[R7] AD3430-3438 | 0400-0499

Die Cappins カピン

三大星間帝国

 時間警察との戦いで疲弊した太陽系帝国から植民星系が独立し、ダブリファ帝国、カルスアル同盟、中央銀河ユニオンの3つの大星間帝国が成立。プロスペクター、宙賊など、いくつもの勢力が太陽系帝国の統治の外で自立して活動する。
 3430年11月、三大星間帝国の連合艦隊のソル系進攻とローリン計画の実施。ローリン計画:アンティテンポラル干満フィールドによりソル系を相対的未来に待避。惑星オリンプとソル系をむすぶ転送機街道により、経済活動は継続。3434年、アンティテンポラル干満フィールドの解除に先立ち、太陽系帝国はダブリファ帝国に革命を演出。ダブリファ帝国はノルモン連邦として再編成される。
 太陽系帝国はカピンのタケル人と交戦。3438年、カピンとの決戦の結果、冥王星は破壊される。


遺伝子危機 / リバルト・コレッロ

 コレッロは、遺伝子危機で暴走したキタイ・イシバシとアンティのジェヴォレニー・タツトゥンの息子。父親から肥大した脳を受け継ぐ強力な超能力者。細胞活性装置携行者。
 第一次遺伝子危機:2907年、ミュータント部隊の8人の脳が異常な発達をはじめる。
 第二次遺伝子危機:2909年、8人はテラナー支配を計画して暴走。病院脱走の直後に毒殺。カルスアル同盟とダブリファ帝国の統治者などが細胞活性装置を入手。秘密情報局長官マーカントの死とミュータント部隊の崩壊。
 3430年、アンティの思考制御にもとづく太陽系帝国攻撃と憎悪からの解放。新ミュータント部隊の一員。3587年、〈それ〉に融合。[R15]


カピン

 グルエルフィン銀河のヒューマノイド種族。ガンヤス人を祖とし各種族に分化した。五次元と六次元のあいだのダッカル・ゾーンの事象を操作する才能と技術をもつ。ダッカル駆動:銀河間航行機関。ダッカルカム:銀河間通信装置。ペドトランスファー:カピン人固有の才能と技術の連携により肉体または意識による遠距離転移が可能。カピンは他の生命体に意識を憑依させることができる。ペドパイラー:ペドトランスファーのための技術施設。
 20万年前、カピンのタケル人は、テラ(カピン名:ロトロン)に原テラナーを素材とする遺伝子実験施設を、ソルの彩層にペドパイラー〈太陽の衛星〉を設置。タケル人の勢力伸長をおそれ、テラでの犯罪的行為に対処するため、ガンヤス人の指導者ガンヨのオヴァロンは、グルエルフィン銀河の惑星アライヴァヌムの〈原母〉、銀河系の惑星テクマの〈都市〉などを設置。テラに潜入し、消息をたつ。以後、タケル人はグルエルフィン銀河を支配。ガンヤス人はモルシャズタス小銀河とともに超空間に待避。20万年後のガンヨ帰還の伝説の流布とガンヨ教団の成立。テラでは、5万年前まで、遺伝子実験の産物プレビオが原テラナーを脅かす。プレビオ:ケンタウロス、キュクロプス、アルガザト、偽ネアンデルタール人。
 3117年、バルトン・ヴィットは惑星テクマの〈都市〉を発見。3428年、カピンのテスターレが転送中のアラスカ・シェーデレーアに接触し顔面に融合。3430年10月、倒壊するトンガ海溝のカピン施設に呼応し、〈太陽の衛星〉の自動装置によりソルは肥大化を開始。相対的未来のソル系に出現したカピン時間実験者たちは、ソル肥大化を阻止できずに〈太陽の衛星〉により排除される。3433年、ローダンはゼロ時間デフォルメーターで20万年前におもむき、連れ帰ったオヴァロンの協力で〈太陽の衛星〉を破壊。タケル人の銀河系侵攻開始。
 3437年12月、ダッカル駆動装備の航宙母艦《マルコ・ポーロ》でローダンとオヴァロンはグルエルフィン銀河に到着。モルシャズタス小銀河の惑星アライヴァヌムで、権力掌握のために〈原母〉を利用しようとするガンヨ教団を下したオヴァロンは、ガンヤス艦隊をひきいてタケル人の首星タケラと銀河系侵攻のための大型ペドパイラーを破壊。3438年、〈原母〉のロボット艦隊を奪取したタケル人ヴァスカロのテラ進攻。ソル系で〈原母〉自身のロボット艦隊とヴァスカロ艦隊は冥王星とともに自滅する。
 細胞活性装置を譲与されたオヴァロンはグルエルフィン銀河を統治する。
 3580年、細胞活性装置故障によるオヴァロンの死。[R12] 以後、宇宙航行を規制するガンヨ教団がグルエルフィン銀河を支配し、文明は衰退。一方で、高度技術を維持する遺伝同盟などの暗躍。新銀河暦408年、精神体オヴァロンの警告により、〈永遠の戦士〉と戦うグルエルフィン同盟が成立する。[R18]


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