
1988/7/15 r.psytoh / 西塔玲二
- 監修 / y.wakabayashi
PERRY RHODAN Nr.1251 - 1299
NGZ429-430年
銀河系、深淵の地、そして力の球形体エスタルトゥで
序章 クロノフォシル / Die
Chronofossilen
I ヴィーロノート / Vironauten
II 永遠の戦士 / Die Ewigen Krieger
III ゴリム / Gorims
IV 道の終わり / Ende der Wege
終章 網を歩む者たち / Die
Ga"nger des Netzes
たとえば、こんな話をしておけば、わかってもらえるだろうか。
まず……
日本最初のローダンファンダムから15年。ソーラーフリート、ミレニアム・ソル、ま、いろいろあった。ワープロ破産の無職人、翻訳馬鹿、異常、正常、呑んべぇから学名オタクモドキまで、変なのにはことかかない。伝説もいっぱい。「まるペ、まるペ」と熱烈に敬遠された時代もあった。
その歴史で一度だけ、ひとりの男が翻訳、イラスト、ひとりよがりの出版活動で有名になったことがある。それなりの態度に、それなりの翻訳、それなりの絵を描くときが無常の幸せという、御多聞にもれず変なやつだった。
人々はわけわからんと思いながら考えた。『歌って踊れる翻訳家』とかおだてて利用しようか(残念ながらかれは踊れなかった)あるいは『鎌倉のろーじん』とか言って(かれは鎌倉に住んでいる)隠居させてしまおうか。はては会長に祭りあげて、責任をひっかぶせようか……。
鎌倉のろーじんの名は y.wakabayashi
といい、けっきょく、会長就任はことわって
rlmdi をつくった。
そして、また……
筑波学園都市にもまるペはいる。住んでいるのは、だいたい普通の大学生ばかりだが。
大学生……マージャン破産の貧乏人、パチンコ馬鹿、真面目、ふまじめ、呑んべぇから学名コスモホシマル(太古『つくば』を支配したこともある秩序の力)まで、ま、あまりローファンと大差ない。日頃から「無職で甲斐性なしの田舎もん」といじめられている。
娯楽と堕落が背中あわせの学生生活。毎日ひとつは遊んでいないと生きていけない。さて、そんな中でただ一度だけ、ひとりの男が24時間のうちにパチンコ、麻雀、ついでにローダンの翻訳までこなすことができたという。(でも、レポートは落としたらしい)
この男は『三頭殺し』と勝手に名乗るようになった。おいおいおい……筑波の住人はあきれるあまり、かれを早々に追い出そうとはかった。
三頭殺しの名は西塔といった。
かれは卒業はしないで、rlmdi にはいった。
それで……
たとえば、こんなふうに、話をはじめよう……
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本文中、『』部は Perry Rhodan-Heft の当該箇所および関連書籍を引用しています
WEG NACH ESTARTU / エスタルトゥへの道