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435 [2006/12/04]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Der Posbi-Krieg ポスビ戦争

2 . Leo Lukas / Stern der Laren / ラール人の星
3 . Cathrin Hartmann / Friedhof der Raumschiffe / 宇宙船の墓場
4 . Harald Evers / Der Milliardenmoerder / 十億殺し
5 . Frank Bo"hmert / Die Psi-Fabrik / プシ工場
6 . Uwe Anton / Die Scho"pfungsmaschine / 創造機械

 書き下ろしポケットブック・シリーズ。月1冊刊行、全6冊の予定。

□ Perry Rhodan-Der Posbi-Krieg 2巻「ラール人の星」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/buecher/heyne/posbi/2.html ]

 新銀河暦1343年、局部銀河群の小銀河アムブリアドル――

「外界と連絡の術もない、閉ざされた小銀河」
「そこに、漂着した〜」
「テラナーの子孫、アルテラナーのアルテラ帝国が〜」
「突然のポスビの攻撃に、存亡の危機」
「そこに、来訪したのが〜」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさん」
「テレポーターにして〈探知者〉スタータック・シュレーダー」
「ナノ・〈アルミニウム園芸家〉――探知・分析用ポスビ、自称・芸術家」
「ドローヴァー――戦闘用ポスビ、名前の意味は〈家畜商〉」
「マウアブルム――マットのウィリー、名前の意味は〈壁の花〉」
「計6名」

 ペリー・ローダンの作戦――

「――とにかく、ポスビが生命体を襲いはじめた理由を、知らねば」
「――ポスビ本拠に、潜入だ」
「先日の戦闘で確保した、フラグメント船《BOX−1122−UM》」
「1辺2kmの船体は、駆動機関・大破」
「プラズマ司令・破損、船員ポスビなし、ウィリー不在、という」
「それゆえ、ようやく自爆だけは免れた、というシロモノ」
「――修理して、ポスビ本拠に、潜入だ」
「ところが」
「――え? アルテラ帝国には、ポスビ技術者がいない?」
「――連れのポスビ2名は……え? 特殊な技術は、わからない?」
「落胆するローダンの前に、ひとつの希望が」
「――ラール人のトロヴェント帝国なら、戦前、ポスビと交流があった?」
「――それだっ」
「……」
「アルテラ帝国防衛大臣、ラエルテス・ミチョウは〜」
「――伝説のペリー・ローダンを、うまく政治の道具に利用できれば」
「という、権力志向のヒト」
「伝説のペリー・ローダンは〜」
「口先の技術には、自信があります」
「――わたしが、アルテラ帝国のため、危険な作戦におもむこう」
「――連れのポスビ2名に、惑星カントン解放を手伝わせもしよう」
「――すべては、キミの人徳のなせるわざ」
「――もちろん、この作戦に同意してくれるであろう?」

 星系アルテラ近傍宙域、〈歓喜エイ〉――

「〈歓喜エイ〉は〜」
「宇宙空間を浮遊する、土着の巨大生物」
「どのくらい、巨大かと、いうと〜」
「腹腔に〜」
「アルテラ人が、大人の歓楽街を建設できるほど」
「歓楽街の一角に、風呂屋が1軒」
「風呂屋のヒゲ親父、キュール・チン――体重170kg――こそ〜」
「かつては、ラール人の手先」
「と、みせかけて、ラール人をスパイしていた、凄腕の二重スパイ」
「――ヴェルドゥト・クルズという、ラール人技術者が、おってのー」
「――ポスビ技術の、第一人者ではねーかと」

 ペリー・ローダンの作戦――

「――ならば、ラール人のトロヴェント帝国へ、おもむかねば」
「作戦遂行の同意は、得たものの〜」
「アルテラ帝国正規軍から、正式支援は望めない」
「確保した、試作船《ミンザオ》に〜」
「かきあつめた、冒険好きな民間人が、乗組員」
「いざ、トロヴェント帝国の首星カリゴへ、発進」
「……」
「もちろん〜」
「優秀な、トロヴェント帝国防衛艦隊は〜」
「不審船《ミンザオ》を、捕捉・発砲」
「が」
「口先の技術には、自信があります」
「――わたしは、銀河系の第一ヘトランだっ」
「――ヘトソンの告知者の命をうけて、来たのだっ」
「優秀な、トロヴェント帝国防衛艦隊も〜」
「躊躇うことは、あるのです」
「《ミンザオ》は、大破した、ものの〜」
「離脱した司令球体は、首星カリゴに、不時着成功」
「――いざ、トロヴェント帝国首脳と、折衝を」
「と」
「そのとき」
「――どどーん」
「――ばばーん」
「宙港を覆う、砲火」
「――クーデター?」
「トロヴェント第9艦隊司令官カト・グレールが、現政権に反旗を翻した」
「とかいう瞬間、なのでした」

 アルテラナー、タムラ・カントゥ――

「タムラ・カントゥは〜」
「ラール人のトロヴェント帝国に、暮らす〜」
「アルテラナー8400名の、ひとり」
「薄幸の少女、タムラ・カントゥは〜」
「18年前=4歳のとき〜」
「ラール人が拉致したアルテラ帝国船の、乗客でした」
「ラール人は、捕虜に制御チップを移殖」
「下僕にして、情報源として活用です」
「ラール人は、幼い子供を隔離・洗脳です」
「下僕にして、将来はスパイとして活用です」
「……」
「やがて〜」
「長じて、タムラ・カントゥは〜」
「ミトラデ・パルク――デコンボル区の区長の娘――の侍女に、なりました」
「――タムラ……障子の桟が、汚れていてよ」
「――申し訳ございません、お嬢さま」
「懸命に、お仕えしていた」
「のですが」
「――タムラ……汚いアルテラナーと口をきいては、イケナくてよ」
「――でも……このヒト、わたしのパパなんですっ」
「お嬢さまに、つい反駁」
「恥をかかせて、しまいました」
「タムラの父は、ハイパー水晶鉱山送り」
「過労で、死んでしまったとか」
「悲嘆にくれる侍女、タムラ・カントゥを〜」
「可愛いスロッペレ――お屋敷のペット」
「植物生命体執事ボッフェーン――お屋敷で年季奉公」
「ふたりが、慰めるのでした」
「……」
「やがて〜」
「さらに長じて、タムラ・カントゥは〜」
「こんな、アルテラナーの若者と、出会います」
「――ボクは、ウィルバー・ドニング」
「――抵抗運動〈道教〉の、一員だ」
「――後援してくれる、ラール人もいる」
「――もらった、グライダーで〜」
「――首都のシンボル・タワー〈ラール人の星〉にっ」
「タムラ・カントゥは、一瞬、青くなりました」
「――〈ラール人のばーか〉って、横断幕をっ」
「とりあえず、一安心」
「が」
「運命は、非情です」
「――待って……そのグライダーには、爆弾がっ」
「知らせようとした、タムラ・カントゥは、制御チップでフリーズ」
「抵抗運動〈道教〉のウィルバー・ドニングは、ばーん」
「……」
「それでも〜」
「時代は、動きはじめていました」
「首都タワー〈ラール人の星〉襲撃事件を、契機に〜」
「トロヴェント第9艦隊司令官カト・グレールが、現政権を批判して、蜂起」
「政府機関を、次々占拠」
「とはいえ〜」
「第一ヘトランが篭城する、政庁〈ヘトラナート〉は、防備鉄壁」
「なかなか、手出しができずに、いるのでした」

 ペリー・ローダンの作戦――

「――とにかく、戦略的撤退だ」
「クーデターの、渦中〜」
「連行される、《ミンザオ》乗員400名の中から〜」
「スタータック・シュレーダーのテレポートで〜」
「わずかな手勢とともに逃走した、ローダン」
「一方」
「――とにかく、なにかしなくちゃ」
「クーデターの、渦中〜」
「呆然自失の侍女、タムラ・カントゥを、救ったのは〜」
「可愛いスロッペレ――微弱な超能力で、タムラをローダン一行のもとへ」
「植物生命体執事ボッフェーン――繊細な指先で、タムラの制御チップを除去」
「タムラ・カントゥは〜」
「諸般の事情を、伝説のペリー・ローダンに、物語るのでした」
「……」
「諸般の事情が、明らかになれば〜」
「クーデター指揮官と共闘するのは、ローダンの常套手段」
「トロヴェント第9艦隊司令官カト・グレールと、早速対面」
「――わたしには、政庁〈ヘトラナート〉に潜入する、秘策があるっ」
「――フェロン式転送機――ラール人がアルテラ人から奪取――を細工して〜」
「――ほら、このとおり」
「口先の技術には、自信があります」
「ローダンが細工した転送機の、裏では〜」
「テレポーター、スタータック・シュレーダーが〜」
「なにやら懸命に、働いているのでした」
「……」
「かくして〜」
「時代は、動きました」
「トロヴェント第9艦隊司令官カト・グレールは、現政権を打倒」
「めでたく、第一ヘトランに就任」

 同じ頃、アルテラナー、タムラ・カントゥ――

「タムラ・カントゥは〜」
「可愛いスロッペレと〜」
「植物生命体執事ボッフェーンと〜」
「テレポーター、スタータック・シュレーダーと、共に〜」
「ラール人のトロヴェント帝国に、暮らす〜」
「アルテラナー8400名を〜」
「――老朽トロヴェント船《オルトン・タフ》へっ」
「政庁〈ヘトラナート〉のクーデター決着を、陽動作戦がわり」
「――さあ、発進よっ」
「――!」
「が」
「老朽トロヴェント船《オルトン・タフ》には〜」
「ひとりの追っ手が、潜入していたのです」
「――タムラ……逃亡は、許さなくてよ」
「ミトラデ・パルクお嬢さま、でした」
「タムラは、銃を凝らします」
「でも、引金が引けません」
「そのとき〜」
「可愛いスロッペレが、超能力発揮」
「――ばーん」
「ミトラデ・パルクお嬢さま VS スロッペレ」
「相討ち」
「――さあ……発進よっ」
「――ごごごっ」
「老朽トロヴェント船《オルトン・タフ》は〜」
「無事、避難先の惑星ゴルトンガへ」

 ペリー・ローダンの作戦――

「――とにかく、クーデターの黒幕と、会談せねば」
「――すべては、ヒュプトン人の、やり口だし」
「もと〈公会議〉戦闘種族ラール人が漂着した〜」
「この、アムブリアドル銀河へ〜」
「もと〈公会議〉心理戦種族ヒュプトン人も〜」
「わずかながら、漂着していたのです」
「秘密基地グロシール砦で〜」
「ローダンは、ヒュプトン人の長と、会談」
「――クーデターの、目的は〜」
「――政庁〈ヘトラナート〉地下に、篭城した〜」
「――ヒュプトン人保守派の排除、でした」
「――そのために〜」
「――クーデター司令官カト・グレールを、操り〜」
「――クーデター司令官カト・グレールは〜」
「――アルテラ人抵抗運動〈道教〉を、後援したのです」
「ヒュプトン人改革派の、目的とは?」
「――ポスビがアルテラ人を絶滅、させたら〜」
「――次は、もと〈公会議〉種族、なのです」
「――早く手を打たないと、なのです」
「となれば、あとはローダンの独壇場」
「口先の技術には、自信があるのでした」

 新銀河暦1343年8月――

「アルテラ帝国の造船惑星フォート・ブロッサムに〜」
「ラール人ヴェルドゥト・クルズ――ポスビ技術の第一人者――が、到着」
「作戦は、次の段階へ」

□ Perry Rhodan-Heft

2363 . Horst Hoffmann / Atem der Finsternis / 闇の息吹
2364 . Christian Montillon / Unternehmen KombiTrans / コンビトランス計画
2365 . Christian Montillon / Die Drokarnam-Spha"re / ドロカルナム球体
2366 . Arndt Ellmer / Unter dem Kristallgitter / 結晶格子の下
2367 . Arndt Ellmer / Rekruten des Chaos / 混沌の兵士狩り

□ 2363話「闇の息吹」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2363.html ]

 新銀河暦1345年9月11日、銀河系ハヨク星団――

「執務城《クルルト》が〜」
「ハヨク星団に、到着しました」
「……」
「執務城《クルルト》は〜」
「目下、銀河系を占領中の、〈混沌の勢力〉の〜」
「終末戦隊〈反逆者〉の、司令部」
「指揮をとる、〈進歩維持者〉ビトヴェルトのアンタクルさまの、座」
「ありがち、ですが〜」
「権謀術策・陰謀の巣」

 9月13日、銀河系ハヨク星団、執務城《クルルト》――

「アルグリム・グンは〜」
「〈反逆者〉事務職種族エフレミ――トカゲのような――の、ひとり」
「執務城《クルルト》で〜」
「〈進歩維持者〉さまの、お側仕え」
「ありがち、ですが〜」
「反体制勢力の陰謀に、利用されていたり」
「で」
「反体制勢力の、強力な動機づけのもと〜」
「〈進歩維持者〉ビトヴェルトのアンタクルさまの、周囲で〜」
「ときどき、ぶるぶる〜」
「バラ撒いたナノマシン、すでに、累積2kg超」
「紫外線があたると〜」
「いろいろな結晶構造を破壊する、というシロモノ」
「〈進歩維持者〉ビトヴェルトのアンタクルさまは〜」
「結晶生命体!」
「そして〜」
「到来した、本日はXデイ」
「――紫外線照射っ」
「――!」
「が」
「〈進歩維持者〉ビトヴェルトのアンタクルさまは〜」
「なんと、ご無事」
「参謀・双頭生物ダンティレンは、鼻高々」
「――この〈進歩維持者〉ビトヴェルトのアンタクルさまは、ニセモノだっ」
「――このオレが、事前に陰謀を察知っ」
「――このオレが、ホンモノを暫時テレポートで隣室に避難させたのだっ」
「参謀・双頭生物ダンティレンは、さらに鼻高々」
「――工作員アルグリム・グンは、〈暗黒区〉の謀反人の影響下にあるっ」
「――このオレが、〈暗黒捜査官〉の一派の謀反を、暴いたのだっ」
「……」
「かくして〜」
「〈進歩維持者〉ビトヴェルトのアンタクルさまは〜」
「忠誠を誓う〈暗黒捜査官〉部隊を、ともない〜」
「執務城《クルルト》の〈暗黒区〉を、手入れ」
「〈暗黒捜査官〉VS〈暗黒捜査官〉」
「激突する、暗黒と暗黒」
「波及した〈暗黒効果〉は、ハヨク星団の一角を、覆い〜」
「93分間、探知も、視界も、通信も、まっくら」
「壮絶な闘いの、すえ〜」
「反体制勢力側〈暗黒捜査官〉は、壊滅です」

 占領下の惑星ハヨク――

「ペレラ病院院長は〜」
「すでに、心に決めていました」
「――病院と医師と患者で、惑星ハヨクを、脱出したいのです」
「――裏庭の《健康7号》を、修理して、脱出したいのです」
「フエルトン人、イーサン・エンドーザは〜」
「ペレラ病院に、転がりこんだ、ただの泥棒」
「――そんな眼で見るな、医者……」
「――そんな眼で見るな、患者……」
「――そんな……」
「――生まれてはじめて他人に頼られたって、嬉しくなんかないぞっ」
「かくして、病院裏庭の《健康7号》は、準備万端」
「そこへ」
「突如、周囲を覆う、暗黒」
「93分間、探知も、視界も、通信も、まっくら」
「泥棒は、暗いところで、忍び足――が、稼業です」
「――チャンスだっ」
「《健康7号》は、敵陣をすりぬけ〜」
「無事、恒星ハヨクのコロナに、隠れるのでした」

 自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブル――

「アルコン帝国皇帝ボスティク1世と〜」
「ハヨク星団奇襲計画、準備中」
「――皇帝陛下っ」
「――改良ヴリトラ砲、装備完了ですっ」
「――ヴリトラ砲装備の32隻と、2500隻の艦隊で、電撃作戦ですっ」
「アルコン帝国皇帝ボスティク1世に、異論のあろう、はずもなし」
「――全艦、出撃っ」
「……」
「かくして〜」
「自由テラナー連盟・アルコン帝国連合艦隊は〜」
「ハヨク星団を封鎖する〈反逆者〉艦隊を、奇襲」
「電撃突撃」
「改良ヴリトラ砲は、威力・発揮」
「――どどーん」
「――ばばーん」
「〈反逆タンク〉1ダース以上を、撃破」
「わずか、1ダース」
「されど、1ダース」
「しかも、自軍に、被害は皆無」
「自由テラナー連盟・アルコン帝国連合艦隊は〜」
「電撃離脱」
「凱歌を、あげてみたり」

 恒星ハヨクのコロナ内、《健康7号》――

「突如、周囲は戦場に」
「――どどーん」
「――ばばーん」
「泥棒は、騒ぎに乗じて、忍び足――が、稼業です」
「――チャンスだっ」
「《健康7号》は、敵陣をすりぬけ〜」
「無事、近隣星系コルフ・惑星コルフィリア方面に、逃れるのでした」

 執務城《クルルト》中枢部――

「〈進歩維持者〉ビトヴェルトのアンタクルさまは〜」
「――本件の功績を讃え、ダンティレンに、双頭大佐の称号をあたえるっ」
「――〈暗黒捜査官〉謀反の件は、コルトロクさまに、報告じゃっ」
「……」
「〈カオプレッサー〉コルトロクさまは〜」
「ネガティブな超知性体」
「このたびの局部銀河群の作戦の、総指揮をとるお方です」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
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・他、関連サイトはこちらを参照
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◆今回のひとこと

 次回、舞台は、球状星団ケンタウルス座オメガへ。


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