして~」
「――仲間意識で、支援してきました」
「――でも」
「――《トラグトドロン》は、遠地の戦線に配転が決まりました」
「――援助は、ここまでです」
「――さらば、です」
一方、アンドロメダ銀河――
「〈平和ドライバー〉ポルム・オムバルとモドゥルは~」
「惑星ラクサで~」
「アンドロメダ銀河種族の抵抗組織と、接触」
「――〈混沌の勢力〉機動要塞カオテンダー《ヴルタファー》の建造現場?」
「――ハイパー物理学的に好適地とかが、あるはずで?」
「――双頭大佐ロムカンが、情報をもっている、かも?」
「……」
「双頭大佐ロムカンには、頭がふたつあります」
「向かって左側は、ガンシュカル人――鳥のような技術種族」
「向かって右側は、けだもの」
「キャビネット化・実務部隊=戦隊測量士の、作業調整役として~」
「局部銀河群の一帯を、西へ東へ」
「――それだっ」
「……」
「〈平和ドライバー〉ポルム・オムバルとモドゥルは~」
「双頭大佐ロムカンの、手がかりを探しながら~」
「8月17日――」
「惑星テフロッドのキャビネット化、阻止」
「9月5日――」
「惑星ケペリンIIのキャビネット化、阻止」
「9月中旬――」
「――双頭大佐ロムカンの、日程がつかめた?」
「――来月10日、星系スルヴィ、惑星テトゥス?」
10月10日、惑星テトゥス――
「〈平和ドライバー〉ポルム・オムバルは~」
「文化史跡〈ミロナ塔〉で、双頭大佐ロムカンを、待ち伏せ」
「〈平和ドライバー〉ポルム・オムバルには~」
「特殊能力が、あります」
「――びびび」
「いわば、生体電磁石」
「わずか5分――それ以上は、身体がもたない――では、ありますが~」
「強力磁化すれば、金属の壁面を昇るのも、簡単」
「双頭大佐ロムカンを~」
「――びびび」
「――うっ」
「指先から放電して、失神させるのも、簡単」
「拉致監禁・尋問開始」
「――《ヴルタファー》建造現場は、どこだ?」
「が」
「〈平和ドライバー〉ポルム・オムバルは、忘れていました」
「その時」
「体内に埋めこまれた〈ラボラトの爪〉が~」
「双頭大佐の生命を、絶ったのです」
「――うっ、100倍……」
「――100倍?」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと
うっ、3倍……。
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d-information ◆ 499 [不定期刊] 2008/02/25
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◆目次
◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2426 . Uwe Anton / Aufbruch der Friedensfahrer / 平和ドライバー出動
2427 . Uwe Anton / Hilfe für Ambriador / アムブリアドル救援
2428 . Horst Hoffmann / Hobogey der Rächer / 復讐者ホボゲイ
2429 . Arndt Ellmer / Das Terminale Beben / 終末震
2430 . Arndt Ellmer / Der Genprox-Explorer / 遺伝子プロクス・エクスプローラー
□ Perry Rhodan-Heft 2426話「平和ドライバー出動」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2426.html ]
新銀河暦1346年7月初頭、銀河系、惑星テラ――
「〈平和ドライバー〉カンティランの、オレオン・カプセル《テレメ》が~」
「双頭大佐ダンティレンの遺体を、届けにきました」
「――レジナルド・ブルさんに、お荷物でーす」
「ハイテクが駄目で、遠距離通信が駄目な、昨今」
「〈平和ドライバー〉は~」
「宅配便業者というか、飛脚というか」
「届けたところで、情報交換」
「次の仕事も、うけたまわったり」
「――局部銀河群の、別の資源採掘銀河まで?」
「――〈カラポル構造バーナー〉魚雷を、運んでほしい?」
「……」
「〈混沌の勢力〉の大軍勢〈反逆者〉は~」
「資源銀河の、使えそうな惑星に、〈闇のオベリスク〉を設置」
「〈闇のオベリスク〉は~」
「惑星を切り刻んで、〈キャビネット〉化」
「〈キャビネット〉は~」
「〈負の球体〉防衛用・機動要塞カオテンダー《ヴルタファー》の部品」
「そんなことに、なる前に~」
「――人類の英知が生んだ、〈カラポル構造バーナー〉で~」
「――高次元で、あれこれして~」
「――〈闇のオベリスク〉の機能を、阻害するのだっ」
「かくして」
7月2日、惑星テラ――
「〈平和ドライバー〉の、オレオン・カプセル5隻が~」
「――〈カラポル構造バーナー〉魚雷を、各100基」
「――〈カントール型ウルトラ計測機〉を、各10基」
「積載して~」
「その日のうちに、発進」
「〈平和ドライバー〉モドゥルとポルム・オムバルは~」
「アンドロメダ銀河へ」
「〈平和ドライバー〉キュル・イェ・ガッタとアウルドビルストは~」
「M33=三角座銀河へ」
「〈平和ドライバー〉カンティランとコスミュエル・ケインさんは~」
「小銀河IC5152――別名アムブリアドル――へ」
小銀河アムブリアドル――
「紀元前1万5000年――」
「《トラグトドロン》――超がつく、コスモクラートの施設――が、漂着」
「《トラグトドロン》は、超がつく磁石、のような機能を、全開」
「以来――
「小銀河アムブリアドルは~」
「侵入不能・脱出不能・通信不能」
「超がつくハイパー嵐、のようなものに、覆われ~」
「局部銀河群でハイパー嵐に遭遇し、〈トリョルタン喉〉に呑まれると~」
「小銀河アムブリアドルに、吸引されて、再実体化」
「脱出も、救助も、望めない」
「漂着したテラナーの子孫は、アルテラ帝国を建設」
「ラール人の子孫は、トロヴェント帝国を建設」
「マークスの子孫も、いる」
「カルタン人の子孫も、いる」
「漂着したポスビ船は、〈八十の太陽の星〉を建設」
「ケロスカーの《トラグトドロン》調査隊も、囚われたり」
「で」
「新銀河歴1343年――」
「クエリオン人の超技術〈銀球〉で~」
「小銀河アムブリアドルを来訪した~」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン」
「ラール人天才科学者の野望――ポスビを操り独裁者になりたい――を~」
「打破したり」
「ケロスカーの悲願――《トラグトドロン》をなんとかしたい――を~」
「手助けしたり」
「かくして」
「超装置《トラグトドロン》は~」
「ケロスカーのもと~」
「超知性体テルミオクの〈力の球形体〉――ケロスカー第2の故郷――へ」
「小銀河アムブリアドルは、超のつく磁力の呪縛を脱した、のですが」
「漂着したテラナーの子孫の、アルテラ帝国は~」
「現在もなお、そこにあるのでした」
7月14日、オレオン・カプセル《テレメ》――
「アムブリアドル銀河は、目と鼻の先」
「――モーニン、ダーリン」
「〈平和ドライバー〉カンティランとコスミュエル・ケインさんは~」
「職場でも、公認の仲」
「今回も、ふたり旅だし」
「楽しい、朝食風景」
「でした、が」
「――そういえば、インジャタ・ントゥヴァゲお爺さん……」
「コスミュエル・ケインさんの、一言に~」
「――!」
「過剰反応する、カンティラン」
「食卓から、猛ダッシュ」
「部屋に、こもってしまいます」
「――なんで忘れてたんだ忘れてたんだ忘れてたんだ?」
「封印されていたとおぼしき、記憶が~」
「堰をきったように、溢れだすのでした」
記憶:新銀河暦1345年10月18日、アルタシント銀河――
「星系ロゼラ・ロザドは~」
「〈平和ドライバー〉の、本部」
「当時のコスミュエル・ケインさんは~」
「まだ、〈平和ドライバー〉仮免許」
「念願の免許交付儀式を、数日後にひかえていました」
「……」
「この日~」
「〈平和ドライバー〉カンティランを、訪ねてきたのが~」
「――はろー」
「――は、はろー?」
「〈平和ドライバー〉の大先輩、インジャタ・ントゥヴァゲ爺」
「見るからに、高齢です」
「話を、聞いてみましょう」
「――つまり?」
「――2500年前、〈平和ドライバー〉組織を創始した〈創設母〉が?」
「――死んでは、いない?」
「――〈礼拝堂衛星〉オスペラで、暮らしている?」
「――と、思うので、証明したい?」
「都市伝説を盲信してるアブナイ爺さん、みたいな」
「でも」
「――もし、〈創設母〉を発見できれば?」
「――当時の、かみのけ座銀河団の〈負の球体〉の話を、聞けるかも?」
「――なるほどっ」
記憶:新銀河暦1345年10月21日、星系ロゼラ・ロザド――
「いつもは禁足地とされる、〈礼拝堂衛星〉オスペラで~」
「コスミュエル・ケインさん、念願の〈平和ドライバー〉免許交付儀式」
「参列した、カンティラン」
「――(こっそり)」
「挙動不審」
「転送機を1台、隠すのでした」
記憶:新銀河暦1345年10月23日、〈礼拝堂衛星〉オスペラ――
「カンティラン」
「コスミュエル・ケインさん」
「インジャタ・ントゥヴァゲ爺」
「〈平和ドライバー〉3名は~」
「――(こっそり)」
「不法侵入」
「隠した転送機で、〈礼拝堂衛星〉オスペラへ」
「……」
「カンティランは、天性の動物使い……もとい、超能力者」
「――本能テレパシーっ」
「鳥の視点から、〈礼拝堂衛星〉オスペラの地表を俯瞰」
「――あ、ヒューマノイド、発見」
「鳥の視点なので、ヒトとしての特徴、さだかならず」
「――あ、残念」
「見失いました」
「……」
「以後、手がかりなし」
「数日、捜索しても、手がかりなし」
「〈平和ドライバー〉の大先輩、インジャタ・ントゥヴァゲ爺」
「見るからに、高齢です」
「その上、どうやら不治の病」
「体調、悪そうだし」
「脚にも、きてます」
「気力も、尽きてきたらしく~」
「――嗚呼……〈礼拝堂衛星〉オスペラで天寿まっとうなら、悔いなし」
「ところで」
「カンティランには、鳥から見た情報がありますが~」
「コスミュエル・ケインさんも、伊達にサイノスでは、ありません」
「――はっきりしないけど、感じるのよねー」
「ふたりの話を、つなぎあわせてみましょう」
「――あ、〈創設母〉は、あのへんにいるかも」
「カンティランとコスミュエル・ケインさん」
「両名は、インジャタ・ントゥヴァゲ爺を待たせて、〈創設母〉探索へ」
「が」
「超能力と直感、この会心の合わせ技~」
「――まさか、逆手にとられた?」
「――ひっかけられた?」
「戻れば、インジャタ・ントゥヴァゲ爺の姿がない」
記憶:新銀河暦1345年10月26日、〈礼拝堂衛星〉オスペラ――
「〈礼拝堂〉を見下ろす、小高い丘の上で~」
「インジャタ・ントゥヴァゲ爺は、大往生」
「安らかな、死顔です」
「ここまで、誰が、運んで来たのか」
「丘の近所に、誰か居住していた洞窟が、ありましたが~」
「――〈創設母〉だという証拠は、ないよねー」
現在:新銀河暦1346年7月14日、オレオン・カプセル《テレメ》――
「――なんで忘れてたんだ忘れてたんだ忘れてたんだ?」
「好意的に、解釈するならば~」
「――オレが、雑念を捨てて、天下の大役を果たせるように?」
「――そっと、封印してくれたとか?」
「謎は、謎のまま」
「……」
「カンティランが、ようやく気持ちを切替えたとき」
「オレオン・カプセル《テレメ》の船載脳イルカンから~」
「――警報です」
「――アムブリアドル銀河の手前に、大型のハイパー嵐があります」
「直後」
「――ざっぱーん」
「――!」
「オレオン・カプセル《テレメ》、制御不能」
「ハイパー嵐に、流されていくのでした」
同じ頃、アンドロメダ銀河――
「〈平和ドライバー〉モデュルとポルム・オムバルは~」
「強力無比の対探知機能付バリア〈オレオン隠れ頭巾〉に、隠れ~」
「遭遇した、〈反逆タンク〉に、こっそり接近」
「――!」
「発見されて、しまいました」
同じ頃、三角座銀河――
「5万年前――」
「アンドロメダ銀河を追われた、マークス難民の一派は~」
「三角座銀河に、移住」
「以後、マーカーと称しています」
「惑星ヒュリオンは、マーカー居住惑星のひとつ」
「人口60億」
「そこに~」
「――〈反逆者〉艦隊が?」
「――〈闇のオベリスク〉が?」
「――〈キャビネット〉化、秒読み段階?」
「〈平和ドライバー〉キュル・イェ・ガッタは~」
「――〈カラポル構造バーナー〉魚雷、投入するぞっ」
「が」
「〈平和ドライバー〉アウルドビルストは~」
「――〈平和ドライバー〉の不介入原則を、忘れたかっ」
「たしかに、組織の法は、直接介入を禁じています」
「――だからといって、こんな場合」
「――だからこそ、こんな場合」
「なんて、やっていると~」
「突然」
「――!」
「当該宙域に、別のなにやら、出現」
「高次元で、あれこれして~」
「〈闇のオベリスク〉の機能を、阻害」
「〈キャビネット〉化を、阻止してしまいました」
「――あれは?」
「〈平和ドライバー〉のハイテクで、探知して~」
「結果を、まとめてみましょう」
「――構造の大半が、超空間にある?」
「――2つの網状構造から、なってるような?」
「――ひとつめは?」
「――高次な構造」
「――球状構造49個の連鎖が、よじれて?」
「――DNAぽい二重螺旋?」
「――ふたつめは?」
「――物質な構造」
「――球状構造――直径120m――約200個が?」
「――物質ぽい綱で、相互連結?」
「と」
「〈平和ドライバー〉キュル・イェ・ガッタは~」
「――あ、なんか聞いた憶えがあるぞ、コレ」
「ぱらぱらと~」
「〈平和ドライバー〉データベースを、検索しはじめたり」
「……」
「両名は、まだ認識していない、ようですが~」
「この構造物」
「たぶん、《トラグトドロン》です」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
〈創設母〉――「創業者=初代女社長」とでも訳しておくべきでしたか……。
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d-information ◆ 498 [不定期刊] 2008/02/18
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2426 . Uwe Anton / Aufbruch der Friedensfahrer / 平和ドライバー出動
2427 . Uwe Anton / Hilfe für Ambriador / アムブリアドル救援
2428 . Horst Hoffmann / Hobogey der Rächer / 復讐者ホボゲイ
2429 . Arndt Ellmer / Das Terminale Beben / 終末震
2430 . Arndt Ellmer / Der Genprox-Explorer / 遺伝子プロクス・エクスプローラー
□ Perry Rhodan-Heft 2426話「平和ドライバー出動」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2426.html ]
新銀河暦1346年7月初頭、銀河系、惑星テラ――
「〈平和ドライバー〉カンティランの、オレオン・カプセル《テレメ》が~」
「双頭大佐ダンティレンの遺体を、届けにきました」
「――レジナルド・ブルさんに、お荷物でーす」
「ハイテクが駄目で、遠距離通信が駄目な、昨今」
「〈平和ドライバー〉は~」
「宅配便業者というか、飛脚というか」
「届けたところで、情報交換」
「次の仕事も、うけたまわったり」
「――局部銀河群の、別の資源採掘銀河まで?」
「――〈カラポル構造バーナー〉魚雷を、運んでほしい?」
「……」
「〈混沌の勢力〉の大軍勢〈反逆者〉は~」
「資源銀河の、使えそうな惑星に、〈闇のオベリスク〉を設置」
「〈闇のオベリスク〉は~」
「惑星を切り刻んで、〈キャビネット〉化」
「〈キャビネット〉は~」
「〈負の球体〉防衛用・機動要塞カオテンダー《ヴルタファー》の部品」
「そんなことに、なる前に~」
「――人類の英知が生んだ、〈カラポル構造バーナー〉で~」
「――高次元で、あれこれして~」
「――〈闇のオベリスク〉の機能を、阻害するのだっ」
「かくして」
7月2日、惑星テラ――
「〈平和ドライバー〉の、オレオン・カプセル5隻が~」
「――〈カラポル構造バーナー〉魚雷を、各100基」
「――〈カントール型ウルトラ計測機〉を、各10基」
「積載して~」
「その日のうちに、発進」
「〈平和ドライバー〉モドゥルとポルム・オムバルは~」
「アンドロメダ銀河へ」
「〈平和ドライバー〉キュル・イェ・ガッタとアウルドビルストは~」
「M33=三角座銀河へ」
「〈平和ドライバー〉カンティランとコスミュエル・ケインさんは~」
「小銀河IC5152――別名アムブリアドル――へ」
小銀河アムブリアドル――
「紀元前1万5000年――」
「《トラグトドロン》――超がつく、コスモクラートの施設――が、漂着」
「《トラグトドロン》は、超がつく磁石、のような機能を、全開」
「以来――
「小銀河アムブリアドルは~」
「侵入不能・脱出不能・通信不能」
「超がつくハイパー嵐、のようなものに、覆われ~」
「局部銀河群でハイパー嵐に遭遇し、〈トリョルタン喉〉に呑まれると~」
「小銀河アムブリアドルに、吸引されて、再実体化」
「脱出も、救助も、望めない」
「漂着したテラナーの子孫は、アルテラ帝国を建設」
「ラール人の子孫は、トロヴェント帝国を建設」
「マークスの子孫も、いる」
「カルタン人の子孫も、いる」
「漂着したポスビ船は、〈八十の太陽の星〉を建設」
「ケロスカーの《トラグトドロン》調査隊も、囚われたり」
「で」
「新銀河歴1343年――」
「クエリオン人の超技術〈銀球〉で~」
「小銀河アムブリアドルを来訪した~」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン」
「ラール人天才科学者の野望――ポスビを操り独裁者になりたい――を~」
「打破したり」
「ケロスカーの悲願――《トラグトドロン》をなんとかしたい――を~」
「手助けしたり」
「かくして」
「超装置《トラグトドロン》は~」
「ケロスカーのもと~」
「超知性体テルミオクの〈力の球形体〉――ケロスカー第2の故郷――へ」
「小銀河アムブリアドルは、超のつく磁力の呪縛を脱した、のですが」
「漂着したテラナーの子孫の、アルテラ帝国は~」
「現在もなお、そこにあるのでした」
7月14日、オレオン・カプセル《テレメ》――
「アムブリアドル銀河は、目と鼻の先」
「――モーニン、ダーリン」
「〈平和ドライバー〉カンティランとコスミュエル・ケインさんは~」
「職場でも、公認の仲」
「今回も、ふたり旅だし」
「楽しい、朝食風景」
「でした、が」
「――そういえば、インジャタ・ントゥヴァゲお爺さん……」
「コスミュエル・ケインさんの、一言に~」
「――!」
「過剰反応する、カンティラン」
「食卓から、猛ダッシュ」
「部屋に、こもってしまいます」
「――なんで忘れてたんだ忘れてたんだ忘れてたんだ?」
「封印されていたとおぼしき、記憶が~」
「堰をきったように、溢れだすのでした」
記憶:新銀河暦1345年10月18日、アルタシント銀河――
「星系ロゼラ・ロザドは~」
「〈平和ドライバー〉の、本部」
「当時のコスミュエル・ケインさんは~」
「まだ、〈平和ドライバー〉仮免許」
「念願の免許交付儀式を、数日後にひかえていました」
「……」
「この日~」
「〈平和ドライバー〉カンティランを、訪ねてきたのが~」
「――はろー」
「――は、はろー?」
「〈平和ドライバー〉の大先輩、インジャタ・ントゥヴァゲ爺」
「見るからに、高齢です」
「話を、聞いてみましょう」
「――つまり?」
「――2500年前、〈平和ドライバー〉組織を創始した〈創設母〉が?」
「――死んでは、いない?」
「――〈礼拝堂衛星〉オスペラで、暮らしている?」
「――と、思うので、証明したい?」
「都市伝説を盲信してるアブナイ爺さん、みたいな」
「でも」
「――もし、〈創設母〉を発見できれば?」
「――当時の、かみのけ座銀河団の〈負の球体〉の話を、聞けるかも?」
「――なるほどっ」
記憶:新銀河暦1345年10月21日、星系ロゼラ・ロザド――
「いつもは禁足地とされる、〈礼拝堂衛星〉オスペラで~」
「コスミュエル・ケインさん、念願の〈平和ドライバー〉免許交付儀式」
「参列した、カンティラン」
「――(こっそり)」
「挙動不審」
「転送機を1台、隠すのでした」
記憶:新銀河暦1345年10月23日、〈礼拝堂衛星〉オスペラ――
「カンティラン」
「コスミュエル・ケインさん」
「インジャタ・ントゥヴァゲ爺」
「〈平和ドライバー〉3名は~」
「――(こっそり)」
「不法侵入」
「隠した転送機で、〈礼拝堂衛星〉オスペラへ」
「……」
「カンティランは、天性の動物使い……もとい、超能力者」
「――本能テレパシーっ」
「鳥の視点から、〈礼拝堂衛星〉オスペラの地表を俯瞰」
「――あ、ヒューマノイド、発見」
「鳥の視点なので、ヒトとしての特徴、さだかならず」
「――あ、残念」
「見失いました」
「……」
「以後、手がかりなし」
「数日、捜索しても、手がかりなし」
「〈平和ドライバー〉の大先輩、インジャタ・ントゥヴァゲ爺」
「見るからに、高齢です」
「その上、どうやら不治の病」
「体調、悪そうだし」
「脚にも、きてます」
「気力も、尽きてきたらしく~」
「――嗚呼……〈礼拝堂衛星〉オスペラで天寿まっとうなら、悔いなし」
「ところで」
「カンティランには、鳥から見た情報がありますが~」
「コスミュエル・ケインさんも、伊達にサイノスでは、ありません」
「――はっきりしないけど、感じるのよねー」
「ふたりの話を、つなぎあわせてみましょう」
「――あ、〈創設母〉は、あのへんにいるかも」
「カンティランとコスミュエル・ケインさん」
「両名は、インジャタ・ントゥヴァゲ爺を待たせて、〈創設母〉探索へ」
「が」
「超能力と直感、この会心の合わせ技~」
「――まさか、逆手にとられた?」
「――ひっかけられた?」
「戻れば、インジャタ・ントゥヴァゲ爺の姿がない」
記憶:新銀河暦1345年10月26日、〈礼拝堂衛星〉オスペラ――
「〈礼拝堂〉を見下ろす、小高い丘の上で~」
「インジャタ・ントゥヴァゲ爺は、大往生」
「安らかな、死顔です」
「ここまで、誰が、運んで来たのか」
「丘の近所に、誰か居住していた洞窟が、ありましたが~」
「――〈創設母〉だという証拠は、ないよねー」
現在:新銀河暦1346年7月14日、オレオン・カプセル《テレメ》――
「――なんで忘れてたんだ忘れてたんだ忘れてたんだ?」
「好意的に、解釈するならば~」
「――オレが、雑念を捨てて、天下の大役を果たせるように?」
「――そっと、封印してくれたとか?」
「謎は、謎のまま」
「……」
「カンティランが、ようやく気持ちを切替えたとき」
「オレオン・カプセル《テレメ》の船載脳イルカンから~」
「――警報です」
「――アムブリアドル銀河の手前に、大型のハイパー嵐があります」
「直後」
「――ざっぱーん」
「――!」
「オレオン・カプセル《テレメ》、制御不能」
「ハイパー嵐に、流されていくのでした」
同じ頃、アンドロメダ銀河――
「〈平和ドライバー〉モデュルとポルム・オムバルは~」
「強力無比の対探知機能付バリア〈オレオン隠れ頭巾〉に、隠れ~」
「遭遇した、〈反逆タンク〉に、こっそり接近」
「――!」
「発見されて、しまいました」
同じ頃、三角座銀河――
「5万年前――」
「アンドロメダ銀河を追われた、マークス難民の一派は~」
「三角座銀河に、移住」
「以後、マーカーと称しています」
「惑星ヒュリオンは、マーカー居住惑星のひとつ」
「人口60億」
「そこに~」
「――〈反逆者〉艦隊が?」
「――〈闇のオベリスク〉が?」
「――〈キャビネット〉化、秒読み段階?」
「〈平和ドライバー〉キュル・イェ・ガッタは~」
「――〈カラポル構造バーナー〉魚雷、投入するぞっ」
「が」
「〈平和ドライバー〉アウルドビルストは~」
「――〈平和ドライバー〉の不介入原則を、忘れたかっ」
「たしかに、組織の法は、直接介入を禁じています」
「――だからといって、こんな場合」
「――だからこそ、こんな場合」
「なんて、やっていると~」
「突然」
「――!」
「当該宙域に、別のなにやら、出現」
「高次元で、あれこれして~」
「〈闇のオベリスク〉の機能を、阻害」
「〈キャビネット〉化を、阻止してしまいました」
「――あれは?」
「〈平和ドライバー〉のハイテクで、探知して~」
「結果を、まとめてみましょう」
「――構造の大半が、超空間にある?」
「――2つの網状構造から、なってるような?」
「――ひとつめは?」
「――高次な構造」
「――球状構造49個の連鎖が、よじれて?」
「――DNAぽい二重螺旋?」
「――ふたつめは?」
「――物質な構造」
「――球状構造――直径120m――約200個が?」
「――物質ぽい綱で、相互連結?」
「と」
「〈平和ドライバー〉キュル・イェ・ガッタは~」
「――あ、なんか聞いた憶えがあるぞ、コレ」
「ぱらぱらと~」
「〈平和ドライバー〉データベースを、検索しはじめたり」
「……」
「両名は、まだ認識していない、ようですが~」
「この構造物」
「たぶん、《トラグトドロン》です」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
〈創設母〉――「創業者=初代女社長」とでも訳しておくべきでしたか……。
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d-information ◆ 498 [不定期刊] 2008/02/18
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◆目次
◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2425 . Michael Marcus Thurner / Zwei gegen INTAZO / 〈インタゾ〉を脅かすふたり
2426 . Uwe Anton / Aufbruch der Friedensfahrer / 平和ドライバー出動
2427 . Uwe Anton / Hilfe für Ambriador / アムブリアドル救援
2428 . Horst Hoffmann / Hobogey der Rächer / 復讐者ホボゲイ
2429 . Arndt Ellmer / Das Terminale Beben / 終末震
□ Perry Rhodan-Heft 2425話「〈インタゾ〉を脅かすふたり」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2425.html ]
紀元前2005万9813年、タレ=シャルム銀河――
「球状星団アクオン=ゴリッサの、超空間繭〈インタゾ〉は~」
「〈秩序の勢力〉陣営、〈負の球体〉建設阻止運動の、秘密基地」
「目下~」
「〈混沌の勢力〉陣営、終末戦隊〈反逆者〉の~」
「〈双頭大佐〉エカトゥス・アティモス殿」
「〈終末式部官〉グリンヴァラン殿」
「両名が、潜伏中」
「というか」
「モジュラードック《ANC31》へ」
「さらに、〈門〉近傍に停泊する、ミルラク種族――蜘蛛っぽい――の船へ」
「逃走中」
「――ひーっ」
「そもそも~」
「どうして、こんなコトに?」
数ヵ月前、ファリスケ=エリゴン銀河――
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「すなわち、プレッサー親衛隊〈チャダ・サライエー〉指揮官は~」
「――〈負の球体〉建設を、ファリスケ・エリゴン銀河の連中が、邪魔する?」
「――けしからんっ」
「と、やってきたのです」
「が」
「手先に使った泥棒一族=ラオソール種族の、抵抗に遭い~」
「奪取した〈法〉付与機=《ケオス・タイ》も、奪回されて~」
「ついでに、痛いコトをしたためた日記まで、奪われたのです」
「――全部、ペリー・ローダンのせいだっ」
「ラオソール種族の拠点《ラオマーク》からは~」
「からくも、脱出」
「が」
「ファリスケ=エリゴン銀河のハローで~」
「逃走時、被弾していた〈暗黒カプセル〉は、ついに難破・漂流」
「――全部、アイツのせいだっ」
「そのまま、幾日」
「巡航中の〈反逆者〉部隊に、回収された時には~」
「すでに~」
「〈法〉付与機=《ケオス・タイ》は~」
「女将軍カムコの〈法行進〉艦隊と、タレ=シャルム銀河へ、旅立ったあと」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「完璧に、任務失敗です」
「――きーっ」
「双頭大佐の特権を、ふりかざし~」
「〈反逆タンク〉高速巡洋艦で、タレ=シャルム銀河へ」
「行程、71日間」
「怒りを、胸に、たぎらせながら~」
「――パラポーラライゼーター生成っ」
「――ぽっとん・ぽっとん」
「武器にもなる高次エネルギーの塊を、作りつづける、のでした」
タレ=シャルム銀河、〈塁壁〉の手前――
「到着して、数日で~」
「〈反逆タンク〉1隻、接近」
「終末式部官が、移乗してきます」
「――終末式部官グリンヴァランです」
「――〈進歩維持者〉さまの、命令です」
「――自決、してください」
「極刑、なのでした」
「が」
「その時」
「巨大宇宙アメーバ=セクンディム種族2体が、襲来」
「――うみょうみょ」
「――くしゃ」
「――くしゃ」
「〈反逆タンク〉2隻とも~」
「いきなり、潰され、全壊」
「でも」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は~」
「とっさに、超能力発動」
「――パラポール・ベールっ」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「両名は~」
「別のエネルギー水準に、移行」
「災厄を、やりすごす」
「虚空を漂う、〈反逆タンク〉の残骸の中~」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿に、曰く」
「――命令は、命令ですが~」
「――でも、死なずに、もう少し、働くです」
「――ワタシを、守るために~」
「――オマエの超能力が、必要です」
「……」
「両名は、ひたすら待った」
「――友軍、救援に来ませんねー」
「――あ、敵軍だ」
「〈秩序の勢力〉に与するバコシュウィシュ種族が、接近してくると~」
「残骸を、曳航していきます」
「――調査目的で?」
「――超空間繭〈インタゾ〉に、搬入?」
「幸運なのか、不運なのか」
超空間繭〈インタゾ〉、内部――
「超空間繭〈インタゾ〉の監視者ランテルン種族の、臨検です」
「――パラポーラライゼーターっ」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「両名は~」
「涙滴型の構造物を、1回1粒」
「さすれば~」
「別のエネルギー水準に、移行して~」
「人も、すーっと、やりすごす」
「壁も、すーっ」
「バリアも、すーっ」
「ランテルン種族の、厳しい臨検も、やりすごす」
「……」
「やがて~」
「〈法〉付与機=《ケオス・タイ》が~」
「女将軍カムコの〈法行進〉艦隊に守られて、到着」
「一見」
「――ほけー」
「と、眺めているだけの、両名ですが~」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は、考えていました」
「――ここに来てから、体調が良いような」
「――インタゾ塵が、オレを充電してくれるような」
「――ためしに~」
「――パラポーラライゼーター生成っ」
「――ぽっとん・ぽっとん・ぽととんとん」
「100倍、早くパラポーラライゼーターが、できるのです」
「なお」
「インタゾ塵とは~」
「超空間繭〈インタゾ〉に、充満する~」
「ハイパーエネルギー充電した、粒子雲のことです」
「一方~」
「終末式部官グリンヴァラン殿は~」
「こんな好機を、逃す手はなし」
「超空間繭〈インタゾ〉を、どうにか破壊してみたい」
「――まず、熱力センターを、制圧するです」
「――オマエの超能力が、必要です」
アホメレク種族の熱力センター、内部――
「アホメレク種族のひとりと、接近遭遇」
「――パラポール・ベールっ」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「両名は~」
「別のエネルギー水準に、移行」
「すーっと、やりすごそうと、します」
「が」
「アホメレク種族には~」
「いわゆる〈内眼〉――高次元を見る能力――が、あります」
「――?」
「――気づかれた……気づかれた気づかれた気づかれた?」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は、パニック」
「――!」
「――あ」
「超能力が妙なことになって、プシ嵐発生」
「そのアホメレク種族のヒトは~」
「――うっ」
「もちろん、即死」
「謎の殺人事件の噂は、超空間繭〈インタゾ〉を、駆けめぐり~」
「終末式部官グリンヴァラン殿は、思う」
「――双頭大佐エカトゥス・アティモスは、不安定で怖いです」
「――暗示能力で、もっと制御下に置かないと、危険かもです」
モジュラードック《ANC90》、内部――
「――《ジュール・ヴェルヌ》が、到着?」
「――ペリー・ローダンも、いる?」
「暗殺したいのは、当然として」
「――トサモサ種族に励起インパルスを送信して、襲撃させるです」
「が」
「ペリー・ローダンには~」
「持って生まれた直観が、あります」
「――?」
「――気づかれた……でもオレはやるぜオレはやるぜっ」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は、現場に介入しようとします」
「終末式部官グリンヴァラン殿は、パニック寸前」
「――(やめなさいっ)」
「――(正体を曝して、この先どうするですっ)」
「とりおさえて、なんとか退却」
その後――
「占拠した、アホメレク種族の熱力センター《シアー》で~」
「――さあっ」
「――超空間繭〈インタゾ〉に、穴を開けて、ポン、です」
「が」
「手先に使った熱力技術者=アホメレク種族の、手引きで~」
「援軍潜入・作戦失敗」
「――またしても、アイツ……ペリー・ローダンのせいかっ」
「かくして、現在にいたる」
〈門〉近傍、ミルラク種族の船――
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「両名は~」
「追いつめられて、さらに、逃走」
「が」
「――普通に逃げても、すぐ追跡されるです」
「ならば」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は、考えた」
「――オレの移動ロボットだけを、ミルラク種族の船に、戻して~」
「――自爆っ」
「――ほーら、オレ、死んだ」
「……」
「〈法行進〉艦隊司令=女将軍カムコさん」
「ペリー・ローダン」
「おふたりは~」
「報告をうけて~」
「――なんだかねえ」
「――なんだかなあ」
「とは、思うのですが」
〈門〉近傍、〈法行進〉艦隊18万隻、タレ=シャルム銀河進攻準備中――
「〈法行進〉艦隊司令=女将軍カムコさんは、多忙をきわめ~」
「――集結、急ぐのよっ」
「――〈門〉から〈秩序の回廊〉を抜けたら~」
「――行先は、星系ベルナバスよっ」
「侵入者2名の、追跡も~」
「――些細なことは、あとよっ」
侵入者2名、あいかわらず潜伏中――
「終末式部官グリンヴァランは、行動にでる」
「暗示能力を、全開すると~」
「――双頭大佐エカトゥス・アティモスよっ」
「――おとなしく、制御されるのですっ」
「――!」
「が」
「――ここに来てから、体調が良いんですよー」
「――インタゾ塵が、オレを充電してくれるみたいでー」
「効果なし」
「となれば」
「終末式部官グリンヴァランにも、考えがあります」
「――これからは、対等のパートナーとして、お願いしますです」
「――アナタとふたりで、〈インタゾ〉と戦うです」
〈門〉近傍、〈法行進〉艦隊18万隻、発進目前――
「〈法行進〉艦隊司令=女将軍カムコさんは、多忙をきわめ~」
「ペリー・ローダンから~」
「――原〈負の球体〉の情報を、もう少しいただけまいか?」
「礼を尽くした、問合せに~」
「応じる気配、なし」
「ペリー・ローダンから~」
「――会ってはくれまいか、ハニー?」
「なにやら尽くした、問合せに~」
「――進軍はじめてから、少しだけならね」
「と、いうことで」
「ついに、〈門〉へと動きはじめた、〈法行進〉艦隊18万隻」
「ペリー・ローダンは~」
「女将軍カムコさんの旗艦《タロシ》を、勇んで訪問」
「が」
「――!」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「両名の、待ち伏せに遭って~」
「誘拐されて、しまうのでした」
「……」
「〈門〉に突入していく、〈法行進〉艦隊18万隻」
「《ジュール・ヴェルヌ》から、通信です」
「――うちのペリー、知りませんか?」
「――もう、帰ったんじゃないの?」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「ペリー・ローダンの身を、案じて~」
「《ジュール・ヴェルヌ》で、女将軍カムコさんの旗艦《タロシ》を追いたい」
「でも」
「――〈法行進〉艦隊に同行なんて、厳禁よっ」
「――来たら、破壊よっ」
「と、厳命されているし」
「歯噛み、しながら~」
「〈法行進〉艦隊18万隻を、見送るのでした」
追記:〈終末式部官〉 der Terminale Herold
「ヘロルド――布告官、紋章官」
「高位な方々の御言葉を運ぶヒトたち」
「身長2m」
「ヒューマノイドのような形」
「光の雲に、包まれて~」
「細部は、良くわからない」
「テレパシーの、ようなもの」
「暗示能力の、ようなもの」
「意志の疎通は、とりあえず可能」
「素性を、推察するに~」
「原混沌宇宙――この宇宙より、混沌っぽい宇宙――から、来たのかも」
「――通常宇宙は、不快です」
「――愛はぞくぞくして、寒いのです」
「人智を超えた、ヒトたち」
「なのでした」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
そういえば、あと3号で、とんでもないことに……。
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d-information ◆ 497 [不定期刊] 2008/02/11
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2425 . Michael Marcus Thurner / Zwei gegen INTAZO / 〈インタゾ〉を脅かすふたり
2426 . Uwe Anton / Aufbruch der Friedensfahrer / 平和ドライバー出動
2427 . Uwe Anton / Hilfe für Ambriador / アムブリアドル救援
2428 . Horst Hoffmann / Hobogey der Rächer / 復讐者ホボゲイ
2429 . Arndt Ellmer / Das Terminale Beben / 終末震
□ Perry Rhodan-Heft 2425話「〈インタゾ〉を脅かすふたり」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2425.html ]
紀元前2005万9813年、タレ=シャルム銀河――
「球状星団アクオン=ゴリッサの、超空間繭〈インタゾ〉は~」
「〈秩序の勢力〉陣営、〈負の球体〉建設阻止運動の、秘密基地」
「目下~」
「〈混沌の勢力〉陣営、終末戦隊〈反逆者〉の~」
「〈双頭大佐〉エカトゥス・アティモス殿」
「〈終末式部官〉グリンヴァラン殿」
「両名が、潜伏中」
「というか」
「モジュラードック《ANC31》へ」
「さらに、〈門〉近傍に停泊する、ミルラク種族――蜘蛛っぽい――の船へ」
「逃走中」
「――ひーっ」
「そもそも~」
「どうして、こんなコトに?」
数ヵ月前、ファリスケ=エリゴン銀河――
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「すなわち、プレッサー親衛隊〈チャダ・サライエー〉指揮官は~」
「――〈負の球体〉建設を、ファリスケ・エリゴン銀河の連中が、邪魔する?」
「――けしからんっ」
「と、やってきたのです」
「が」
「手先に使った泥棒一族=ラオソール種族の、抵抗に遭い~」
「奪取した〈法〉付与機=《ケオス・タイ》も、奪回されて~」
「ついでに、痛いコトをしたためた日記まで、奪われたのです」
「――全部、ペリー・ローダンのせいだっ」
「ラオソール種族の拠点《ラオマーク》からは~」
「からくも、脱出」
「が」
「ファリスケ=エリゴン銀河のハローで~」
「逃走時、被弾していた〈暗黒カプセル〉は、ついに難破・漂流」
「――全部、アイツのせいだっ」
「そのまま、幾日」
「巡航中の〈反逆者〉部隊に、回収された時には~」
「すでに~」
「〈法〉付与機=《ケオス・タイ》は~」
「女将軍カムコの〈法行進〉艦隊と、タレ=シャルム銀河へ、旅立ったあと」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「完璧に、任務失敗です」
「――きーっ」
「双頭大佐の特権を、ふりかざし~」
「〈反逆タンク〉高速巡洋艦で、タレ=シャルム銀河へ」
「行程、71日間」
「怒りを、胸に、たぎらせながら~」
「――パラポーラライゼーター生成っ」
「――ぽっとん・ぽっとん」
「武器にもなる高次エネルギーの塊を、作りつづける、のでした」
タレ=シャルム銀河、〈塁壁〉の手前――
「到着して、数日で~」
「〈反逆タンク〉1隻、接近」
「終末式部官が、移乗してきます」
「――終末式部官グリンヴァランです」
「――〈進歩維持者〉さまの、命令です」
「――自決、してください」
「極刑、なのでした」
「が」
「その時」
「巨大宇宙アメーバ=セクンディム種族2体が、襲来」
「――うみょうみょ」
「――くしゃ」
「――くしゃ」
「〈反逆タンク〉2隻とも~」
「いきなり、潰され、全壊」
「でも」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は~」
「とっさに、超能力発動」
「――パラポール・ベールっ」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「両名は~」
「別のエネルギー水準に、移行」
「災厄を、やりすごす」
「虚空を漂う、〈反逆タンク〉の残骸の中~」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿に、曰く」
「――命令は、命令ですが~」
「――でも、死なずに、もう少し、働くです」
「――ワタシを、守るために~」
「――オマエの超能力が、必要です」
「……」
「両名は、ひたすら待った」
「――友軍、救援に来ませんねー」
「――あ、敵軍だ」
「〈秩序の勢力〉に与するバコシュウィシュ種族が、接近してくると~」
「残骸を、曳航していきます」
「――調査目的で?」
「――超空間繭〈インタゾ〉に、搬入?」
「幸運なのか、不運なのか」
超空間繭〈インタゾ〉、内部――
「超空間繭〈インタゾ〉の監視者ランテルン種族の、臨検です」
「――パラポーラライゼーターっ」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「両名は~」
「涙滴型の構造物を、1回1粒」
「さすれば~」
「別のエネルギー水準に、移行して~」
「人も、すーっと、やりすごす」
「壁も、すーっ」
「バリアも、すーっ」
「ランテルン種族の、厳しい臨検も、やりすごす」
「……」
「やがて~」
「〈法〉付与機=《ケオス・タイ》が~」
「女将軍カムコの〈法行進〉艦隊に守られて、到着」
「一見」
「――ほけー」
「と、眺めているだけの、両名ですが~」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は、考えていました」
「――ここに来てから、体調が良いような」
「――インタゾ塵が、オレを充電してくれるような」
「――ためしに~」
「――パラポーラライゼーター生成っ」
「――ぽっとん・ぽっとん・ぽととんとん」
「100倍、早くパラポーラライゼーターが、できるのです」
「なお」
「インタゾ塵とは~」
「超空間繭〈インタゾ〉に、充満する~」
「ハイパーエネルギー充電した、粒子雲のことです」
「一方~」
「終末式部官グリンヴァラン殿は~」
「こんな好機を、逃す手はなし」
「超空間繭〈インタゾ〉を、どうにか破壊してみたい」
「――まず、熱力センターを、制圧するです」
「――オマエの超能力が、必要です」
アホメレク種族の熱力センター、内部――
「アホメレク種族のひとりと、接近遭遇」
「――パラポール・ベールっ」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「両名は~」
「別のエネルギー水準に、移行」
「すーっと、やりすごそうと、します」
「が」
「アホメレク種族には~」
「いわゆる〈内眼〉――高次元を見る能力――が、あります」
「――?」
「――気づかれた……気づかれた気づかれた気づかれた?」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は、パニック」
「――!」
「――あ」
「超能力が妙なことになって、プシ嵐発生」
「そのアホメレク種族のヒトは~」
「――うっ」
「もちろん、即死」
「謎の殺人事件の噂は、超空間繭〈インタゾ〉を、駆けめぐり~」
「終末式部官グリンヴァラン殿は、思う」
「――双頭大佐エカトゥス・アティモスは、不安定で怖いです」
「――暗示能力で、もっと制御下に置かないと、危険かもです」
モジュラードック《ANC90》、内部――
「――《ジュール・ヴェルヌ》が、到着?」
「――ペリー・ローダンも、いる?」
「暗殺したいのは、当然として」
「――トサモサ種族に励起インパルスを送信して、襲撃させるです」
「が」
「ペリー・ローダンには~」
「持って生まれた直観が、あります」
「――?」
「――気づかれた……でもオレはやるぜオレはやるぜっ」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は、現場に介入しようとします」
「終末式部官グリンヴァラン殿は、パニック寸前」
「――(やめなさいっ)」
「――(正体を曝して、この先どうするですっ)」
「とりおさえて、なんとか退却」
その後――
「占拠した、アホメレク種族の熱力センター《シアー》で~」
「――さあっ」
「――超空間繭〈インタゾ〉に、穴を開けて、ポン、です」
「が」
「手先に使った熱力技術者=アホメレク種族の、手引きで~」
「援軍潜入・作戦失敗」
「――またしても、アイツ……ペリー・ローダンのせいかっ」
「かくして、現在にいたる」
〈門〉近傍、ミルラク種族の船――
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「両名は~」
「追いつめられて、さらに、逃走」
「が」
「――普通に逃げても、すぐ追跡されるです」
「ならば」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は、考えた」
「――オレの移動ロボットだけを、ミルラク種族の船に、戻して~」
「――自爆っ」
「――ほーら、オレ、死んだ」
「……」
「〈法行進〉艦隊司令=女将軍カムコさん」
「ペリー・ローダン」
「おふたりは~」
「報告をうけて~」
「――なんだかねえ」
「――なんだかなあ」
「とは、思うのですが」
〈門〉近傍、〈法行進〉艦隊18万隻、タレ=シャルム銀河進攻準備中――
「〈法行進〉艦隊司令=女将軍カムコさんは、多忙をきわめ~」
「――集結、急ぐのよっ」
「――〈門〉から〈秩序の回廊〉を抜けたら~」
「――行先は、星系ベルナバスよっ」
「侵入者2名の、追跡も~」
「――些細なことは、あとよっ」
侵入者2名、あいかわらず潜伏中――
「終末式部官グリンヴァランは、行動にでる」
「暗示能力を、全開すると~」
「――双頭大佐エカトゥス・アティモスよっ」
「――おとなしく、制御されるのですっ」
「――!」
「が」
「――ここに来てから、体調が良いんですよー」
「――インタゾ塵が、オレを充電してくれるみたいでー」
「効果なし」
「となれば」
「終末式部官グリンヴァランにも、考えがあります」
「――これからは、対等のパートナーとして、お願いしますです」
「――アナタとふたりで、〈インタゾ〉と戦うです」
〈門〉近傍、〈法行進〉艦隊18万隻、発進目前――
「〈法行進〉艦隊司令=女将軍カムコさんは、多忙をきわめ~」
「ペリー・ローダンから~」
「――原〈負の球体〉の情報を、もう少しいただけまいか?」
「礼を尽くした、問合せに~」
「応じる気配、なし」
「ペリー・ローダンから~」
「――会ってはくれまいか、ハニー?」
「なにやら尽くした、問合せに~」
「――進軍はじめてから、少しだけならね」
「と、いうことで」
「ついに、〈門〉へと動きはじめた、〈法行進〉艦隊18万隻」
「ペリー・ローダンは~」
「女将軍カムコさんの旗艦《タロシ》を、勇んで訪問」
「が」
「――!」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「両名の、待ち伏せに遭って~」
「誘拐されて、しまうのでした」
「……」
「〈門〉に突入していく、〈法行進〉艦隊18万隻」
「《ジュール・ヴェルヌ》から、通信です」
「――うちのペリー、知りませんか?」
「――もう、帰ったんじゃないの?」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「ペリー・ローダンの身を、案じて~」
「《ジュール・ヴェルヌ》で、女将軍カムコさんの旗艦《タロシ》を追いたい」
「でも」
「――〈法行進〉艦隊に同行なんて、厳禁よっ」
「――来たら、破壊よっ」
「と、厳命されているし」
「歯噛み、しながら~」
「〈法行進〉艦隊18万隻を、見送るのでした」
追記:〈終末式部官〉 der Terminale Herold
「ヘロルド――布告官、紋章官」
「高位な方々の御言葉を運ぶヒトたち」
「身長2m」
「ヒューマノイドのような形」
「光の雲に、包まれて~」
「細部は、良くわからない」
「テレパシーの、ようなもの」
「暗示能力の、ようなもの」
「意志の疎通は、とりあえず可能」
「素性を、推察するに~」
「原混沌宇宙――この宇宙より、混沌っぽい宇宙――から、来たのかも」
「――通常宇宙は、不快です」
「――愛はぞくぞくして、寒いのです」
「人智を超えた、ヒトたち」
「なのでした」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
そういえば、あと3号で、とんでもないことに……。
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d-information ◆ 497 [不定期刊] 2008/02/11
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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◆目次
◇ペリー・ローダン近況
----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2424 . Hubert Haensel / Die Thermodyn-Zentrale / 熱力センター
2425 . Michael Marcus Thurner / Zwei gegen INTAZO / 〈インタゾ〉を脅かすふたり
2426 . Uwe Anton / Aufbruch der Friedensfahrer / 平和ドライバー出動
2427 . Uwe Anton / Hilfe für Ambriador / アムブリアドル救援
2428 . Horst Hoffmann / Hobogey der Rächer / 復讐者ホボゲイ
□ Perry Rhodan-Heft 2424話「熱力センター」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2424.html ]
紀元前2005万9813年、タレ・シャルム銀河――
「当宙域では~」
「〈混沌の勢力〉が、〈負の球体〉を建設中」
「〈混沌の勢力〉実動部隊=終末戦隊〈反逆者〉の艦艇が、ウヨウヨ」
「対して~」
「〈秩序の勢力〉は、〈負の球体〉建設阻止運動を開始」
「球状星団アクオン=ゴリッサの、超空間繭〈インタゾ〉は~」
「〈負の球体〉建設阻止運動の、最前線基地」
「先日~」
「超知性体アルケティム配下、〈法行進〉艦隊が、到着」
「あとを、追って~」
「ペリー・ローダン指揮下の《ジュール・ヴェルヌ》も、到着」
「で、いきなり」
「――ペリー・ローダン、暗殺未遂?」
「――先日の〈熱力技術者〉殺害事件と、同一犯の可能性も?」
「と、いう調子」
「ペリー・ローダンは~」
「〈法行進〉艦隊司令=女将軍カムコさんの、悩みの種」
「――面倒ばかりかけて……まったくっ」
「――これ以上、余計なコトは、しないでよっ」
「……」
「目下~」
「タレ・シャルム銀河に通じる〈門〉のあたり~」
「〈法行進〉艦隊5万隻、突入のため、集結中」
モジュラードック《ANC90》――《ジュール・ヴェルヌ》繋留中――
「――わはは」
「――ふふふ?」
「――乗員たちが、なんか陽気なコトにわはは?」
「――謎のエネルギーポテンシャル300個を、探知ふふふ」
「――まとまって、雲みたいですねへへへ」
「超空間繭〈インタゾ〉軸線上の恒星8個に、沿って~」
「超知性体〈星〉が、つーっと通過」
「周囲に、ポジティヴなプシオン的なモノを、ふりまいたり」
「――あー、びっくりした」
「――あー、楽しかった」
モジュラードック《ANC90》――《ジュール・ヴェルヌ》繋留中――
「ペリー・ローダンは、暇なので~」
「――〈反逆タンク〉の残骸19隻を?」
「――モジュラードック《ANC88》で、調査する?」
「こうした機会は、逃しません」
「バコシュウィシュ種族――モジュラードック運営――のデネガルト所長に~」
「――ウチにも、調査させてくださいっ」
「許可を、とりつけます」
《ジュール・ヴェルヌ》搭載コルベット1号機《タコ・カクタ》、発進――
「乗員は~」
「ペリー・ローダン」
「モンドラ・ダイアモンドさん」
「グッキー」
「ケチュアくん――前途有望な、ラオソール種族の若者」
「クルカリェン・ヴァランティル――アルゴリアン種族家長」
「大勢の科学者」
「いざ、モジュラードック《ANC88》へ」
「……」
「すでに~」
「セクンディムが潰した〈反逆タンク〉19隻の、残骸は~」
「ンタンタ・タレ=シャルム銀河――小タレ銀河――から~」
「超空間トンネル〈産道〉を、運ばれて~」
「モジュラードック《ANC88》へ」
「……」
「――調査の総指揮をとるのは、〈熱力技術者〉さんだ」
「――言いつけを、よく聞くように」
〈熱力技術者〉――
「種族の名は、アホメレク――〈メレクの子〉」
「身長2m、青肌のヒューマノイド」
「頭部をぐるりと囲む、外耳――音像で、周囲の様子を認知します」
「いわゆる眼は、ありません」
「が」
「いわゆる〈内眼〉――高次元を見る能力――が、あります」
「技術分野の才能は、ずば抜けて~」
「かねてより、〈秩序の勢力〉のお手伝い」
「ついた異名が、〈熱力技術者〉」
「寿命は、およそ3万年」
「とか」
モジュラードック《ANC88》――調査団、活動中――
「――おお、〈戦隊技術〉っ」
「楽しい、調査活動」
「――おお、〈熱力技術者〉っ」
「楽しい、接近遭遇の、なかで~」
「ペリー・ローダンは、気がつきます」
「――!」
「――何者か、このペリー・ローダンを見ているな?」
「先日の、暗殺未遂のときと同じ、イヤな感じがします」
「――暗殺を仕掛けた黒幕が、今ここに?」
モジュラードック《ANC88》――調査活動、終了――
「コルベット《タコ・カクタ》も~」
「モジュラードック《ANC90》の、《ジュール・ヴェルヌ》へ」
「が」
「――テレポートっ」
「ペリー・ローダン」
「モンドラ・ダイアモンドさん」
「グッキー」
「ケチュアくん」
「クルカリェン・ヴァランティル」
「5名は~」
「こっそり、モジュラードック《ANC88》へ」
「19個目の残骸へ」
「……」
「調査、してみると~」
「――隠し部屋が?」
「悪い予感、的中」
「――2体分の、熱源痕跡が?」
「――連中は、どこへ?」
「――あやしい転送機が、ある?」
「――転送機に……時限爆弾?」
「――!」
「グッキーが、テレキネシスで点火装置を、おさえて~」
「クルカリェン・ヴァランティルが、爆弾・解体」
「が、仕掛けは、他にもありました」
「――!」
「隠し部屋、崩壊開始」
「――全員、転送機へっ」
転送先は、青色巨星の周回軌道、組立用プラットフォーム――
「――超空間繭〈インタゾ〉の青色巨星、といえば?」
「――恒星イン2か、恒星イン3……どちらか?」
「組立用プラットフォームの上は~」
「コンテナ、多数」
「――どれも、〈反逆者〉武器、満載?」
「――ちょっとした1部隊分、ある?」
「――あの連中は、どこへ?」
「――ここは、移動用カプセルの船着場?」
「――2機のうち、1機はいない?」
「――よし、行くぞっ」
「一行は、残った移動カプセルに、搭乗」
「追跡です」
移動カプセルは、すぐ近くの熱力センター《シアー》へ――
「熱力センター《シアー》は~」
「腎臓っぽい形、さしわたし15kmの宇宙ステーション」
「心臓部は、フィールド変換・熱力マルチプレクサー」
「所長は、アバナタン・セグ・ダトゥエル――アホメレク種族」
「熱力センター《シアー》は~」
「ただいま、営業準備中」
「まだ、〈インタゾ〉の恒星エネルギー制御系統には、接続していない」
「そこへ」
「先刻~」
「移動カプセル1機が、到着」
「乗員は~」
「終末戦隊〈反逆者〉の〈終末式部官〉が、1体」
「ロボットが、1体」
「……」
「〈終末式部官〉は~」
「熱力センター《シアー》のアホメレク種族を、制圧すると~」
「――協力種族テフタ=ラガたちを、排除だ」
「――フィールド変換・熱力マルチプレクサー、作動開始だ」
「――超空間繭〈インタゾ〉に、穴を開けるのだ」
「余計な穴を、開けたら~」
「超空間繭〈インタゾ〉は、数時間で、ポン」
「危機的状況」
「そこへ」
「今度は~」
「移動カプセル2機目が、到着」
「所長アバナタン・セグ・ダトゥエルは~」
「――(移動カプセル2機目の到着を、悟られないように)そろーり」
「――(移動カプセル2機目の乗員を、司令室に誘導するのだ)そろーり」
熱力センター《シアー》指令室――
「たどりついた、ペリー・ローダン一行は~」
「――あ、〈終末式部官〉?」
「――あ、ロボット……座乗の、双頭大佐エカトゥス・アティモス?」
「いきなり、戦闘突入」
「――ばーん」
「〈終末式部官〉制圧下の、アホメレク種族が~」
「防戦開始」
「――ばーん」
「で」
「――モジュラードック《ANC31》へ、転送機経路をっ」
「――熱力センター《シアー》を、バリアで封鎖っ」
「戦闘の中で~」
「所長アバナタン・セグ・ダトゥエルは~」
「――うっ」
「瀕死の重傷」
「双頭大佐エカトゥス・アティモスと〈終末式部官〉は~」
「――パラポール・ベールっ」
「双頭大佐の超能力に、身を隠し~」
「モジュラードック《ANC31》へ」
「逃走成功」
「……」
「戦闘終了後――」
「優先課題は~」
「――このまま、超空間繭〈インタゾ〉に穴が開くと?」
「――超空間繭〈インタゾ〉が、数時間で、ポン?」
「――阻止する、手段は?」
「――フィールド変換・熱力マルチプレクサーを、破壊?」
「――つまり……熱力センター《シアー》を、破壊?」
「ご近所の熱力センター6基が、到着して~」
「――熱力センター《シアー》を、さらにバリアで囲むのだ」
「そして」
「――自爆ばーん」
「……」
「ペリー・ローダン一行は~」
「――テレポートっ」
「直前、移動カプセルに、脱出」
本件は、女将軍カムコに緊急通報――
「旗艦《タロシ》、到着」
「女将軍カムコは、もちろん、ご立腹」
「ペリー・ローダンを、収容すると~」
「――またしても、面倒をかけてっ」
「が」
「今回、ペリー・ローダンも、準備万端」
「――これが、証拠の画像です」
「――これが、証拠の録音です」
「――(ほーれ、どうだっ)」
「女将軍カムコは~」
「――(しぶしぶ)迅速な介入に、感謝しないこともないわっ」
「――でも、これ以上の面倒は、ごめんよっ」
「……」
「ペリー・ローダン一行は~」
「旗艦《タロシ》の搭載艇に、乗せられて~」
「《ジュール・ヴェルヌ》へ」
「丁重に護送、されるのでした」
モジュラードック《ANC31》――
「双頭大佐エカトゥス・アティモスと〈終末式部官〉」
「両名の行方は、知れないままです」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
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◆今回のひとこと
ユーロ157円……。
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d-information ◆ 496 [不定期刊] 2008/02/04
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◇ペリー・ローダン近況
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◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2424 . Hubert Haensel / Die Thermodyn-Zentrale / 熱力センター
2425 . Michael Marcus Thurner / Zwei gegen INTAZO / 〈インタゾ〉を脅かすふたり
2426 . Uwe Anton / Aufbruch der Friedensfahrer / 平和ドライバー出動
2427 . Uwe Anton / Hilfe für Ambriador / アムブリアドル救援
2428 . Horst Hoffmann / Hobogey der Rächer / 復讐者ホボゲイ
□ Perry Rhodan-Heft 2424話「熱力センター」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2424.html ]
紀元前2005万9813年、タレ・シャルム銀河――
「当宙域では~」
「〈混沌の勢力〉が、〈負の球体〉を建設中」
「〈混沌の勢力〉実動部隊=終末戦隊〈反逆者〉の艦艇が、ウヨウヨ」
「対して~」
「〈秩序の勢力〉は、〈負の球体〉建設阻止運動を開始」
「球状星団アクオン=ゴリッサの、超空間繭〈インタゾ〉は~」
「〈負の球体〉建設阻止運動の、最前線基地」
「先日~」
「超知性体アルケティム配下、〈法行進〉艦隊が、到着」
「あとを、追って~」
「ペリー・ローダン指揮下の《ジュール・ヴェルヌ》も、到着」
「で、いきなり」
「――ペリー・ローダン、暗殺未遂?」
「――先日の〈熱力技術者〉殺害事件と、同一犯の可能性も?」
「と、いう調子」
「ペリー・ローダンは~」
「〈法行進〉艦隊司令=女将軍カムコさんの、悩みの種」
「――面倒ばかりかけて……まったくっ」
「――これ以上、余計なコトは、しないでよっ」
「……」
「目下~」
「タレ・シャルム銀河に通じる〈門〉のあたり~」
「〈法行進〉艦隊5万隻、突入のため、集結中」
モジュラードック《ANC90》――《ジュール・ヴェルヌ》繋留中――
「――わはは」
「――ふふふ?」
「――乗員たちが、なんか陽気なコトにわはは?」
「――謎のエネルギーポテンシャル300個を、探知ふふふ」
「――まとまって、雲みたいですねへへへ」
「超空間繭〈インタゾ〉軸線上の恒星8個に、沿って~」
「超知性体〈星〉が、つーっと通過」
「周囲に、ポジティヴなプシオン的なモノを、ふりまいたり」
「――あー、びっくりした」
「――あー、楽しかった」
モジュラードック《ANC90》――《ジュール・ヴェルヌ》繋留中――
「ペリー・ローダンは、暇なので~」
「――〈反逆タンク〉の残骸19隻を?」
「――モジュラードック《ANC88》で、調査する?」
「こうした機会は、逃しません」
「バコシュウィシュ種族――モジュラードック運営――のデネガルト所長に~」
「――ウチにも、調査させてくださいっ」
「許可を、とりつけます」
《ジュール・ヴェルヌ》搭載コルベット1号機《タコ・カクタ》、発進――
「乗員は~」
「ペリー・ローダン」
「モンドラ・ダイアモンドさん」
「グッキー」
「ケチュアくん――前途有望な、ラオソール種族の若者」
「クルカリェン・ヴァランティル――アルゴリアン種族家長」
「大勢の科学者」
「いざ、モジュラードック《ANC88》へ」
「……」
「すでに~」
「セクンディムが潰した〈反逆タンク〉19隻の、残骸は~」
「ンタンタ・タレ=シャルム銀河――小タレ銀河――から~」
「超空間トンネル〈産道〉を、運ばれて~」
「モジュラードック《ANC88》へ」
「……」
「――調査の総指揮をとるのは、〈熱力技術者〉さんだ」
「――言いつけを、よく聞くように」
〈熱力技術者〉――
「種族の名は、アホメレク――〈メレクの子〉」
「身長2m、青肌のヒューマノイド」
「頭部をぐるりと囲む、外耳――音像で、周囲の様子を認知します」
「いわゆる眼は、ありません」
「が」
「いわゆる〈内眼〉――高次元を見る能力――が、あります」
「技術分野の才能は、ずば抜けて~」
「かねてより、〈秩序の勢力〉のお手伝い」
「ついた異名が、〈熱力技術者〉」
「寿命は、およそ3万年」
「とか」
モジュラードック《ANC88》――調査団、活動中――
「――おお、〈戦隊技術〉っ」
「楽しい、調査活動」
「――おお、〈熱力技術者〉っ」
「楽しい、接近遭遇の、なかで~」
「ペリー・ローダンは、気がつきます」
「――!」
「――何者か、このペリー・ローダンを見ているな?」
「先日の、暗殺未遂のときと同じ、イヤな感じがします」
「――暗殺を仕掛けた黒幕が、今ここに?」
モジュラードック《ANC88》――調査活動、終了――
「コルベット《タコ・カクタ》も~」
「モジュラードック《ANC90》の、《ジュール・ヴェルヌ》へ」
「が」
「――テレポートっ」
「ペリー・ローダン」
「モンドラ・ダイアモンドさん」
「グッキー」
「ケチュアくん」
「クルカリェン・ヴァランティル」
「5名は~」
「こっそり、モジュラードック《ANC88》へ」
「19個目の残骸へ」
「……」
「調査、してみると~」
「――隠し部屋が?」
「悪い予感、的中」
「――2体分の、熱源痕跡が?」
「――連中は、どこへ?」
「――あやしい転送機が、ある?」
「――転送機に……時限爆弾?」
「――!」
「グッキーが、テレキネシスで点火装置を、おさえて~」
「クルカリェン・ヴァランティルが、爆弾・解体」
「が、仕掛けは、他にもありました」
「――!」
「隠し部屋、崩壊開始」
「――全員、転送機へっ」
転送先は、青色巨星の周回軌道、組立用プラットフォーム――
「――超空間繭〈インタゾ〉の青色巨星、といえば?」
「――恒星イン2か、恒星イン3……どちらか?」
「組立用プラットフォームの上は~」
「コンテナ、多数」
「――どれも、〈反逆者〉武器、満載?」
「――ちょっとした1部隊分、ある?」
「――あの連中は、どこへ?」
「――ここは、移動用カプセルの船着場?」
「――2機のうち、1機はいない?」
「――よし、行くぞっ」
「一行は、残った移動カプセルに、搭乗」
「追跡です」
移動カプセルは、すぐ近くの熱力センター《シアー》へ――
「熱力センター《シアー》は~」
「腎臓っぽい形、さしわたし15kmの宇宙ステーション」
「心臓部は、フィールド変換・熱力マルチプレクサー」
「所長は、アバナタン・セグ・ダトゥエル――アホメレク種族」
「熱力センター《シアー》は~」
「ただいま、営業準備中」
「まだ、〈インタゾ〉の恒星エネルギー制御系統には、接続していない」
「そこへ」
「先刻~」
「移動カプセル1機が、到着」
「乗員は~」
「終末戦隊〈反逆者〉の〈終末式部官〉が、1体」
「ロボットが、1体」
「……」
「〈終末式部官〉は~」
「熱力センター《シアー》のアホメレク種族を、制圧すると~」
「――協力種族テフタ=ラガたちを、排除だ」
「――フィールド変換・熱力マルチプレクサー、作動開始だ」
「――超空間繭〈インタゾ〉に、穴を開けるのだ」
「余計な穴を、開けたら~」
「超空間繭〈インタゾ〉は、数時間で、ポン」
「危機的状況」
「そこへ」
「今度は~」
「移動カプセル2機目が、到着」
「所長アバナタン・セグ・ダトゥエルは~」
「――(移動カプセル2機目の到着を、悟られないように)そろーり」
「――(移動カプセル2機目の乗員を、司令室に誘導するのだ)そろーり」
熱力センター《シアー》指令室――
「たどりついた、ペリー・ローダン一行は~」
「――あ、〈終末式部官〉?」
「――あ、ロボット……座乗の、双頭大佐エカトゥス・アティモス?」
「いきなり、戦闘突入」
「――ばーん」
「〈終末式部官〉制圧下の、アホメレク種族が~」
「防戦開始」
「――ばーん」
「で」
「――モジュラードック《ANC31》へ、転送機経路をっ」
「――熱力センター《シアー》を、バリアで封鎖っ」
「戦闘の中で~」
「所長アバナタン・セグ・ダトゥエルは~」
「――うっ」
「瀕死の重傷」
「双頭大佐エカトゥス・アティモスと〈終末式部官〉は~」
「――パラポール・ベールっ」
「双頭大佐の超能力に、身を隠し~」
「モジュラードック《ANC31》へ」
「逃走成功」
「……」
「戦闘終了後――」
「優先課題は~」
「――このまま、超空間繭〈インタゾ〉に穴が開くと?」
「――超空間繭〈インタゾ〉が、数時間で、ポン?」
「――阻止する、手段は?」
「――フィールド変換・熱力マルチプレクサーを、破壊?」
「――つまり……熱力センター《シアー》を、破壊?」
「ご近所の熱力センター6基が、到着して~」
「――熱力センター《シアー》を、さらにバリアで囲むのだ」
「そして」
「――自爆ばーん」
「……」
「ペリー・ローダン一行は~」
「――テレポートっ」
「直前、移動カプセルに、脱出」
本件は、女将軍カムコに緊急通報――
「旗艦《タロシ》、到着」
「女将軍カムコは、もちろん、ご立腹」
「ペリー・ローダンを、収容すると~」
「――またしても、面倒をかけてっ」
「が」
「今回、ペリー・ローダンも、準備万端」
「――これが、証拠の画像です」
「――これが、証拠の録音です」
「――(ほーれ、どうだっ)」
「女将軍カムコは~」
「――(しぶしぶ)迅速な介入に、感謝しないこともないわっ」
「――でも、これ以上の面倒は、ごめんよっ」
「……」
「ペリー・ローダン一行は~」
「旗艦《タロシ》の搭載艇に、乗せられて~」
「《ジュール・ヴェルヌ》へ」
「丁重に護送、されるのでした」
モジュラードック《ANC31》――
「双頭大佐エカトゥス・アティモスと〈終末式部官〉」
「両名の行方は、知れないままです」
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと
ユーロ157円……。
----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 496 [不定期刊] 2008/02/04
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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