2008年4月アーカイブ

◆目次
◇ペリー・ローダン近況

----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Action
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/praction/index.html ]

2 . Christian Montillon / Sturm der Kriegsandroiden / 戦闘アンドロイド殺到
3 . Hans Kneifel / Rhodan mal tausend / ローダン1000倍
4 . Achim Mehnert / Festung der Regenten / 君主たちの要塞
5 . Lazarus Tod / ラザルの死
6 . Marc A. Herren / Regenten der Energie / エネルギーの君主たち
7 . Timothy Stahl / Aufstand der Grall / グラルの蜂起
8 . (作者未詳) / Sternentod / 星間の死
9 . (作者未詳) / Der Zündermutant / 点火ミュータント
10 . (作者未詳) / Falkans Verderben / ファルカンの没落
11 . Wim Vandemaan / Gericht der Regenten / 君主たちの審判
12 . (作者未詳) / Die Robotgarde / ロボット親衛隊

 4月開始、企画物ヘフト・シリーズ。12冊、隔週刊。
 その2冊目。

 □ Perry Rhodan-Action 2話「戦闘アンドロイド殺到」
[ http://perry-action.de/cgi-bin/heft.pl/2.html ]

 西暦2166年3月9日、惑星トラファルガーの密林――

「――どどーん」
「――ばーん」
「熟睡していた、太陽系帝国大執政官ペリー・ローダン」
「目覚めれば、砲撃」
「さすがの瞬間切替スイッチつきも、対応機敏ならず」
「――あぶないっ」
「フロラン・マレリ少尉、ペリー・ローダンを救って、自分が犠牲に」
「襲撃してくるロボット部隊を、なんとかして~」
「ようやく、一息」
「――えーと」
「状況を、整理してみましょう」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「惑星テラで発生した、自分・暗殺未遂事件の真相を、究明すべく~」
「カスタム重巡《ジュノー》で、惑星トラファルガーを来訪」
「が」
「謎の極地要塞から、いきなり砲撃」
「――どどーん」
「――ばーん」
「カスタム重巡《ジュノー》は、墜落」
「死傷者多数」
「加えて、謎のロボット部隊が~」
「墜落現場を、襲撃」
「首都トラファルガー市も、襲撃」
「惑星トラファルガー全域を、襲撃」
「ペリー・ローダンは、残存兵力を4班に分割」
「――各個、トラファルガー市まで、活路をひらくのだっ」
「ペリー・ローダンの班は~」
「テレポーター、タコ・カクタ」
「テレキネシス能力者、タマ・ヨキダ」
「医師ジャン・ツォウ」
「フロラン・マレリ少尉」
「と、少数精鋭なれど」
「タコ・カクタは、かなり重傷」
「パラスティムリン――テラ製の興奮剤――で、集中力をもたせています」
「が」
「どうやら、超能力の抑制が、きかない雰囲気」
「ペリー・ローダンを、連れて~」
「――テレポートっ」
「目算を誤り、とんでもない密林へ」
「1日かけて、他の3名と合流」
「という、不幸中の幸い」
「……」
「――そこへ、この襲撃だったのだ」
「フロラン・マレリ少尉は、尊い犠牲」
「タコ・カクタも、あいかわらず危険な状態」
「医師ジャン・ツォウ、曰く」
「――いちおう、安定しとるがの」
「――早く、ちゃんとした医療施設に」

 首都トラファルガー市――

「カスタム重巡《ジュノー》生存者の大所帯、到着」
「指揮してきたのは、ミルトン・シュラム少尉」
「惑星執政官コスマイ・セトラさんから、話を聞いてみましょう」
「――謎のロボット部隊の攻撃で、死傷者多数なのですわ」
「――交通網も、壊滅ですの」
「――なぜか、ロボット部隊が、撤退してくれたので~」
「――助かりましたわ」
「ミルトン・シュラム少尉も、語ります」
「――重巡《ジュノー》は、そもそも、こんなかんじで」
「――それで、今後の作戦ですが、こんなかんじで」
「話が盛りあがって、きたところで」
「惑星執政官コスマイ・セトラさん、曰く」
「――そうそう~」
「――隣のネルソン造船所を、見てください」
「――テラ級重巡《星塵》が、もう少しで完成なのです」

 3月10日、密林――

「ペリー・ローダンとタマ・ヨキダは~」
「敵の反重力プラットフォームを、修理」
「――タコに、頼るわけにいかんしな」
「――タコを、早く運ばないと」
「タコ・カクタは、とうとう、心停止」
「医師ジャン・ツォウは~」
「――こりゃ、いかん」
「――アラス薬、ペクトシュタープっ」
「この強心剤、効果はほぼ100%」
「でも、重度の脳機能障害の可能性が、75%」
「――うっ」
「なんとか、もちこたえた、ものの~」
「――いいかげん、マズイでの」
「――早く、ちゃんとした医療施設に」
「で」
「反重力プラットフォーム、発進」

 3月11日、首都トラファルガー市――

「ペリー・ローダン一行、トラファルガー市に到着」
「タコ・カクタは、医師ジャン・ツォウにつきそわれて、医療施設へ」
「ペリー・ローダンは、惑星執政官コスマイ・セトラさんと、対面」
「――なになに」
「――ふむふむ」
「話が盛りあがって、きたところで」
「惑星執政官コスマイ・セトラさん、曰く」
「――そうそう~」
「――隣のネルソン造船所を、見てください」
「――テラ級重巡《星塵》が、もう少しで完成なのです」
「――わたくし、やんごとなきお仕事が、ございますので~」
「――案内は、ミルトン・シュラム少尉にお願いしますわ」
「――ほほほ」
「で」
「ペリー・ローダンは、ネルソン造船所へ」
「その時」
「――!」
「――重巡《星塵》の艦内に、ロボット部隊?」
「――技術者たちが、襲撃されている?」
「――宇宙港にも、ロボット部隊?」
「――惑星防衛艦隊の軽巡2隻が、破壊された?」
「――都市部にも、ロボット部隊?」
「ペリー・ローダン、防戦に向かいますが」
「ふと」
「重巡《星塵》に、目がいきます」
「――これだけ大騒ぎして、なぜ、これだけ無傷?」
「――まさか、ロボットたち、この艦が欲しいのか?」

 極地、〈君主たちの要塞〉――

「ここは、事態の黒幕の拠点」
「〈プリム君主〉ロク・アウラジン――〈エネルギーの君主〉たちのひとり」
「遠隔操作で、惑星全土のロボット部隊を指揮しています」
「――このっ」
「――このっ」
「背後には、じっとり監視する〈メンタ君主〉タル=アボラン」
「この局面に~」
「他の〈エネルギーの君主〉たちも~」
「――もそもそ」
「深層睡眠から目覚めようと、していました」

 トラファルガー市――

「ペリー・ローダンは、戦況分析中」
「――軌道上の監視衛星の情報、によれば~」
「――ロボット部隊は、市街中心部から攻めてくる?」
「――いきなり生じた、地下空洞から?」
「――ならばっ」
「瞬間切替スイッチ、作動」
「――ミルトン・シュラム少尉っ」
「――指揮は、まかせたっ」
「――タマっ」
「――ふたりで、地下空洞に、突入だっ」
「で」
「ペリー・ローダンとタマ・ヨキダは~」
「ロボット部隊を、撃破して、投げ飛ばして~」
「――地下空洞に、転送機?」
「――ようしっ……まるごと破壊だ」
「――ばーん」
「が」
「――!」
「――もうひとつ、地下空洞?」
「――またひとつ、地下空洞?」
「――ええい……全部破壊全部破壊っ」
「――ばーん」
「――ばばーん」
「……」
「ミルトン・シュラム少尉は~」
「――ロボット部隊の攻撃が、手薄になった?」
「――ならばっ」
「――半数は、重巡《星塵》にまわれっ」
「――離陸、させるのだっ」

 極地、〈君主たちの要塞〉――

「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンは~」
「他の〈エネルギーの君主〉連中を前に、力説」
「――大執政官ペリー・ローダンめっ」
「――われらの再興の、最大の障害なのだっ」
「――アイツだけは、抹殺だっ」
「で」
「――だから、罠を用意したのだっ」
「――あたらしい地下空洞に、爆弾を転送するっ」
「――さっきみたいに、突入したとたん、ばーん、だ」
「――都市ごと吹っとんでも、かまわぬっ」
「――重巡《星塵》も、離陸させてなるかっ」
「――たしかに、われらも欲っする艦だが……」
「――ええいっ……離陸したら、迷わず砲撃っ」
「思いきりの良さを、褒めてあげたい」
「それでも」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンは~」
「テラナーというものを、甘くみていました」

 トラファルガー市――

「ミルトン・シュラム少尉は~」
「――重巡《星塵》、離陸だっ」
「――なに、ここらへん、ネジが止まってない……かも?」
「――ええいっ……テラ製品は、これしきで壊れんっ」
「――出力、全開っ」
「――ぎちぎちちっごおごごごっ」
「無謀な加速で上昇する、重巡《星塵》」
「謎の極地要塞、あわてて砲撃しますが~」
「――どどーん(すか)」
「思いきりの良すぎる加速に、追いつけない」
「……」
「一方」
「ペリー・ローダンとタマ・ヨキダは~」
「ロボット部隊を、撃破して、投げ飛ばして~」
「――また、地下空洞?」
「――破壊だ、破壊っ」
「――内部なんて、確認不要っ」
「転送機は、爆弾を運ぶ間もなく~」
「――ばーん」
「思いきりの良すぎる破壊に、追いつけない」
「……」
「かくして~」
「ロボット部隊との市街戦は、終結へ向かうのでした」

 トラファルガー市――

「ペリー・ローダンは、惑星執政官コスマイ・セトラさんと、対面」
「――地下空洞について、なにかご存知のコトは?」
「惑星執政官コスマイ・セトラさん、曰く」
「――さっぱり、ですわ」
「が」
「ペリー・ローダン、こっそり惑星データバンクを、調べてみると」
「――ココ……あわてて記録を、消去したな?」
「――やはり、手引きしたモノが、いたということ?」
「一方」
「医療施設では~」
「タコ・カクタの容態は、ようやく峠を越えたところ」
「――もちろん、まだテレポートは無理じゃの」
「――精神的にも、ちょっとおかしくなっとるし」

□ Perry Rhodan-Heft

2436 . Uwe Anton / Die Teletrans-Weiche / 遠隔転送転轍機
2437 . Uwe Anton / Die immaterielle Stadt / 非物質都市
2438 . Hubert Haensel / Das Stardust-System / スターダスト星系
2439 . Hubert Haensel / Menschen für Stardust / スターダスト移民団
2440 . Leo Lukas / Armee der Schatten / 影の軍団

□ Perry Rhodan-Heft 2436話「遠隔転送転轍機」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2436.html ]

 新銀河暦1346年8月、銀河系、星系ソル――

「周知の、とおり~」
「銀河系は、終末戦隊〈反逆者〉の大攻勢を前に、青息吐息」
「このまま、では~」
「〈混沌の勢力〉の、資源採掘銀河として~」
「根こそぎにされて、しまうかも」
「そんな、なか~」
「自由テラナー連盟の、主星系ソルは~」
「強力無比のテラノヴァ・バリアを、なんとか展開・維持」
「唯一、もちこたえて、いたのです」

 恒星ソル――

「物理学の大家、ボールドウィン・カラポル博士は~」
「――恒星ソル内部を、捜索するのだ」
「――超知性体アルケティムの遺体を、捜索するのだ」
「と、そんなとき」
「――恒星ソルのコロナの中で、一連の小規模構造震動を、観測?」
「――なにか、やってきた?」
「――恒星ソルから高次エネルギーをくみだして、土星軌道へ?」
「――だから、なにが?」
「……」
「報告を、うけて~」
「自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルは~」
「機動要塞《プラエトリア》に、すぐさま乗艦」
「同行者は~」
「物理学の大家、ボールドウィン・カラポル博士」
「フラン・イミスさん――なんの因果か、ブルの妻」
「マーク・ロンドン少年――あまり役立ちませんが、超能力があります」
「――本国防衛艦隊、急行だっ」

 土星軌道――

「ぱっくり」
「――時空の裂け目?」
「――直径180km?」
「――〈ハイパー穿孔〉?」
「思いだせば~」
「新銀河暦1344年」
「異宇宙の〈力強き者〉たちの宇宙船《セオサム》が、出現したとき」
「こんな雰囲気の、時空の穴が、開いたのでした」
「もっとも、あのときの〈ハイパー穿孔〉は、なかなか不安定」
「――こいつは、安定してますぞ」
「物理学の大家、ボールドウィン・カラポル博士、推測して、曰く」
「――恒星ソルに出現したなにかが、高次エネルギーを供給しておるのです」
「高次観測装置〈カンター型セクスタント〉で、観察して、曰く」
「――軽度のストレンジネス効果が、見られるようですな」
「――ほほう……奥に次元トンネルが、つながっている?」
「ここで」
「もし、レジナルド・ブルに、瞬間切替スイッチがついていたら~」
「――スカラベ級重装甲小型艦で、突入だっ」
「――あ……」
「とか、いうところ」
「幸か不幸か、レジナルド・ブルは、熟慮逡巡」
「するうちに~」
「――〈ハイパー穿孔〉から?」
「――直径5mの?」
「――ありゃ、〈銀球〉だ」
「乗員は、超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテ」

 超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテは、語る――

「それは、もう」
「挨拶もなしに、いきなり」
「――これは、〈遠隔転送転轍機〉です」
「――向うは、異宇宙ではありません」
「――ストレンジネスが違うのは、向こうが途方もなく遠いからです」
「――〈遠隔転送転轍機〉の設置期間は、88日間、です」
「――つまり、新銀河暦1346年11月13日になったら、消えます」
「――設置は、1回かぎり」
「――用途は、惑星テラと自由テラナー連盟の植民惑星の、人々の避難です」
「さらに」
「――向こうは、星系スターダストです」
「――座標は、教えません」
「――終末戦隊〈反逆者〉に漏れると、まずいでしょう?」
「……」
「レジナルド・ブル、聞きながら、思います」
「――びっくりだぜ」
「――超知性体〈それ〉、ってば?」
「――あれだけ、指図したあげく?」
「――頬っかむりで、戦線離脱?」
「――むか」
「――ここまできて、惑星テラを、放棄しろって?」
「思いっきり、不信感」
「……」
「超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテは~」
「古式ゆかしき紙製の、パンフレットのようなものを、提示」
「――星系スターダスト――惑星22個」
「――居住可能な惑星は、4つ」
「――惑星ジックス」
「――惑星アヴェダ」
「――惑星トロンドガーデン」
「――惑星カタラクト」
「――惑星カタラクトの大陸アウマルクだけ、立入禁止です」
「――他は、自由にお使いいただいて、かまいません」
「……」
「超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテは~」
「さらに、語ります」
「――〈遠隔転送転轍機〉通過にあたり、一点、問題があるのです」
「――ハイパー水晶が、ダメになってしまうのです」
「――ええ、ほとんど全部」
「――通過後は、5%程度しか、使えません」
「――それも、機能はもちろん低下」
「――でも、ご心配なく」
「――星系スターダストにも、ハイパー水晶くらいありますよ」
「――新しい文明を建設するのに、必要充分なくらいは、それはもう」

 自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルは、行動する――

「そんなに、もう」
「勝手なことばかり、言われても」
「――とにかく、物件も見ないで、引越しは決められん」
「――ハイパー水晶、5%は、大丈夫てことだよな?」
「で、あれば」
「スカラベ級重装甲小型艦10隻を、用意」
「それぞれ、ハイパー水晶なしでもイケるように改造して、連結」
「さらに~」
「ハイパー水晶をつめこんだ金庫200基も、用意」
「……」
「超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテは~」
「――わたしも〈銀球〉も、たぶん無事では、すまないので~」
「――〈遠隔転送転轍機〉を、抜けたくありません」
「――88日後、〈遠隔転送転轍機〉が消えるときに、帰ります」
「――それまで、こちら側に、泊まらせてもらいます」
「レジナルド・ブルの苦闘に、ついては~」
「邪魔もしないが、助力もしない」
「と、いう態度」
「……」
「自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルは~」
「用意した、連結スカラベ級重装甲小型艦に、乗艦」
「同行者は~」
「物理学の大家、ボールドウィン・カラポル博士」
「フラン・イミスさん」
「マーク・ロンドン超能力少年」
「さらに~」
「ジョン大尉が指揮する、ストレンジネス・スカウト」
「ストレンジネス耐性をもつ、選抜者部隊です」
「――突入だっ」
「超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテの弁に、よれば~」
「航行は、たったの1時間」
「それ自体は、問題なし」
「でも」
「――うっ」
「――ううっ」
「到着後~」
「乗員たち、ストレンジネス効果にのたうちまわること、3時間」
「徐々に回復して、活動を再開」
「が」
「――ブリー?」
「――おーい、ア・ナ・ター?」
「――もしもーし?」
「――ごきっ」
「――?」
「――どうしましょう……ブリーが起きないの」
「レジナルド・ブルだけ、昏睡状態のまま」
「医師の診断に、よると~」
「――昏睡、というより~」
「――催眠状態みたい、ですな」
「――手持ちの機器では、手がつけられません」
「……」
「そうこうする、うちに~」
「乗員たちは~」
「――使えるハイパー水晶を、かきあつめるんだっ」
「――よおしっ……生命維持装置、復旧」
「――ハイパー水晶金庫200基は、?」
「――4時間後に、送ってくることに、なっていたはず……」
「――あれだっ」
「――がしっ」
「――あー……びっくりするくらい、使えるハイパー水晶、少ないんですけど」
「――あ、コレなんか、まだイケる」
「乗員総出、涙ぐましい選別作業の、結果~」
「スカラベ級重装甲小型艦2隻、機能回復」
「1隻は、星系ソルへ、報告に」
「2隻目は、星系スターダストへ、偵察に」
「でも」
「レジナルド・ブルは、まだ覚醒しない」
「――おーい、ア・ナ・ター?」
「――もしもーし?」

 レジナルド・ブル、催眠状態――

「――はっ」
「周囲の景色は、おなじみです」
「――超知性体〈それ〉の人工惑星ワンダラー?」
「――あれは、機械都市……だよな?」
「――とりあえず、行ってみよう」
「すると」
「おなじみの番人、登場」
「惑星テラ、西部開拓時代のやさぐれ市民、ピート・ローランド」
「――オレっちの時代でないと、倒せないんだってば……」
「――ばーん」
「いつものコルト・ピースメーカーで、決着」
「機械都市へ、たどりつくと~」
「レジナルド・ブルを、出迎えたのは~」
「ホムンク――超知性体〈それ〉の人造生命」
「曰く~」
「――主人から2つのヴィジョンを、預かっています」
「――では、まず、ひとつめを……」

 レジナルド・ブル、第1のヴィジョン――

「――はっ」
「周囲の景色は、見たことないけど、すばらしい惑星」
「テラニアみたいな、広大な百万人都市」
「――すばらしい」
「――すばらしい」
「連呼すること、数えきれず」
「惑星各地を、物見遊山」
「と」
「――あれは?」
「炭色した岩塊からなる針、のようなもの」
「全長1000m」
「――ロケット?」
「――《スターダスト》!」
「炭色した岩塊は~」
「人類最初の月ロケット《スターダスト》を、思わせたり」
「――すばらしいっ」

 レジナルド・ブル、第2のヴィジョン――

「――はっ」
「周囲の景色は、見たくない未来の光景」
「――おぎゃあ?」
「――クローディ……ぐっすん」
「レジナルド・ブルは~」
「クローディアちゃん――未来で生まれる一人娘――を、抱きしめて~」
「妻フランさんの喪に、服しています」
「で」
「――〈反逆タンク〉5360部隊?」
「――戦隊要塞〈反逆コーン〉2基?」
「――戦隊マシーン1基?」
「――〈テラノヴァ・バリア〉を、一斉砲撃?」
「星系ソルの絶対防衛線〈テラノヴァ・バリア〉は、震撼」
「〈テラノヴァ・バリア〉を、支える~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉は~」
「ふくらんだり、しぼんだり……もう、限界」
「〈ニュークリアス〉を、支える~」
「〈テラノヴァGS〉では~」
「サポーター数千人が、急性心不全」
「〈テラノヴァ・バリア〉を、生成する~」
「テラノヴァ艦隊、ロレッタ級テンダーは~」
「過負荷に耐えきれず、ついに1隻、また1隻と、爆散」
「――〈テラノヴァ・バリア〉が、崩壊した?」
「星系ソルになだれこむ、終末戦隊〈反逆者〉」
「――どどーん」
「自由テラナー連盟本国防衛艦隊を、蹴散らし~」
「――どどどーん」
「超兵器ポテンシャル・ランチャーが~」
「海王星も」
「天王星も」
「土星も」
「木星も」
「火星も」
「――惑星テラも?」
「――ばーん」
「……」
「で」
「――はっ」
「レジナルド・ブルが、われにかえると~」
「そこは、人工惑星ワンダラーの機械都市」
「ホムンク、曰く」
「――ここで、ヴィジョンは、終了です」

 星系スターダスト――

「――はっ」
「レジナルド・ブルの目が、醒めました」
「――あー、なんか頭がガンガンする」
「催眠状態で体験したヴィジョンを、周囲に語るうち~」
「ようやく~」
「調子を、とりもどします」
「――まずは、惑星アヴェダを調査だっ」
「――衛星アシスとアクワルが、あるのだっけ?」
「惑星アヴェダの地表には~」
「月宇宙船《スターダスト》に似た、巨岩があります」
「つまり?」
「体験したヴィジョンのひとつは、この惑星の潜在的未来……」
「とか、いうこと」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと

 作家エルンスト・ヴルチェク氏、死去。享年67歳。
 4月22日午前、ウィーン近郊ブルンにて。死因は、急性心筋梗塞。
 長いこと Perry Rhodan-Heft を支えてくれたことに、感謝。

----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 508 [不定期刊] 2008/04/28
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◆目次
◇ペリー・ローダン近況

----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2435 . Michael Marcus Thurner / Die Nega-Cypron / 負サイプロン
2436 . Uwe Anton / Die Teletrans-Weiche / 遠隔転送転轍機
2437 . Uwe Anton / Die immaterielle Stadt / 非物質都市
2438 . Hubert Haensel / Das Stardust-System / スターダスト・システム
2439 . Hubert Haensel / Menschen für Stardust / 人々、スターダストへ

□ Perry Rhodan-Heft 2435話「負サイプロン」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2435.html ]

 2000万年前、タレ=シャルム銀河、惑星タルクィナ――

「サイプロン政界は~」
「最高権力者・究極評議員の座をめぐって、まっぷたつ」
「――同盟者さんの、ご助力あっての、サイプロンだ」
「――タレ=シャルム銀河の図面作成、完遂するのだ」
「――ぜひ、ランダ・エイスくんを、究極評議員にっ」
「という、保守・同盟派」
「――同盟者さんの、口車に乗って~」
「――タレ=シャルム銀河の図面作成なんて、まっぴらだっ」
「――ぜひ、指導者デコ・フォルラネを、究極評議員にっ」
「という、革新・分離派」
「で」
「――ばばばっ」
「――だだだっ」
「いきなり、分離派クーデター、勃発」
「評議会議場は、阿鼻叫喚」
「で」
「まきこまれ型主人公、ペリー・ローダン」
「誤認逮捕される不良役、双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「――オマエ、じつはイイヤツだな」
「――ふん」
「両名の活躍で、分離派は敗走」
「首謀者デコ・フォルラネ、逃走中」
「とはいえ、評議員11名、死亡」
「……」
「ところで」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿、戦闘中のコトを、追想して曰く」
「――そういえば」
「――パラポール・ベールを突破しようとした連中が、いたな」
「――すごい殺気というか、邪悪な闘気みたいなの、出してたぞ」
「究極評議員候補ランダ・エイス、報告を聞いて、曰く」
「――負サイプロン?」
「――でも……そんなはずは?」
「――いや……まさか?」
「逡巡する、究極評議員候補ランダ・エイス」
「そこへ、一報」
「――僧院長ダリン・アバンギー氏から?」
「――でも……なんでいま?」
「――いや……まさか?」
「話題に乗れない、ペリー・ローダン」
「耐えきれなくて、口をはさみます」
「――あの……負サイプロンとは?」
「――あの……僧院長ダリン・アバンギー氏とは?」
「説明に、よれば」
「――バイバルク大陸に隠遁している、負サイプロンのこと、であります」
「――負サイプロン指導者、僧院長ダリン・アバンギー氏のこと、であります」

 究極評議員候補ランダ・エイスは、バイバルク大陸へ――

「――いま、公人として訪問は、まずいのでは?」
「――私人として訪問なら問題なし、でありますっ」
「究極評議員候補ランダ・エイス」
「ペリー・ローダン」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「3名を背中に乗せた、ホボゲイさんのロボット芋虫は~」
「――ばじゃじゃじゃっ」
「バイバルク大陸まで、海面・全力疾走」
「道中、もうすこし、話を聞かせてもらいましょう」
「……」
「サイプロン――」
「惑星サイプロナに発祥した、肺・エラ両呼吸の知性体」
「フツーの両生類由来の種族、でしたが~」
「振動プシの影響で、突然変異」
「〈負の球体〉に、適応進化」
「パラ能力を、身につけたり」
「で」
「800年前――」
「負サイプロン――〈負の球体〉により適応した支族――が、分枝」
「負サイプロンは、陸上生活に完全適応」
「エラは、ありません」
「〈負の球体〉の中でも、完璧な方向感覚」
「それでも、同族意識は、つかず離れず」
「サイプロンと負サイプロン」
「一致団結して、終末戦隊〈反逆者〉に対抗」
「負サイプロンは、サイプロン艦の水先案内を買って出ます」
「が」
「終末戦隊〈反逆者〉所属、ゲンプロクス分析者に、分析されて」
「――負サイプロンは?」
「――極上の〈放射体〉だから?」
「――〈混沌の勢力〉に、仕えよ?」
「終末戦隊〈反逆者〉は~」
「負サイプロン200名を、拉致」
「サイプロンは~」
「同胞奪還に成功、したものの~」
「――ボクタチ、ハンギャクシャニ、オツカエシマス」
「200名は、〈ラボラトの爪〉を、移植されていました」
「そこへ」
「謎の人物、来訪」
「――わたしの名は、キ=ミョ」
「――キミたちの同盟者になりたいお方から遣わされた、使者です」
「――同盟者さんから、伝言です」
「――〈ラボラトの爪〉から、仲間を救いたいのじゃろうっ?」
「――手助けして、しんぜようっ」
「使者キ=ミョは、サイプロン医学の進展に総力支援」
「――うっ」
「犠牲も、ありましたが~」
「――はっ」
「200名のうち、40名は正気にもどって、生きのびました」
「とはいえ」
「――ひー」
「――こわいよー」
「――もう、サイプロン艦の水先案内は、いやだよー」
「以後~」
「負サイプロン種族は、深刻なトラウマを抱えることに」
「最後の、お務めは~」
「故郷惑星サイプロナが、〈混沌叢〉に呑みこまれたとき」
「――こわいけど、同胞の危機だよー」
「惑星タルクィナまで、避難活動に従事」
「その後~」
「サイプロンにも、スフェリカー――〈負の球体〉水先案内能力者――が誕生」
「もういいかなー、てな感じで」
「負サイプロンは、バイバルク大陸を霧で覆って、ひきこもり」
「訪ねても、霧の中でぐるぐる、してしまうのです」
「……」
「――で、この霧を、どうやって突破すると?」
「究極評議員候補ランダ・エイスは~」
「知恵と、勇気と、勘と、度胸で~」
「ホボゲイさんのロボット芋虫を、道案内」
「――ばじゃじゃじゃっ」
「一行は、なんとか、バイバルク大陸に上陸」

 バイバルク大陸、サムシングル市――

「究極評議員候補ランダ・エイスは~」
「単身、僧院長ダリン・アバンギー氏と、面会に」
「ペリー・ローダン」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「ホボゲイさんのロボット芋虫」
「3名は、市内見物に」
「負サイプロンに、声をかけてみましょう」
「――は、はろー?」
「無視、されました」
「……」
「究極評議員候補ランダ・エイスは~」
「僧院長ダリン・アバンギー氏の、面前で~」
「――デコ・フォルラネっ」
「クーデター首謀者=分離派の指導者デコ・フォルラネと、いきなり再会」
「僧院長ダリン・アバンギー氏、曰く」
「――両派の主張を、聞いてみたくてのぉ」
「――負サイプロンが、どちらを支持すべきか」
「――さあ、語るがよい」
「分離派の指導者デコ・フォルラネ、曰く」
「――同盟者さんの、口車に乗って~」
「――タレ=シャルム銀河の図面作成なんて、まっぴらだっ」
「――サイプロンは、オレを筆頭に、楽して暮らすのですっ」
「――負サイプロンさんも、協力してください」
「同盟派ランダ・エイス、曰く」
「――同盟者さんの、ご助力あっての、サイプロン、でありますっ」
「――この身を賭して、究極評議員の任を果たす所存っ」
「――職権濫用なんて、もってのほかっ」
「――負サイプロンさんに迷惑はかけない、でありますっ」
「で」
「僧院長ダリン・アバンギー氏」
「負サイプロンの古老7名と相談・決断して、曰く」
「――負サイプロンとしては~」
「――同盟派を、支持したいのぉ」
「いかにもな帰結、ですが~」
「分離派の指導者デコ・フォルラネは、キレました」
「――ばばばっ」
「――だだだっ」
「分離派同志、乱入」
「面会場所は、阿鼻叫喚?」
「には、なりませんでした」
「負サイプロンのパラ能力は、圧倒的」
「――うっ」
「分離派の指導者デコ・フォルラネ、あっさり死亡」
「……」
「その頃」
「ペリー・ローダン」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「ホボゲイさんのロボット芋虫」
「3名は、気がつきました」
「――負サイプロンが、ぞろぞろ?」
「――広場の石柱のまわりに、集まって?」
「――!」
「ねじれた石柱には、影がない」
「――これって?」
「驚愕する、ペリー・ローダンに~」
「負サイプロンの女性がひとり、声をかけます」
「――負サイプロンは、ねぇ」
「――望んだ、異生命体の形に、なれるのよねぇ」
「――ほら(と、テラナーに化ける)」
「――で、死ぬと、こういうオベリスクになるのよねぇ」
「つまり」
「――(キミらは、サイノスの始祖、てこと?)」
「ペリー・ローダン、心でつぶやきます」
「もちろん~」
「ここは、〈文脈改竄機〉で〈文脈跳躍〉して来た2000万年前」
「知りえた史実が、どの程度まで~」
「もどった未来で、真実なのか~」
「微妙なところでは、あるのですが」
「で」
「――ペリー・ローダンさん?」
「――僧院長ダリン・アバンギー氏が、お呼びです」
「……」
「で」
「僧院長ダリン・アバンギー氏、曰く」
「――貴殿のココロを、見せてもらいたいのぉ」
「――あ」
「まあ、いいか」
「と、いうか、サイノスの先祖相手では、隠せるはずもなし」
「結果」
「僧院長ダリン・アバンギー氏、曰く」
「――なるほど、のぉ」
「――負サイプロンとしては~」
「――貴殿の活動を、阻止もせぬが、支援もせぬ、ということで」
「――よいかの?」

 数日後、ランダ・エイス、究極評議員選挙に当選――

「最高権力者・究極評議員ランダ・エイスは~」
「〈上潮洞〉――究極評議員だけが立入許可された場所――へ」
「そこで」
「――!」
「サイプロン種族、最後の秘密を、知るのでした」
「――ざっぱーん」
「……」
「一方」
「ペリー・ローダンは~」
「天文台――タレ=シャルム銀河の図面を作成している施設――へ」
「そこで」
「――!」
「――この超高性能な計算脳を?」
「――タレ=シャルム銀河の図面作成のため、〈同盟者〉さんからもらった?」
「――でも、これって?」
「――バコシュウィシュ種族の〈監視柱〉が2基、ですよ?」
「つまり」
「――同盟者さんて、やっぱり?」
「――そうです、超知性体アルケティムさまです」
「ペリー・ローダンの前に~」
「使者キ=ミョの立体映像が、出現」
「〈法行進〉艦隊司令・女将軍カムコさんと同じアエガン人の男性、の姿形」
「で」
「使者キ=ミョの立体映像は~」
「ペリー・ローダンに、語ります」
「――タレ=シャルム銀河の、45%が~」
「――〈混沌胞〉と〈混沌叢〉に、覆われてしまいました」
「――タレ=シャルム銀河の、中央部の~」
「――超巨大ブラックホール、マルギン=クリロクスのご近所には~」
「――〈混沌叢〉数ダースからなる超集積体が、できています」
「――タレ=シャルム銀河の、50%が~」
「――〈混沌叢〉で、つながってしまうと~」
「――もう、〈負の球体〉建設は、止められません」
「……」
「――ざっぱーん」
「最高権力者・究極評議員ランダ・エイスは~」
「ペリー・ローダンに、語ります」
「――じつは~」
「――サイプロンは、滅亡することに、定まっていますが~」
「――当面、他言無用、であります」
「ペリー・ローダン、思います」
「――(負サイプロンの未来=サイノスのコトに、ついては~)」
「――(当面、他言無用、にしておこう)」
「最高権力者・究極評議員ランダ・エイス、さらに曰く」
「――これから~」
「――究極評議員の、権限で~」
「――超知性体アルケティムさまの使者キ=ミョ氏を~」
「――惑星タルクィナに招待、であります」

 同じ頃、時間航行艦《ジュール・ヴェルヌ》――

「――テラナーのど根性を、忘れたのっ」
「モンドラ・ダイアモンドさんは、乗員に説法」
「タレ=シャルム銀河は、原〈負の球体〉です」
「物理法則、変容中」
「高性能の駆動系も、青息吐息」
「左右上下も、わからない」
「それでも」
「――メタグラヴっ」
「なんとか、航行していました」
「が」
「――ごーっ」
「超空間で、突風一迅」
「ぽっとん」
「通常空間に、落ちたところが~」
「いわば、〈混沌の勢力〉の、超大規模な工事現場」
「――〈反逆タンク〉数千隻?」
「――〈戦隊マシーン〉1基?」
「――戦隊要塞〈反逆コーン〉49基?」
「編隊の中央に位置するのは、さしわたし864kmの巨大構造物」
「――戦隊要塞〈反逆コーン〉が?」
「――96基、合体してる?」
「戦隊要塞〈反逆コーン〉は、微妙にねじれたHの形」
「積み重ねると、ゆるっとしたネジネジ」
「二重螺旋型・構造物に、なるわけです」
「もちろん」
「のんびり観察する余裕なんて、なし」
「長居無用」
「モンドラ・ダイアモンドさんは、即時撤退を指示」
「が」
「――失敗っ」
「――失敗失敗失敗っ」
「《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「244回、不屈の努力で、ようやくリニア空間へ」
「が」
「――ここにも、〈反逆タンク〉部隊がっ」
「――ふりきるのよっ」
「――ふりきりなさいっ」
「――だから……そんな眼で、こっちを見ないっ」
「危機的状況です」
「……」
「その頃――」
「《ジュール・ヴェルヌ》の、キャビン」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「迷っていました」
「――コレを、使うのか使うのか、オレ?」
「――無理に使用すると、頭がどうにかなるかも?」
「――ええいっ……怯むな、オレ」
「かぶってみました」
「――ベクトル・ヘルメットっ」
「――!」
「――すっきりすっきりだぞ、オレ」
「原〈負の球体〉にいるのが、嘘みたい」
「方向感覚とか、土地勘みたいなモノが、働くようになりました」
「――モンドラさん、右だ」
「――モンドラさん、左だ」
「〈反逆タンク〉を、ふりきりました」
「つづいて」
「――メタグラヴ機関の、ここをこう」
「――メタグラヴ機関の、そこをそう」
「超空間航行が、ふたたび可能に」
「《ジュール・ヴェルヌ》は、赤色矮星の周回軌道へ」
「そこで」
「アラスカ・シェーデレーア、ばったり」
「意識不明」
「が」
「しばらくすると、覚醒」
「――このままだと事態はかわらないぞかわらないぞ」
「――これ以上、使用すると、頭が本当にどうにかなるかも?」
「――ええいっ……怯むな、オレ」
「――ベクトル・ヘルメットっ」
「――!」
「――もしもし?」
「――サイプロン艦隊さん?」
「――こちら、《ジュール・ヴェルヌ》」
「――助けてください」

 サイプロン艦隊、《ジュール・ヴェルヌ》に接近――

「――こちら、サイプロン艦隊指揮官カレオ・ラシ」
「――まずは、臨検させてもらう(オマエら〈混沌の勢力〉じゃないのか?)」
「でも」
「《ジュール・ヴェルヌ》の司令室に、足を踏みいれた途端」
「設置された〈監視柱〉に、気づきました」
「――これって?」
「――サイプロンが〈同盟者〉さんからもらった計算脳と同じ、だよな?」
「つまり」
「――同志だっ(がしっ)」
「――同志ねっ(がしっ)」
「で」
「サイプロン艦2隻が、《ジュール・ヴェルヌ》にドッキング」
「惑星タルクィナまで、道案内」
「道中~」
「サイプロン艦隊指揮官カレオ・ラシ、説明して曰く」
「――合体した戦隊要塞〈反逆コーン〉96隻?」
「――ならは、追加合体49基で、144基編成ですね」
「――そうやって、〈混沌叢〉建設を、加速するみたいなのです」

 《ジュール・ヴェルヌ》艦内時間:新銀河暦1347年1月初頭――

「《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「惑星タルクィナに、到着」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「――ペリーっ」
「むぎゅ、としたとか、しないとか」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと

 超空間、今週も荒れ模様。

----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 507 [不定期刊] 2008/04/21
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◆目次
◇ペリー・ローダン近況

----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Action
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/praction/index.html ]

1 . Robert Feldhoff / Trafalgars Killer / トラファルガーの殺人者
2 . Christian Montillon / Sturm der Kriegsandroiden / 戦闘アンドロイド殺到
3 . Hans Kneifel / Rhodan mal tausend / ローダン1000倍
4 . Achim Mehnert / Festung der Regenten / 君主たちの要塞
5 . Lazarus Tod / ラザルの死
6 . Marc A. Herren / Regenten der Energie / エネルギーの君主たち
7 . Timothy Stahl / Aufstand der Grall / グラルの蜂起
8 . (作者未詳) / Sternentod / 星間の死
9 . (作者未詳) / Der Zündermutant / 点火ミュータント
10 . (作者未詳) / Falkans Verderben / ファルカンの没落
11 . Wim Vandemaan / Gericht der Regenten / 君主たちの審判
12 . (作者未詳) / Die Robotgarde / ロボット親衛隊

 4月4日開始、企画物ヘフト・シリーズ。12冊、隔週刊。

 □ Perry Rhodan-Action 1話「トラファルガーの殺人者」
[ http://perry-action.de/cgi-bin/heft.pl/1.html ]

 西暦2166年3月4日、惑星テラ――

「インペリウム・アルファ――太陽系帝国の中枢にして、連合帝国の中枢」
「金融産業相ホーマー・G・アダムズの、呼びかけで~」
「通商会議、開催」
「大執政官ペリー・ローダンも、出席です」
「その、席上」

「――?」
「――なんか、動きがカクカクしてないか? あの4名」
「ペリー・ローダンの磨き抜かれた直観が、不審人物を感知」
「――2名は、惑星トラファルガーの植民テラナー?」
「ペリー・ローダンが~」
「フェロル大使カラルと歓談、していると~」
「いきなり」
「――ばーん」
「フェロル大使カラル、即死」
「でも、本当の目標は、ペリー・ローダンに、決まっています」
「いきなり、周囲は修羅場」
「テレポーター、タコ・カクタが、暗殺者1名を排除」
「テレキネシス能力者、タマ・ヨキダが、2人目を排除」
「イワン・イワノヴィッチ・ゴラチンが、3人目、4人目を、ばーん」
「暗殺者4名の、遺体をみると~」
「――全員、ロボット?」

 銀河系秘密情報局――

「アラン・D・マーカントのもと~」
「暗殺事件の調査は、進行」
「――4名とも、惑星トラファルガーの貨物船の乗員、として入国?」
「――遺体調査の結果、やはりアンドロイド?」
「――武器は、体内に隠して持ちこんだ?」
「テレパス、フェルマー・ロイド、曰く」
「――精神放射みたいなものが、感じられるような~」
「――そうでも、ないような」
「――脳の一部に、有機物質が?」
「――脳の中に、なにやら青い結晶体の小片が?」

 3月5日、カスタム重巡《ジュノー》、発進――

「艦長は、ケートワンド中佐」
「作戦指揮は、大執政官ペリー・ローダン」
「乗員は、他に~」
「テレポーター、タコ・カクタ」
「テレキネシス能力者、タマ・ヨキダ」
「銀河系秘密情報局の工作員40名」
「総員200名」
「目的地は、デメトリア星団、星系ヴィクトリーの第3惑星トラファルガー」
「――本当なら、旗艦《セオドリックII》で、行くべきところ、だが~」
「――デメトリア星団は、ちょいと政治的に難しいからなあ」

 デメトリア星団――星系ソルから1万1500光年――

「――ごーっ」
「カスタム重巡《ジュノー》は~」
「ハイパー嵐が渦巻く中を~」
「かきわけて~」
「デメトリア星団の奥へと、航行」
「……」
「デメトリア星団は、ほとんど銀河政治の縮図」
「アルコンの、ファルカン伯爵領」
「スプリンガーの惑星、スペジム」
「アラスの、研究施設」
「原住民マガドゥ――または〈孤高の哲学者〉――の、保護区」
「いないのは、アコン人とバアロル教団くらいです」
「そんな中~」
「惑星トラファルガーは、アングロサクソン系テラナーの植民惑星」
「ティータイムを、こよなく愛しています」
「人口は、1100万人」
「首都は、トラファルガー市」
「……」
「――こちら、太陽系帝国艦隊の重巡《ジュノー》」
「――トラファルガー市宇宙港に、着陸許可を……」
「と」
「いきなり、惑星トラファルガーの北極あたりから」
「――どどーん」
「砲撃」
「カスタム重巡《ジュノー》は、墜落」
「死者、およそ50名――艦長も死亡」
「負傷者、およそ50名――医師ジャン・ツォウは、手一杯」

 惑星トラファルガー、地表――

「ペリー・ローダンは、緊急無線」
「――こちら、大執政官ペリー・ローダン」
「――もしもーし」
「現地執政官コスマイ・セトラと、繋がりました」
「――北極の防衛要塞……そんなもの、造営しておりません」
「――とにかく、至急、救援を派遣します」
「――お待ちください」
「が」
「救援隊より、先に」
「――反重力プラットフォーム22台が、接近?」
「――見たことのない各種大型ロボット、満載?」
「近隣の状況は、どうでしょう」
「――ロボットが、大陸全土を制圧?」
「――トラファルガー市も、ロボットに襲撃されている?」
「で」
「ペリー・ローダンは、カスタム重巡《ジュノー》の生存者に号令」
「――4班に、分散っ」
「――各個、トラファルガー市まで、活路をひらくのだっ」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「テレポーター、タコ・カクタ――負傷中」
「テレキネシス能力者、タマ・ヨキダ」
「医師ジャン・ツォウ」
「フロラン・マレリ少尉」
「一同を、連れて~」
「手近な地上要塞を、目指します」
「――徒歩で、100km?」
「――あ、全長15mの巨大ナメクジだ」
「――ちょうどいいから、乗っていこう」
「うねうねうね~」

 ペリー・ローダン一行は、地上要塞に到着――

「巨大ナメクジを、降りると~」
「いきなり」
「――ロボット部隊?」
「――発見された?」
「タコ・カクタは、怪我した身体に鞭打って~」
「――テレポートっ」
「医師ジャン・ツォウと、フロラン・マレリ少尉を、安全なところへ」
「もどって、みると~」
「テレキネシス能力者、タマ・ヨキダ」
「司令塔とおぼしきロボット1台を、緊急停止したところ」
「――このロボットが?」
「――〈見張号〉とか〈壊滅号〉とかいうロボット連中を、無線操縦してた?」
「ロボットを、調べてみましょう」
「――脳の一部に、有機物質が?」
「――脳の中に、なにやら青い結晶体の小片が?」
「暗殺に来たアンドロイドと、同じですね」

 ペリー・ローダン一行は、原住民マガドゥのひとりと遭遇――

「――わたしは、〈13のカラーブ〉です」
「――お助けしましょう」
「案内、されたのは~」
「発光植物が繁茂する、地下30mのマガドゥ集落」
「――13の氏族と20の氏族が、暮らしているのです」
「――ららら~」
「あれこれ歌声――プシオン的な――が、聞こえてきます」
「で」
「マガドゥ2名――治療師――が、呼ばれて~」
「――るるる~」
「タコ・カクタの傷を、癒してくれたり」
「〈13のカラーブ〉が~」
「――ろろろ~」
「ペリー・ローダンに、マガドゥ種族の歴史を物語ったり」

 昔々、デメトリア星団――

「マガドゥ種族は~」
「デメトリア星団の一帯に、星間文明を築いていました」
「が」
「ある日~」
「高位な支配者が、過ちを犯し~」
「故郷惑星マガドンの滅亡を、招いたのです」
「――どどーん」
「以来~」
「マガドゥ種族は~」
「技術を、捨てて~」
「自然や、他の被造物と、共存する道を、選んだのです」

 現在、地下30m、原住民マガドゥの集落――

「――!」
「――ロボット部隊が?」
「――地下まで、追跡してきた?」
「ならば」
「ペリー・ローダンと、タコ・カクタは~」
「――テレポートっ」
「地上要塞へ」
「小型爆弾3個を仕掛けて、爆破」
「――ばーん」
「……」
「――どうだ?」
「――やりました……ロボット部隊、地上へ戻っていきます」
「――よしっ」

 ところかわって、トラファルガー市の北西200km――

「ここは、〈君主たちの要塞〉――事態の黒幕の拠点」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンは~」
「ここから、事態の推移を追っていました」
「――どこへ隠れたのだ、大執政官ペリー・ローダンっ」
「――いるのはわかっているのだ、大執政官ペリー・ローダンっ」
「――ああ、〈替玉号〉たちさえ、暗殺に失敗しなければっ」
「歯噛み、しながら~」
「――いまだって、ちょこまかと、小賢しいマネをっ」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンは~」
「自前の記録球を、力一杯、握りしめてみたり」
「――ぐぐっ」

 つづく。

□ Perry Rhodan-Heft

2434 . Michael Marcus Thurner / Die Halbraumwelt / 半空間惑星
2435 . Michael Marcus Thurner / Die Nega-Cypron / 負サイプロン
2436 . Uwe Anton / Die Teletrans-Weiche / 遠隔転送転轍機
2437 . Uwe Anton / Die immaterielle Stadt / 非物質都市
2438 . Hubert Haensel / Das Stardust-System / スターダスト・システム

□ Perry Rhodan-Heft 2434話「半空間惑星」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2434.html ]

 紀元前2005万9813年、タレ=シャルム銀河――

「時間航行艦《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「星系ビ=ゾトリングから、逃走中」
「――メタグラヴっ」
「なんとか跳躍して、どこぞの星系へ」
「が」
「――ここにも、〈反逆タンク〉部隊がっ」
「――緊急加速よっ」
「のろのろ」
「――メタグラヴっ」
「なんとか跳躍して、ふりきります」
「が」
「――現在座標がっ」
「――わからないっ」
「――右も左もっ」
「――わからないっ」
「《ジュール・ヴェルヌ》の科学者連・筆頭」
「イホ・トロト」
「マルコム・S・デーリアン」
「クルカリェン・ヴァランティル」
「総力を結集、するものの~」
「原〈負の球体〉のもたらす超絶効果の前に、惨敗」
「……」
「数日後――」
「《ジュール・ヴェルヌ》中枢に鎮座する〈監視柱〉が~」
「艦載脳〈ネモ〉に、ご託宣」
「――艦内時間で、6時間以内に~」
「――4.5光年先、星系アマルント=ラントラに、おもむくが吉?」
「――〈法行進〉艦隊と、合流叶う?」
「でも」
「時間ばかりが、むなしく過ぎて~」
「合流ならず」
「――あきらめては、ダメよっ」
「――テラナーのど根性を、忘れたのっ」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「乗員に説法、してみたり」

 同じ頃、サイプロン拠点惑星タルクィナ――

「サイプロンの~」
「故郷恒星サイプと、発祥惑星サイプロナは~」
「すでに、すっぽり〈混沌叢〉の中」
「現在の、拠点惑星タルクィナは~」
「故郷恒星サイプから、距離1万光年の長大周回軌道の、どこか」
「構造場が形成する、機動半空間泡、の中」
「放射特性がそれぞれ異なる、人工太陽の一群――虹太陽群――が~」
「燦々と、きらめき~」
「海洋惑星タルクィナの、広大な海に~」
「443の陸塊――各200~1000平方km程度――が、浮かんで~」
「――泳いでる?」
「で」
「ランダ・エイス指揮下、サイプロン艦《シャルクヴァ》は~」
「泳ぐ陸塊のひとつで、ドック入り」
「――ここは、評議会大陸、であります」
「ランダ・エイスは~」
「ペリー・ローダン」
「ホボゲイ」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「3名を、ともない~」
「巨大なホテル――宿泊客は異種族10万名――へ」
「で」
「3名は、惑星タルクィナ、物見遊山の旅へ」
「ランダ・エイスは、サイプロン評議会へ」

 惑星タルクィナ、評議会議場――

「ランダ・エイスは~」
「政務次官ボハリム・ズススに、近況確認」
「悲しいお知らせが、ひとつ」
「――究極評議員パン・イアナさんが、暗殺された?」
「うれしくないお知らせが、ひとつ」
「――デコ・フォルラネが、究極評議員選挙に出馬?」
「……」
「デコ・フォルラネ――」
「ランダ・エイスとは、少年時代から、敵対関係」
「筋金入りの、分離派」
「分離派の指導者です」
「――終末戦隊〈反逆者〉と戦うのは、不毛だっ」
「――終末戦隊〈反逆者〉とも、対話の努力をっ」
「――謎の同盟者さんの、口車に乗って~」
「――タレ=シャルム銀河の図面作成なんて、やってられるかっ」
「という、人物」
「……」
「ランダ・エイスは~」
「――軟弱な、同盟派評議員の連中では~」
「――分離派デコ・フォルラネを抑えられない、であります」
「――憂慮すべき事態、でありますっ」
「ペリー・ローダンに、事情を説明すると」
「――同盟派の代表者に、引き合わせてくれたまえ」
「――このペリー・ローダン、参謀になって進ぜよう」
「――究極評議員には、キミが立候補するのだ」
「――このペリー・ローダン、伊達に長く生きてはおらん」
「――選挙のこんな手口とか、政治のあんな手口とか」
「――なんでも、教えて進ぜよう」
「選挙は、16日後です」

 惑星タルクィナ、とある泳ぐ陸塊――

「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は~」
「さすらって、いました」
「――ああ、なんて素敵な惑星」
「――ああ、なんて素晴しい海」
「――なんて……オレは、思っていないんだからな」
「――ふん」
「ぼーっ、と海を見ていると」
「――あっ」
「――ごめんなさい、お怪我はありませんか?」
「性格があきらかに変わってしまった、双頭大佐」
「サイプロン美人、陸海農園経営者アイナ・シオさん」
「ふたりの出会いは、運命的」
「しばらく、いっしょに農園仕事」
「陸を、歩いたり」
「海に、潜ったり」
「と」
「――あら、コレは?」
「――計器に、変な信号が?」
「――大佐……頸に発信器みたいなモノ、埋めてらっしゃるの?」
「じつは」
「この発信器」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿が~」
「まだ、〈ラボラトの爪〉の影響下にあった、頃~」
「まだ、〈混沌の勢力〉を裏切ると決意する、前~」
「ランダ・エイスが、安全措置のため、埋めこんだモノ」
「遠隔操作で爆破も可能、という優れモノ」
「それが、ついたまま」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿と、しては~」
「おもしろく、ありません」
「――聞いてない聞いてない聞いてないっ」
「――あいつらあいつらあいつらっ」
「……」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は~」
「ホテルのフロントに~」
「――脱皮が、近いのです」
「なんて、適当なコト、語りながら~」
「――医療設備と検査機器を、貸してください」
「で」
「自分の頸を、すすーっと、切開」
「脊髄の、脚の運動をつかさどる神経の束、あたりに~」
「――あったぞ、発信器」
「――無理に摘出すると、脚が麻痺するかも?」
「――ええいっ……怯むな、オレ」
「ぷつん」
「アティモス頭、脚の感覚がなくなりました」
「が」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿には~」
「便利な道具が、あります」
「――パラポーラライゼーターっ」
「修復開始」
「摘出した、発信器は~」
「当面は、頸に貼りつけておくことに」

 惑星タルクィナ、評議会議場――

「評議会は~」
「もと〈混沌の勢力〉所属、双頭大佐エカトゥス・アティモス殿を~」
「証人喚問」
「ペリー・ローダン」
「ランダ・エイス」
「両名は、弁護人みたいな立場で、同行」
「すると」
「評議会議場で、待ちうけていたのは~」
「証人喚問――というか、つるしあげ」
「――デコ・フォルラネっ」
「――これは……キサマの策略、であるか?」
「ランダ・エイスは、こわい顔」
「証人喚問は、するする続く」
「――根っからの悪人を2倍して、双頭大佐を作るんですか?」
「――阿鼻叫喚って、漢字で書ける?」
「などなど」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿に、キレていただこう」
「という、狡猾な作戦」
「――根っからの悪人なんて、いるわけないですよー」
「――そんな漢字、自分も書けない、であります」
「ペリー・ローダン」
「ランダ・エイス」
「両名、弁護に奮闘します」
「もし、ここで~」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿が、キレたら~」
「連れてきた、ランダ・エイスも、責任重大」
「究極評議員選挙なんて、夢のまた夢」
「が」
「独立派の指導者デコ・フォルラネは~」
「じつは、もっと凶悪なコトを、もくろんでいたのです」

 惑星タルクィナ、評議会議場――

「突然」
「――!」
「――だだだっ」
「評議会議場に、乱入する~」
「重武装のロボットの一団」
「重武装の兵士の一団」
「標的は~」
「同盟派評議員、一同」
「もちろん、ペリー・ローダンも」
「もちろん、双頭大佐エカトゥス・アティモス殿も」
「つまり~」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿に、罪を着せ~」
「ペリー・ローダンに、罪を着せ~」
「とにかく、みんな、消えていただこう」
「という、過激な作戦」
「――ばばばっ」
「阿鼻叫喚」
「ペリー・ローダンは~」
「同盟派評議員2名に守られて、安全なところへ、一時撤退」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は~」
「やわらかい椅子ごと、評議会議場ドームの地下へ、一時撤退」
「で」
「――ばばばっ」
「ペリー・ローダン、危機一髪」
「その刹那」
「――パラポール・ベールっ」
「――!」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿、参上」
「ペリー・ローダンは~」
「パラポール・ベール――別のエネルギー水準に移行――に、匿われて~」
「両名は、評議会議場の、外へ」
「〈虹ゴンドラ〉に乗れば、脱出は成功」
「と、いうところで」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は~」
「あの発信器を~」
「――ぽいっ」
「〈虹ゴンドラ〉の中へ」
「〈虹ゴンドラ〉を、自動発進させると~」
「――ぴぴぴ」
「――ばーん」
「発信器は、独立派指導者デコ・フォルラネの遠隔操作で、爆発」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は~」
「――そんな眼で見るな、ペリー・ローダン」
「――発信器のコトなら、知っていたとも」
「――この恨み、いつか百倍にして返してやるんだからな」
「――おぼえていろよっ」
「――ふん」
「……」
「ペリー・ローダン」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「両名は~」
「パラポール・ベールに、隠れて~」
「評議会議場に、とって返すと、反撃開始」
「――うっ」
「――うぅっ」
「襲撃者を、次から次へと」
「阿鼻叫喚」
「襲撃者側も、超能力でパラポール・ベール突破を、敢行です」
「が」
「よせつけず」
「――うっ」
「――うぅっ」
「――撤退だ」
「――おぼえていろよぉぉっ」
「分離派指導者デコ・フォルラネ、および、共犯2名」
「携帯転送機で、逃走」

 惑星タルクィナ、評議会議場――

「かくして」
「分離派クーデター、終結」
「結果」
「サイプロン31名が、死亡」
「うち、11名は、評議員」
「で」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は~」
「――そんな眼で見るな、ランダ・エイス」
「――オレは、発信器のコト、恨みに思っているんだ」
「――今だって、キサマを助けに戻ったわけじゃ、ないんだからな」
「――ふん」
「で」
「ランダ・エイスと、当局は~」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿の功績に、免じて~」
「――隠れてパラポーラライゼーターを生成した件については不問、である」
「と、いうことで、収拾」
「ランダ・エイスは~」
「――ここはもう、是が非でも究極評議員に当選したい、であります」
「と、心を新たにしてみたり」
「……」
「ところで」
「――分離派の連中」
「――自分たちのコトを〈負サイプロン〉と、称していたような……」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと

 荒天つづき、ですか。

----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 506 [不定期刊] 2008/04/14
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]
◆目次
◇ペリー・ローダン近況

----------------------------------------------------------------------
◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2433 . Wim Vandemaan / Der Zorn des Duals / 双頭大佐の怒り
2434 . Michael Marcus Thurner / Die Halbraumwelt / 半空間惑星
2435 . Michael Marcus Thurner / Die Nega-Cypron / ネガ=サイプロン
2436 . Uwe Anton / Die Teletrans-Weiche / 遠隔転送転轍機
2437 . Uwe Anton / Die immaterielle Stadt / 非物質都市

□ Perry Rhodan-Heft 2433話「双頭大佐の怒り」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2433.html ]

 紀元前2005万9813年、タレ=シャルム銀河――

「ペリー・ローダン留守中の~」
「時間航行艦《ジュール・ヴェルヌ》では~」
「艦内暦は、すでに、新銀河暦1346年12月10日」
「その日~」
「惑星アタ・タゲノにて――」
「ペリー・ローダンは~」
「〈混沌の勢力〉所属、双頭大佐エカトゥス・アティモス殿を、捕獲」
「サイプロン艦隊の旗艦《シャルクヴァ》に、連行」
「で」
「サイプロン艦隊は~」
「――可及的速やかに、中枢惑星タルクィナへ帰到したい、であります」
「――中継惑星〈潟月〉へ急行、であります」

 サイプロン艦隊、旗艦《シャルクヴァ》――

「指揮官は、サイプロンの男前ランダ・エイス」
「が、立体映像マスクを、はずすと~」
「――エラ呼吸?」
「――両生類由来の種族、であります」
「一方」
「ペリー・ローダンは~」
「タレアム――タレ=シャルム銀河の主要言語――も、学習したし」
「いろいろと、質問したい」
「でも」
「ホボゲイさんは~」
「着用するロボット芋虫が巨大だから、と格納庫住まい」
「となれば」
「質問する相手は、サイプロン」
「サイプロン指揮官、ランダ・エイスサイプロンは~」
「ペリー・ローダンを、同志とみなして丁重なあつかい」
「だから~」
「種族のコトも、包み隠さず、語ります」
「――サイプロンは~」
「――フツーの種族、でしたが~」
「――振動プシの影響で、いろいろポジティヴに突然変異、であります」
「――特異なパラ能力を、身につけた、であります」
「――旗艦《シャルクヴァ》だけでも~」
「――テレパスっ」
「――パララオシャーっ」
「――暗示能力者っ」
「――記憶可塑能力者っ」
「――パラオプテーターっ」
「――他、多数っ」
「――さらに」
「――ここ、旗艦《シャルクヴァ》には~」
「――スフェリカー=〈負の球体〉を水先案内する能力者4名が、搭乗」
「――そしてっ」
「――アンティ・ミュータント的な者もっ」
「――捕虜・双頭大佐エカトゥス・アティモスが~」
「――パラポーラライゼーターを生成するのも阻止、であります」
「語ります」
「――サイプロンは~」
「――名前は伏せますが、とある強力な同盟者さんから~」
「――タレ=シャルム銀河の図面作成をひきうけた、であります」
「――ここ、旗艦《シャルクヴァ》司令室には~」
「――タレ=シャルム銀河の図面が、ほらこのとおりっ」
「語ります」
「――振動プシは~」
「――プシオン網相当の機能を果たす、であります」
「――カオタークは~」
「――振動プシを介して、タレ=シャルム銀河の領域を、操作して~」
「――周囲のプシオン網から遮断、であります」
「――われわれは~」
「――こうした網を、感知して~」
「――相矛盾する影響を取り除ける、であります」
「語ります」
「――サイプロンは~」
「――終末戦隊〈反逆者〉の構成員を条件付けする、〈ラボラトの爪〉を~」
「――アトレントゥス処置で、無力化できる、であります」

 サイプロン艦隊、航行中――

「アトレントゥス処置、開始」
「――ぷす」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿に、注射1本」
「――ちゅーっ」
「ナノテク組織を、注入」
「――うーん」
「眠りにつく、双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「――アトレントゥス処置、完了まで?」
「――数日?」
「で」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿の体内、では~」
「ナノテク組織が~」
「――わー」
「――〈ラボラトの爪〉、発見」
「――〈ラボラトの爪〉、カプセル化」
「……」
「〈ラボラトの爪〉を、摘出しようと、すると~」
「〈ラボラトの爪〉は、双頭大佐エカトゥス・アティモス殿を、殺してしまう」
「でも」
「影響だけ排除なら、問題なし」
「さすがは、サイプロン」
「――ついでに、発信器とかも、仕込んでおく、であります」
「さすがは、サイプロン」
「……」
「その間も~」
「サイプロンの猛者たちは~」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿の移動ロボットを、調査継続」
「大量のパラポーラライゼーターを、発見」
「あわてて、艦外に投棄したり」
「……」
「――うーん」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は~」
「うなされ、ながら~」
「こんな記憶を、ひもとくのでした」

 双頭大佐エカトゥス・アティモスの記憶:ベクトル惑星――

「伝説のベクトル惑星――」
「かつて、超転送システムの一部だった、とか」
「かつて、幾多の次元に存在していた惑星を~」
「かつて、幾多の次元から切り離して~」
「かつて、単一の次元に埋めこんだ、とか」
「かつて、これらベクトル惑星を経由して~」
「かつて、幾多の宇宙の望みの場所に、零時間で到達できた、とか」
「かつて、委細不明ながら、大災厄があって~」
「かつて、幾多の断片に分たれてしまった、とか」
「……」
「そんな、伝説のベクトル惑星に、着陸した~」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「――困った」
「なぜか、宇宙船に、戻れない」
「と」
「うろうろ、しているうちに~」
「――キノコ型のドーム?」
「――伝説の超転送システムの一部だった、とか?」
「もし、ペリー・ローダンだった、なら~」
「〈無限への架け橋〉のピルツドームを、想起するところ」
「その下で」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「ベクトル惑星の牢名主みたいな〈興味職人〉と、遭遇」
「――このベクトル惑星は、一方通行なのじゃ」
「――起点から、終点まで~」
「――定められた順路のみ、歩めるのじゃ」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「示された順路を、進むことに」
「ホネオリ川を、ガウンドラム船で下り~」
「――あら」
「――あーら」
「カミナリ姉妹のふたり――釣りをするヒキガエル娘たち――とか~」
「変な連中を、やりすごし~」
「さらに変な連中を、やりすごし~」
「終点・怒りのホールで、〈興味職人〉と再会」
「――あの奇妙な連中は、のぉ~」
「――貴殿に、気づかれないように~」
「――貴殿を、傷つけないように~」
「――貴殿の秘めた力に、あやかったのじゃな」
「――貴殿の内には、大きな怒りが煮えておる」
「?」
「そのあと」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「ふたたび宇宙船へ戻ると、難なく離陸成功」
「奇妙な体験、だったのです」

 サイプロン艦隊、航行中――

「アトレントゥス処置から、3日」
「――はっ」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「覚醒」
「これで」
「埋めこまれた〈ラボラトの爪〉の条件付けから~」
「自由になった、はず」
「なので」
「ペリー・ローダンが~」
「早速、面会して、曰く」
「――キミは、自由だ」
「――もし、キミが望むなら、コスモクラートの側に寝返ればいい」
「――そうすれば、共に戦えるぞ」
「――あとは、キミが決めることだ」
「で」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「あれこれ、考えます」

 12月14日、サイプロン艦隊、航行中――

「――!」
「――現在位置が?」
「――わからない?」
「――ここ、旗艦《シャルクヴァ》には~」
「――スフェリカー=〈負の球体〉を水先案内する能力者が4名もいるのに?」
「まさに、不測の事態」
「旗艦《シャルクヴァ》が、進路を示さなければ~」
「サイプロン艦隊は、立往生です」
「が」
「旗艦《シャルクヴァ》の主計算脳には~」
「――強力な同盟者さんから、もらった副プログラムが?」
「――〈混沌の勢力〉の時空ルータから〈戦隊通信〉を読み取って?」
「――座標を特定できる?」
「あとは~」
「難なく、中継惑星〈潟月〉へ」

 サイプロン艦隊は、中継惑星〈潟月〉へ到着――

「サイプロン指揮官、ランダ・エイスサイプロンは~」
「ペリー・ローダンを、同志とみなして丁重なあつかい」
「だから~」
「さらに秘密を、語ります」
「――ここで~」
「――担当の〈眠れる者〉から~」
「――サイプロンの中枢惑星タルクィナの座標を受領する、であります」
「――惑星タルクィナは~」
「――故郷恒星サイプから、距離1万光年の長大周回軌道にあって~」
「――現在座標は、〈眠れる者〉数名しか知らない、であります」
「――安全上の措置、であります」
「……」
「一方」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は~」
「中継惑星〈潟月〉まで、8日間」
「それなりに、時間がありました」
「サイプロンのアンティ・ミュータントの目を、盗んで~」
「――(ゆっくり、こっそり)ぽっとん」
「――(ゆっくり、こっそり)ぽっとん」
「作ったのは、パラポーラライゼーター2個」
「口にふくんで、隠してみたり」
「中継惑星〈潟月〉に、着陸するや~」
「パラポーラライゼーター1個を、使用して~」
「――パラポール・ベールっ」
「サイプロン艦隊の旗艦《シャルクヴァ》から、逃走」
「パラポーラライゼーター2個目を、使用して~」
「――パラポール・ベールっ」
「さらに、遠くへ、逃げのびます」
「が」
「じつは、この逃走劇~」
「サイプロン艦隊・指揮官ランダ・エイスの、想定内」
「曰く」
「――キミは、自由、であります」
「――ただし、もし、キミが寝返えらないなら~」
「――死んで、地獄に落ちてもらう、であります」
「――あとは、キミが決めること、であります」
「どこまで、逃げても~」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿の体内には、発信器」
「サイプロン艦隊・指揮官ランダ・エイスの手には、起爆スイッチ」
「さすがは、サイプロン」
「ついでに、爆弾とかも、仕込んである、のでした」

 中継惑星〈潟月〉、波打ち際、双頭大佐エカトゥス・アティモス――

「――ざっぱぁぁん」
「そもそも~」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は、改造生物」
「エカトゥス・アヤストレウス――」
「〈負の球体〉出身、トカゲのような知性種族オドン人の、出世頭」
「有する超能力が~」
「――パラポール・ジェネレーター」
「アティモス・フライ――」
「もと、コスモクラート陣営の策士が、〈混沌の勢力〉に転向」
「有する超能力が~」
「――ゼロトランス能力」
「両名は~」
「戦隊解剖学者フォホム先生の、執刀により~」
「改造されて、双頭大佐に」
「が」
「以来~」
「いわく言いがたい苦悶に、苛まれ~」
「相対的不死の肉体を、呪いながら~」
「――任務を果たせば、苦悶をとりのぞいてやる」
「上司の約束なんかを、頼りに~」
「欝憤を、〈秩序の勢力〉に、ぶちまけてきました」
「――ざっぱぁぁん」
「いまだって~」
「身体が、重くて、だるくて~」
「とてつもなく、苦痛で苦悶」
「――ああ、オレ、どうすれば」
「思いあまって~」
「――ざっぱぁぁん」
「海に、飛びこみました」
「と」
「――!」
「なんだか、快適です」
「苦痛も苦悶も、きれいさっぱり」
「――はっ」
「――まさか、オレ、自分が水棲生物だって、忘れてた?」
「――ちがうっ(オレは、そんなうっかりじゃないっ)」
「――てことは、〈混沌の勢力〉の巧妙な戦術?」
「――自分が水棲生物だって、忘れさせられて?」
「――いわく言いがたい苦悶に、苛まれ?」
「――相対的不死の肉体を、呪いながら?」
「――任務を果たせば、苦悶をとりのぞいてやる」
「――とか、騙されて?」
「――欝憤を、〈秩序の勢力〉に?」
「――恐るべし、〈混沌の勢力〉っ」
「そのとき~」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「ベクトル惑星の〈興味職人〉の言葉を、思い出す」
「――そうだっ」
「――オレの内には、大きな怒りが煮えているっ」
「……」
「しばらくして」
「――ざっぱぁぁん」
「波打ち際から、元気いっぱい」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿は、走りだしました」
「サイプロン艦隊の旗艦《シャルクヴァ》まで、全速力」
「ふっきれた、良い顔を、しています」

 12月22日、サイプロン艦隊、中継惑星〈潟月〉を発進――

「新たな同志を、加え~」
「行先は、もちろん、サイプロンの中枢惑星タルクィナ」
「およそ2日の、航程です」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
----------------------------------------------------------------------
◆今回のひとこと

 肩こりは、つらいですね。

----------------------------------------------------------------------
d-information ◆ 505 [不定期刊] 2008/04/07
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://dzj.info/ ]