[R12] AD3580-3583 | 0700-0799

Aphilie アフィリー

銀河系 / ヘトス支配

 レティクロンにつづき、〈銀河系第一ヘトラン〉超重族ミュータント、マイルパンサーが、ホトレノル・タークのもと、銀河系を支配する。
 アトランとティフラーの〈新アインシュタイン帝国〉はゲリラ戦を継続。3580年12月、アトランの尽力で対ヘトス共同戦線〈銀河種族尊厳連合(GAVO”K)〉発足。
 3581年、《ソル》で帰還したローダンは、ヘトス種族ケロスカーの協力をあおぎ、時間をかけて銀河系を解放する80年計画を提唱。武力闘争を主張するアトランと対立する。対立の結果、ふたりは銀河系種族が自分たちの助力を必要としていない現実を悟り、ともに《ソル》でテラ帰還の可能性をもとめて旅立つ。ティフラーの〈新アインシュタイン帝国〉とGAVO”Kは、80年計画にもとづく銀河系解放の戦いをすすめる。


アフィリー

 〈感情=愛の喪失〉の意。恒星メダリオンの高次元放射に起因するテラナー意識の変質。アフィリカー:アフィリー効果の犠牲者。アフィリカー自身は、アフィリーを「感情からの解放」、アフィリカーを「純粋理性の存在」ととらえる。テラ政府は〈渦流〉の惑星オヴァロンなどに若干名の避難を開始。
 3540年、アフィリー化したブル率いる〈純粋理性の息子たち〉の革命。アフィリカー政府は、細胞活性装置所持者をふくむ免疫者を故郷銀河探索用に建造された《ソル》で追放。ローダン指揮下、《ソル》は銀河系に。ロワは先天的免疫者保護のためテラに潜伏し、ボルネオ島に本拠をおく地下組織〈良き隣人たちの組織〉を結成。3580年、ブルの快復。アフィリカー政府はトレフォル・カサルが継ぐ。
 3581年、メダリオン系は〈喉〉に落下。アフィリカー政府の軌道修正は、〈それ〉により妨害。〈良き隣人たちの組織〉は、南太平洋のレムール要塞ポルター・パトの戦艦でテラを脱出。メダリオン系非物質化の瞬間、〈それ〉は200億のアフィリカーを精神集合体の内に吸収する。
 コンセプト:1肉体=複数意識の存在。3582年、〈それ〉は共存を拒むアフィリカー意識を、コンセプトとして分離。一部を伝令に用いた。3584年、数十億のコンセプトが、惑星エデンII建設に従事。のちに、アフィリーを脱した意識は、再度〈それ〉に吸収。[R13] 新銀河暦1218年、〈それ〉は200億のコンセプトを、〈完成のプラン〉にもとづき、アレズム宇宙の〈死のゾーン〉に配置した。[R25]


ヘトス

 別称、公会議。次元トンネル網により成立した7知性種族の同盟。次元トンネル:ブラックホール間の超空間回廊。ヘトスは、ダッカル次元泡〈鞭〉のブラックホール〈ビロードの目〉を軸に、通常空間のブラックホールをつなぐ18の次元トンネルを制御していた。  コルトン人:数十万年前に繁栄。やがて、精神体化し通常宇宙から姿を消した知性種族。以後、ツグマーコン人12名〈闇のスペシャリスト〉が、コルトン人の次元トンネル操作法を伝承。ツグマーコン人:コルトン人が、グロヨッコ銀河崩壊から救助、〈鞭〉に移住させた知性種族。BC7000年頃、ヘトスを創設。ラール人:NGC3190銀河の知性種族。フォームエネルギー製のSVE(構造可変エネルギー)艦隊を駆るヘトスの軍事種族。マスティベクス:SVE艦隊のエネルギー供給を担当。ヒュプトンス:クマシープツァン銀河の知性種族。制圧銀河の統治を担当。グライコ人:温和な知性種族。ヘトスの平和的意図を喧伝する。ケロスカー:バラインダガール銀河の知性種族。数学者種族。戦略を担当。
 ヘトスはツグマーコン人のもと、次元トンネル網がむすぶ銀河の外にも拡大を志向。3459年、銀河系を制圧。[R11]
 3578年、バラインダガール銀河に停泊中の《ソル》を、ケロスカーが抑留。《ソル・セル2》のみ脱出に成功する。拘束された《ソル》は、ケロスカーのブラックホール制御装置を破壊。収縮崩壊するバラインダガール銀河から、ケロスカー難民を乗せ、次元トンネルから〈鞭〉に脱出。
 ローダンは、ツグマーコン人支配層と意見を異にする〈闇のスペシャリスト〉と同盟。18の次元トンネルを閉鎖。《ソル》は、クマシープツァン銀河を経由し、3581年、銀河系へ。《ソル》のケロスカーは、80年計画を実行する。
 80年計画:ラール人、マスティベクス、ヒュプトンスからなる占領部隊の撤退を、ケロスカーが平和裏に誘導する長期計画。3584年、マスティベクス撤退後、ラール人艦隊も、ブラックホール化させた恒星アルキュル・ベータから〈次元トンネル〉に撤退。[R13]
 《ソル》のケロスカー難民は〈テルムの女帝〉のもとに故郷をみいだす。[R13]のちに、ツグマーコン人は、数百年をかけて〈鞭〉脱出を計画。〈鞭〉脱出船団を捕捉したヒュプトンスは、ツグマーコン人の幼体を同盟者リグリド人として育成。ヒュプトン人とリグリド人からなる〈新公会議〉は、3820年前後、マナム・トゥル銀河に侵攻。アトランはこれを阻止した。[A5]


テラ / 探索

 3581年、メダリオン系はバルディオク版図の一銀河ガヌールに再実体化。アラスカはカリブソの助力で〈時の泉〉をぬけテラに到達し、生存者数名とテラ・パトロールを結成する。3582年4月、テラに〈バルディオクの具象化〉クレルマク麾下の補助種族フルコース艦隊が偵察に飛来。テラは、設置された〈小皇帝〉の影響下におかれ、アラスカたちはゴシュモ・キャッスルに撤退を余儀なくされる。
 3582年、《ソル》は〈渦流〉の惑星オヴァロンで、ロワ、ブルらを収容。〈喉〉をぬけ、〈テルムの女帝〉版図の一銀河ド・モルフォンに再実体化。〈バルディオクの具象化〉フェルノク麾下の補助種族フルコース艦隊の侵攻をうけるド・モルフォン銀河で、〈テルムの女帝〉の補助種族トバルクスとフェイエルダラ−と接触。〈バルディオク〉勢力下のコンプ《モジュール》回収の功により、3583年4月、〈テルムの女帝〉との謁見を許される。


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