417 [2006/07/31]
Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。
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◆目次
◇ペリー・ローダン近況
◆ペリー・ローダン近況
□ Perry Rhodan-Heft
2345 . Arndt Ellmer / Im Clateaux der Zeiten / 時代のクラトー
2346 . Christian Montillon / Chyndors Weg / チュンドルの道
2347 . Christian Montillon / Die HeiB"e Legion / 灼熱軍団
2348 . Hubert Haensel / Quarter Phillips Sehnsucht / クォーター・フィリップの憧憬
2349 . Hubert Haensel / Wurmloch ins Solsystem / 星系ソルの虫食い穴
2350 . Uwe Anton / Das schreiende Schiff / 叫ぶ船
□ 2345話「時代のクラトー」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2345.html ]
新銀河暦1345年、銀河系――
「〈平和ドライバー〉有志代表、アラスカ・シェーデレーアと〜」
「〈平和ドライバー〉有志代表、カンティランと〜」
「ショハーク種族代表、メンゴ・ソフィクスと〜」
「アルゴリアン種族家長、クルカリェン・ヴァランティルは〜」
「《探求者》――〈平和ドライバー〉所属の、オレオン・カプセル――で〜」
「一路〜」
「天体ウバンクアル――コード番号Gbts/2555620――へ」
「――惑星トラカラト潜入決死作戦で、収集してきた情報だし」
「――きっと、ホンモノの、惑星オアゴニルだよ」
「――?」
「――そんなに簡単に、発見できて良いものかなー?」
天体ウバンクアル=惑星オアゴニル――
「発見できて、しまいました」
「――ここは?」
「――〈アルケティム至聖所〉?」
「〈時代山麓〉がとりまく、2000万年前の超知性体アルケティムの座」
「そびえる塔――基部直径715m、高さ数km――が、雲までとどく」
「アラスカ・シェーデレーアと〜」
「アルゴリアン種族家長、クルカリェン・ヴァランティルは〜」
「〈アルケティム至聖所〉を、調査」
「――塔の本体は、高次次元まで、突き抜けているようだねー」
〈時代のクラトー〉――
「カンティランと〜」
「ショハーク種族代表、メンゴ・ソフィクスは〜」
「周囲を、探索」
「――ここは?」
「――探していた、〈時代のクラトー〉?」
「〈時代山麓〉の南方の、2000万年前の首都の、さらに南岸」
「研究施設、娯楽施設などの、一大複合施設」
「ここでは〜」
「来訪者が〜」
「同種族の〈彫像〉――〈保管〉された時代の証人たち――に、触れると〜」
「〈彫像〉が、個体の記憶を、〈語る〉のです」
「――ここで」
「――〈負の球体〉誕生阻止の、ヒントをっ」
「一行は、合流して、調査です」
「と」
「――ごーっ」
「――!」
「竜巻のようなものが〜」
「一行の侵入を、阻止」
「否」
「――ごーっ」
「――?」
「竜巻のようなものは〜」
「アラスカ・シェーデレーアひとりを、追う」
「3名は〜」
「無事、〈時代のクラトー〉を、調査継続」
「……」
「2000万年前の、一大複合施設〈時代のクラトー〉は〜」
「さすがに、傷んでいました」
「アルゴリアン種族の家長、クルカリェン・ヴァランティル、曰く」
「――プシオン〈電圧〉が、低下してるねー」
「――〈彫像〉群のプシオン成分を、待機電力がわりの、節約モードだねー」
「――〈彫像〉が〈語る〉には、電力不足かねー」
「さて〜」
「アルゴリアン種族家長、クルカリェン・ヴァランティルは〜」
「技術者です」
「急ごしらえの装置で、バイパスすれば〜」
「施設と〈彫像〉群の、電流倍増です」
「――これで、〈彫像〉は、〈語れ〉るねー」
「――電池は、すぐ、尽きるけどねー」
ショハーク種族代表、メンゴ・ソフィクス――
「ショハーク種族は、2000万年前の主流種族」
「同種族の〈彫像〉も、大勢です」
「ご先祖様に、アクセスしてみましょう」
「――?」
「かんばしい成果は、ないようです」
アルゴリアン種族家長、クルカリェン・ヴァランティル――
「アルゴリアン種族は、超知性体アルケティムと関係希薄」
「同種族の〈彫像〉は、さほど見当たりません」
「探して、アクセスしてみましょう」
「――……」
「1体目、無反応」
「――……」
「2体目、無反応」
「――!」
「3体目が、ようやく、〈語って〉くれました」
「――ポテンシャル建築家、フェンデルレン・コスゾンドュルさん?」
「――超知性体アルケティムの依頼で、特殊服を開発?」
「――〈ベクトル・ヘルメット〉製造で、最初の成果?」
「――設計は、ゴルゲライン・ヴァランティル、だった?」
一方、アラスカ・シェーデレーア――
「――ごーっ」
「竜巻のようなものは〜」
「アラスカ・シェーデレーアを、追う」
「――!」
「――ぱっくり」
「呑まれて、しまいました」
「呑まれた先は、異次元」
「――ボクは、番人の〈薄暮のアルパラクスクゾン〉だヨ」
「――キミは……竜巻のようなもの?」
「――錨がわりの〈彫像〉がないと、消滅してしまうんだヨ。助けてヨ」
「――どうして、わたしを追いかけるんだ?」
「――顔が、ぴかぴかして、魅力的だからだヨ」
「――オーケイ。全力をつくそうっ」
「――ぺっ」
「現実界に、吐きだされました」
「で」
「アラスカ・シェーデレーアは〜」
「考えて、ひらめきます」
「竜巻のようなもの〈薄暮のアルパラクスクゾン〉を、連れて〜」
「〈アルケティム至聖所〉の塔を〜」
「登る・のぼる」
「――塔の本体は、高次次元に突き抜けているっ」
「――ごーっ」
「――高次次元なら、キミも存在を維持できる、はずだっ」
「――ごーっ」
「次元柵――キケン、この先・高次次元――を、越えて〜」
「ひとりと竜巻は、高次次元へ」
一方、〈時代のクラトー〉――
「〈平和ドライバー〉有志代表、カンティランと〜」
「ショハーク種族代表、メンゴ・ソフィクスと〜」
「アルゴリアン種族家長、クルカリェン・ヴァランティルは〜」
「〈彫像〉群のあいだを〜」
「巡る・めぐる」
「が」
「やがて〜」
「――がっくり」
「――がっくり」
「施設と〈彫像〉の電池が、尽きはじめたようです」
「アルゴリアン種族の〈彫像〉の、1体目と2体目」
「先刻、黙して〈語ら〉ずだった、〈彫像〉2体も〜」
「――がっくり」
「――がっくり」
「――!」
「〈彫像〉2体は〜」
「〈影を落とさないオベリスク〉に、変貌」
「謎は、解けました」
「――アルゴリアンに化けたサイノス、だったのだねー」
一方、〈アルケティム至聖所〉――
「アラスカ・シェーデレーアは〜」
「高次次元で、方向感覚・喪失」
「完璧に、迷子です」
「が」
「〈薄暮のアルパラクスクゾン〉が、恩返し」
「――ホラ、次元柵の下にいって、とってきたヨ」
「――コレは、なに?」
「〈薄暮のアルパラクスクゾン〉が、届けたのは〜」
「ヘルメットのようなもの」
「かぶってみると〜」
「高次次元でも、方向感覚・回復」
「無事、現実界に、帰ってこられました」
「……」
「アルゴリアン種族の家長、クルカリェン・ヴァランティル、曰く」
「――これは、〈ベクトル・ヘルメット〉だねー」
「――持っていて、欲しいんだよねー」
以下次号。
【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]
◆今回のひとこと
暑さで体調いまひとつ。
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発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org
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